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大久保 新 大久保 新(アラタ)の「日々アラタなり」

新築マンションの内覧会に立会い検査を行うプロフェッショナル
技術の高さと人間力は折り紙つき。
依頼者の中には彼の熱狂的な信者も・・・。
1968.4.10生まれ さる年 A型 おひつじ座

大久保新の紹介はこちら 不動産の達人サービスはこちら
※感想・激励などお待ちしております!! ohkubo@sakurajimusyo.com
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 HOME所員の不定期日記大久保 新(アラタ)の 「日々アラタなり」

2002.10.30

ジャイアンツ優勝!
やったね若大将!
正直、原采配がここまで当たるとは思わなかった。

便乗セールもあちこちでやる事でしょう。
しかし、便乗と言いつつも、とってもいい事ですね(^^)
11月4日に銀座で優勝パレードをするそうですが、
何時に銀座のどこでやるのか知りません。
知ってる方がいたら教えてくださーい。

「しょうがねぇなぁ、教えてやるよ」という、やさしい方は(^^)
こちらまで→ ohkubo@sakurajimusyo.com 

よろしくお願いしますm(_"_)m
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2002.10.29

わぁぁぁ〜洗濯機がぁぁぁ・・・壊れた...。

ダマシ、ダマシ使っていたけど、とうとう止まってしまった。
しょうがないので、近所の家電量販店へ。
「う〜ん、いい物は高いねぇ」と、かみさんと話しながら
現品処分品をシブシブ購入(^^;)
次は電子レンジか?それともテレビか?


2002.10.26

今日は横浜中華街の近くに行ってきました。

今日伺った所は、香港のデザイナーがデザインしたようで、
幾分変わっていますが、設備や使い勝手に変なところは無く、
物件自体は良かったのですが...。

見た目で分かるほど、床が傾いていたり壁紙が手垢で汚れてるなど、
見ればすぐわかる程度の事も、事前に修繕されていない。
一通り調べ終えて1階の受付で、この事を施工業者の方に伝えて
一緒にまた上へ上がった。

そこで「あなたの会社では、どの位までなら許容範囲なんですか?」
と、傾いている床の前で聞いてみた。
当然レーザーがあるので、数字的には傾きがどの位なのか分かっているが、
あえて、それを告げずに聞いてみた。
「う〜ん・・・」床を見つめながら「う〜ん・・・」「・・・」「・・・」
なんとも返事が返ってこない。どう答えて良いのか考えているようだ。

施工業者の方も「これには参った」とばかり、かなり恐縮(萎縮)?
していたので、なんだかイジメているような気分になったが、
ここで即答出来ないのは、いかがなものか。
結局、依頼者の方も私も焦れて、こちらから切り出した。

施工業者の方に「出来たので見に来てくださいというには、
もう少し社内検査を徹底した方がいいと思う」という事と
「お客さんをもっと大切にしてください」という事、それから
「その他の部分は難しい施工も奇麗に出来ていて
とっても良かっただけに本当にもったいない」という事などを話した。

最後には、気持ちよく直してくれるという
お話をもらったので安心したが...。

依頼者の方は言っていた。
「間違えは誰にでもあるのだから、素直に認めて欲しい。
それがあれば許せる事もある」と。

確かに、その気持ちが無いからお客さんは不安に思うのです。
保身ばかり考えていては、ダメですね。
これは施工業者の方だけではなく、売主さんも販売の方も同様ですね。
最初からちゃんとやっていれば、こんな事は無いんですが...。

その後、普段はあまり時間が無いのでお昼をご一緒できないが、
今日は時間があったので依頼者の方と一緒に目の前の中華街へ。
結局、お腹いっぱいご馳走になってしまいました(^^;)
「Wさん今日はありがとう御座いました。ご馳走様でした」
「おいしかったぁ(^^)」


2002.10.25

今のマンションは、プランから設計・工程管理・施工方法・部材・道具など、
いろんな所が変わっているし、あらゆる面でよく出来ている。
こんな風に言うと「じゃぁ調べなくったって大丈夫じゃん」なんて思うかもしれない。

確かに月日も経てば、いろいろ変わっていると思うが、
その中で変わっていない所、いや、変われない所もある。
それは、人間が考え人間が造っているという所。

どんなに部材の精度が上がっても、どんなにいい工具が出来ても
それを使うのは人間で、どんなに工法や現場の進め方がシステマチックになっても
最終的には、人間が管理し、人間が造る。これは変わらない。
という事は、ミスも悪意もあるという事。

ミスは誰にでもあるし改善の余地があるけど、悪意は最悪です。
見る人が見れば、ミスなのか悪意なのか分かるんだから
くれぐれも、ごまかさないようにお願いします。
クドイようですが分かるんですから...。


2002.10.24

今日は、妻と東京国際フォーラムのホールAに
『アンドレ・リュウ with ヨハンシュトラウス オーケストラ』の演奏を
「見に」行ってきました。
私はオーケストラというものの演奏を何度かしか聴いたことが無いので
よく知らないのですが、そんな私でもこの演奏は楽しめました。
変な言い方だけど、「オーケストラなのに面白い!」
オーケストラなのに笑って騒いで踊る。
アンドレ・リュウのMCも面白い。
ちょっと日本人には照れが入っているのか、私達も含め踊る人は少なかったが、
普通のオーケストラのように演奏に聞き浸るようなものではなく
「さぁ皆さんもご一緒に」って感じで、会場との一体感がありとっても親しみやすい。
演奏中に咳を我慢していて、終わった途端にたくさんの人が咳き込む
なんて事はありません(笑)

それどころか、みなさん一緒に歌ったり(謎)演奏に合わせ口ずさんだりしていました。
その他いろんな演出も...。
楽器の生音はスピーカーの音に消されてしまいますが、
こういうオーケストラもありだと思います。
残りは25、26、27日の3日間あって、あまり書くと怒られそうなのでこの辺でやめときますが、
これはこれで面白いですよー。
ただ、通訳の人が「かみかみ」だった(笑)


2002.10.23

全てのマンションというわけではないが...

私がまだ社会に出たばかりの頃、その当時の建築現場は、
現在の状況では考えられないほどひどい状態だった。
今では考えられない話だが、現場監督までもがヘルメットもかぶらず
くわえタバコで現場を歩き回っている事もあった。
もちろんタバコはその場にポイ捨て。
当時のマンションは、こんなノリで施工されていた所もあった。

そんな風に作られていたマンションが、年月を経てリフォームの手が入り、
大規模なリフォームをしてみると、躯体の中に年代物の空き缶やら
タバコの吸殻やら、その当時のいろいろな物が入っていてビックリする事がある。
新聞が出てきたりすると思わず読んでしまう事も(笑)
中古物件の購入を検討している方は、気を付けてくださいね。


2002.10.22

今までいろんな物件を見てきたが、
どんなに奇麗に見えている内装でも結構いいかげん。
といっても、これは住宅ではなく「店舗」の話。
買い物や食事に行ったとき、天井や壁や床の仕上がりを、
まじまじと見たことがあるだろうか。ほとんどの人が「NO」だと思う。
どんなに見栄えが良くても、それは全体的にまとまっているだけで、
ほとんどの店がよーく見ると、仕上がりがけっこう雑だったりする。
中にはとっても良く出来たお店もあるが、それはほんの一握り。
人の動線を全く無視した物や、どう考えてもおかしな仕様。
明らかに手抜きをしている所などなど...。
住宅だけでなく、お店を作るときにも気を付けましょう。
実際に良く見てみると分かります。


2002.10.21

日記を書き始めて早4ヶ月以上が経ちました。
昨日の交流会でもそうだったんですが「日記を見ました」とか
「読んでます」とか言われると、内心とっても恥ずかしいんです(笑)

それでも、嬉しいほうが先にたって、恥ずかしさが消えるので、
なんとも言えない感じになりますが、「共感しました」なんて言われると嬉しさ倍増です!
「書いてて良かったなー」と、本当に思います。

話はぜんぜん違うんですが...。
昨日、友人がブリジストン主催の「RE01グランプリ」という
アマチュアのレース(4輪)のCクラスで3位を取りました。
ここで書くのは何ですが、おめでとう!でも...。
3位では決勝のツインリンク茂木には行けないのが残念。来年があるさっ!


2002.10.20

今日は、中央区。
この辺は高いビルと昔からある家が混在しているところ。
物件に付くとエントランス前では日曜日だというのに工事をしていた。
「大丈夫だろうか?」と、不安がよぎったが、未施工部分が目立ったものの、
以外にも奇麗に出来ていた。各所の使い勝手も、そつが無く配慮されていた。
「でも、未施工の部分があるのに内覧会はないよなぁ」とも思った。
確認会の時まで完了しているとは思うが、この状況は何とかなんないものかなぁ。

その後、久保さんの「ファイナンシャルインテリジェンス入門」
に行ってきた。行ってみて私自身にもとっても勉強になった。
先物取引は日本が...とか
複利運用の威力は...とか
用語の意味なども交えながら全くの初心者にも分かる内容で解説されていた。

これから資産運用を考えているが、何をしたら良いのか分からないという人や、
興味があるんだけど、どこで誰に聞いて良いのか分からないという人、
うまい事を言って誘惑する業者に騙されたくない。などという人には、うってつけの
内容だった。
まさしく入門編という感じだけど、少し勉強した人でも得られる事はたくさんあると思う。
やっぱり勉強しなければいけませんね。

その後の交流会にも参加した。いつもの事だがいろんな業界の人がいて
いろんな話を聞けてすっごく楽しい。
自分の視野をどんどん広げたい人には、目から鱗かも。
野次馬的かもしれないが、各業界の裏話も面白い(笑)


2002.10.19

今日の物件は、もともと大手企業の寮だったようで、駅からも近く便がいい。
周りは住宅地でしかも道路が狭いくて車があまり通らない場所にあり
住んでいる方にとっては好都合な立地。なんだか変な言い方だが、
普段は車の往来を気にしながら歩いているが、ココは車がほとんど通らないので
駅周辺から道の真ん中を堂々と歩いて来れた。
子供の頃を思い出し妙に気持よかった。

物件の前に来ると、そこは周りの住宅とは別の雰囲気だが、何気に溶け込んでいる。
周りの環境に合わせながら、何気に存在感をアピールしている。
中の方もいい出来で、とても奇麗だった。
しかし、私が今回一番すばらしいと思ったのは、依頼者の方だった。
落ち着いて内覧をしているその姿は、お二方とも紳士淑女で私も
「こう有りたい」と思った。

帰り際に指摘事項の確認をしながら、依頼者の方が周りの人に
「大久保さんにいい評価をして頂きました」なんて言っていたので照れくさかった。
業者の方には「ありがとう御座います」と言われ、またまた照れた。
しかし皆が喜んでくれることは実に気分がいいですね。

最後のほうで業者の方がポツリと、「このサービスはお客さんのためにもなるが
私たちの勉強にもなる」と言っていた。確かにそうかもしれない。
調査が入る事をマイナスに考えると、ただの邪魔者だけど
プラスに考えるとたくさん見えてくるものがあると思う。
そういう考えは大賛成です!がんばってください。

一通り終わって依頼者の方と別れ帰路に着いた、が、しかし何か物足りない
「?」
「あっ、脚立を忘れた」(汗)
取りに戻ってみると、みなさん終わるの待ってたみたいで、
受付のテーブルなどが跡形も無くなっていた。
忘れ物をとってエントランスから出て行くと、
脇に非公認の新聞屋さんがまだ居て、気の毒だったので
「もう誰も居ませんよ」と教えてあげた(笑)

2002.10.12

「建築屋だって物売りでしょ?」

午前午後と同じ物件に。午前中は、天井壊してやり直し。
目視で分かるくらい天井が曲がっていた。
おまけに、ドア3本交換と傷へこみ多数。
最悪です。どうなっているのでしょう?
悪意さえ感じてしまうくらいです。
言葉に出来ません。もうこれは誰が悪いとかいう次元じゃありませんね。
住んでいて天井が落ちるとか、ドアが取れるとか、そういう問題ではないですが
このまま、「出来ました見に来てください」という「商品」ではない。
建築屋さんだって作るだけが仕事じゃないでしょ。
作ったものを誰かが買うのだから、ある意味物売りでしょ。
例えば自分が新車を買ったときに、「ドアに傷が付いているので
これ3枚交換ですね」とか「車が傾いているのでもう一度その部分だけ
直します」とか「ボディーにヘコみがたくさんあるから板金します」なんて
言われたらどうでしょう?いい気分しないでしょ?
ちゃんと売り物として出せるものを作ってください。お願いします。

反対に午後はそんな事は無く指摘箇所も少なかった。でも、それでいいの?
同じ物件なのにこんなに差が出るなんて、品質管理はちゃんと出来ているのだろうか?
この人は残念。この人は当たり。そんなくじ引きみたいな事でいいのだろうか?
購入される方は、みな同じ条件なはず。
分からなければいいのかな?売ってしまえばこっちのもんなのかな?
人生の中でそう何度も無い買い物だから、比較のしようがない事を、
そして見えない部分は作り手の良心に委ねている所をもう一度良く考えて欲しい。

帰り際、この2件の担当になった人から「明日も来るのですか?」と、聞かれた。
最初はどういう意味だか分からなかったが、ちょっと考えたら嫌な気分になった。
1、2時間帰りが遅くなるのが嫌なのだろうか。
考えてみると、自分たちが管理した現場で、お客さんに失礼なことをしておいて、
最終的には翌日の「自分たち」のことを既に考えている。呆れた。
この担当者の人当たりが良かっただけに残念だ。
全体で意識改革をしないと変なことが当たり前になっている気がする。
かなり生意気なことを言ってしまうが、よく考えてください。
責任者の方が読んでいることを願って書くが、
もっとお客さんのことを考えて仕事するように指導して欲しい。
「作るだけがあなたたちの仕事じゃないよ」と...。


2002.10.11

「忘れよう古い慣習」

今日は戸田で夕方4時からの内覧会。
照明器具は全て付いているので明かりは心配なし。
じっくり出来るかと思ったら、最初はなんにも言っていなかったのに
「5時までしか電気が点けていられません。近隣協定で決まっています」
と、なんだか変な話になった。
さすがにこれを聞いた依頼者の方も「えっ?1時間?」と、思ったようで、
私が言うまでも無く依頼者の方が一瞬で話を付けていた。
しぶしぶ6時まで良いという事になったが、時間を決められるとなんだか慌しい。
それからまたいろいろ調べてまわると基本的にはすばらしい作りだったが、
考えられないところに問題があったために、それが薄れてしまった。

なんとキッチンの引き出しの面材にヒビが入っていた。
どう考えても作っているときに分かる事だが、なぜか平然と収まっている。
こういう事をされると、私までガッカリする。
人間のする事だから多少間違えがあってもしょうがないと思うが、
これはあんまりだ。
やった人明らかに分かっているはずで、完全に割れていた。
全く責任感のない人だ。逆の立場だったらどう思うのか一度考えて欲しい。

自分がお気に入りのものを買ってきてウキウキしながら箱を空けたら
中の物が割れていた時にどう思うだろうか。
「新品と交換すればいいじゃん」という問題ではない。
職人さんなのか管理者のせいなのかは別として
これを「出来上がりです」と、お客さんに見せて恥ずかしくないのか。
いろんな事を考えてしまった。
社内検査があるのだから...。

「もっとちゃんとやりましょうよ」

それでも、なんだかんだで、結果的には6時は過ぎた。「出来るじゃん」
だったら最初からそう言ってくれれば嫌な気持ちにならなくて済んだのに...。
確かに近隣協定はあるかも知れないけど、
最初から内覧時間を「30分程度」と考えるのはやめて欲しい。
数千万もの買い物をしているのにそれを「30分で見極めてください」
とでも言うのだろうか。
あなたたちには、たくさんあるうちの一つでしかないかも知れないが、
買った人にとっては、一生のうち何度も無い出来事なんだから。
もうそろそろ、そういう勝手なことを言う時代じゃないと思うんだけどな。
今まではそうだったかも知れないが、これからは違う。
内覧時間を30分程度なんて考える「古い慣習」は、忘れてください。

さすがに施工業者の方もこれは悪い事をしたと思ったのだろうか、
帰り際はとても申し訳なさそうにしていた。
室内の施工精度は目を見張るものがあったのに、
こんな事で印象が悪くなってしまうのは非常にもったいない。
きちっと作っているのだから、最後まできちっとやって欲しいものです。
基本的にはいい作りだったので依頼者の方は、ホッとしていたが、
作る側も売る側も、もう少し考えて欲しいと思った。

この物件の依頼者K.Mさん


来年の花火の時期が楽しみですね(^^)


2002.10.8

「ちょっと高いが、ちゃんと作れば…」

ちょっと調べ物があったので今日は国会図書館に行った。
いつ見てもすごい人と本の数、みんな何を調べているんだろうか。
入り口では手さげ袋などの中身が見えない物はロッカーに置いていかなければならない。
他にはカッターやハサミなど、いろいろ置いて行かなければ入館できない。
そのロッカーにいろいろ詰めて、入館の手続きをしてカードをもらって入った。
閉館まであまり時間が無かったので慌てて検索した。
お目当ての本を題名や出版会社、各キーワードを入れて検索する。
「ん?無い」
何度探しても無い。
まいったなぁ。国会図書館にもないなんて...。

諦めて青山へ。
空いていればものの5分で着く所なのに15分くらいかかってしまった。
渋滞はきらいだ。
ここで「ナチュラルハウス」という自然食品や化粧品、本などを扱っている店へ。
ここは少し変わっていて、健康食品や健康に関するものが
それほど大きくないお店にたくさん並んでいる。
それだけでは普通だが、パンが置いてある場所の隣に本が置いてあったりする。
そこでお目当ての本をなんなくGET!最初からここにくれば良かった。
ついでに有機農法で作った、ざる豆腐と油揚げとキムチとジャムとお米を買った。

ちょっと高いのだが、ちゃんと作っている物はおいしい。
ちゃんと作れば多少値段が上がってしまうのはしょうがない。
これは、マンションでも同じ事。
しかし、ちゃんとしてないのに値段ばっかり高いのがあるのはなぜ?

そんな物件を買わないように気をつけましょう。
勉強すれば少しは回避出来るかも知れません。
さくら事務所にはその勉強が出来るページもあります。
ここです。
良いこといっぱい書いてあります。
ここはちゃんと作ってありますが無料です(笑)


2002.10.6

「ちゃんとやってる」

今日伺った所はとても巨大なマンションで、入り口を間違えて裏口から入ってしまった。

受付を済ませると施工会社の担当の方が来た。
見たところ還暦を迎えていそうな方だった。
エレベーターを上がり玄関に着た。
入室する前に私が「内覧会の時間はどのくらい見ていますか?」と尋ねると
「だいたい1時間半です」と返ってきた。
なかなか長い方だ。しかしそれでは調べきれないので延長を申し出た。
一瞬考えて「分かりました、私は戻りますがそのまま続けてください」と返ってきた。
いつもの事だが問題が有ったら呼びに行けばいいので了承した。

中に入ると、その担当者がかなり丁寧に各所の説明をしているのを見て驚いた。
こんなに丁寧に説明している人は久しぶりに見た。
ほとんどの場合、私が補足説明をしているのだが、ここでは依頼者の方が
「それは聞きました」と、何度か言っていた。
そのくらいちゃんと説明をしていた。
それぞれ会社の方針があると思うが、あまり詳しい説明はしないのが普通で
立会者が居たとしても、ただ居るだけでそれほど詳しい説明はしない。
本来はきちっと説明するべきだと思うが、実際はそうではないのが残念。
しかしこの方はかなり説明をしていた。

いろいろ調べていると、ここはいい部材をかなり使っていた。
下地こそ他のマンションと同じだが、目に見える部分は良いものを使っている。
しかも床の水平精度は各部屋かなり良かった。
細かい事を言うと扉のアームやドア、水洗金具、設備機器なども
いわゆる「コストを抑えました」というものではない。
最近見た物件の中ではけっこう良い方だ。
しかも各所きちっと施工されていた。

偏見を持ってはいけないが、最近のマンションは
エントランスなどの共有部分にはかなり力を入れているが、
各所帯の細かい部材でコストダウンを図ることが多いように思える。
しかし今日の物件は違っていた。
現状売られている建物が全てこのくらい良かったらすばらしい事だと思った。


2002.10.5

「図面通りのちょっとしたミス」

今日伺ったところは、駅の上に建っているといっても過言ではないほどの好立地。
ここの物件は画一的なコスト重視の部材や間取りではなくちょっと変わっていた。
正直有名どころのデベロッパーではないが対応も良好だ。
しかし、ここも業者側の立会いはなく依頼者ご夫婦と私とカーテン屋さんの4人で入室。
いつも思う事だが、何か重大な問題があったらどうするんだろう?
室内の設備やその他の使い方などの説明は?
私が居ない場合、購入者が疑問に思った事を誰が説明するの?
などといろいろ考えながら検査をしていると、「あれ?」という箇所を発見した。

最初は、何か仕掛けがあるのかと思って、いろいろ探したが何も見つからない。
やっぱりおかしい。「確実に変だ」と確信した。
何が変なのか体験してもらう意味で依頼者の方を呼んで、洗面台の前に立って頂いた。
「何かおかしくないですか?」と聞くと、「ん〜」と考えている。
自分の顔が鏡に映っている姿を見ても、「ん〜」と、ピンと来ないようだ。
確かに、ここでパッとわかった人はスゴイです。
私たちが同行するまでもないでしょう。

図面通り施工されていて、照明器具も付いていてスイッチも入っている。
なのに洗面台の前に立つと少々暗くて自分の顔が見えにくい。
これはいったいどういう事でしょう。
実は、照明器具が梁のすぐ脇にあって影が出来てしまうからで、
自分の背中から光が当たっているので、顔が見えにくくなっていた。
梁が無くても図面の照明器具の位置では、かなり暗いんだけどなぁ...。
「これじゃ先が思いやられるなぁ」と思いつつ調べていったが
他はあと1ヶ所を除いて、かなり良好だった。
あと1ヶ所を除いては...。

周りの方は全て内覧を終えていたようで2時間以上も受付に帰ってこないので、
心配になったのか、現場監督をはじめ設備やら販売やらぞろぞろと...。
いっぱい居たので正確にはわからないが、その数なんと6、7人!
何かあったのかと私の方が心配になってしまった。
ちょうどいい所に来てくれたので、照明器具に付いて伺った。
今回の場合、あちらの人達もさすがに気付いていたようで
「これは取り付ける事になってます」と、即答だった。
確かにこれに気が付いていなかったら重症です。

しかし、残りの1ヵ所は気付いていなかった。
リビングにある、物入れの棚に仕掛けがしてあって(笑)物が置けないようになっていた。
気付いてないということは、同じ間取りのお部屋が全て対象なので
「発見されて良かったですね」と思わず業者の方に言ってしまった。
それを聞いた施工会社の方も苦笑いしていたが、
その他の部分に付いてもきちんと応対して頂いた。
しかし、こんな所にも私たちの必要性を感じてしまった。

内覧会時に図面を持ってきて、その通りに出来ているのか「確認」するだけでは、
正直あんまり意味が無いと思う。
「確認」するだけだったら図面が見れれば誰でも出来るし、
図面の上に住むわけじゃないからね。
こんなちょっとしたミスだけど誰も気付かずそのままにしておいたら、どうなっていただろうか。
きっと、入居者の誰かが気付くまでそのままだろう。


2002.10.4

「本当の事を言う監督(所長?)」

今日は、茨城に行ってきた。

依頼者の方は行動力のある方で、実際に工事中の現場に行って
現場事務所で直々にお話を聞いてきたようだ。
そのときに話をしてくれた現場監督の「印象がとても良かった」と、
その時のことを話してくれた。
なぜそうしたのかというと、「不動産屋があまり信用できそうに無い」と思ったからだそうだ。
すばらしい行動力だ。

一通り内覧が終わり指摘箇所の確認へ行った時に、たまたま
その監督(所長?)さんが対応してくれた。
会ってみると、依頼者の方が言っていた通りに感じがいい。
中でも一番印象に残ったのが「本当の事」を言っていた所だ。

今までいろんな業者の方とお話をしてきたが、感じのいい人は他にもいた。
しかし、施工会社の人で「本当の事」を言っている人には出会った事がなかった。
しかも、その人はこちらが聞きもしない事まで話した。

その本当の事とは...

「このマンションで使っているサッシは、完全に密封できるほどの性能ではないから
激しい台風が来たら少しは雨の入る可能性がある」とか、
その他もろもろ普通は言ってしまうと、騒ぎになりそうな事まで話していた。
え?っと思うだろうが、これは、なかなか言える事では無い。

普通このような事は、ほとんどの人達が自らは「言わない」「言えない」事だ。
この本当の事を、言えるというのはすばらしい事だと思う。
普通に考えれば、「そんなサッシ使っているのか」と意気消沈するところだが、
見方を変えてみると、この人は誰もが避けて通る所を通っている。
そう、購入者にとっての「本当の情報を」提供しているのだ。
この「本当の情報」が、これから住んでいく上でいかに大切なのかを
彼は知っているのであろう。
どのお部屋も傷や汚れもほとんど無く、すごくきれいだったのは言うまでも無い。

業界全体がこんなに良い人達だけならいいのだが、無責任な人は後を絶たない。
商売なのは分かるが、売りたい一心でいい事ばかり言ってその気にさせて、
竣工が近づき購入者からいろいろ質問が来ると、まともに答えない。
最後には施工不良もごまかして、直さない。
売主、施工会社、不動産屋、みんなが無責任だと買った人がかわいそう。
その無責任な人達の中で一生懸命に仕事をしている人もかわいそう。

こんな無責任な事はもうやめよう。
購入者の立場に立って「本当の事」を、もう一度考えてみて欲しい。


2002.10.3

「悪徳業者」

テレビを見て激怒!!!
お年寄り相手に法外な値段で工事をするなんて...。

悪徳リフォーム業者が痴ほう気味のお年寄りを狙って、法外な値段で
工事をするというのを、ある番組でやっていた。
あまりの悪徳ぶりに妻と顔を見合わせてしまった。
まだ、キチッと工事をしていればいいが、全く意味のない事をしているうえに、
お年寄りが分からないのをイイことに、全く工事をしていない所まであった。
これは、見ていてかなり嫌な気分になった。

昔、私も同じような場面に遭遇した事があった。
こちらは、リフォーム業者ではなくシロアリ駆除の業者だったが、
別件で伺った所で、たまたま床下をのぞく事になりそれが発覚した。

そのシロアリ業者がいろいろ言うので、すごく不安だという事を聞いて、
私が床下に潜って見てみる事になり調べてみると、普通では考えられない
「なんで!こんな事してるんだろう?!」と、一瞬考えてしまうほど、
意味のない工事をやっていた。
どうしてこんな事をやっているのか分からなかったのでもう少しお話を聞いてみると、
どうやら床下にもぐったシロアリ業者がビデオを見せて
「ほら、こんなになってます」と言って、偽の映像(あらかじめ用意したもの)を見せていたようだ。
その方が見たという映像は、確かにすごい状態だったようだが
私が見た所、床下はぜんぜん問題なく、逆に問題があるのは床板のほうだった。

なのに、その業者は「床下が湿っている」とか「束が浮いている」とか言って何度も来る度に、
一本2万円もする意味のない束のようなもので意味のない部分に補強をしたり、
意味のない床下換気扇を付けたりして法外な値段で工事(のフリ?)をしていたようだ。

私がそれを報告した後その方は激怒して、
「すぐシロアリ業者に連絡をして怒鳴りつけてやる!」といっていた。

神尾さんじゃないけど、いつになったら「客見て物言う」体質が改善されるのだろうか。
この業者に「良心」と言う物はないのか考えてしまった。
偽の映像を見せるなんて明らかに詐欺だし、
こんな事をする人がいるなんて、とても残念だ。
内覧会とは関係ないが、もしリフォームを考えている人がいたら気を付けて欲しい。

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