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大久保 新 大久保 新(アラタ)の「日々アラタなり」

新築マンションの内覧会に立会い検査を行うプロフェッショナル
技術の高さと人間力は折り紙つき。
依頼者の中には彼の熱狂的な信者も・・・。
1968.4.10生まれ さる年 A型 おひつじ座

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※感想・激励などお待ちしております!! ohkubo@sakurajimusyo.com
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↑2年ぶりに写真を替えてみました。 この写真どっかで見たような・・・。 

2004.7.30


『ジャンカ』

コンクリート打設の際、セメントペーストと砂利が分離して固まってしまった
ほぼ骨材だけの欠損部分のことです。写真はそのジャンカ部分です。



コンクリートが密実でない部分があるので、素手で壊しても結構簡単に
崩れてしまうこともあります。
大事な部分ですから、もし購入された物件にこのような部分があったら
即、施工者に問い合わせて下さい。場合によっては大掛かりな修繕や
大幅に解体してやり直す事になります。
この状態ではコンクリート本来の性能を発揮することは出来ません。
多少のジャンカならば補修でも何とかなると思いますが
これが深さもあり広範囲にあると大変です。


2004.7.26


『五感・その3』

人間には視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚という五感があります。
普段、私たちが内覧会に立ち合わせていただく時に、レーザーや
水平器など機器を使って施工精度を調べますが、それだけでは確認できないところも
たくさんあります。そこで人間の持っている感覚もフルに使って確認しています。

触覚、視覚ときましたが、今回は聴覚です。
聴覚といえば音ですね。音で何が分かるのでしょうか。

例えば下の写真


これはカメラを突っ込んで換気扇の配管ダクトを撮った写真です。
写真中央部分に穴が開いています。
ユニットバスの点検口からは直接見ることは難しい部分ですが、
この付近から音が漏れていたので分かりました。
耳を澄まして音を聞くことも大切です。


2004.7.20


『人とのかかわり』



久しぶりに見ました。タマムシくん。
朝早くから夜遅くまで虫取りをしていた子供の頃を思い出します。

私は生まれてから今まで、ほぼ同じ地域で過ごしています。
実家は幹線道路に面していて今はとてもうるさい場所になってしまいましたが
私が子供の頃は、窓を開けて網戸で生活できる場所でした。
もちろんタマムシくんもいました。

交通量の増加や周囲の人口増加で、町並み等はきれいになりましたが
逆に周辺はうるさくなり、幾分汚れてきました。
マンションも増え、昔ながらの商店街は大きなスーパーの登場で軒並み
姿を消しました。

当時と比べると生活をするためにはとても便利になりましたが、
その反面人と人との関わり方が希薄になったような感じがします。

私の中にある買い物とは、そこに売っているものを買うことは当然ですが
お店の人と話しながら、時には値引きをするなど買うこと以外の部分に
楽しみがあるのが買い物だと思っています。
でも、今は買うこと=品物を手に入れると捕らえているお店が多いようで
私が楽しく感じる部分を提供してくれるお店が少なくなりました。

買い物って、ただ単に目的の品物を手に入れることだとすると
かなりの変わりもんですね。私は(笑)
何でもそうですが、コミニュケーションをとりながらする作業は
楽しいと思うんですけどね。
なんだかだいぶ嘆いていますね今日は・・・(^^;


2004.7.19


『防犯性』

集合玄関に付いているオートロックはあるだけマシと考えておいたほうが良いでしょう。
総世帯数が100世帯もあれば、どの人が住人でどの人が外部の人か、なんて言うことは
ほぼ分かりません。ということは、なんとかしてマンションの内部に入ってしまえば
住人かどうかを判断するすべは無いと言っても良いと思います。

マンション内に入ってしまってからは、誰も気づかないうえに玄関前が下図のような形状をしていると
プライバシーを確保するためには有効ですが防犯性は良くありません。


上から見た図のつもり
これでは死角部分に人が居ても廊下を通る人は気づくことが出来ませんよね。
図のような形状は防犯性を重視するならば避けたほうが良いかもしれません。
このような物件の場合は、出来れば玄関ドアに工夫があると良いですね。



上の写真は、普通のサムターンに見えますが
実はサムターン回し解錠が簡単には出来ない仕掛けがしてあります。
仕掛けは、ここでは言いませんがうまく考えたものです。
玄関ドアにこんなのが付いていると少しばかり安心できるかな・・・。


2004.7.15



『アバタもエクボ』

住宅を購入するのかしないのかは、いろいろな意見があると思いますが、
自分の気持ちが固まっていないと、どちらの選択をしても正解にならないと思うんです。

一度買いたいと思う気持ちが芽生えてしまうと、その気持ちはドンドン加速します。
やがて、行き過ぎると自分でもコントロールが出来なくなっちゃいますよね。
誰もがそういう状態に陥ってしまう可能性があると思うのですが、
そうなると物件の良い部分しか見えなくなり、誰が何と言おうとも
自分の気に入った物件が100%満足できる物だと思い込んでしまう可能性もあります。

まるで人を好きになったときのようですが、ある意味似たようなところがあると思います。
アバタもエクボに見えてしまっては、そのうち盲目になってしまい
契約した後に大きな不安が顔をのぞかせるだけになってしまう事も・・・。

恋愛の場合は、それはそれで楽しいのかも知れませんが(笑)
不動産の場合は盲目の状態でなんて危険ですよね。
そうなる前にゆっくり考えてください。

コントロールが出来なくなっている自分に気がついたら、ぜひこちらまで。
きっと目から鱗ですよ。


2004.7.12


『素晴しいカメラマン』

下の写真は昨日、内覧会に立ち会わせていただいた依頼者の
お子さんが撮ってくれた写真です。どうです?うまいですよねぇ。
とても6歳とは思えません。
下半身が写ってないあたり、かなり気をつかってもらってます(笑)


口を半開きにしてるし、上の写真ともずいぶん違う私です。

ここのお宅の内覧会はとてもよい出来で、私がお子さんたちに
遊んでもらって
とても楽しい内覧会でした・・・(汗)

見た目はこんなですが、中身は子供な私ですから、
遊んでもらっているときは、ものすごく楽しい・・・(笑)



2004.7.11


『あべこべ』



壁の色は違いますが、どちらも同じ物件の写真です。
一見なんでもなさそうですが、実は思いっきり間違っている部分があります。
左の庇のあるほうは、ぜんぜん問題ないのですが、右の写真はとても心配です。
横殴りの雨が降ったら中に水が入ってしまいますね。

これはちょっとした失敗ですが、換気扇から雨が入ってくるんですから事が起きたら重大です。
それにしても工事中に誰も気づかなかったのかなぁ。ホント不思議ですね。


2004.7.10


『目的と手段を取り違える』

日本人は、目的と手段を取り違える傾向が多いと言われます。
住まいを買う時の目的は何でしょうか。
いつの間にか、住まいを買う事だけが目的になっていませんか?

 これはうちのドーシタ君の言葉です。

家を買うことだけじゃないのですが、私もこのように「目的と手段を取り違えてる」と感じることがあります。
この前ある友人と話をしていると「周りがカネカネ言って困る」と、その友人が言い出しました。
この彼は、入ってくる仕事量が多すぎるので全てを自分で出来なくなり、人に手伝ってもらっているうちに、
いつの間にか会社を造らなくてはならない状態になっていました。その友人は一生懸命な人です。
仕事に対してもその姿勢が人に伝わり、いつの間にかたくさんの報酬が得られるようになったのだと
容易に想像がつきました。

しかし、忙しくなった彼に寄ってくる人の多くは、「おいしい仕事※儲かりそうな仕事の意はないか?」と、
言ってくるそうです。それまでは見向きもしなかった人達です。
お金は確かに大切なものだと思いますが、仕事をする上で最も重要視するものでもないと思うんです。
彼はそういう意味で「困る」と言っていました。私も同感です。

報酬を受けるということは、自分の行いがどれだけ人や世の中に貢献したかの結果で返ってくるもので、
報酬そのものを追いかけても、ある程度の報酬は受けられるでしょうが、最終的には行き止まりになってしまい
何もなくなってしまうと思うんです。

なぜならば、それは目的から外れているからです。

報酬を得ることが目的ではなく、報酬は仕事の結果だと思うんです。本来の目的は仕事を通して
どれだけ貢献するかで、その結果が報酬となって帰ってくるものだと思っています。

私にとっての目的はさくら事務所の理念であり、その手段としてサービスがあり、私にできることで
世の中に貢献して行こうと思っています。


2004.7.8


『五感・その2』

人間には視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚という五感があります。
普段、私たちが内覧会に立ち合わせていただく時に、レーザーや水平器などの機器を使って
施工精度を調べますが、それだけでは確認できないところもたくさんあります。
そこで人間の持っている感覚もフルに使って確認しています。

視覚でいうと水平垂直を目視で確認したりしています。
「じゃ、レーザーなんていらないじゃん」と、思うかもしれませんがそれは違います。
目視や感覚で確認する水平垂直に違和感があれば、ほとんどの場合、問題あります。
しかし、人間の感覚というものはとても曖昧ですから確認の意味も含めてレーザーを使っています。
どのくらい傾いているのかを、その場に居る人たち全員で確認できますからね。


2004.7.4


『いい男』

私と奥さんは結構ケンカします。そんなしょうもない夫婦ですが、たまには真面目なお話もします。
ある晩「あと数年で世の中が終わるとしたらどうする?」という会話になりました。
普段の会話に比べたらこれでも真面目なほうなんです・・・笑
私は迷わず「いつものとおりに行動するだけでしょ」と答えていました。
そこでふと思ったのですが、数年前に同じような話の中で「死んでしまう前に○○をしたい!」と、
答えていたことを思い出しました。

そのとき私の脳裏には「充実してるんだ・・・」この言葉が響いていました。
まさにその言葉がぴったりだと・・・。
数年前は、やり残していることがあるように感じながらも実は何事もやり切れていなかった。
今は、幾分気持ちの波はあるけど、以前と比べればやれているみたいだと。
でも、まだまだやれる。ってことは・・・やれてないのか?(笑)
「いつ死んでしまっても悔いのないように精一杯やる」これがいい。
もっといいのは、意識せず自然とそうしている自分があることだと思う。
私はそんなカッコいい男になりたいな。


2004.7.3


『検査とは』



これは筋交いの上部接合部分です。
本来はこの部分を金物で止めてあるはずの工法ですが忘れられています。
造る人、工事を請け負う人、工事を発注する人、第三者機関がそれぞれ自分で
検査しているはずなんですが・・・。すぐ見えるところなのに何を見ているんでしょうか。

こうなると誰を信頼すればいいのか分からなくなってしまいます。
はやくこういう凡ミスがなくなるようにしないと、購入した人が
一番つらい事になってしまいますから何とかしたいです。

このままでもすぐに崩れてしまうわけじゃありませんが、そもそもこういう部分は
何かあったときの為に施されているようなものです。
作る人は経験や感覚でどの程度ミスをすると即問題が出るかを知っています。
それを監督する人は忙しい。工事を依頼する人はそれほど知識豊富でない。
外部から確認に来る人もその建物の出来具合には責任がない。
これではどうにもなりませんね。しかもそれぞれの方が向いている方向を間違えています。
検査は何のためにしているのか、よーく考えて欲しいです。

もともとはそこに住む人の為にしているはずですよね。


2004.7.2


『ピュア』



東京じゃあり得ませんが、14階からでも地平線が見えます。ホントびっくり、さすが北海道!
こんな自然豊かなところで生活されているためなのかこちらの方たちは、
はっきり言って非常にピュアです。

今日はたまたま以前に東北のマンションで一度お会いした売主さんの物件だったんですが
入口付近で売主さんが「ここも指摘はほとんど無いと思いますよ」と、なんやら自信たっぷり。

そして、ここのマンションを設計した方が、「ご一緒させていただいてよろしいですか?」
と、とても丁寧に話しかけてきた。
「お構いなくどうぞ。依頼者の方さえ良ければどんどんついてきてください」何人でも!
おまけに名刺をお渡ししたときに「いつもネットで拝見させていただいたております」
と、これまた丁寧でした。そんなに丁寧にされるとこちらが恐縮してしまいます。
今度あったときは、もっとフランクにお願いしまっす!(笑)これも見てるかなぁ。

さていよいよ室内へ
はたして結果はいかに・・・。

依頼者の方や私が一つ質問をすると販売、設計、ゼネコン、設備、電気の方
皆さんが丁寧に答えてくれます。ピュアです。うれしいです。
ここで「おやっ」と思ったあなたは鋭い!
ゼネコンの方以外に、設備、電気、販売、設計それぞれの方がお部屋に来ました。
それだけでも素晴しいのですが、いろいろ見ても動かしても何しても、な〜んにもなし。
本当に指摘はほとんどなく、各所の施工精度もばっちりでした。
すばらしい!どうりで自信ありげなわけだ・・・。

でも、Pコンの穴埋めはしましょうね。それと結露するとかしないとかもそうですが
断熱効率を考えると断熱の折り返しはもう少し欲しかったかな。
まあ細かいことのあれこれはありますが、決められた内容はしっかり施工されていました。

いずれにしてもこの丁寧さと一生懸命さは、他に方にぜひ学んで欲しいですね。
特にダメダメな方たちには・・・。依頼者の方も安心し、いい意味で作り手の皆さんのプライドも感じた
素敵な内覧会だったと思います。なんで東京にはこういう雰囲気が無いんでしょう。
心意気が違うのかなぁ?


2004.7.1


『日ごろのメンテ』

先月に続きもったいない物件でした。
施工は丁寧で見た目もきれい床下を除けば・・・。

基礎のコンクリートは長い間排水に浸かり床下は洗面器状態で、
その湿気を土台、大引き、根太が吸い込みそこで吸収されない湿気は
間柱や壁の石膏ボードが吸収し、そこを逃れた湿気は・・・。
という具合で様々な部分に湿気が廻ってしまった。

状況としては、基礎からほぼ建替えでしょう。
なんてこった。

この物件は生活が始まってからのおよそ5年間、漏水している事に気が付かず、
床下は常時湿気を帯びた状態でした。水深はおよそ15センチ程度でした。

そもそも建物は人の手作りなので、万が一ということが付きまといます。
メンテナンスフリーな建物なんてありませんから、たまには床下でも覗いてみて下さい。
この物件も原因はともかく発見が早ければ、もっと軽傷で済んだはずです。

戸建の方は注意して欲しいのですが、メンテナンスのつもりで
たまには床下を覗いて見ましょう。
もしも、濡れていたらそれは何か問題が起きている証拠です。

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