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玉本 哲也
玉本 哲也の 「一期一会」

  ゼネコン、現場、デベロッパー、建築企画会社で設計の経験を重ねる。
  一念発起して米国留学を果たし、ハワイと日本を股にかける行動派な一面も。
  依頼者のための頼れる用心棒です。


1958.11.27生まれ いぬ年 B型 射手座

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※感想・激励などお待ちしております!! tamamoto@sakurajimusyo.com

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 HOME所員の不定期日記玉本 哲也の「一期一会」

2005.3.27

朝起きたら、左足のかかとが痛い!
1日我慢して、内覧会を2件こなしたが
夜痛くて寝れない!
ちょっと場所は違うが、もしかして痛風か?いや、骨肉腫か?
不安が広がる。以外と小心者・・・。

急いでレントゲンを撮りに病院へ。
”アキレス腱の付け根が炎症を起こしてます。ちなみに痛風ではありません。”
”最近、激しい運動しましたか?”

激しい運動?
そういえば、1月2月3月と内覧会で床を踏みまくったな。
それ以外考えられません。

”痛み止めを飲んで、ストレッチとマッサージで治ります”

原因がわかってまずはホッとしました。
痛風じゃ酒飲めないですもんね。
たまには人に検査してもらうのも勉強になります。
私もマンションドクターを目指しましょう!

2005.3.21

アメリカでは車を売りたい時
自分の車に”For Sale, Tel000”と紙を貼っているのを見かけます。
以前、私もそのやりかたをしたところ
”息子がほしがっているので車を試乗したい”と連絡がありました。

当日待ち合わせの場所に行くと
購入希望者の友人で車のメカニックをしている人が一緒に来ました。
(いかにもメカニックてな感じのツナギの作業着を着ていて、手強そうな感じ。嫌でした。)
車検の無いアメリカでは当然なのかな〜と思いながら見ていると
まあ、エンジンはバンバン吹かすわ、急発進、急ブレーキで走り回るわ、
こいつ、車を壊す気か、と心配になるくらいでした。

後日、電話があり、”専門家の評価によると、出し値の半額なら買います”とのことで
結局商談は成立しなかったのですが、何か勉強したな〜と強く印象に残っています。

不動産を購入する時、新築中古を問わず、契約前に第三者専門家の
インスペクション(検査)
を入れる事がもっと普及すれば
少なくとも”フェアーネス(公平)”を重んじるアメリカのように
販売者と購入者が同じ土俵に上がれるのではないでしょうか。

いま私が同行させていただいている内覧会の段階では
購入契約がほぼ成立しているので
正直なところ限界を感じてしまうのであります。

2005.3.11

内覧会同行には、七つ道具を持ち込む為、車で移動します。
私の車にはナビが付いてませんが、頭の中がナビ状態になるくらい
都内及び西東京近郊の道に詳しくなりました。
車で走り回る機会が多いので気になるのが運転マナーです。
急ぐ気持ちは私も同じですが
ともかく、車間距離をあけず、隙あらば我れ先に入り込み
合流や車線変更には絶対入れない!と、まるでラットレース(ネズミが我れ先に競う様)です。

所で、マンションブームもこのラットレースしてませんか!?
まだきちんとした図面も無いのにイメージ広告で販売開始して
良さそうな?!部屋は申し込み殺到で抽選となり
即日完売御礼の垂れ幕。(本当の所はわかりませんが)
同僚は買ったらしい、うわ〜うちも早くしないと。
インターネット、雑誌、チラシ広告など、情報の洪水。

売る側は当然の戦略として、”日本人気質”を利用して
ラットレースを仕掛けてきます。
周囲の状況や売り手の仕掛けに踊らず
じっくりと、余裕で行きましょう。
安全運転と同じですよ。

2005.3.6

本日伺った内覧会では、施工会社の方が立会っていただいたのですが
すばらしかったので、ぜひ日記にしるしておかねばと思いました。

まず、私が名刺を出すと、名刺をいただけました。
(ほとんどが名刺をいただけません)

部屋に入る前に、新品の靴下(通称軍足)をはきました。
(細かいことだけど、以外としないですよね)

それから、部屋に入ると、内覧の流れを話されました。
(ほとんどが間髪を入れずスタートするのですが、この間が良いです)

“この建物の特徴及び機器の説明を致します”
(説明を横でそっと聞いていましたが、丁寧でした)

購入者の質問には、きちんと答えてました。
(よくあるのが、後で聞いてみますと即答出来ない人が多い)

購入者がこれは言っていいのかな、と迷っているような項目も
間髪入れず、”直します”とテープを貼り、周辺も自分で確認して
範囲を自主的に広げていた。
(よく、説得しようとしますよね〜、こんなもんですみたいに)

”機器の説明は、購入者に少しでもよかれと、個人の判断でしてます”

あっぱれです。
こんな現場技術者が増えることを望みます。

ただ、機器の説明はやはりデベロッパーの仕事のはずでは!?
意識の高い施工者に甘え過ぎ!?と思ってしまうのは
私の見方がすこし曲がってますでしょうか。

2005.3.4

<昨日より続く>
デベロッパーのプロジェクト担当者は、内覧会の時期を迎える時点で、
かなり疲れているのではないでしょうか。

特に規模の大きいプロジェクトでは、疲れたと言いますか、ほぼ燃え尽きた、
あるいはもう仕事は終わった位の感じで(あくまで販売が好調の場合ですが)
正直、ここから先は施工会社に全部任せたい! そんな気分なのでは。

しかし、施工会社が内覧会の主体となることは
本来おかしいのではないでしょうか。
施工会社がいきなりご対面して購入者の対応をする。
時には、この対応さえ省略して、勝手に見てちょうだい、なんて
冷静に考えれば、購入者に大変冷たく失礼な内覧会が沢山あります。

私がこの数カ月感じた”違和感”は
この点に絞られてきたようです。

それに気づいて、前面に出ようとしているデベロッパーさんもいらっしゃいますが
まだまだ、もう何歩も前進できる気がします。

それじゃ、具体的にどうしたら良いか。
私なりに提案を整理したいと思います。(なるべく近いうちにね。)

2005.3.3

ウォー! もう三月かぁ。
内覧会同行の依頼も、そろそろひと段落でしょうか。
あとは引越し屋さんの出番ですかね。

すこしスケジュールに余裕が出たので
ここ数カ月の総括する意味で内覧会についてじっくり考えてみました。

マンションが市場に出るには、まず、デベロッパーが土地を買います。
しかし、昨今土地を入手するのも大変です。
もちろん、バブル崩壊以後、土地は大量に放出され買手市場とはいえ
良い条件の土地は当然競争は激しいのでデベロッパーさんの
エネルギー消費は相当なものと想像できます。

やっと手に入れた土地に建物を乗せて商品化するまでが、また長い道のりです。
基本的な事業計画は土地入手の時点で出来ているでしょうから
それをもとに設計を発注し、(設計事務所、施工会社の設計部門など)
許認可を取っている間に、工事見積もりを取り、工事を発注する。
マンション、特に規模の大きいものは、プロジェクトXに出演したい位大変なんです。

内覧会は上記の様々な苦労を経て、やっと商品となったマンション
(車等と違って、現物を見る事も無く、図面だけで数千万の決断をしてもらったのです!)
を無事購入していただいた方に、いよいよ御対面!のセレモニーなのではないでしょうか。

<明日に続く>


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