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土屋輝之 不動産業界歴NO1。不動産売買とマンション管理のスペシャリスト。
元マンションの販売センター長。 販売一筋から、ユーザーのため一筋へ。
知識・技術力・人間性は言う事なし!!癒し系
1957.3.23生まれ とり年 A型 おひつじ座
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まじめなコラムはこちら tsuchiya@sakurajimusyo.com
BLOG ここがヘンだよ!マンション管理

2007.09.22

「一番大切なこと
埼玉県某市、24ヶ月アフターの対策として管理組合から依頼を受け実施した共用部
チェックの住民報告会が開催されました。

夏の再来かとも思える猛暑の中、三連休の初日という悪条件にも拘らず熱心な居住者
の方々が40名以上参加されました。
開催場所はマンションのメインエントランスで、床を傷つけないように理事会の皆さん
がブルーシートを敷いた上にパイプ椅子が整然と並べられました。
比較的余裕のあるエントランスですが、大勢の方々が集まればやはり手狭な雰囲気
になります。
しかし、費用を節約する意味も含め贅沢な会場などを利用せずに、集会を催すことは
手作りな感じもあって大賛成です。

このマンションは、日本を代表するスーパーゼネコンが施工会社ですが残念ながら
引渡し以降いろいろと施工の問題が発覚した経緯もあった様ですが、今回の報告内容
は大きな懸念も無く安心できるものだったことは幸いでした。

三連休の初日の午後という状況で、大勢の方が参加される背景には建物に関する
不安についての情報公開が不足している様で、報告後に設けた質疑応答の際にも
やはり以前に発覚した問題に関する質問が中心になりました。

法律を厳しく改正しても建物を造るのは人間ですから、絶対に失敗しないということには
ならないのが現実でしょう。
だとすれば、失敗や手違いによって起こってしまったことを隠さずに正確に情報が公開
されない限り、不安が消えないのも現実です。

一番大切なのは資本金や実績・規模などではなく、しっかりと情報を公開できる企業
体質だということつくづく考えさせられました。

2007.09.20

「大追跡
首都高速3号線を事務所へ急ぎます。
途中、右手前方に何やら不思議な動物を荷台に乗せているトラックを発見。
遠過ぎて詳細は確認できませんが、ロープで縛られている様子に見えます。
もしそうだとすれば、「虐待」の可能性もあり何としても確認したくなり追いかけます
が、毎朝恒例の渋滞で右側車線を走るトラックになかなか追い付けません。
どんどん離れていってしまい、ついには視界から消えてしまいました。

諦めずに追跡を続行し、ついに青山付近で標的を発見。
カメラを準備して徐々に接近します。

うしろ姿が悲しげな雰囲気
です。
逃げ出したいように、踏ん張っているようにも見えます。 六本木ヒルズをバックに恐竜
(?)らしき姿の横顔を激写!

間近に近づいてくると、首にロープを掛けられているのはどうやら本物の動物ではない
ことが分かりでホッとしましたが、それにしてもなんだか可哀相な雰囲気です。
昔、観た映画「キングコング」のワンシーンを思い出しました。
子供達の目にも留まることを考えれば、せめてカバーを掛けて運搬してもらいたい気がします。

2007.09.9

不安的中
某所、竣工後約4年のマンションで建物の一部が沈下。
数年間の協議を経て、アンダーピンニングにより建物の傾斜を修正する工事に
着手した案件の中間報告会に立ち会いました。

このマンションへ、もう何回くらい来ただろうか、、、。
数年来、ずいぶん通いました。
地盤沈下という最も顕著な不具合ですから、住民の方々の不安には計り知れない
ものがあると思います。
また、この工事に着手するまでの道程で、理事会や委員会の皆さんのご苦労にも
頭が下がる思いで一杯です。
理事会や委員会、一部の住民の皆さんとも、すっかり顔馴染みになってしまいました。
そういう意味でも、感慨深い思いが去来するのでした。

説明会場で着席し配布された資料に目を通すと、内容に齟齬のある部分や専門家
でなければ理解し難い表現があり、これで大丈夫かな??とやや不安になりました。

結果としては不安が的中し、今日の報告会は資料の誤記や表現の難解さが原因で
完結せず、後日改めて仕切り直しすることとなりました。

改修工事の品質が一番大切なことは勿論ですが、その結果をしっかりと住民の方々
に伝えることも、とても大切な仕事です。
ユーザーの皆さんに技術的な内容を説明する事に不慣れな、施工会社の方々の
ご苦労も十分理解しますが、改修工事はまだまだこれからも続きますから、住民の
皆さんの気持ちを汲んで頂きより一層の努力を切望します。

2007.09.8

「安全宣言」
都内某所、竣工後約3年のマンションでドライアウトによるとみられる外壁タイルの
改修工事説明会に立ち会いました。
分譲会社、施工会社から一通りの説明が終わると住民の方々から切実な要望や
生活面の不安・質問などが活発に発言されます。

また、改修工事の仕様について、施工中の騒音低減・工法の実績(耐久性)・施工
後の(仕上がり)美観などの優先順位についても質問がありました。
居住者の皆さんからすれば、虎の子の頭金と数十年の住宅ローンを利用し、文字
通り一生を賭して購入したマイホームですから最もな話です。

このマンションは分譲会社も施工会社も大手企業であり、共用部チェックの実施に
より指摘された事項を施工上の不具合として全面的に認め、改修することを約して
頂けた事は不幸中の幸いでした。

しかし、何れの方法により工事を行なったとしても、数年来の不安や数ヶ月間に亘る
工事期間中の迷惑などを考えれば、やり場のない憤りを感じることは避けようのない
事実であると思います。

私達も理事会や管理組合の皆さんには、今暫くの辛抱をお願いするしかないという
状況ですが、一日も早く建物の「安全宣言」ができるように頑張っていきましょう。
残念ですが、今はそれ以外に言葉が見つかりません。

2007.09.05

「何としても避けなければなりません」
国土交通省の発表によれば、7月の新設住宅着工戸数は81,714戸、前年同月比
で約23%、前月比では約33%減少したと報じています。
建築物全体の着工床面積も前年同月比で約23%減少したということです。

原因は6月20日に建築基準法が改正され施行されたことで、建築確認の審査基準
を厳密化し審査における経過で図面の差し替えや補正などを簡単には認めない影響
のようです。

約23%の減少は驚くべき数字ではありますが、最近耳にした建築業者や建売業者
などの話から想像した状況よりは、かなり低めの数字だと感じています。
これからは先は、建築基準法が改正される前に駆け込みで建築確認を取得した案件
の着工も一段落すれば更に大きく数字が落ち込む可能性も十分にあると思います。

現在、来春を完成予定に進められている多くの建築計画が建築確認の取得に時間を
取られ、適正な工期を確保できなくなる危険性がとても心配です。
より良い建築を実現するために改正された建築基準法ですが、その影響で雑な工事
や手抜き工事が頻発することだけは何としても避けなければなりません。