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2007.7.28住宅の夏、日本の夏。 ドーン!ドーン!!最近暑くなってきました!日差しもキツイ!! そこで突然ですがこれを読んでいる方に質問。 日本では夏の暑さと冬の寒さ、どちらが強いと思いますか? 別に「北風と太陽」とは関係ないです。 変な質問ではありましたが、ちなみに私の感覚では、 夏は夏で暑くて大変だし、冬は冬で寒くて大変。 要するに感覚値では50対50くらいという感じです。 そういう方も多いのではないでしょうか? では、人の入れものである住宅に対する、夏の暑さと、冬の寒さ。 それぞれの強さを数値で比べてみるとどうなるでしょう。 ・夏の暑さの強さ:住宅における年間の冷房エネルギー ・冬の寒さの強さ:住宅における年間の暖房エネルギー とします。これは結構意外に感じる結果になります。 <北海道の場合> 夏の冷房エネルギー: 0GJ 冬の暖房エネルギー:60GJ 「とりあえずなるほどという感じ。」 <東京の場合> 夏の冷房エネルギー: 3GJ 冬の暖房エネルギー:16GJ 「冷房ってそんなに少ない?!」 <福岡の場合> 夏の冷房エネルギー: 2GJ 冬の暖房エネルギー:16GJ 「福岡も?!あれ、東京と変わらない・・・」 ※上記はあるグラフから読み取った、だいたいの数値です。 この話をする上ではそれで十分なので、そうしました。 ※GJ:ギガジュールは、エネルギーの単位です。 私がこれを知ったときの印象は、冷房にかかるエネルギーの超意外な少なさです。 ですが自分の実際を振り返ってみると、冷房って結構節約するわりに、 暖房はあたりまえにつけっ放しにしていますね・・・まあ、私の感覚はともかく。 これから、この切羽詰った状況?で環境問題や省エネを語るなら、 数値でも確認してみるようにしたほうが良いみたいです。 長くなりましたが、問いの答えは、 住宅に対しては、圧倒的に冬が強い!! でした。これが現状。現実です。 それならここをスタート地点にして省エネに向かうしかないですね。 例えば、「住まいは夏を旨とすべし」というフレーズが、 なんとなく「住宅の冬」をないがしろにすることにつながらないように・・・ これを「断熱はまあ適当でよい」とか「隙間風は多少あったほうがよい」に読み替えるのは問題外として。 2007.7.27住宅の省エネ先日参加した、 「住宅における生活時のエネルギー消費量50%削減を目指した 自立循環型住宅設計講習会」 は、住宅の省エネについて俯瞰するところから生活の細かい注意点まで紹介され、 いまの私にとって素晴らしく参考になるものでした。 ドイツサミット(2050年までにCO2を今の50%減)切羽詰ってる・・・ などの目標に対しても、正面から答えられる内容だと思います。 こういう知識の大体は特に難しくなく、知っているかどうかだけですので、 今後そういうものをこの日記でも少しずつ紹介してみます。 2007.7.10週末週末には一戸建て内覧会立会いに伺うことが多くなりました。 前回伺ったお宅は非常に良い出来(おこがましい表現ですが)だったのに加えて、 売主さんからの建物そのものや設備機器などについての説明がとても丁寧でした。 少し離れたところにいらした売主の社員の方に、 「ずいぶん丁寧に説明されるのですね?」と伺ってみると、 「こうしないと入居後にメンテナンスへの問合せが多くなるので」と、 若干リスクヘッジな本音を聞くことができました。 いや、それは確かにそうでしょう! 私は、売った後の対応にエネルギーを使うよりも、 そのエネルギーを売る前に使った方が良いと思っています。 事前の説明をしっかりすることは、そのうちの大きな一つ。 例えば、「床鳴り」について事前に説明しておくのとそうでないのでは、 実際に床鳴りがあったときの対応のしやすさに大きな差が出るでしょう。 と、売主・施工者目線で書いてきましたが、 「一戸建てに住むのが初めてでどんなことに注意したらよいか分からず不安」 とおっしゃっていた依頼者の方にとっても有意義な説明だったはずです。 依頼者の方にとっては何度もあることではないので比べられるものではないですが、 でもそれくらい丁寧な説明でした。 購入者と売主両方がハッピーになれる、という話。 だと思います。 2007.7.9先見の明ナショナルジオグラフィックTVの「シアーズタワー」を見ました。 シンプルな構造システム、余裕のある設備スペック、その他、様々な合理性。 そのなかには「建設者」の「先見の明」が感じられました。 それは特別な能力というよりは、そういう建物にしよう! という強い「意思」の力だと感じました。 キャッチーなところでは、 1970年代には一般的だったアスベストを使っていないことや、 そのころ義務付けられていなかったスプリンクラーが設置されていることで、 あとになって数億円の改修費用がかからなくてすんだそうです。 でもそれらは単に、「意思」の延長線上にあったものでしょう。 当然、「施主」も「建設者」の一員、というか一番の中心人物ですよね。 これは、数千万円の個人住宅でも全く同じだと思います。 それが建売でも同じだと思います。 建設者の一員として、購入者も建物の将来に対して責任があると私は思います。 玄人にだけ責任があって素人にはない、なんて、 そういう狭義な技術的レベルではなく、当然メンテナンスも含めて。 「プロジェクト」に参加することに対する責任。 自己責任的に完結するものではなく、社会的な、地球環境的な。 今、「消費者」という表現にはこの部分が欠けていると思います。 言葉自体が悪いということはいつも無いと思いますが、 「消費」をもっと責任あるものだと捉える風潮になるまで、 しばらくは安易に使わないように気をつけたいと思っています。 あ、住宅は消費財じゃないですよね・・・汗(消費税かかりますけど)。 番組の中では、 「古い」という言葉がネガティブに使われたところがなかったように思います。 逆に歴史的な重みや信頼性を感じました。 あとは、昔の「建設者」達が主役ではなく、 今、建物を「見守る」スタッフ達の活動に当然のように時間が割かれています。 誇りを持って仕事をしている映像が活き活きしていました。 良い意味で、アメリカっぽいなーと感じる番組でした。 ちなみにテレビを持っていない私でもGyaOにて無料で見ることができます。 |
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