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神尾 和秀 神尾 和秀の 「建物はこうして調べなさい」

建物調査(インスペクション)のプロフェッショナル
仕事の事も、関係ない事もここにぶちまけまっせ!!
1970.6.2生まれ いぬ年 A型 ふたご座 

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※感想・激励などお待ちしております!! kamio@sakurajimusyo.com

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 HOME所員の不定期日記神尾 和秀の「建物はこうして調べなさい」

2002.12.27
先日の大阪の物件は、やはり建ぺい率オーバーの違法建築だった。
建物はヒドイし、仲介屋さんはテキトウ、さらに建物は違法ときたもんだ。
依頼者の奥様は、「キャンセルするために断固として戦う!」と言っていた。

しかし今日、奥様から電話。「売主がキャンセルを了承してくれそうです!」
良かったです、ホントに。裁判まで覚悟してたことですしね。

でもまた他の人が買っちゃうんだろうと思うとコワイ。ゾッとしますな。

本日で今年の業務は終了。来年もよろしくお願いします!


2002.12.24

不動産調査のため永田さんと大阪へ。依頼者は契約はしたがやはり
心配だとの事。軽く?寝坊してしまい待ち合わせの東京駅にぎりぎりに到着。
永田さんゴメンね!

新幹線の中で物件の書類と図面の最終確認。どうも建ぺい率記載のところが
怪しい。いやな予感を抱きつつ現地へ。

鉄骨3階建ての建売住宅だったが、建物の仕上がりはかなり雑。
壁や床の水平垂直がまったくダメで、約7帖の部屋で床が25ミリも傾いていた。
ここまでくるともはや施工不良といえるレベルではない。明らかに欠陥だ。
家具なんて置いたら相当傾く。一体どうしたらこんな風に造れるんだろう。不思議だ。
壁もあっちこっちで倒れてる。多少はしょうがないとしてもこれは酷い。
しょうがないレベルは1000分の3ミリまで。1メートルで3ミリ、2メートルで6ミリまでだ。
室内でこれ以上の誤差はダメでしょう。

結局4LDKの建物で水平と垂直がまともな部屋は一つも無かった。

はっきり言ってメチャクチャといっても過言ではない。まさに図画工作レベル。
私は年間で数百件の物件を見ているが、こんなにひどいのは初めてだな。

建物にも相当しびれたが、仲介の担当者が更にヒドイ。担当者曰く
「修繕にあんまり費用が掛かるならばキャンセルしてもらったほうがいいですねぇ」

聞いた瞬間腰とひざにきたね。契約した顧客によくそんなことが言えたもんだ。
キャンセル料が入ることだしきっとこの人はどっちでもいいんだろう。
さらにこの担当者は上司に電話でヘルプを要請。その上司が私を電話口に出せと言う。
「物件が何だって?」「おたくら何者?」「行政レベルの指導権持ってんの?」
などとまくし立てる。最後に「今向かってるから待ってろ」だって。
脅してるつもりか?そりゃー待ってますよ。こっちだって言いたいことが山ほどあるしね。
早速やってきた上司に「先ほどお話しした者です」と私が言うと、
あれっ、意外にもおとなしい反応。なんで?私ってやっぱり見た目怖いのか・・・
でもやっぱりこの上司まで「この程度の誤差はよくあることです」だとさ。

だめだこりゃ。最悪だ。こういう人たちは家なんて売っちゃダメダメ。

この人たちでは全く話にならないので売主さんに来てもらうことに。
今度はどんな人が来るんだろう、と思っていたが売主さんは唯一まともな人だった。
「建物の不備は全て直します」「申し訳ない」と何度も言ってくれた。
普通はこうでしょ。ちゃんと聞いてたか仲介屋さん!不服そうな顔してたけど。

依頼者の奥様は解約も視野に入れていた。でもやはり衝動買いは危険ですね。

この時点で調査が3時間を越えてしまい永田さんの不動産調査は翌日に決定。
ホントは一泊して翌日も付き合いたいところだが、今日だけはダメなんです。
ウチに帰ってサンタにならなければならないので。
でも明日の不動産調査の結果は気になるな。


2002.12.17
父親の術前検査が終了。病名は胃ガンだった。3分の2を採るらしい。
救いだったのは比較的発見が早かったという事と、転移は無いだろうという事。
それから、何よりも本人がケロッとしている事だな。
食事の量が少ないらしく、看護婦さんに「大盛りにして」なんて頼んでるらしい。

体を開けて見なければ判らないらしいが、どうやら大丈夫そうだ。
しかし結果が出るまでの数日間はなんともいえない気分を味わった。
19日の手術が問題ない事を祈る。

たくさんの激励メールありがとうございました。
改めてインターネットのすごさを実感。


2002.12.11
夕方の1本の電話でかなりのショックを受けた。
弟からの電話は、「親父がガンらしい」。

先月還暦のお祝いをしたばかりなのに。
ここに書くのもどうかと思ったが、日付を忘れないためにも
あえて書かせていただくことにした。

明日、入院、検査、家族への告知があるので
すみませんお休みします。

やっぱりいろいろ考えてしまうな。
未だ眠れず現在12日午前5時半。


2002.12.9
江戸川のモデルルームへ。雪と寒さでノックアウト。
完全に風邪を引いてしまったようだ。


2002.12.8
流山で内覧会。9月16日に続いて2度目。
ここの物件は3月に完成済みだが、購入者が内覧に訪れるときは
営業、設計、施工の担当者が同席するスタイル。
いい事です。
しかもこの3方、私が以前伺った時と同じ方々。
挨拶をすると、「ご無沙汰してます」なんて言われてしまった。

物件は棟内モデルで使用していたのでキズ、汚れは少々多めだが
大きな問題は無し。そして何よりも担当の方々が紳士的。
設備機器の説明も丁寧だ。やっぱりこうじゃなければいけないね。
内覧会では担当者が付くべきだ。

調査終了後以前の依頼者のお宅を訪ねたが、あいにくのお留守。
近くに行きましたらまたご連絡致します!


2002.12.7
内覧会で世田谷へ。壁紙はエコクロスだったが仕上がりはバッチリ。
施工の難しいエコクロスをマンションでここまで綺麗に貼れているのは初めて見た。
素晴らしいです。全体の仕上がりも綺麗だし精度もバッチリ。

ただ一点だけ問題が。
キッチンの入口枠が傾いてた。おしい。ホントここだけです。
担当者に告げると一瞬考え込んだが、「直します」と気持ちいい回答。
これさえ直ればほんとにいい物件だな。

全体的にここのゼネコンはマンション造るの上手です。

午後はさいたま市へ。
14:30〜の内覧会だったが調査が終わった時は薄暗くなっていた。
確かに17時頃で私達が最終のようだったが、何度も催促に来ないでくれーって感じだ。
担当者が同席しないのだから自由に見てくれって事でしょ。
そんなに早く帰りたいのか?
まるで催促して指摘を出させない作戦なんじゃないかって勘ぐってしまうよ。
修繕の項目は少なかったのは良かったが、そんなことは問題じゃない。
購入者と売主のかけ離れた意識の差が悲しい。この慣例を何とか変えたい。
大変なことだが、それが私達の役目でもあるはずだ。


2002.12.5
デザイナーズ物件の建物調査で千代田区へ。
都心のど真ん中と言ってもいい所。
3階建ての物件だったが、独立した居室は一つも無い。全て吹き抜けに面してる。
すごい家だね。ドラマで出てきそう。

指摘事項はウォーターハンマー現象が出てたのと、
ホルムアルデヒドの濃度がガイドラインを越えていたこと。
デザイナー物件によくある項目だ。
しかし建物の精度はバッチリ。
なにかいいもの見せてもらった感じだった。

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