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神尾 和秀 神尾 和秀の 「建物はこうして調べなさい」

建物調査(インスペクション)のプロフェッショナル
仕事の事も、関係ない事もここにぶちまけまっせ!!
1970.6.2生まれ いぬ年 A型 ふたご座 

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※感想・激励などお待ちしております!! kamio@sakurajimusyo.com

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 HOME所員の不定期日記神尾 和秀の「建物はこうして調べなさい」

2003.10.31

中野区で内覧会。自宅近所のこの物件、そろそろ完成だなーなんて見てたところ。
自宅の新聞の折込チラシを見て、「結構いい工法だな」と感じた。
最新設備とかには興味は無いが、セミナーで話すような≪いい≫工法だね。

実際の出来栄えは、床鳴りがあった物件もあったが概ね良好。
同行のゼネコンさんも始めは「30分くらいで・・」なんて言っていたが
結局最後まで同行してくれた。私の仕事に興味があったようだ。

私たちの仕事に興味を持ってくれる担当者は大体、購入者に良いものを作りたいと
思ってくれる人が多い気がする。こんな人達が将来現場所長になってくれれば、
建物は格段に良くなるに違いない。建物は結局は人。
人が作る以上これは変わらない。しかし夜見さん、いい事言ってるなー!!


2003.10.28

来月15日の新築マンションセミナーの受付が終了。130人を超える受講者の方々、
長時間ですが、間違いのない物件選びのコツをお話しします。
今回私の建物編の時間では、物件のチラシ、パンフレットの見方をお話しします。
気になっている、または購入希望の物件のチラシ、パンフレットを当日お持ち下さい。


2003.10.26

一戸建ての建物調査で国立へ。今回の依頼者はお会いするのはこれで3度目。
ヒノキをふんだんに使ったすてきは家だ。床下、天井裏の状態は良好。
セキュリティは万全だが、将来のメンテナンスのためにもう少し点検口が欲しいところだな。
工法による音の伝搬ももう少し詰めてみよう。


2003.10.22

さらに浦安で内覧会。午前の立会いの後、大久保君とその依頼者、
私の午前と午後の依頼者の方々とランチ。普段は昼食をまともに取れない事も
多々あるが、たまにはいいね、何だか楽しくなる。

午後の立会いでは壁と天井に傾きが。壁はともかく天井は家具を取り付けた
業者さんが天井の異変に絶対気付いているはず。気付いたんなら
お願いだから現場監督さんに一言言ってあげてくれ。その時点ならいくらだって直しようはあるし、
その一言が内覧の時点で購入者が不信感を感じなくて済むんですよ。
購入者から感謝の言葉は無いかもしれないが、少なくとも不信感は生まれない。

各業者さん、ホントにお願いしますね。(ここのところ毎日お願いしてるな)

しかし大久保君の食べっぷりには思わずホレそうになる。それは出合った頃から。
見ていて気持ちいい。私が女だったらきっと結婚を申し込むだろう。
でも年末のマラソン&ダイエット、大丈夫ですか??


2003.10.21

今日も浦安で内覧会。今日の私が伺った物件は大きな問題は無し。
連日ここにウチのスタッフ総出で立ち会っているが、
今日もメロメロの仕上がりのところがあったらしい。
部屋によって違う仕上がり、やはりここもそうなのか・・・

ここのゼネコン社員のひとりが購入者に、

「棟によって仕上がりに差がある」とポロっと言っちゃったそうだ

あんたがそんなこと言ってどーする。その差をなくしていくのがあなたの役目でしょ。
別のゼネコン社員さんは「指摘が1つも無いように頑張ったつもりです」なんて
言う人もいる。皆さんこれくらい言える意識で作って下さい。お願いです。


2002.10.20

今年で何棟目か?浦安の大規模マンションの内覧会。今日からスタート。
依頼者の皆さん、しばらくの間宜しくお願いします。

見た目の仕上がりはバッチリだが何ヶ所か枠周りの壁がベコベコ動く。
扉を閉めると壁が震えてる状態。あらら、どうやら下地ごと動いてるようだ。

ゼネコンの担当者に「これは普通じゃないですよね」と一応尋ねてみる。
担当者は現状を見て一言、「直します・・・」。

さあーて明日はどうなんだーい!


2003.10.19

定期点検前のチェックで川崎へ。2年前の建物だがSI(スケルトンインフィル)マンション。

ここの某大手売主さん、当時こんなマンションを作っていたとは。イイね、スバラシイです。
最近は下火になったなんて言われているが、いやいやどうだろう、近いうちこの流れは 再びやってくると思う。デベロッパー各社はこの流れを感じているはずだし、今は
周りの出方をうかがっているようにも見える。供給過剰が続いている現在、
今は影を潜めている工法だが、この先差別化を図りたい会社や、
作り売り続けなければつぶれてしまう会社は無視できないのでは?さあどうなる?


2003.10.17

福岡の番長?野口さんと川崎で中古マンションの建物調査。築浅のマンションだが
問題が何点か。まずはセキュリティ。新築じゃないからダメだという訳ではなく
当時の考え方からしても甘い。侵入者を招いているかのごとくの形状、施設そして管理。
コンクリート強度も頼りなく、将来結露の可能性もアリ。
駐車場は傾斜地ゆえにバックで切り返しながら坂を下るというトリッキーなコースレイアウト。
うーんどうしたモンかな。早速報告書をまとめよう。


2003.10.16

中古一戸建ての調査。現在空き家だと聞いていたが、現地には家主さんが住んでいた。
あらら?と思ったが調査の趣旨を説明して、ツッチーと調査開始。

セキュリティーに不安な面があったが、構造的には問題なし。建物はいい年のとり方をしてる感じ。
家主さんのお母さんが琴を楽しむための和室、おー久々に見たよ本格的な和室を。
黒檀の床柱に ケヤキの地板。 うーんすてきだ。床天井は 網代長押 の仕上げも素晴らしい。

こういうの見ると何だか気持ちが和むね(調査中だっつーの)。将来はこんな空間で暮らしたい。


2003.10.11

水漏れを被害を受けた以前の依頼者宅へ。上の階で洗面台の蛇口を開けっ放しに??
していたらしい。ええっ!常識では考えられない失態だよな・・・

被害は甚大。
すべての部屋の天井にシミが出来ていた。フローリングには水溜りがあったらしい。
一体何時間溢れさせればこれだけの被害が出るのか想像できないが、
一番理解できないのは、漏らしてから一週間お詫びもせず知らんぷりを決め込んでいた事。

上の住戸の方は集合住宅のマナーを判ってない。迷惑を掛けてしまうのはお互い様だが、
迅速な対応ひとつで感情的な状態は回避できるはず。要はコミュニケーションなんだと思う。

音の問題も同じ。
小さなお子さんがいる方、入居したら下の階だけでもご家族でご挨拶に行って下さい。
下の方は上にどんな人が住んでるかを知っているだけで音の感じ方も違うものです。
音のトラブルになるパターンのひとつがこの問題なんですよ。


2003.10.7

豊島区で内覧会。実物を見て買ったという依頼者は、部屋の中をすでに見ているので
落ち着いた様子で内覧がスタート。
エントランスで依頼者は「見た感じは綺麗でした」とおっしゃっていたが、実際は・・・

室内の精度はメロメロ。はっきり言おう、ぜんぜんダメだ、壁が倒れすぎ。
床から天井まで15ミリも狂ってる。3LDKの部屋でまともなところはどこもなかった。
壁だけではない。枠、梁、までもガッタガタ。正直言おう、これはちょっとひどい部類。
このまま住んだら大変な事になると思う。生活が始まれば絶対に異変に気付くよこれは。
住んでから気付いちゃうと果てしない修繕が始まる。日中、しかも生活の場で。

依頼者のご主人はゼネコンの担当者に、
こんなんで完成なのか、判らなければこのままなのか!」と一喝。「無責任すぎるぞ!」とも。

現状を見て呆然とするゼネコンの担当者。でも責任はこの方だけではないと思う。
実際に施工する各業者さん達の連係に問題がある。一番の問題は造作大工さんの腕だが
大工さんが建てた骨組みに肉付けとなる仕上げを行う次の業者さん、この人たちが
判っていながら施工した事も大きな問題だ。このときに是正しながら作業が進めば
こんな事は絶対起こらない。

ゼネコンの担当者はボソッと、「何で誰も言ってくれないんだよっ」なんて漏らしていた。
じゃーなんでダメなものが出来るのか。多々あるだろうが建築費の圧縮も問題の一端。
ゼネコンから孫請け、曾孫請けの業者は是正のために作業が止まるのは死活問題。

出来上がってからダメ直しが出ても責任は造作大工さんだけだし
自分は知らなかったで俺達次の業者は責任無し。
修繕で呼ばれても造作大工さんの差っ引き分から手間賃は出るし。

すべてではないがこんな業者さんも実際に存在する事実。
購入する人達は一体どう受け止めればいいのか。この建設業界の根深い問題を。

答えはすぐにはでないと思う。一言言わせてもらえばこの手の問題は大手、スーパーゼネコン
と呼ばれる所に顕著に現れる。要は下請け業者さん達のがんばりを表に出さない会社。
対して「私達はこの業者さんたちと一生懸命作りました!」と堂々と言える中堅どころのほうが
出来上がりは良いように感じるね。うーん、【いざ鎌倉】の感覚に近いか。

しかしどんな物件でも、購入者達は良い物を作って欲しいと願ってる。
仮囲いの中で作業をしている方々、この期待と不安の入り混じった気持ちを是非感じて下さい。
一生懸命作った建物は、いつまでも皆さんがあちこちで評価してくれます。


2003.10.2

相模原市で不動産調査大久保君とモデルルームへ設計図書の訪察。
商談ルームの片隅で図面にかじりついていると、営業マンに別室へ案内された。
やっぱり男2人でこんな事やってると異様なんでしょうね。

しかしマンションを買うのにこの作業は絶対必要だと思う。パンフレットを見て
家賃比較だけて購入するのはあまりにキケン。デンジャラス。

【でも営業マンはいい人そうだし】

これだけで判断しちゃだめでしょう。中にはホントにいい人もいるんですが、
売らないと手数料が入らないシステムの業界では、とにかく売らなければどうにもならない。
早く売り切りたい一心でいろんなこと言っちゃう人、結構います、しかもかなり。
モデルルームの敷地もタダじゃないし、早く売れてたたんでしまえば収益も上がるでしょうし。

車なら排気量や駆動方式を知らずに買ってしまう感覚に近いかも。
「今ならカーナビや木目調パネルが付きます」と言われるとつい欲しくなっちゃう感じか?

このリスクヘッジを内覧会立会いで考えている方、ウチの場合それはちょっと違います。
内覧会では専有部分の仕上がりや精度をチェックして、アドバイス&交渉するものです。
内覧時に構造、工法、間取り、生活動線、遮音性能等の良否はお話しません。
それは購入前に確認すべきだと考えているからです。

何もウチの調査を事前に使って下さいと言ってる訳ではないです。
その調査の方法をセミナーでお話しています。今回は大阪で開催する事になりました。
参加希望のメールが続々来ています。関西の意識の高さを痛感。ありがとうございます。
購入者の方々が賢くならなければ業界は変わらないと私達は考えています。

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