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神尾 和秀 神尾 和秀の 「建物はこうして調べなさい」

建物調査(インスペクション)のプロフェッショナル
仕事の事も、関係ない事もここにぶちまけまっせ!!
1970.6.2生まれ いぬ年 A型 ふたご座 

神尾和秀の紹介はこちら 不動産の達人サービスはこちら
※感想・激励などお待ちしております!! kamio@sakurajimusyo.com

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 HOME所員の不定期日記神尾 和秀の「建物はこうして調べなさい」

2005.3.31

密かに立てた今年の目標、「夜ゴハンは極力家で食べる」
意外と実行できている自分に満足。

さくら事務所でこんなことを意識しているのは間違いなく私だけだろう。
机の前にいる吉野家派のこの人この人。いったい週何回食べてんだろうか?
斜め前の方はコンビニ派。いつもナイススメル?を出しておいしそうに食べてます。
左となりの人は最近プリッツにはまってる様子。 (たまにもらったりしてますが)
右となりの人は自宅からお弁当持参。食べ物を持ち歩いていると落ち着く?んだそう。

そんな周りの環境にもすっかり慣れた。なにしろウチで食べるのが一番おいしいしね。
と、こんな話をしているとウチの奥さんからメールが来たりする。

「子どもたちと簡単に済ませたからなんか食べてきて」

まあそんな時もありますわな。そんなときは帰り道の新宿【餃子の王将】へ。
最近のリバイバルマイブーム。高校生の時は本気で就職しようと思ってました。

ソーハンイー、イーガーコーテー!←チャーハンと餃子の意味。

元気のいい掛け声とはウラハラに厨房のお兄さんはなんとも無愛想。
火力が強いからか?むしろしかめっ面だ。実は当時これにあこがれた。
無駄のない動きから次々とオーダーをこなす。なんともカッコいいじゃないですか。

でも食事が終わると大きな声で、「ありがとうございましたー」とくる。
イーーネッ!一見怖そうな兄ちゃん達からなんとも気持ちのいい一声。

これでまた来たくなっちゃうんだよね。

●マイブームをもう一つ
自宅でのひと時には・・・ サッポロオーガニック100

やっぱりビンビールってうまいっす。オーガニックっていうのもイーネ。

2005.3.29

北区で建物チェック。実はわたくしのメチャメチャ地元。 (25年住んでました)
隣のグランドは小学校のときサッカークラブの練習場だったくらい。
当然カーナビ不要。かなり隅々まで知ってますから。

チェックが終わり昼食でも。前日から行くトコは決めてましたが。

20年来通ってます Bセット650円。安!

安いしうまいし、地元の学生さんにも大人気。確実に満足感に浸れます。
B級グルメ通?の私も自信を持ってオススメできます。ただし、
うかつに大盛りなんて言ったら絶対後悔します。(体育会系の学生向け)

ポールニューマン似の店のオヤジさんも年は取ったがまだまだ元気。
(高校生の頃タバコ吸ってたのを見つかって思いっきり怒られた事があります)

近所の元祖からし焼きもオススメです。やっぱいい街だなー北区って。

2005.3.28

世田谷区で建物チェック。依頼者Hさんの調査はこれで三度目だ。

以前の物件を見送った主な理由は敷地の地盤、防犯性、そして可変性。
今回の物件はなんかよさそうな予感。

図面を見ていくと、
地盤は良好、防犯性も良さそう、しかし可変性はっていうと・・・
検討住戸はこの地域特有ともいえるきついセットバックを食らってる部屋。
壁の途中からぐいぐいと切り込むように斜めになってます。
頭が天井につっかえるので、大人は立ったまま壁際まで歩けないし、
家具なんかもちょっと背の高いやつは無理でしょう。

どこまで理解しているのかは報告のとき聞いてみよう。
すでに物件は見てるし、イメージはできてるハズだし。

Hさんご家族にはあるこだわりがある。それは完成物件を検討するということ。
ある意味正しい選択だと思う。周辺とのバランスと建物の顔をみて考える。
これから主流になるんじゃないか、こんな買い方って。
なんてったってこの先、大体の物件は余るんですから。

2005.3.26

構造説明会に同席のため渋谷区のモデルルームへ。
どこのモデルルームでもそうだが、設計の人が淡々と資料を読み上げるという
なんとも面白みのない会になることが多い。ウトウトしちゃってる人もチラホラ。

最近思うが、これわざと面白くないように演出してませんか?
ただやりましたという実績欲しさだけでさ。
へんに厳かな雰囲気出して、質問するのもはばかれるように仕向けてませんか?
外から垣間見た人はきっと、何かの厄除けでもやってるのか?と思うでしょう。

今回は依頼者の奥様と2人で参加。しかも奥様はアメリカの方。
しかーし奥様は素晴らしかった。日本人だってあちこちでうたた寝してるのに
奥様は説明に頷きながら、英語でメモを取ってます。
私との会話は日本語を使ってくれているが、専門用語の説明はさぞ難しかった事でしょう。

私もいくつかは判りやすく説明してみたつもりだが・・・

私が同席する場合のメリットは質問のとき。色んな質問をさせていただきます。
構造や配置、音、メンテナンス性や可変性などここぞとばかりに聞いちゃいます。
特に音の問題は設計者がどのような意図で計画してるのか、ここでの回答で
如実に判っちゃったりします。

ここの物件を検討している依頼者の最大の関心は音。これは後日回答が
出ることになった。今回懸念のあるなしはタイプによって異なる物件なので
全ての購入予定者に回答が出る事はないでしょう。

これを知って契約に進むか、進まないかは大きな問題だ。
うたた寝して質問もなく帰ってしまった方々、大丈夫なんだろうか。

2005.3.25

設計変更の打ち合わせで江東区のモデルルームへ。
完成は1年後だが、内装部分の変更要請はまもなく終了する。

1年も前なのに?

なんて思う方もいらっしゃる事でしょう。
とかく購入者のイメージは
「ホントはギリギリまで対応できるんじゃないの?」なんて思いがち。程度にもよるが、
図面と発注の都合からも意外と早く締め切りになるのはしょうがないのです。
しかも今回の依頼者は車いすをお使いの方。
生活するにはかなりの変更を伴う。快適なリフォームとはボリュームが違うのだ。

ゼネコンの設計担当や機器のメーカーさん、オプション会社の窓口の方からの
提案は、「いかに快適に住まう事ができるか」というもの。
真剣に対応してくれているのがひしひしと感じるすばらしい打ち合わせだ。
私からもセキュリティー面でいくつか提案をさせていただいた。

ハンディキャップがある方というのもあるかも知れないが、
ここの売主はどこの物件でも設計変更に柔軟な姿勢を見せてくれる。
青田売りで契約させといて、「設計変更は受け付けません」
なんていうデベロッパーが多い中、こんな姿勢の会社はもっと増えてもいい。

設計変更に対応できない(しない)売主さんはまだまだ多い。
皆さんホントの理由を知ってますか?

「めんどくさいんです」 これが第一だったりする。

失礼しちゃうよマッタク。だったら完成してから売れって言いたくなっちゃいますわな。

2005.3.23

コンクリート技術者Oさんの計らいで川崎のセメント工場へ社会科見学。

早朝の改札には、明らかに寝不足の形相で加藤さんが佇んでいた。
ついさっきまで会社で書類作成をしていたんだそう。
続いてイソップ大下参上。なんだか歩き方がたどたどしいぞ?
ついさっき電車とホームの間に足元をすくわれ、軽く落っこちたんだそう。
ベンケイの泣き所から流血してるぞおい!

大丈夫なのかこのメンバー・・・

程なく現地へ。見学先のセメント工場では驚きの連続だった。
ただセメントの粉を作ってるだけだと思っていたが、
周辺の事業所から産業廃棄物を受け入れ、
プラスチックや古タイヤをリサイクルして製品を作っているそうだ。
これだとセメントにそんな異物が入っているのか!って思うでしょ。

実は私も思っていましたよ。

しかし実際は、セメントを作る焼成工程で燃料として使うんだそうだ。
そんなの燃やして大丈夫なのか?私の疑問は続いた。が、
排気も燃えカスも有効利用してるんだって。

財前教授の総回診?いいえ視察中です ごみ処理場?いいえセメント工場です

すばらしい、究極のエコロジー。この工場からゴミはほとんど出ないらしい。
セメント工場って色んな事やってるんだなと改めて実感。
一見古ぼかしい設備が並ぶ工場だが、使える機械はメンテナンスを繰り返し、
耐震補強なんかもしながら、きっちりと稼動しているようだ。
モーターなんか7〜80年も使ってるらしく、
電気メーカーが「博物館に飾らせて欲しい」なんて言ってきたそうだ。

なんかカッコいいじゃないですか!ちっとも貧乏くさい感じじゃなく、もはやヴィンテージ。
同行のノンフィクション作家、山岡淳一郎さんは「まさにヴィンテージファクトリーだ」と。
(山岡さんは4月のセミナーで特別講師として参加してくれます)


なんだか古くてカッコいい。これってひょっとしてこれからのキーワードか。
ここ数年私の思考、スタイルともまさにこれ。やはりこれからは住宅だってコレじゃない?

2005.3.22

モデルルームで図面を見ていると
営業さん同士の会話も聞こえちゃう場合があります。
はじめは外部の私がいるので気を使って小声でしゃべっていても
だんだん気にならなくなるんでしょうか、
聞きたくない内容もそのうち鮮明に聞こえてきてしまう。
私の存在憶えてる?私は審判かって?

「この手の物件はスパッと勢いで買ってくれないとね」とか・・・

私たちは常日頃から「スパッと」買わないようにとアドバイスしています。
少なくともスパッと買いたくない方の依頼で私はチェックに来てるんだが・・・

それほど物件に自信がないんでしょうか。なんか不利な事でも?
どっちにしてもよく判らん。

●連日隣の席から聞こえる「テプコひかりに決めたのは〜♪」の鼻歌。
 
今や事務所内を感染中のモヨウ。実は私も一つある。
「みっつもりーだ見積もりだっ♪」
つい踊りたくなってしまう?ほど突然脳内を駆け巡る瞬間がある。

でも理由がわかったぞ。机の端に
丸ごと依頼者からの設計変更見積もり書が置いてあるからだな。(しかも2案件分)

2005.3.19

日中は丸ごとパックの再内覧デー。午前は上尾市。
前回の内覧会では出張中のご主人は欠席だったので
報告以来久々の対面。前回面白かったんですよ、
お嬢さんが部屋の様子をビデオに収めていましたが、
「ここがパパの部屋〜」なんて言いながら撮っていたのはトイレ。
Aさんもやはりそこでしたか。
意外と多いです、ここが部屋になってるお父さんって。

前回の修繕事項はほぼ解決。
奥様には食器棚、ご主人には水槽のレイアウトをアドバイスをして退席。
Aさま、キーワードはDIYです、是非チャレンジしてみてくださいね。

午後の再内覧は四谷。距離は50キロちょっとあるが、天気もいいし
途中のどっかでお昼でも食べながら行きましょう。
ガソリンが無かったのでセルフ給油&ドライブスルー洗車にトライ。
この方式のガソリンスタンドって好きなんだが、自宅の近所には
全然ない。どおしてなんでしょ。
洗車ブラシが迫ってくるぞ 最近いろんなものが外れます

午後の物件は直っていない箇所が多々あり。
何をやってるんだよ○○建設さん。
当時自分から直すって言ってたところまで終わってないじゃないか。

どうしてこういうことが起きてしまうのかはみーんな判ってます。
依頼者も、私も。同行してる再内覧担当のゼネコンさんも。

各業者さんが手を掛けた後、最終確認を誰もやってないんですね。
まさにやりっぱなし。だから修繕漏れがあってもそのまんま放置。
なので当日になってみんなビックリの構図。もうやめようぜ、
こういうバカバカしいことはさ。たちまち皆アンハッピーになるじゃないか。

再々内覧の前日に、ゼネコンの責任者さんが最終確認をして、
首尾よく終わっていれば連絡をくれるようお願いした。

電話が来なけりゃ再々内覧なんて行きませんから。
引渡しが遅れますよ、いいんですかゼネコンさん。

2005.3.17

丸ごとの建物チェックを今日も市川市で。
モデルルームもいろいろあるが、
今回は入り口で靴を脱いで中に入るパターン。
意外と少ないが、このスタイルのモデルルームは個人的に好きだ。
私的にはやっぱり、図面と格闘するにはスリッパがイーネ。
(ムレるとかじゃないが、座っているとつい脱いでしまう癖あり)

ここのモデルルーム、4種類の図面がキチンと棚に整理され
来場者の皆さんが容易に手に取れるようレイアウトしてあった。
しかも各ページには付箋が貼ってあり、どこを見たいかで
すぐ開けるように、ひと手間かけた配慮もある。

すばらしい。心意気というか、姿勢を感じるね。
どこのモデルルームでもこれくらいやってくれればいいのにと思う。

チェックが終わると、担当さんや他の営業さんからいつもの質問。
「この物件どうですか?」

やはり気になりますか。気になりますよねー、第三者の評価って。
でも私たちは評価とかじゃなく、
いい面、わるい面をスペックからお話するだけなんですよ。
せいぜいつっ込んだ部分は「現在のマンションに比べて・・・」って程度。

「この物件は評価できる」、「資産価値がある」

なーんて言うのはどこかの評論家のお先生方に任せておきましょう。
私たち第三者はそんなこと言いません。
主観か客観かの違い。それがさくら事務所のスタイル。

2005.3.15

丸ごとパックの建物チェックを市川市で。

ここのデベロッパーのモデルルームはよくお邪魔するが、
ウチの依頼者担当の女性営業さんは、
「初めてなんで緊張します」なんて言っていた。
ええ、緊張されなくても大丈夫です。
私はべつに噛み付いたりしませんから・・・

案内された机には製本された図面が置いてあった。おーありがとうございます。
しかし読み込んでいくと判った事が一つ。図面が少々飛んでいるようです。

図面が少々無いことを告げると、「実はもう一つあるんです・・・」と。
このパターンよくあります。
製本されてない巨大クリップで留めてあるバージョンが。
コッチはキチンと図面番号が揃っており、
おかげで私のチェック項目もきれいに埋まった。

電話をしに一時モデルルームの外に出ると、
Y・モリムラ氏が物件の周りを徘徊?中。どうやら不動産調査中のようだ。

こんな風に二手に分かれ、不動産調査の報告は出来上がります。

皆さんの住宅が年輪を重ねた時、この報告書が役に立って欲しい。
こんな願いも込められている私たちの報告書。魂が入ってますぜ。

2005.3.13

丸ごとパックの依頼者と構造説明会に同席。
私的にはちょっと楽しみな会。

とは言うものの、始まってみるとそれは・・・
ゼネコンの設計者さんが、ただクオリティーブックを読み上げてるだけ。
購入者たちの発言は無用。質問は後半に個別に対応するという。
なので前半は少々たいくつだ。ただ聞いてるだけじゃーね。

個別の質問コーナーになると参加者の半分以上は帰ってしまった。
これじゃ無理もない。だってちっとも面白くないですから。
何組か残った方の質問に耳を傾けると、うーんまるで禅問答。
いまいち腑に落ちない表情で、次々と帰ってしまう購入者たち。

しかし、私と依頼者Mさんは違う。こんなチャンスめったにないとばかりに
いろいろな質問をぶつけてみる。(決して詰め寄ってるわけじゃない。念のため)
最初は距離感のあった担当者だったが、音対策の考え方や、ディティール、
しだいには企画時の苦労話しなんかが出てくる出てくる。
私的にはこれが醍醐味。

実は私、技術系の方から裏話的は部分を引き出すのが得意だ。

依頼者Mさんからもナイスな質問が飛ぶ。Mさんはもともと建築技術系の方ではないのに。
なぜそんなナイスな質問ができるかって?
ウチの依頼者は、これくらいの質問はすぐにできるようになるんです。
ちょっと知るだけ。これで建物への愛着は各段に向上するんですよ。

一見難しそうな構造説明会だが、事前にちょこっと知れば楽しい会にもなりえます。
マンション購入は、こんなところも楽しめなくてはいけません。
Mさま、設計変更がある時や、オプション会なんかにもまた呼んでくださいね。

2005.3.12

SRA第4回を八重洲で。受講者の皆さんたちともすっかり顔なじみだ。

前回時間がなくお話しし切れなかった可変性、防犯性の講義を少々。


これで私の机上の授業はおしまいだが、次回は現地で実地講習が待っている。
実際の設計図書から、必要な情報をつかみ取っていただきます。
(できない方は追試!?を予定していますから!)
あとはモデルルームの見方、判断するための考え方を伝授します。

講義の後は定番の親睦会。これがまた楽しいんだな。
回を重ねる事によって、皆さんの意識が向上している事を実感できます。
復習したり、事前にいろいろな事を調べてきてくれたりと。
しかもここの居酒屋さん、食べるものが意外とおいしいのもイ〜ネッ(意外とは失礼か?)

ここで授業で使っているレジュメを紹介

時間軸の考え方。自分は物件のどの時期にメリットを享受したいのか。
どこに○を付けるかで重要になってくるポイントが判ります。
実線はどの時期であっても重要、点線は住む人やタイミングで重要度が変わりますという意味。

自分達にとって何が大事なのかを理解してもらおうと作ったものです。
皆さんもご参考にどうぞ。

2005.3.10

今日も丸ごとパックの建物チェック。藤沢市のモデルルームへ。
受付で名前と趣旨を伝え、出てきた担当の女性の営業さんは!

おお!確か以前は横浜で?もうこれで3度目でしたっけ、
モデルルームでお会いするのは。

私が何しに来たのかは、すでに十分承知のようで
出てきた時点ですでに設計図書を持っていらっしゃる。

「ごゆっくりどうぞ」

「ありがとうございます、ではこれから4時間ほど失礼しますね」みたいなやり取り。
私たちのスタンスを理解してくれているってところもあるかもしれないが、
ここの方々はドンドン情報開示してくれるし、質問をしてもすぐ回答してくれる。
そこには、キチンと理解して購入して欲しいという意識があるんだと思う。

「自分達は信用されていない・・」とか、「第三者に依頼するなんて・・」の意識はなく、
購入予定者がその手段として選択した
私たち【さくら事務所】をむしろ歓迎してくれている雰囲気なんだよな。

だんだん理解してくれているよ、買い手にも売り手にも。
これからも地道にやっていこうとおもう。

2005.3.8

丸ごとパックの建物チェック。世田谷区のモデルルームへ。

片隅で図面と格闘していると、平日にもかかわらず来場者が続々やってくる。
このとき、営業さんと来場者の会話がよく聞こえてくるんだな。
こっちは黙って図面を見てるだけ。決して聞き耳をたててる訳じゃないんだが・・・

: ここの地下部分って湿気とか浸水とかの心配はないんですか?

: うーん全くないと言うとうそになってしまいますね〜

確かにその通り。全くないなんて言えませんよね、そりゃー地下なんですから。
しかしおふた方、
区発行のハザードマップを知ってますか。ご覧になったことはありますか。

この地域、赤いです。浸水履歴があるってことです。

浸水履歴がある地域に地下を掘ってそこに部屋を造る事実。
お互いにそこは理解している上での会話だと信じたい。
確かに全くないと言うとうそになります。うーんしかしね・・・

これ以上のセンサクはもうやめておこう、私見を挟むのはスマートじゃないしね。

2005.3.6

内覧を終えた購入者から、この時期特有のメール。
「とにかく内覧会の仕上がりが悪く、再内覧に同行してほしい」

毎年毎年いつも思うが、出来てない、仕上がっていないなら内覧会をやるんじゃない。
せめて、連絡先が判ってるのになぜ事前に言わないのか理解に苦しむ。

何割かの入居者には怒られるかも知れないが、とりあえずやってしまえ

指摘されなければラッキーみたいな、こんな算段で当日呼んでいるのか。
あなた方の仕事ぶりをどんな気持ちで待ち望んでいたのかよく考えてほしい。
引越しの予約や準備をしながら初めてのお披露目をどれだけ楽しみにしているのかを。

小さい子供や両親を連れてやってきた購入者が、
どれだけ落ち込み、がっかりしているのかを目の当たりにしてあなた方はどう思う?

個人としてなら申し訳ないと思っているが、組織としてはしょうがない

こんな屁理屈が許される訳がない。あなた方はどんなものを扱っているのかよく考えろ!
「なんせ3月は・・・」なんてしゃあしゃあと言ってのける現場の担当者。
こんなことを正面切ってお客に言えてしまうのはこの業界の特徴?冗談じゃない。

一生懸命造って、見事に仕上がった時の内覧会を思い出してよ。
それでも指摘はあったかも知れないが、充実した気分を味わったこともあったでしょ。

それぞれの立場の人が皆気持ちよくなる方法を判っているのに
出来ない、やらないというのは大人としてどうなのか。あなたの家族や子供には
なんと説明しているのですか。あなたの今やっている仕事を。

お願いします、もう一度よく考えてください。

2005.3.4

とある施工業者さんから1通のメッセージが届いた。
中身は施工中の実態と、組織の体質が綴られていた。

「腐りきっている」
ある種衝撃的でもあり、同時にもどかしさ、
悔しさ、情けなさがこみ上げてきた。

手紙の主もきっと、
体制の中でいたたまれない気持ちで従事していたんだと思う。
もどかしさ、悔しさ、情けなさ。
私と同じ気持ちだったんじゃないかと思う。
久しくなかった悲しい脱力感でいっぱいになった。

現場監督の経験を持つ吉野君に中身を託した。
読み終えた吉野君は目を赤くして、「なんか泣けてきましたよ・・・」と。

私たちの理念でもある
「人と不動産のより幸福な関係を追求し、その思想を世の中に広める事」
道はまだまだ険しい。

2005.3.2

釣り仲間と新宿のソッカイへ。ここ最近、
釣りに行けないうっぷんはここで晴らしております。
マスター北村秀行氏 いらっしゃいませ〜

やっぱりここに来るとダメだ。釣りに行きたくなる。

今年の裏企画”ケニアでマグロざんまい”の情報を聞いてみる。

世界中の海に精通している北村さん曰く、
「熱帯マラリアがややこしいんだよな〜」
「あっちは海賊がいるから気をつけろよ〜」

どうやって気をつければいいんでしょうか・・・
しかーしやっぱり行ってみたい、アフリカ大陸ケニア。

2005.3.1

購入前相談や建物チェック、内覧の立会いなんかで最近よく聞く、
「この物件って外断熱って言われたんですけど・・・」という質問。

もうやめていただけないだろうか。
屋上の防水材の下に断熱材が入ってるだけで
「ウチは外断熱マンションです」と謳うのは。

何度も言うが、それは屋上だけの話しでしょ。どうしてユーザーを惑わすこと言うかね。
判ってて言ってんのか判ってないんだかは知らないが、
自分たちの売ってる物件なら、もうちょっと正確に把握していただきたい。
そして正確にアナウンスしてくださいよ。物を売る仕事と自覚しているのなら。

この前の依頼者は、「モデルルームでの構造説明会で聞いたんです」
なんて言っていた。説明してたのはそこの設計者だという。
ここまで来るとさすがにもう悪意を感じる。マンションでは当たり前の屋上外断熱。
それを十分判ってる立場の人間が、あたかも話題の外断熱なんて言うのは
悪意以外何ものでもない。設計者各位、ホントは誰かに言わされてるんじゃないのか?

外壁にまで断熱材を貼った物件なら、全てイイなんていうつもりはまったくない。
ダメなのだっていっぱいあるからね。
でもあなた方はフェアじゃない。「ちょっと謳っときゃ反応するでしょ」
みたいなノリでやってるなら、もうやめましょう。マンション売るのも造るのも。

この国の建物はすでに余ってるんだという自覚はありますか。


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