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神尾和秀 建物調査(インスペクション)を行うプロフェッショナル
仕事の事も、関係ない事もここにぶちまけまっせ!!
1970.6.2生まれ いぬ年 A型 ふたご座
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BLOG 神尾和秀の「建物はこうして調べなさい」

2005.8.27

中古マンションセミナーが終了。(なんか最近中古って言葉に抵抗あるな)
今回、お昼休みにも参加者の皆さんから質問を受けることにしたが、
マンションとは全く関係ない?質問がきたりして、うーん我ながらいい企画だ。
 
さくら事務所に人が集まったきっかけとは?
 
ウチの会社に集まってくる人達は従業員(的感覚)じゃないんですよ。
テーマがあって、それに個人事業主が集まってくる感じ。
 
質問をくれた方は最近ご自身で事業を立ち上げたそうだが、
いい人材に恵まれないという。
 
理念を突き通し、発信し続ける。私達がアドバイスできるのはこれだけです。
志に共感してくれる人はきっとやってきますよ。
 
しかしウチの会社の生い立ちに興味を持ってくれるなんて、
ちょっと照れくさいが、なんともうれしいものだ。なので次回もやりましょう。
(当然物件の質問も大歓迎!)

2005.8.24

前回空戻りだったモデルルームへ再び。
図面は揃ったとの連絡を受け伺ったのだが・・・

見た瞬間はあ〜。スイマセン今回も帰らせていただきます。

確かに前回に比べ数枚は増えていたが、
話になりませんな、もう一瞬バカにされてるのかと思ったよ。

「設計会社が前日届けに来たのですが・・・」
誰が届けに来ようが揃ってなきゃダメなんだって。

前回、ふがいない営業さんから電話を代ってくれと言われ、
何のページが無いのか、何が見たいのかを建築の担当者に
直接説明したのは何だったのかね?電話の相手は建築担当だったし
私が特別なことを言ってるわけじゃないと理解してくれてたじゃないか?
あの人はもう辞めちゃったのか?

若い営業さんは、
「今日中に揃えますので明日また来れないですか?」と。
詳しい人に言ったってダメなのに、そんなの信じられるかっつーの!

何で私にそんなに早く来てもらいたいのか。
判ってますよ、契約の日が迫ってるからでしょ。
しかしねえ、そっちの都合ばっかり主張されても困りますなあ。

あなた方根本的なところが判ってない。
私が見たいがためだけに言ってる訳じゃないんですよ。
契約後に建物について揉め事が起こったとき
どうせあなた方は「図面どおりです」って言うんでしょ。
ないってことになると、どっかで必ずトラブルになりますよ。

契約書にも書いてあるんでしょ。事前に十分把握しろって。
どこのモデルルームに行っても
当たり前に置いてある資料しかお願いしてないんだよ私は。

現場に行かせて欲しいと言っても「監督が出払ってる」
設計会社に問い合わせても「電話の調子が悪い」

なんだよおい!私はクレーマー扱いか?

2005.8.22

内覧会のチェックポイントとモデルルームの見方の取材。
待ち合わせの現地には機材を持ったスタッフの方々が。

なんかこう、あのものものしい雰囲気ってイイネ!
以前はアレをみただけで緊張していたが・・・

コメントごとに撮影はぶつ切りだが、本番中周りはシーンとなり、
私だけがカメラに向かってしゃべり続けるのはちょっと照れくさい。

しかしディレクターさんはかまわず、
「次は扉を開けて歩きながらコメントください!」とか。

難しいこと言いますね〜
「建もの探訪」の渡辺篤史さんじゃないんだから・・・

なんの撮影だったかはそのうちお知らせします。

2005.8.21

今月27日の中古マンションセミナー、きっと面白いですよ。
久々の出番に向けて、ここ数日レジュメなんぞを作っているが、
伝えたい内容が泉のように湧き出てくる。
うーん、私だけで2日は掛かるボリュームだな。
 
なので今回はリフォームに特化します。
・リフォームのできる物件、できない物件の違い・業者さんの見極め方
・大体いくら掛かる?・トラブルにならないために などを。
 
リフォームを考えている方、すでにマンションに住まれている方でも
きっとためになることをお約束しましょう。それくらい自信ありますよ今回は。
 
中古マンションのセミナーは初の試みだが、
中古物件の特徴から始まり、選択のポイントと判断材料、
間違いのないリフォームの極意まで、かなり内容の濃い1日になるでしょう。
 
定員までまだ余裕はあるようです。興味のある方は是非。

2005.8.19

丸ごとパックの内覧会を世田谷区で。
物件はすでに完成している、いわゆる完成在庫マンション。
首都圏だけでも相当数あることを裏付けるように、
ここのところ完成在庫物件の調査や内覧立会いの依頼は多い。
 
この手の内覧会に立ち会うと大体言われるのが、
「現状渡しなのでご指摘には応じられません」というセリフ。
 
ノークレーム、ノーリターンでってことか?
オークションで釣り道具買ってるのとはわけが違うっつーの。
(妙に具体的な比喩だが・・・)
 
一見もっともらしく聞こえるこんなセリフだが、
新築として物件を買う以上、こんな発言は本来間違っているのです。
定期点検で対応しますなんていうのも同じこと。
 
正直に言ってくれたほうがまだかわいい。
「ゼネコンが撤収しちゃってるので、
ややこしい修繕を丸投げできる相手がいない」

とか、
「定期点検でゼネコンが来たときに、
まとめてやらせれば効率がいい」
ってね。
 
これを買い手から聞いてみちゃうのも手です。営業さんはきっと固まるでしょう。
技術的な面倒な仕事はゼネコンに押し付ければいいという旧態依然の上下関係。
いやですね。ゼネコンさんて可哀相だ。この手の場に立ち会うときはいつも思う。
 
完成直後も、完成した在庫でも条件は同じです。キッパリと、そしてスマートに
修繕は入居前にお願いしておきましょう。「そちらの立場も判るけどさ」みたいに。
 
ちなみに私は、
「いつの間にか修繕を聞き入れてしまった」的にお願いするのは得意。

2005.8.15

板橋区のモデルルームで建物調査
いつものように片隅のテーブルを借り、
営業さん持ってきた図面に目を向けると・・・
 
(うすっ)
 
厚さはほんの数センチ。
100戸を超える規模のマンションで、そんなはずないっすよね?
いくらなんでももうちょっとあるはず。まあ図面ってけっこう重いし、
何往復かに分けて運んでくれるのかと思っていたが、
 
「図面は以上です」って・・・
 
意匠、構造、設備、電気の項目に分かれているものの、
図面は明らかにダイジェスト版。
これじゃあパンフレットの情報と大して変わらない。
 
モデルルームに到着後10分で出直しが確定した。
(職人さん的には、これを空戻りと呼ぶ)
 
ウチはいつも、伺う前に図面の有無は確認してる。
意匠、構造、設備、電気とも揃っているとは聞いていたが、
まさかダイジェスト版のみとはね・・・
 
建物のことを判ってる人がいないモデルルームの典型。
図面を開くことがないから、中身の状態が把握できてない。
ただあればいいってもんじゃないんですよ、設計図書って。
 
私に言われて初めて気付くって事は、
ここの物件には建物に詳しい人が訪れていない、あるいは
私のように図面の閲覧を求める人が初めて来たってことになる。
 
建築に詳しい人にとって興味のない物件なのか、
たまたまそんな人はまだ訪れていないのかは判らんが、
やっぱり図面は揃えておきましょう。
外部の人に言われて気付いているようじゃ、ちょっと恥ずかしいッすよ。

2005.8.14

コーポラティブハウスを契約された建設組合の方々が来所。
 
着工はこれからだが、現在コーディネーター会社ともめており
今後の工事に不信感を募らせているとのこと。
ゼネコンの選定はコーディネーター会社が行なう契約になっていたが、
当初のゼネコンを訳あって更迭後、次が決まらないという。
 
マンションの場合、事業主はデベロッパーだが、
コーポラティブの場合、事業主はそこに住まう組合の方々。
マンションと違い単なる購入者じゃないんです、コーポラの居住者って。
 
そこにきて、ゼネコンの選定も白紙、建設予算も未定、
竣工もずれ込む可能性アリと、
これじゃあ不安なるのも仕方がない。
 
ゼネコンとの工事請負契約がままならない現状だが、
建築家とのプランの打ち合わせは着々と進んでいる様子。
室内のオプションも大方決まっているそうだ。
 
うーんちょっとちぐはぐ。内装だけ決まっててもどうなんだ?
 
組合の方々の相談は、
ウチで施工中の品質チェックを頼めるかといった内容。
コーディネーター会社も、出だしのドタバタで不安を与えてしまったため、
第三者の介入を検討しているという。
 
安心できる建物を求めている組合の方々と、
間違いのない建物をコーディネートしたい会社。
 
「キチンとした建物を造りたい」
 
立場は違えど双方の着陸点は同じ。
ということなら、私達は依頼をお受けします。
あの連中(会社)をやっつけてほしいとか、
やつら(居住者)を黙らせたいといった依頼なら、
100%お断りしようと思っていたが・・・
 
お互いがハッピーになるためのお手伝いなら喜んで。
宜しくご検討ください。
 
●会社の前の新大橋通りも日曜はガラガラ。
一服で出てきたバルコニーから、一台の車に目が止まる。
     うーんなんかラジコンチック
この方タミヤ派だそうだが、私はどっちかといえば京商派。
 
どこにしまったかな、マイエンジンバギー。ちょっと捜してみるか?

2005.8.11

建物調査の目視コースを埼玉で。
 
物件は築18年の一戸建て。
時間前に現地に着くと仲介さんが窓を開け、室内の換気をしてくれていた。
 
今日もカンカン照りだし、コレはヒジョーに助かります。
 
依頼者が遅れて来るとの連絡があったので、まずは外周部分からチェック。
外壁パネルの継ぎ目に雨が入っている箇所がいくつかあるようだが、
まあ直らない問題じゃないな。
修繕すれば大丈夫かなと思いながらチェックを続けていると
私のそばを離れない仲介さんが、
「大丈夫ですよね、問題ないですよね」と何度も聞いてくる。
「大手さんの持ってる物件ですから大丈夫ですよね」とか。
 
何度か申したが、現状を問題と捉えるかどうかは私が決めることじゃない。
敷地内でタバコ吸いながら質問を繰り返すこの方、
私に「問題ないです」と言って欲しい気持ちはわかるが、ちょっとしつこいぞ。
 
程なくしてやってきた依頼者のご主人はイギリスの方。
庭のある中古戸建を探していて、建物はご自身で手を入れていきたいそうだ。
さすが欧米人、室内の仕上げやウッドデッキは私がやりますなんて、さらっとおっしゃる。
サスガです、自分でやることの楽しさを母国での習慣から十分知っているのでしょう。
ここが、日本のお父さん達と違うところだな。
 
天井裏をご主人とチェック。
断熱材の薄さと施工の雑さに少々ビックリしていたようだが、
「これも私が直しますから問題ナイデス」と。うーん素晴らしい!
 
去年ヨーロッパに行ったとき、ホームセンターに並んでいた
膨大は断熱材の数に驚いたことを思い出す。日本ではありえないラインナップ。
現地のコーディネーターさんが言っていた
「コッチのお父さん達は断熱工事は自分達でやるものと考えているのです」と
言ってたことはホントだったのね。
 
ご主人から聞いた面白い話がもう一つ
「イギリスでは中古住宅という言葉はありません。
売ってる住宅は全部中古デスカラ」
さすが100年以上も建物を持たす国。うーんコレはやっぱりみんな見習おうよ。
恥ずかしいよね、日本は家を30年くらいで壊してるなんて。
 
猛烈にイギリスって国が気になり始めた。来年行ってみようかな。

2005.8.7

2年前に内覧会で立ち会った依頼者から、定期点検の依頼。
 
新築マンションでは引渡し後2年で定期点検が最後となる。
最後の点検はきっちりと行ないたいとのことで依頼したそうだ。
もうそんなに経つんだなあと、感慨深く思っていたが
以前の点検時にお願いした修繕項目が、どうやらキチンと直ってないらしい。
 
物件にお邪魔すると、もうすぐ3歳になる女の子が。
当時産まれたばかりだった赤ちゃんがもうこんなに?
 
内覧の時がらんどうだった部屋が、
すっかり生活の場となり子どもがスクスクと成長している。
不安のない住まいって大切だよなっと、改めて感じさせられた。
 
早速現在気になっている箇所を見せてもらう。
一番気になっているのはやはり以前の修繕箇所のようだ。
 
「雑だな」
 
一見きれいに直っているようだが、明らかに追っ付け仕事。
「ここをこうするのがめんどくさくって、きっとこんな風にやったんだな」
みたいな事は、判る人が見ればすぐに判る。
 
依頼者Kさん、もう一度きっちり直してもらいましょう。
そんなに難しい問題じゃないですから。
 
っていうか、ウチのアフターフォローを有効に使って下さいね。
何かの工事が発生するときは是非ともご相談下さい。
 
●【ここ数年お気に入りの逸品】

無農薬無添加。インディアンガンナラナイ?

依頼者Kさんは私と同じく喫煙者。2年前の内覧会の時、
私の愛煙タバコを紹介した(らしい←憶えてないが・・・)
のをきっかけにコレに変えたそうだ。
アメスピ布教活動大成功?私の周りは大体がコレにチェンジしてるな。
 
「タバコなんて止めなさいよ」なんて言われることもあるが、
そんな時私は「止めたくなったら止めますよ」と返してます。
何かを止めるとか、継続することがストレスとなってしまうなら
私は他の方法を考えるタイプ。(ただのひねくれ者と人は言う?)
 
健康には大変に興味があるが、美味しくないものを我慢して食べるとか、
時間とか量を制限されるとストレスになりどうせ続かない。
なので自宅で食べる食事はオーガニック&スローフード。でも、
外食のときまでこだわるつもりはないんですよ。それがまたストレスになるので。
だから夕食は極力自宅でとる。無農薬の食事は何よりも美味しいですから。

2005.8.5

パワービルダーやハウスメーカーが造る
建売物件の建物調査が続く。

依頼者はとある出版社さん。
誰からの依頼でも私たちのスタイルは変わらないのだが、
毎回違うのは売主さんの反応。

協力的で私たちのチェックの様子に終始興味があるような会社もあれば
鍵を開けてくれただけで、すぐに涼しい販売事務所に引っ込んじゃう会社、
「調査の専門家が来るなんて聞いてない!」と、現地で中止になる会社があったりと。
伺ってる趣旨は事前にお伝えしているはずなんだが・・・

物件も色々だが、会社も色々だ。

取材ということもあってか、どこの会社も自信のある出来栄えの
物件をセッティングしてくれてるようで、仕上がり具合はどこもイイ。

でもね、
内覧会じゃないので室内をきれいにクリーニングしてくれてなくてもいいし、
設備機器のグレードや、外観のカッコよさなんかは私たちの場合どうでもいいのです。
問題は見えないところ、見えづらいところこそ大事なんですから。

なのでけっこう色々な(マニアックな?)機材を使っちゃいます。

連日のドピーカンで調査のときは汗だくだが(汗かきリーダーはこの方
日が当たれば当たるほどサーモカメラの威力が炸裂。
  
 一見普通の2階天井も     緑のところは熱い部分     やっぱり断熱材が・・・
断熱材はきっちり入れときましょう。冷暖房の効率が違いますよ。



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