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神尾和秀 建物調査(インスペクション)を行うプロフェッショナル
仕事の事も、関係ない事もここにぶちまけまっせ!!
1970.6.2生まれ いぬ年 A型 ふたご座
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BLOG 神尾和秀の「建物はこうして調べなさい」

2006.9.22

ココのところ多い神奈川県内の依頼。今日も横浜市で一戸建ての調査
 
最近の新築一戸建てって、どこも似たり寄ったりの仕様が多く、
室内の写真だけを見てるとどこの物件だったか
思い出せないなんてことがよくあるのだが、今日の物件は違った。
 
天井・壁・床とも、節ありの杉板をふんだんに使用。
あの雰囲気は合板とビニールクロスだけでは出ませんねえ。
天井に木目があるってのは特に大きいです。
しかし、味わいのある無垢材も、
外部で使う場合は少々気を使わなければいけません。
杉材なんかはこまめに塗装できる人向け。
数回の塗りなおしで木目がぼやけてしまうこともあります。
 
ちなみにウッドデッキなんかはこちらがオススメ(カミオ家も愛用)
2〜3年でいい具合に色が抜けてきます。これぞホンモノって感じがイイネ!

2006.9.17

11年落ちの自家用車を車検に。
 車屋の有人曰く、「ホントにまだ乗るの?」と。
 
日頃のメンテをしっかりやってれば、
車なんてのはいつまでも乗れるもんです。
 
アメリカの機械モノはすぐに壊れる?
 
ええまあ確かに。でもですねえ、手を入れた分だけ
がらっと調子が良くなる感覚はアメモノならでは?
 
新しい機械ってメンテナンスしてもあまり体感できないし。
 
住宅も同じですよ。古い住宅に手を入れると
たちどころに快適性なんかはアップしますから。
 
メンテナンスを億劫がってはいけません。
日本人は元々器用なんですから。

2006.9.14

とあるゼネコンの方々が来所。
 
以前に建設したマンションに多数の不備があり、
居住者の紛糾した事態を解決したいとの事で。
 
気持ちよく住んでもらいたいという為なら応えたいし、
何かお手伝いしたいという気持ちはあるんですよ。
 
しかし、「お恥ずかしい」とばかりに
打ち明けてくれたその内容は、「そりゃー紛糾するわ」
といったものばかり・・・
 
ちなみにお越しの方々は、泣く子も黙るスーパーゼネコンさん。
(実際泣いてる子どもには「知らねえよ!」といわれるだろうが)
 
後手後手の対応も、事態の収拾をより困難にさせてるモヨウ。
 
居住者に向けた調査やコンサルティングなら
お受けするという旨のご返答は差し上げた。宜しくご検討ください。
 
______________________________
ほつれてきたジーンズの修理のため、原宿のEVISUへ。
靴でもスーツでも、後々までキチンと面倒みてくれる会社の品物が好き。
なので、売りっぱなし作りっぱなしの会社が作る品物はキライです。

2006.9.11

【NYテロ5年目の真実】 という番組を見た。

当時、この事件の一報を聞いたのは
とあるモデルルーム内でのこと。
図面を見に行っていたのではなく、そこを造っている側の立場で。

「二機目?」、「どうやらテロらしい」と情報が入ってくるにつれ、
いてもたってもいられず、
ただ「家に帰らねば」と、そそくさと撤収している風景を思い出した。

いてもたってもいられなかった理由は、
「即時世界規模の戦争になるのでは?」と思ったから。
とかく外にいると、この手の情報は断片的になりますから。

あれから5年ですか。
何年前の時の自分って、正確に記憶している事は苦手だが
この時はさすがに鮮明に覚えてる。

モデルルームを造る仕事も、それを見て買う事も、
当たり前だが恒久的な平和があっての賜物。

ただただ世界平和を祈念。

2006.9.9

大変にありがたいことでもあるが、
お正月休み以外、どこかしらの物件に私達はほぼ連日お邪魔してる。

何度も書くが、ホントウに一戸建て住宅の品質のバラツキというか、
出来の差・意識の差が大きい。新築でも中古でも。

先日の中古物件では、漏水の履歴があちこちにあり、
それを誘発するかのような施工が見られた。

(建物側に勾配がつけられた排水ルート)
売り手も、そして買い手もそれほどの問題と捉えてなかったようだが、
建物を永く維持するなら軽く考えてはいけない。
契約済みの依頼者は、内装をリフォームして住みたいとおっしゃっていたが、
目に見えない部分にもお金は掛かるとアドバイス差し上げた。

新築でも、床下に断熱材が入っていない物件も。
床下を外部と見なしている仕様なのに、フローリングの下に断熱材が無い。
20年位前の物件ならともかく、新築でこれはさすがにまずい。
 
 (合板の裏側が見えちゃってるが・・・)    (断熱材が入っていればこうなる)

これでは冬場のキャンプでテントの中の床と同じだ。
(装備によってはテントのほうがいいかも)

この手の不備を反映したプライスで、購入者が理解しているなら
まあいいかもしれないが、売り手も買い手も把握しないまま
契約・入居の流れが後々様々なトラブルを起こす。

こんな時、買い手だけが割りを食うかと思いきや、
売り手だって同じ。引き渡した物件の不備や瑕疵は
責任を持って付き合わなければならないんですから。

売買するその商品について、仕様や状態をキチンと把握する行為は、
不動産以外の場面では皆さんいつも実行していらっしゃるはず。

最近は売り手の方々からインスペクションの依頼を頂くことも増えた。

きちんを把握して売りたいという気持ちがあるのでしょう。
しかし現状ではこのような姿勢の売り手は圧倒的に少数。
今はまだ買い手主導のインスペクションが必要です。

2006.9.7

さくら事務所が現在の内覧会立会いを初めて5年目になる。
長嶋さんが受付をし、私が現地に向かうスタイルから
賛同してくれる仲間も増え、依頼もたくさん頂くようになった。
 
初めて伺った物件は目黒区。こういうのは忘れないもんです。
 
何せ世に出て間もない、当時はネットで告知している他サイトも
全くなかった時期に、依頼を下さった方の度胸?もすごいが
現地にいる売主や施工会社の態度もすごかった。
 
「仰々しい道具を持ってきてどんなこと言われるんだ?」って
戦々恐々としている業者もいれば、
威圧感丸出しで「お前らなんて絶対沈めてやる」と言わんばかりの脅し
修繕や調整のお願いをしても、知らぬ存ぜぬの無視など、
私達の嫌われ度合いといったら、それはもうすごい状態だった。
 
行けども行けども、当初はこんなような扱いをされてきたが、
ウチのやり方は絶対に間違っていないと信じ、
感情に流されることなく粛々と第三者性を貫いてきた。
 
依頼された方々の評判が評判を呼び、半年を過ぎた頃だったか、
一担当者レベルではあったが、共感してくれる方々が現れ始めた。
「あなた方のスタンスは素晴らしい、実は我々も助かっている」と。
 
私達の【スタンス】とは
あくまで中立。依頼者の弁護人ではないという事。
 
野球に例えるなら、依頼者からの剛速球、あるいは大飛球を
売主や施工会社が取れないことがある。
購入者は普通に投げていると思っている要求や主張が、
物件の仕様からかけ離れてしまったり、
その方だけの特別な対応になってしまうものは
いくらジャンプしても取れない場面が出てしまう。
こんなとき、投げる側・受け取る側の間に入り、
円滑にキャッチボールができるよう努めるのが私達のスタンス。
中指に掛かったいい回転のボールが投げ合えるように。
 
【助かっている】というのは
買い手にとってベストな提案をしているのもかかわらず、
疑心暗鬼から信じてもらえない状況が、私達によって
見事あっさり受け入れられる時にそう感じるのだろう。
 
売主や施工会社はこうも言う。
「どうして私達は信じてもらえないのだろう」と。
_________________________________
 
最近は内覧会立会い業者も増え、物件のエントランスでは
依頼者を待っているであろう方々を見かけるようになった。
 
しかし多くの内覧会場で、
ともすると私達を歓迎してくれるかのように
「立会い業者さんがさくら事務所さんでよかった・・・」と言ってくる。
 
現在はどのようなことが起こっているのか。
 
ひき逃げ捜査のような体勢で
徹底的にキズや汚れを探しまくり、一キズいくらで報酬を得る者から、
指摘項目を引き合いに出し物件価格の値引きを持ち掛ける者、
間取りや仕様にまで文句を付け、特別に何か計らえと進言する者など・・・
 
野球ばかりで恐縮だが、全く取ることのできない場外ホームラン、
かつての後楽園だったら白山通りを超えるような大飛球を第三者が打ってしまう。
しかもこのボールを購入者が一人探しに行くような構図が
内覧会を開催するたびに起こっているという。
これでは、簡単に払拭することのできない強烈な疑心暗鬼だけが購入者に残る。
 
近頃は色々なデベロッパーの方々とお会いする機会が増えた。
お会いする全ての会社の方が私達にその現状を訴え、その改善策をとおっしゃる。
 
デベロッパーの方々は何を改善したいと私達に言ってるのかお判りか?
 
臨戦態勢で挑んでくる第三者を締め出したいというだけではない。
購入者の疑心暗鬼を取り除き、
自分達の物件に気持ちよく住んでもらいたいという願いが一番なのだ。
 
内覧会立会いという業としてのサービスを世に打ち出し、
今や物件戸数の数割が何某かの同行があるという現状は、
いい意味・悪い意味、またおこがましくも、私達の影響は大きかったと思う。
 
ごく一部の第三者とはいえ、中立的第三者としての基準もなく、
玉石混交といわれてしまう現状に対し、私達も何か考えなくてはいけない
ステージにきていることは肌で感じている。
 
しかしこのことを考えると、いつも同じところに辿り着くのだが、
 
契約から竣工までの間に、モノが造られる工程をキチンと理解させず、
完成品のイメージだけで高額の取引をする入り口でのスタイルが、
後ろ(内覧会)で大きく影響しているのではないだろうか。
ウチの依頼者からも多く聞く、「物件は気に入ったが、担当者が・・・」
なんていうのもあるだろう。
 
これが購入者の不安と不満を増大させている側面はなかろうか。
 
そもそも売主・施工会社と購入者の間に
揺るぎない信頼関係が築ければ、そこに第三者など介入する必要はない。
私達の依頼数の心配は無用だ。内覧会を危惧するより、もっと手前に
重要なヒントがあるような気がするのだが、いかがだろうが。
 
「どうして私達は信じてもらえないのだろう」
 
より良いものを供給したいデベロッパー・ゼネコン各位
まずはここを良くしていく事を考えませんか。ご連絡下さい、私達も一緒に考えます。

2006.9.5

コーポラティブ物件での品質チェック
 
今日はコンクリート打設との事で、イソップ大下先生のアシスタント?として参加。
ポンプ車が現場入り口にセットされ、あとは生コン車の到着を待つばかりの状況だ。
 
足場からスラブに上がると、生コン打設日特有の職人さんがズラリ。
その一人、最近やや顔見知りになった職人さんが私に一言。
「先生、(←って、これはやめてもらいたいのだが)この物件は何階建てなんですか?」と。
この職人さん、前回は「この物件って分譲マンションなんですか?」なんて質問された。
 
そこで携わってる方々が、建物の概要を判っていないことにややビックリしたが、
そりゃそうだろうとも思った。だって教えてもらってないんですから。
現場での皆さんの動きは、それはもう皆さん一生懸命です。品質を追求するための
細やかな配慮があったり、十二分な安全対策を施していたり。
 
これが住む人に伝わらないものかといつも思う。
 
売る人・買う人・造る人 
三者の親睦がもっと深まれば、さらにいい建物ができると私は確信しているのだが・・・
住む人の顔が判れば、造る人も一層魂がこもるだろうし、
造る人の顔が判れば、建物にも一層愛着が沸くでしょう。
 
もうちょっと前面に出してもいいんじゃないでしょうか。わが国の建築マイスター達をね。
 (大分前だが、清水建設のCMは好きだったなあ。「昼間のパパは〜」ってやつ)

「この物件はコーポラティブで、各戸住む方のコダワリがこのコンクリートの
形になっているんですよ」と職人さんには伝えた。
 
「だからこんなややこしい形になっているんだな。はかどんなくて参ったよ・・・」
 
こんな現場発のホンネも伝えたっていいじゃないですか。

2006.9.1

2年前に完成したマンションでスペックチェック
竣工図書を見るために通されたカンファレンスルームには
分厚い図面が10冊ほど。これでもか!ってくらいバッチリ揃っていた。
二人で来といてよかった)
 
今回の依頼は、数日前私宛に掛かってきた一本の電話から。
担当の営業さんからウチを紹介されたとおっしゃる奥様曰く、
「週末に契約するのでその場に立ち会って欲しい」
「その契約後、即日に内覧会があるのでそこも立ち会って欲しい」と。
 
ずいぶんと急な話だなあっと思ったが、各サービスの特性を
ホームページを見てもらいながら噛み砕いて説明していると、
「でもホントは買うか買わないかの判断材料が欲しいんです」とおっしゃる。
 
ん?だったら契約内覧会立会いより、
もっと事前のサービスがあるんですよとまたさらに説明。
その数時間後、不動産調査を依頼する申し込みを頂いた。
 
(判りにくいページ構成が原因ですね・・・スイマセン近日中に改定する予定です)
 
依頼者のご主人はアメリカの方なのだそう。よし、より判りやすい報告に努めよう。
 
構造はストラクチャーだな、よしよし。
電気はエレクトロニクス?サッシはそのままで通じるんだっけ?
防犯性ってなんていうんだ?可変性は??
 
うーん今頃考えてももう遅い。奥様の同時通訳に期待しよう。

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