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笠原 一守   笠原 一守(かずもり)の「LOVE and PEACE」
 
一般消費者に真剣に向き合わない不動産/建設業界を直すため彗星のごとく現れた一級建築士。
弱きを助け、悪を滅ぼす、その姿は水戸黄門をもうならせます!底流にあるのは愛と平和を願う心

  1942.3.22生まれ おひつじ年 動物占い

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※感想・激励などお待ちしております!! kasahara@sakurajimusyo.com

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2004.10.21

先日内覧会に同行した依頼者の方から御連絡がありました。
現場で検討をお願いした是正の方法について先方から図面が
送られてきたので、この方法で良いか返事がほしいとのことでした。

この物件では一部を除き施工精度等はかなりよかったのですが
最終変更後の図面が現場と食い違う部分が何箇所かありました。
特に下がり天井の位置が図面と実際とが明らかに違っていました。
又変更内容の説明文章に誤りがありました。

現場で施工する段階で、施工図を作り設計図により作った
パンフレットの図面との食い違いを検討し施工上やむをえない部分は
パンフレット図面の変更として説明する必要があります。

今回はわざわざ変更箇所の修正した図面が現地と違うのですから
何を見て作ったのか疑問に思わざるを得ません。
機能上の問題ではないので依頼者も現場立会い者の謝罪を受け入れていましたが。

ところがパンフレット通りに施工したために不自然な納まりになってしまい
見てくれも悪く依頼者も納得がいかないと言う部分があり、当初の是正箇所
になったのですが施工図で検討すればこんなことにはならないと
誰でも思われることなのですが。

パンフレット通り作る事と顧客のためにより良い物を作ることと
どちらが大切なのでしょうか。もちろんパンフレット作る段階での
十分な検討も大事だし、変更する場合の顧客への説明も大事です。

結局、業者に是正方法を提案してもらい、問題がなかったのでその通り
是正してもらうことになりました。

2004.10.11

台風の直撃を受けて首都圏も大変な混乱状態でしたが、
雨はもちろんですが、風の影響も大きいと実感しました。

建物の構造計算でも地震と同様に風についても計算基準により
チェックされます。特に軽い建物は風圧に対するチェックが
重要になります。

建築用語の中にも「破風」と言うのがあります。読み方は
「はふう」ではなく「はふ」とよみます。屋根の妻側の先端に
山形に付けられた板のことです。

「破風」は屋根の装飾デザインのためにあるように錯覚するほど
建物に重厚な感じをあたえます。特に社寺には唐破風、招き破風
などがあります。

本来の機能は文字通り風を打ち負かすと言うことで軒桁や母屋(もや)
といった重要な部材を風から保護することなのです。もちろん雨の
吹き込みを防ぐ役割があります。

最近は住宅の場合は軒天井を張るため「破風」もシンプルになっていますが
日本のように雨風の多い国では重要な部材です。

2004.10.3

本日の内覧会はあいにくの雨の中行なわれました。
天気のよい時では分からないことが、雨が降ると分かることがあります。

今日もアプローチで庇がないか、庇の出が少ないのに気がつきました。
傘をたたむ間に濡れてしまいました。多分壁面後退線か斜線制限
のせいで大きな庇が取れなかったのでしょう。 

靴拭きマットの設置がありませんでした。管理上の問題やデザイン上
の理由で設置しなくなっている場合が多いですね。
出来れば設置したいものです。

本日の物件ではないのですが、角部屋ではバルコニーに面しない
腰窓がよくありますが、窓の上部の外壁に「霧除け」がついているのが
望ましいのです。
「霧除け」とは霧除け庇ともいい庇の小さなものです。

外壁に降った雨が直接窓に入り込まないようにするのが目的ですが
最近の物件ではないものが多くなっています。
デザイン的に止めたりコストダウンのために止めるケースが多いようですが、
本来の目的を理解していませんね。

其の他開放廊下の雨の吹き込み具合や、バルコニーの雨水排水の
具合が見ることが出来ます。

尚本日の物件は、専有部分は多少のキズ汚れはありましたが
大きな問題もなく無事終了しました。


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