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河西茂行
河西茂行の「とんち建物日記」

 建築知識は大阪支店でトップクラス!
 そして、交渉力も抜群。(スキンヘッドが怖く見えるみたいで)
 本当は、癒し系のやさしいコンサルタント。

 1963.3.4生まれ O型 うお座

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※感想・激励などお待ちしております!! kawanishi@sakurajimusyo.com

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2004.6.27

「大阪名物、路上駐車!」なんて言われることがあります。

確かに多い気もしますし、大阪の人が他府県へ行って
いつもの調子で路上駐車をすると、たちまち切符を切られて、
「大阪ナンバー(orなにわナンバー)を狙い打ちしとんのとちゃうかぁ!」と
憤っている人もいるとか…。

真偽のほどはともかく、大阪はルールやマナーの点では
あまり良いイメージはありません。

そんな大阪で違法建築が急に減ったという話が…。
いったい大阪に何が起きたのかぁぁぁぁ〜?

規制緩和がありました。
4月1日より大阪市内の住居系地域の多くで
建ぺい率や容積率についての制限が緩和されたのです。

詳しくは大阪市のHPで↓
http://www.city.osaka.jp/keikakuchousei/news/20040401.html

都市部の戸建て住宅では建ぺい率などを違反したものが
多いのですが、この規制緩和で適法状態になったものも
多いと思います。

中古の戸建て住宅を購入した後に建て替えようとすると
床面積が減ってしまうといったトラブルが減ることになりそうです。

しかし防火面の規制は強化(クリアするのは難しくない)されていますし、
それよりも住宅地で建ぺい率80%は窮屈すぎるのではと思います。

現状追認となるこの住宅政策、購入者にメリットとデメリットの
両方をもたらしそうで、物件を選ぶ際により確かな目を持たねば
ならなくなったと言えます。


2004.6.19

印南さんの「大阪支店失敗便りパート2」をご覧になった方、
「あれ?河西はいったい何をしてたんだ??」
と思われたかも知れません。

河西は助手席で見てました。
バーが上がった状態で自販機へ駈けていく印南さんを見てました。
目の前でバーがギロチンするのを見てました。
印南さんが慌てふためいているのをお茶を飲みながら見てました。

そんな脱力状態になるほど建物調査は辛いんですよぉ〜

…ウソです…


駐車場の出入口の自動ゲート、これがあるマンションも少なくないです。

これがあれば部外者の車は入ってこれません。「もちろん!」

泥棒が戦利品を運ぶトラックを入れることが出来ません。「もちろん!」

自動車泥棒は盗んだ車を外へ運び出すことが出来ません。「もち……?」


自動ゲートの開閉はリモコンを使うのがほとんどですが、
このリモコンを車の中に置き放しにしている方が少なくありません。
出発時に自宅に置き忘れて取りに戻るのが面倒なのでしょう。

このリモコンが自動車泥棒に逃走手段を与えてしまうのです。
リモコンを車内に置いている自動車に狙いを定め、
ドアのキーをこじ開け、始動回路を繋いでエンジンをかけ、
リモコンでゲートを開いてまんまと逃げていくのです。

自動ゲートのリモコンを置き放しにしてはいけません。
プロの窃盗犯は、ゲートが開いている途中で
お茶を買いに行ったりしないのですから……。

2004.6.15

今は梅雨。ちょうどいい季節です(何の?)

雨天の休日、「せっかくの内覧会なのにぃ〜」と言っている貴方。
罰当たりです…。

先日の戸建ての内覧会、事前の依頼者の話では施工者が不安で毎日現場通いとのこと。
致命的なミスがあるかもと思っていた前日は、近畿に台風接近の暴風雨。
もし建物に致命傷があれば、雨が染みて一目瞭然のハズ。
もし「台風ですから仕方ないです」などと言おうものなら……。

当日、天の助けを得て現場到着。外壁にクラックはまったくなし。「よ〜しっ」
気分が少し↑になった直後、お会いした依頼者の顔色はやはり↓。
「まだ外構が工事中なんです…。」

確かに鋭意施工中で外構の仕上がりは未確認に終わってしまいました。
が待てよ…昨日の大雨の後で土工事ができる……?
水はけの良さが確認できました。

風雨の強い日こそ、土地建物はその真価を問われます。
地震が最大の荷重と思われがちですが、地域や建物形状によっては風が最大の荷重と
してはたらく場合も珍しくありません。
雨漏りは古今東西、欠陥住宅の典型です(砂漠等の一部地域を除きます)

雨の多いこの時期、不動産探しにちょうどいい季節です。

2004.6.8

先日の内覧会でのこと、依頼者がオーダー時に
「全く知らない施工会社なので不安です」と書かれていたので、
「知名度は関係ないですよ」とメールを送り、さて当日…。

エントランスから壁の至るところに汚れが目につき「………」

中へ進んでけっこう綺麗にできてるなあと思って洋室にはいるとそこだけ
天井クロスの仕上がりが悪い「???」

リビングへ戻ってエアコンスリーブのキャップをはずすと中から外のまぶしい光が「んん!」

外へ回って給気口のベントキャップを引っ張ると「ズボッ!」

・・・・・

レーザー測定の結果はバッチリでしたし、天井裏にいたってはまれに見る美しさでしたが、
最後の最後でドタバタして内覧に間に合わなかったみたいです。

見た目は派手でしたが簡単に直る不具合ばかりでしたので最終的には安心して入居できそうです。

でも「ほら知名度は関係なかったでしょう」と言う機会は次に持ち越されてしまいました。

2004.6.3

そのむかし、京の都のはずれに一本の橋が架かっていました。
橋のたもとには立て札があって、こう書かれていました。
「このはし、わたるべからず」

ある日、この橋を安○寺の小坊主が通りかかりました。
立て札を見た小坊主はしばらく座禅を組んだ後、

「はしがダメなら、真ん中を渡ればいいんだ!」
といって、橋の中央を堂々と歩き始めました。

バキッ!ドサッ!
「うわぁ〜!」
ザブ〜ン…

床の抜け落ちた橋から水中に放り出された小坊主は賀○川を流されながら思いました。
「トンチでごまかさずに、きちんと修理するんだったぁ〜」

二十一世紀に転生した小坊主は、いまだに屁理屈がまかり通るこの世を憂い、
素直に修理することの大切さを説く旅に出ることにしました。

こんな小坊主の旅道中に、どうか気長におつきあい下さい。


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