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水永浩一郎 ジャン・レノ似。かなり熱めの建築設計士。
1960.11.8生まれ ねずみ年 A型 さそり座
プロフィールはこちら  ※不動産の達人サービスはこちら
感想・激励などお待ちしております mizunaga@sakurajimusyo.com

2005.8.24

「ココが違う」

出来上がりのいい住宅に当たるともちろん評価はいいモノとなります。
しかし我々はそれだけで建物の良し悪しを判断しているわけではありません。

仕様や施工者あるいは売り主の対応も見ています。
私たちの仕事がしやすいから?
それは違います!

住宅は長い時間付き合っていかなければいけないものです。
その長い時間の間には当然問題が起こります。
不具合が起きない住宅なんて絶対ありません。

大切なことはそのような問題が起きたとき
どう対処してくれるのか、どう相談に乗ってくれるのか
そこが一番気になるところです。

我々のサービスを受けられた依頼者の方に「アフターフォロー」を
行っておりますが、売主、施工者の対応次第では
本来このようなものは必要ないはずです。

先日の戸建の内覧会は仕上がりも良かったのですが
何より建物を大切に造っている姿勢が目につきました。

内覧中もしきりに私の調査を見ていたようですが
「どのようなチェックをしているのか」が
一番気になっていたのでしょう。

質疑に関してもその場しのぎの回答ではなく
すぐに調べる姿勢は共感できました。

この一週間でいくつかの戸建をチェックしましたが
仕上がり具合や指摘の内容はそう違ったものではありませんでした。

違ったのは施工業者のその対応。
よい対応の施工業者さんが多かったことで余計に目立ったのでしょうが
対応のよくない業者さんもいましたね。

「木造の宿命ってヤツですよ」
「それを直すともっとひどくなりますよ」
「そんなクレーム聞いた事ないですよ」
「まあ、様子を見てからってことで」

今まで問題として聞かなかったからか、問題にしなかったからか
指摘されて悔しかったからか、知識や経験が乏しいからか
お金や時間がもったいないからか、めんどくさいからか
クレーム処理をそう答えるよう伝授されたからか・・・。

今現在よりも今後の事のほうが心配です。

たまたま今日は虫の居所が悪かったから?

それならいいのだが・・・。

2005.8.19

「どんなによい仕上がりであっても」

戸建の内覧会では床下の状態もチェックしますが
床下の状態が悪い建物は要注意です。

どんなに床の精度が良くても、内装の仕上がりが良くても
仕様がすばらしいものであっても、構造部分がしっかりしていなければ
また、床下の状態が悪ければ長持ちはしません。

そして床下などは問題が起きていることに
気付かない場所のひとつだから厄介です。
修理や手直しも問題がが大きくなった後では大変なところです。

もっとも気を付けなければいけないのは「湿気」。
完成時の床下はコンクリートの乾燥が不十分な為
一般的に外部や床上より湿気が多く
また床下は気温が低い為湿度も少し高めです。

床下の換気状態がよくないと外気と床下の温度差が大きく
同じ湿気なら湿度は大幅に上昇します。

防蟻処理や防腐処理を施してあっても
数年しか効果はありません。

完成後、1,2年たっても湿度の差が大きい場合は
床下の換気状態がよくないか
あるいは地面の湿気が影響していると思われます。

その場合は床下を強制的に機械換気あるいは乾燥させること。
または炭などの調湿作用のあるものを施すことをお薦めします。

まずは床下の状態をご自分たちでチェックしてみてはどうでしょうか。
安い湿度計で十分ですので、半年か一年おきに測ってみましょう!

2005.8.13

「あとで紛争とならないためにも」

最近よく見かけるのが設置物の隣地への越境。

開き窓のサッシを開けたときに越境する場合や
物干し金物がすでに隣地へ越境している場合など。
隣の建物とぶつかっているわけではないので
影響はありませんが、お隣にとっては気分のいいモノではありません。

都会の狭い敷地での一戸建てはこういった問題が起こりやすく、
数棟の建売ではよく見かけます。

造っている際には同じ事業者(売り主)の為、問題にはなりませんし
苦情もありませんが、引き渡したあとは同じ所有者ではありません。

隣同士うまくお付き合いしている分には気にならなくとも
少し関係が悪化してくれば訴訟問題にもなりかねません。
直すと言っても簡単にはいかないものや
費用のかかるものなど様々です。

敷地境界、隣地境界の確認は地面だけではないことも覚えておきましょう。

※業界用語で「ミンミンキョウカイ」という言葉があります。
 セミが鳴いているわけではありません。「民民境界」と書きますが
 個人の所有する敷地同士の境界のことで敷地境界ともいいます。
 一方個人所有の敷地と公共道路との境界線を「官民境界」とも呼びます。

2005.8.6

「どこに相談したらいいのか判らなくって・・・」

戸建の内覧中に売り主さんから
「あの・・・お名刺を頂けませんか?」と言われ名刺交換を。

いつものことなので別に気にしてなかったのですが
今回の内覧とはまったく関係ないお話が。

「実は9年前に建売住宅を購入したのだが雨漏りがひどくって・・・。
それも新築なのに半年で雨漏りしてから今も続いているのです」と。

売り主担当者(女性)の自宅の話らしいのですが、
それを補修しているため外壁はパッチワーク状態なのだと・・・。
いやはや、お気の毒としか言えませんね。

ご自分でそんなご苦労をなさっているせいか、
今回の我々の立会いもとても好意的に対応していただきました。

今回の立会いとは関係ないことでしたので
依頼者のいないところでの立ち話程度でしたが
いつでもご相談ください、お待ちしておりますので。

そしてご自分の経験を生かして良い家造りを続けてくださいね!

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