2003.5.31
「これは気付かないでしょうね」
今日の物件は、傷や汚れも、外まわり、配管類、配線類、
各部分の調整などなど、どれをとっても素晴らしい出来で、
言うことなしでした。一部を除いては・・・
この写真はドアが当たる部分にゴムがついていません。
というか反対向きに付いていました。
これに神尾さんが出演した時に番組の中で紹介された物件で
指摘に上がっていた箇所と同じです。
私は撮影当日に同行していたのでよく覚えているんですが、
みなさん覚えてるかなぁ。
依頼者のKさんとその番組の話をしていた直後の出来事だったので
思わず笑ってしまった。
この指摘を確認時にゼネコンの方にお話しすると
とても恥ずかしそうにしてました。
売主検査でもゼネコン検査でも、これは気付かないな。普通は。
これ以外は、網戸のマグネット調整だけで指摘はたったの2ヶ所。素晴らしい!
あまりも出来がいいので私も気持ちよくて
お子さんとハシャいでしまいました(笑)
Kさん良かったですね。
仲の良い2人のお子さんと奥様と4人で楽しい生活を送ってください。
あと、現地でお話した方法で上手に換気してくださいね。
2003.5.28
「衝撃的な写真」
びっくりしました。
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この写真は、『達人の一戸建品質検査』の現場で撮ってきたものです。
基礎と土台を固定するはずのボルトが完全に意味のない状態になっています。
建売一戸建ての場合、完成している物件を買うことが多いかもしれませんが、
戸建こそ最初からしっかり見ておく必要があると思います。
戸建の場合、マンションと比較しても検査が甘い部分が多いために
このようなことが、起きたりします。
このまま施工されて気付かないまま入居する事になったとしたら・・・
恐ろしい事です。
さらに恐ろしいのは、土台から完全に外れているボルトを
何とかして締めようとしている業者です。
「大丈夫、大丈夫」という感覚なんでしょうか。
こんな状態でもなんとなく建物は建ってしまいます。
しかし、地震などがあったらどうなるんでしょう・・・
絶対にこんな物件を購入してはいけません。
もっとも、出来てからではわからない部分ですが・・・
2003.5.27
「朝礼やKY活動」
気が付けば今月もそろそろ終わりです。
そういえば一ヶ月前の日記で「確信犯」というのを書きましたが、
どうやらその部分の修繕はしっかり行われたそうです。
その物件の依頼者から連絡を頂きました。
この物件からはかなりのオーダーをいただき、何度も伺いました。
以前の日記にも書きましたが、全体的にはいい出来具合でした。
しかし、ちょっとした所に「かわいらしい?ミス」もありました。
例えば、洗面台の水が弱い(絞りすぎ)、可動棚がきつくて動かないなどがそうです。
また、かわいいとは言えない部分は、ベランダ側サッシのシール忘れ、
それから写真こそ掲載していませんが、中には壁を壊してやり直すというケースも
ありました。
これもどちらかと言うと確信犯的なところがありますが、
この物件の工期にはだいぶ余裕があったと現地の方に聞いていますので、
せめて「かわいいミス」だけにして、目に見えてわかる程のミスはない状態で
内覧会を実施して欲しかったと思いました。
例えば壁を壊すなどという指摘は、一業者だけのミスではない場合が多いのです。
そこの部分を仕上げる為には何人もの人が携わるので、
その過程で誰かが気付きます。
確かにこの部分はさまざまな施工方法が絡みあう部分で、
そこを全てまっすぐに仕上げるのはとても難しい事ですが、
このことも購入者には全く関係ないのも事実ですし、
たとえ管理が行き届かなくても現場の連携が取れていれば、こういう事は
起こりにくいはずです。
朝礼やKY(危険予知)活動、定例会などを通じて各業者の隙間を埋め、
現場の連携をしっかりとって欲しいものです。
2003.5.24
「作る事の裏側」
普段はマンションを作るという事においていろいろ書いていますが
今日はその裏側で起こっている事を以前の依頼者の方との
メールのやり取りの中から了解を得て一部抜粋してみました。
これは産業廃棄物に関することです。
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もちろん過積載って言葉はご存じだと思います。
私の感覚ではこの『過積載』には二種類あると思っております。
一つは、極悪確信犯!
運搬経費削減の為、積載重量の倍近く(以上)積んで運んでしまう!
よくあるパターンです(汗)
これは論外。
じゃあ、過積載をしない為にはどうしたら良いか?
もちろん、積載重量を守れば良いのですが。。。
二台で運べる量が、三台になったりします。
ただ、重い物ってだいたい決まってるんです。
コンクリートや砕石、土砂、鉄などなど・・・
これらの物は少ない量で重さがあるから、人間の感覚を
麻痺させてしまうのです(苦笑)
重さだけでなく、容量でもそうです。
逆に、軽い物は量を多く積んでしまう!積載重量は違反していなくても、
荷くずれなどの要因になります。
あまり頭の良くない例えを挙げるならば・・・
エレベーターは適正な重さ以上だと、ブザーが鳴り動きません。
そんなにギュウギュウ詰めではないと思います。
しかし。。。
通勤ラッシュの電車では、もうこれ以上人は乗れないと思っていても、
まだ誰もが乗りこもうとするんです。
通勤ラッシュと、車の積み込みは違う!って思うところですが。。。
建設現場にも通勤ラッシュが存在するのです(笑)
行程、工期、検査などなど・・・様々な要因で。
じゃあ、車の手配を増量すれば良いのですが・・・
忙しいときは、皆忙しいもので、そんなに急に手配が増えない時期もあるもんです。
そんなときは、少し大目に積んでしまうことも。。。
そうしないと、大久保さんに未済で怒られてしまいますからね〜?
厳密には処罰されるほのど、オーバーではないのですが。。。
これはこれで、確信犯です。法律違反はいけません。
でも、少し気持ちはわかります(汗)
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建物をあまり安く作ろうとすると、その歪みがどこかに出てしまいます。
これらの事は、高速道路などで荷崩れを起こしているトラックや、
解体現場からでる産廃を運んでいるトラックからごみが落ちたり、
過積載のためにブレーキの利きが悪くなっての追突など、
さまざまな事故の要因にもなっています。
安ければ良いというばかりでは、いけませんね。
2003.5.20
今日は茅場町(新事務所)に行ってきました。
「いい感じ!」神尾さんの日記にも書いてありますが、
まさに『訪れる方々がリラックスできるような空間』になりそうです。
さらに『わかる人にはわかる』というような、
普通ではちょっと使わないような部材を使用してます。
早くできないかなぁ〜♪
楽しみです。
2003.5.18
「なんでわからないの?」
今日は福島でした。I Love 東北です(笑)
私は昔から東北方面が好きで、どこかへ出かけるといえば東北でした。
福島は3年ぶりくらいっだったかな?
しかし、東北はいつ行ってもいいところですね。
私の両親は全く違う出身地なんですが、
なんだか自分がこの辺で生まれたかのようです。
それはさておき
内覧会は、施工会社さんと売主さんが同行してくれて、施工自体も
良い方だったんですが、施工業者さんも、売主さんも、自分の携わっている
物件なのに、なんだかよくわかっていないところがありまして・・・。
私「パンフレットに記載されているマルチメディアコンセントに
電話のジャックが付いていないんですが・・・」
売「これは一ヶ所にしか付いていません」
私「でもパンフレットには載ってますよ」
売「・・・一ヶ所という事になっています」
私「重要事項説明に書いてありますか?」と、一応聞いてみた。
売「はい!」へぇー書いてあるんだ。
私「Fさん持ってますか?」
F「はい!」
売(・o・;)
私「どれどれ・・・ん?」
「すみませんどの辺りに書いてありますか?」
売 (慌てて探す)
私「書いてないですよねぇ」「契約図面はどれですか?」
売「パンフレットです」なんとなく声が小さくなった(笑)
私「こっちに書いてないんですか?」
売・私 (探す)
売「ここに書いてあります!」 とっても嬉しそう。
このとき売主さんは「ドキドキしました」と本音を言っていました。
思わず本音が出てしまったような感じでしたが・・・(笑)
販売会社が別だからといって、それじゃダメでしょう。
売主の責任として、きちんと把握しておいてくださいな。
しかも紛らわしい記載方法は問題があります。
新聞のチラシにも紛らわしい表記がされていたので
さすがに売主さんに一言いいました。「なんでこうなの?」
次は、施工会社さん。
私「この網戸が外れたらどうなりますか?危ないですよねぇ?」
施「・・・ですねぇ」
私「この網戸は脱落防止の処置はされていますか?
こうやってやると外れてしまうんですが」
施「・・・ちょっ、ちょっと待ってください」 どこかへ電話する。(なんで?)
しばらくして・・・
施「今電話で聞きましたが脱落防止の処置はされています」
(施工会社のひとが3人もいて誰一人わからないのか?)
私「でも外れてしまいますよ。もし実際に入居してから脱落して、
下に居る人がケガでもしたら誰が責任とるんですか?」
「どこかに入居者の責任で網戸の脱落防止をチェックして下さいと
書いてありますか?」
このとき売主さんも一緒でしたが、皆さん固まってました(笑)
でも、脱落してからでは笑えません。
しかも、施工会社の人が3人もいるのに、どこかへ電話しなければ
自分たちの作った物件の仕様もわからない。
さらに、この部分はどこのマンションへ行っても脱落防止になってます。
物件によっては、危ないので完全に固定しているところもあるくらいなのに・・・。
対応はとてもよかったのに、もう1つ詰めが甘いというか・・・。
施工自体も大きな問題がなくて良かったので、もうちょっとがんばって欲しいですね。
Fさん、おいしい物をありがとうございました。ご馳走様でした!!
2003.5.15
「申し訳ございません」
私は外に出ていることがほとんどなので、あまり気が付きませんでしたが
久しぶりに一日中事務所にいて改めて事務処理の速さに感動した!
さらに、大変だということを再認識した。みなさんお疲れです。
というわけで今日は一日中事務所でカンヅメ。
昨日の調査した調書作りと他の業務で大騒ぎ。
このところ以前にも増してものすごい勢いで
内覧会や
建物調査、
不動産調査の
オーダーをいただいています。ありがとうございます。
ただ、明日とか明後日など急なご依頼の場合、誠に残念ですが
対応しきれずお断りするケースもあり心苦しいばかりです。
通常、建物調査や不動産調査は現地で調べたり、
モデルルームで調べたりしたことを報告書にまとめるのですが、
現地で不明な点があった場合、問い合わせによる確認などに
多少の時間がかかることがあります。
例えば、3日後に契約という場合、遅くとも契約の前日には
報告書が必要になると思います。
前日というとオーダーをいただいた翌々日には報告書が必要になる計算ですが、
実質的に調査が完了し報告書ができるまで、サービス内容によっては
オーダーを頂いてから数日かかってしまうことがあります。
ここで、未確認事項があると報告までにさらに時間がかかってしまう場合があります。
一戸建の内覧会または建物調査(不動産調査を含む)では契約をされていない場合
基本的には最初の段階で販売業者さんに日時の確認をしていただいています。
というのも、オーダーいただいた段階で契約されていない場合は、
マンションのモデルルームのように”定休日以外はいつでも調査できる”
というわけには行かないからです。
また、内覧会立会いは事前の調査はありませんが、翌々日といった場合
同行できるスタッフが空いていないことが多いので、
これもお断りすることになってしまうケースが多くあります。
出来る限りの対応はさせていただいていますが、やむ終えずご期待に
添えなかった皆様、誠に申し訳ございません。
2003.5.9
「丁寧な内覧会」
今日の物件では、施工会社の方はなんとなく拒絶気味でしたが、
内覧会としては好印象な物件でした。
というのも、終始2人の立会者がいて、
1人は記入、もう1人は同行しながら、一緒にチェックをしていました。
しかもこの方は、私や依頼者の方がチェックをする前に
自分で気が付いた事を指摘項目に入れていました。それも知らぬ間に・・・
これには驚きました。なんという姿勢のよさ!
でも、ちょっと待って下さい。
よく考えてみると、本来ならば内覧会の前に
しっかりチェックしておくほうが、よいのでは?
それとも内覧会で落しどころを作っているのか?
だれでもわかる指摘はあえて残しておいて
”私たちはこんなに丁寧に対応します”なんて・・・これは考えすぎだな(笑)
もう一つ、内覧会に来ている購入者の皆さんより
現地スタッフの人数が多かったのにも驚いた。
ふつう逆なんですけどね。
いずれにしても丁寧な内覧会でした。
内覧会をただの義務みたいに考えている売主さんには
まねできない事ですね。良い傾向です。
2003.5.7
「利かないブレーキ」
物件選びのポイントは、人によって全く違う。
建物自体がよければいいのか、それとも立地がよければいいのか、
はたまた利回りがよければいいのか・・・
自分はどうしてこの物件が欲しいのか、また、どうして今欲しいのか、
物件のどこが気に入っているのか、
この自問自答にハッキリ答えられる人はいいが、
あやふやなままでは、とんでもない無駄遣いになるかもしれない。
一度”買おう”と思った瞬間から買いたい気持ちは加速する。
さらに、物件の欠点すらも見えないフリをしてしまう。
こうなると、この加速をとめる事は難しい。
そうなる前に、物件の特徴や購入するリスクを、
少しでも知っておくべきではないかと思う。
その中にも物件選びのポイントは隠されている。
気持ちのブレーキが利かなくなってからでは遅いのです。
2003.5.4
「ムンクを映すモニター」
自宅に新しいパソコンを買ったのはいいが、
ケチってモニターは以前のまま使っていたのだが。
そのモニターが、とうとうご臨終になりそうだ。
2週間くらい前から、画面がゆらゆらしていて「まだなんとか使えるだろう」と
がんばってきたが、とうとう症状が悪化しはじめた。
モニターに映し出される物の幅が定まらない。
人の顔を映し出すと、さながら”ムンクの叫び”のようだ(笑)
道具は「使い倒して初めて価値が出る」という持論を持つ私にとっては、
このモニターは充分使命を全うしたと思うが・・・ん〜実にまずい。
そろそろどんなモニターを買うのか
ここを物色しなければ・・・
と、言っているそばから文字がたて長に・・・(汗)
2003.5.3
「達人の建物調査とは」
建物調査では、まず最初に現地やモデルルームに行って
私たちの基準で物件を調べます。
そこで、設計図書の閲覧やモデルルームの中を見ていろんな事を確認し、
その結果出てきた事を報告書にまとめて、依頼者の方に提出します。
依頼者の方はご夫婦とお子さん2人の4人家族で23区内に在住、
物件は、都下にある総戸数400戸以上の大規模物件でした。
ご報告の際にいろいろお話していると、
依頼者のHさんはとても気さくな方で
ついつい話が脱線してしまいました。
さらに、ここでは書けないようなお話も・・・(笑)
と、いつもこんな感じでご報告をしています。
このサービスを依頼されるときのタイミングですが、
物件を吟味したい場合、申し込みをしたが不安になった時など
契約をする前に依頼されるのが理想的だと思います。
ちなみに、申込金は契約に至っていなければ手付け金になりませんから
全額返ってきますので、もしその物件をやめようと思っても間に合います。
さらに物件周辺の詳しい状況や契約内容に関することまでを含んだ
総合調査・アドバイスは
「達人の不動産調査報告」で行っています。
2003.5.2
「化けるヤツ」
ゴールデンウィーク突入ですね。って、私には関係ありませんが(苦笑)
そういえば、昨日の
刀根君の日記に私の発言(?)がでてました。
ほめてもらって嬉しいんですが、「内覧会の王子様」この冠はやめてくれー。
はずかしい・・・と、言いつつ自分で書いてますが(笑)
ほめてもらったお礼というわけではないですが、
刀根君はいまどきの若いヤツにしては、とっても骨のあるヤツです。
「オレものんびりしてられないな」なんて思わせてくれます。
このまま真面目にやってれば近い将来もっとスゴイヤツに”化けて”
いることでしょう。
2003.5.1
「違いのわかる人」
ここ最近いろんなところで「さくら事務所さんですか、知ってますよ」とか
「ホームページ見てます」なんて”業界の方”によく言われます。
とある内覧会では、全く知らない人(おそらく購入者)に声をかけられたり
施工会社の方に「この現場の人間は全員知ってますよ」と言われたり、
デベロッパーの方には「内覧会でお世話になっていますよね」などと
あちこちで言われます。
確かにアレクサのランキングはどんどん上がっていますので、
世間に知られているのは良い事ですが、なかでも嬉しいのは
”業界の方”が増えているという事です。
しかし、私が同じ物件に何回も顔を出すので、「もうかりますねぇ」なんて
嫌味を言う人や、ウチが内覧会で”どんな部分をチェックしているのか”とか
建物を”どういうふうに評価しているのか”など、どうでも良い事を
聞いてくる人も居ますが、そんな事を言ったり聞いたりしてどうするんでしょう。
もう少し”違いのわかる人”になって欲しいです。
仕事に対して真面目に考えている人は、もっと違う事を聞いてきます。