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大下達哉の 「ドーシタ大下」
好き勝手に書いている日記です。技術系のネタが多くなるかも。 気楽にお付き合い下さい。 1977.3生まれ へび年 B型 うお座
最新の日記は、t-ohshita.comをご覧下さい!
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先日、セメント工場に見学に行ったとき、ノンフィクション作家の山岡淳一郎さんもご一緒でした。
山岡さんは、マンションに関する著書を出されており、公式ウェブサイト上にも住まいの省エネに関するコラムがいくつか掲載されています。
来る 4月9日(土)には、山岡さんを特別講師としてお迎えし、
プロが読み解くマンショントレンド新事情
= これからのマンションはどう選ぶべきか =
と題したセミナーが開催されます。
今までのさくら事務所のセミナーとは少し変わった趣のセミナーですが、個人的にも楽しみにしているセミナーです。お時間がある方はぜひ!
コンクリートを打ったあとに、猫が歩いて足跡が残っているときがよくあります。犬のケースは少ないようです。
Googleで検索しても、多くの人がコンクリートの上を猫が歩いたことを経験されているようです。
以前、品質チェックでお伺いした基礎屋さんも、猫の足跡に困っていました。(ちなみに、この現場にも猫の足跡がありました)
今日、品質チェックの内覧会でお伺いしたところにも、猫の足跡が。。。
幸いにもコンクリートが固まっていたため、凹んではいません
現場監督さんに、「どうして猫が来るんでしょうかね?」とお聞きすると、
「コンクリートを打つとコンクリートが発熱して温かいから寄ってくるらしいよ」とのこと。
確かにコンクリートは固まるときに発熱して温かくなります。
「お〜、なるほど!」と一人で納得。
しかし、現場からの帰り道に、「ん?じゃ、夏はどうなるんだ?外は暑くてさらに暑くなるのに?」と疑問が・・・。
どなたかご存知の方、ご連絡をお待ちしております。
最近、品質チェックの最終段階となる、内覧会が続いています。
物件の大きさによりますが、多くの場合、内覧会までに10回前後現場にお伺いしているので、建物に関してはほとんどのことが分かっています。
基礎の配筋から、筋かいの位置、外壁の下地や周辺の環境(駐車場やコンビニの位置は特に)まで。
品質チェックを行った物件の場合、内覧会のときに大きな問題が見つかることはほとんどありません。指摘事項は小さなものばかりです。
ある物件では、現場監督さんが毎日足を運ばれていました。意外と思われる方も多いかも知れませんが、現場監督さんが毎日物件に来られるのは、とても少ないケースです。
そこでの内覧会は、とても雰囲気の良いものでした。設計の方から、現場担当の方まで勢ぞろい。
また、品質チェックでお伺いするときがありましたら、よろしくお願いします。(あ、まだ手直し工事と外構がありますね・・。そちらもよろしく)
セメント工場と、研究所の見学へ。
電車に乗る時、ホームと電車の間に片足を落としてしまい、朝から大出血。
落ちたときはかなり痛かったが、何食わぬ顔で電車に乗って川崎に到着。
セメント工場に到着
大きな煙突が目に留まります。
セメントを作るときには、1450℃というとても高温の炉が必要だということ。1450℃だと鉄はドロドロに溶ける温度です。ちなみに、レンガを焼くときでも1200℃ほど。ホットプレートは200℃ほどしかありませんね。
熱源は、重油かと思っていましたが、微粉炭と廃棄されたプラスチックとのこと。
「プラスチックを燃やす」というと、黒い煙を想像して環境には良くないと思ってしまいますが、1450℃の世界ではダイオキシンとも無縁。
家庭から出るプラスチックはもちろん、工事現場から出る現場発泡ウレタンや発泡スチロールも燃料となるそうです。しかも、1kgから出る熱の量は9000kcalと、灯油よりも多く、石炭と比べると約1.4倍。
ゴミが燃えて、熱量も大きく、二酸化炭素の発生は少ない。一石三鳥でエコロジーじゃないですか。
オマケに、このプラントの説明をされたエンジニアの方が詳しかった。この業界ならず、他の業界のお話も具体的な数字を出して説明してくれる。
製鉄所の窯の内圧は200気圧で・・・とか、工場における石炭の年間使用量とか、熱量とか電気量とか。何を聞いても具体的な数字が出てくる。
個人的にエンジニアという職業が好きなので、このような方にお会いできると嬉しくなります。
午後からはセメントの研究所に移動
研究所は広く、300人ほどの研究員が研究しているとのこと。コンクリートは日本では100年弱前から使われていますが、基本的な作り方は変わっていません。
その研究を地道にされていることに驚きです。
| 研究所の中には、夏の条件に近い部屋あり、冬のような寒い部屋あり。 学生の時にみたことがある計測器や実験装置が何台も置いてあります。 右の写真は、コンクリートの厚みを計る機械を開発しているところ。理系な方は画像下の説明をどうぞ。 この機械があると、コンクリートの厚みに対する施工不良がすぐに分かりますね。 |
![]() いわゆるFFTアナライザ。 パールハンマーで振動を与えて、それに対するコンクリートの反応を加速度計で計測し、フーリエ変換してスペクトル表示。数学者フーリエの発見は偉大です。 システムそのものよりも、加速度計の小ささに驚きました。 |
いろいろ新たなことが分かり、とても勉強になった1日でした。
今日は少しカメラネタを・・・。
去年のちょうど今頃買ったのが、630万画素の一眼レフカメラ、Canon EOS Kiss Digital。特価品で安かったとはいえ、レンズ込みで11万円ほど。
今まで撮ったのは、5,000枚くらいでしょうか。(多分)
最近少しショックなことが。
それは、最近発売された、新製品、Canon EOS Kiss Digital N
1年前に買ったものと比べて、画素数は 170万画素アップ、本体は小型化、おまけに値段も下がってる。起動や書き込みも速くなっているようで、進化の早さは本当に1年しか経っていないのかと思ってしまう。
今あるカメラを下取りに出して、本体だけ・・・という手段もあります。でも、最近あまり一眼レフで撮っていないのが問題です。
久しぶりに今日の1枚を
ドイツのハンブルグから、デンマークのコペンハーゲンに移動したときの写真です。移動方法がちょっと珍しい。
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| ドイツ・ハンブルグのホームに入ってくるのは普通の列車(ディーゼル車)です。ちなみに車両はデンマーク鉄道のもの。 | ドイツとデンマークの間の海峡は、このように列車ごと船に乗って移動!船内にレールが引いてあります。 | 船はこんな感じ。気持ちいい! ちなみに、国際線なので、船内は免税です。 |
船内に乗っていられる時間は、50分ほど。食事をしているとあっという間に過ぎてしまいました。
今日は北海道で建物の調査。
朝日が昇るのが以前よりも早くなっていて、5時前でも外は明るい。
たくさんの機材が入ったスーツケースをガラガラと引きながら、始発の電車に乗って羽田空港へ。
空港到着後、あまり時間がないので、早々に手荷物検査を受けて軽く朝食を。
本屋で本を選んでいたらあっという間に搭乗時刻に。
昨日もいつものように2時頃寝たので、とても眠い。毎度のごとく、離陸後すぐに熟睡。
新千歳空港に到着後、すぐに荷物を受け取り、足早にJRへ。
預けた荷物が出てくる時間にもよりますが、少し急ぐと急行電車に乗ることができます。
今回も前回と同じく、予定通りの電車に乗車。40分ほど乗ると札幌駅です。電車を降りると、約1ヵ月前に来たときよりも、寒くありません。(それでも、東京よりは当然寒いです)
ここからはタクシーに乗るつもりでいましたが、調査物件が地下鉄の駅から近かったので、スーツケースを引いて地下鉄に乗り込みます。
現地に到着。
早速建物の中に入ります。
物件に入ると・・・、しばし絶句。調査に時間がかかることがすぐに分かりました。長い1日になりそうです。
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| 不適切な土台の高さ調整(軒天用の材料を使用) | アンカーボルトのずれ | 完全にずれたアンカーボルトは折り曲げて終わり |
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| 5cmも欠き込まれた土台 | 土台を欠き込んで配管 | 梁を貫通した配管 |
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| 相欠きした両筋かい(強度が出ない) | 許容範囲を超えた柱の傾き(1000分の5) | コンクリートの施工不良 |
問題のある所は、100箇所以上。ここまで多いと、修繕はとても困難。
施工業者さんにいろいろと聞いてみると、罪の意識どころか、どこが悪いのかも分かっていない様子。
いちいち反論していても、自分が疲れるだけなので、情報収集を目的に聞き込み。
しかし、施工業者さんよりも困ったことが。
実はこの日に、役所の金物検査があり、OKが出ているのです。
上の写真のような問題のある箇所があるにも関わらず、なぜ通ってしまうのでしょう。はっきり言って、見ていないも同然です。役所が問題のある物件を認めているようなもの。呆れました。そんな検査なら、しない方がいい。
4時過ぎになり、調査は終了。
肉体的というより、精神的にかなり疲れました。
駅に戻って早めの夕食を取り、空港へ。
定刻通りに離陸した機内では、朝に買った本を読みました。
飛行機の中では飛行機に関する本を。
パイロットの方が書かれたエッセイ。中学の頃、飛行機の整備士(パイロットでない所が私らしい)になりたいと一時期本気に思っていた私は飛行機好き。といっても、飛行機の雑誌を読んでいたりする訳ではないのですが。
本の中にあった、「羽田と同じほぼ同じ規模のロンドン ヒースロー空港の年間発着回数は、羽田の約4倍」というのを見て、「日本の空港は効率悪いな〜」と思ってしまった。
本が読み終わるころ、羽田に無事着陸。
その後、荷物を置くために事務所にもどり、終電で帰宅。
問題が多い物件の調査は、そうでないのと比べて本当に疲れます。何だか、エネルギーを吸い取られているような感じ。
お疲れさまでした。
今日は、品質チェックで、コンクリート打設の立会い。
天気は良好。そのため、花粉もたくさん飛んでいるようで、鼻水が・・・。
三上さんにもらった、鼻孔拡張テープを鼻に付けた上にマスクをし、ヘルメットをかぶって現場に入ります。
今日の現場は、以前にも書いた基礎の1回打ちでの施工。
コンクリートの施工は大きなトラブルなく進み、終盤へ。
基礎の高さを揃えるために、一般的にはコンクリートの上端にクギやビスなどを刺して、高さの基準にします。
今日はそのビスがちょっと変わっていました。
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| 少し変わったタイプのビス。普通は黒いプラスチックは付いていません。 |
まだ固まっていないコンクリートに埋め込みます。 |
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| 埋め込まれると、このようになります。このビスの頭を高さの基準に調整します。 | レベラーと呼ばれる高さの調整剤を、ビスの頭が隠れる程度に流し込むと、基礎が平らになります。 |
このタイプのビスは1本20円ほど。1mに3本程度入れていましたので、比較的細かい間隔です。高さ調整専用のビスなので、この方法を使うと高さの微調整が簡単です。
家全体から見ると大きな金額ではありませんが、普通のクギやビスであれば、この部分でわずかながらコストを削減できます。
特に指示された訳ではなく、基礎屋さんが自分の判断で使っているということでしたので、業者さんのこだわりなんでしょうね。
レベラーを流し、建物が建ってしまった後では全く見えない部分ですが、このようなこだわりなら大歓迎です!
お引渡しが近づいた品質チェックの物件前で、ご依頼者がおっしゃった一言。
「あ〜、家づくりってやっぱりこうじゃないと」と、しみじみ思いました。
今回の物件でも多少のトラブルはありましたが、全て修正してもらい、間もなく完成。
何もない場所に糸が引かれ、鉄筋を配置し、コンクリートを打ち、徐々に建っていく新しい我が家。その様子を見ながら、新しい住まいでの生活を頭の中で色々と描かれていたのではないでしょうか。
毎日現場にみえていた現場監督さんにはかないませんが、私も10数回足を運びました。品質チェックで現場に幾度も通うと、物件に対して愛着がでてくるのは事実です。
実は、お引渡しのときには、一区切りついたと思うと同時に、ちょっとさみしくもあります。大工さんが真面目で良い仕事をされる方だとなおさら。
本来、家づくりはとても楽しいもの。
楽しさよりも、不安が上回る家作りでは面白くないですよね。
不安をなくし、「楽しい」家づくりができるよう、これからも頑張らねば!
現在、どうなる?!ニッポン建物事情というメルマガの中で、断熱について書いています(我ながらマニアックです・・・)
あまり関心されることのない、この「断熱」。関東周辺の建売物件の場合、壁や天井には、グラスウールという断熱材が使われています。
もう少し細かくいうと、厚さは100mmで袋に入っており、1m角の大きさに換算したときの重さは、10kgのものが一般的です。(寒い地域では、16kg)
値段が結構高いと思われている方も多いようですが、実はこの断熱材、建物に使われる材料としてはかなり安い部類に入ります。
右の写真は、某ホームセンターでのグラスウールの価格。関東周辺の建売物件で使われている断熱材と同じ性能、同じ厚みのものです。
右上に、5坪入とありますね。つまり、この断熱材1つで5坪(10畳:約16.5m2)の広さに使えます。
このお店は、ホームセンターでも安い方ですが、この断熱材は、4,000〜5,000円未満が今の相場です。
1つ5000円だとしても、1m2当たりの価格は、
5,000円 ÷ 16.5m2 = 303円/m2
(ホームセンターより、建築業者さんの仕入れ価格の方が一般的には安いので、実際はこれよりも安くなります。)
2階の広さが50m2の一戸建ての場合、その天井全面にこの断熱材を使ったとしても、材料費は15,000円ほど。
外壁の広さを170m2(延べ床100m2の一戸建てだと、大体この位)と仮定すると、断熱材の費用は、170m2 × 303円/m2 = 51,510円
床用の断熱材は、他の種類を使いますので、今回は計算を省きますが、現在関東周辺で建てられている一戸建てで、断熱材にかかる費用は、実は10万円ほどです。断熱材の厚みを50mmにすると、この費用もだいたい半額になります。
建物の価格を2000万円とすると、10万円は0.5%にしかなりません。
この部分にもう少しお金を回すと、夏涼しく、冬あたたかい家になるのですが、建物が建った後では見えない部分だけに、販売側ではできるだけ費用を抑えているのが本音です。
エアコンや給湯器など、設備の寿命はせいぜい20年。
しかし、グラスウールのような無機質の断熱材は、施工が正しければもっと長持ちして、家が建っている間はずっと冷暖房費の節約になります。
また、断熱材を高性能なものにすれば、エアコンや暖房機の能力を家全体で半分以下にすることも十分可能です。
この辺りのお話に、ご興味がありましたら、メルマガをどうぞ。
以前、建物チェックでお伺いした、既存木造一戸建てでのお話。
築20年弱の建物でしたが、外観に大きな問題はなく、どちらかというと奇麗な物件でした。
既存一戸建ては図面が無いことも多々ある中、建築時の図面もしっかり残っています。これ、とても重要なポイント。
まず最初に間取りなどをつかむため、建物の中をぐるりと回ります。
「リビングとキッチンが広い空間だな〜」などと思いながら1階を見て回り、2階へ。すると、歩いて分かる、床の傾き。
日常的に床の傾きや垂直を見ているため、(私でなくとも)さくら事務所の所員は、床の傾きに敏感です。これはかなり傾いています。
2階は廊下だけでなく、他の部屋も傾いていました。そのため、サッシなども上手く締まらなくなっています。
建物のチェック後、図面をよ〜く見ていると、図面にかかれている1階リビングの柱と壁がありません!しかも、その壁は、本来筋かいが入っていた壁です。
どうやら調べてみると、リフォームの時に取ってしまったようです。
そのため、リビングとキッチンが広く感じたのですね。
しかし、1階と2階の間取りから考えると、構造的に取り払うのが厳しい箇所。構造に詳しくないリフォーム屋さんが工事したのでしょうね。
結局、その問題のあるリフォームのため、2階の床を正常にするためには多額の費用がかかることが分かりました。
テレビなどの影響で、最近リフォームが人気のようですが、構造的に無理の無いことを十分ご確認ください。
| 木造住宅で使われている木は、年月の経過とともに木がやせてきます。 既存建物の調査に行って、金物のゆるみが良く見られるのが、小屋裏。 夏の時期、一般的な建物の小屋裏は、50℃を軽く超えるほど暑くなる時があります。(調査で中に入っていると、その暑さでフラフラになって、倒れてしまいそうになる) |
![]() 木のやせによる金物のゆるみの例。手で簡単に回ってしまう。 |
その暑さで小屋裏の木がとても乾燥し、含水率(木の中に含まれている水分の量。一般的に15%前後)が、9%を切ってしまうほどです。
乾燥すると、木は小さくなるので、金物もゆるんでしまうのでしょう。
最近の木造住宅では、金物のゆるみ止めに、
・スプリングやゴム付きの座金を使ったり
・木がやせても地震の時の力で再び締め付ける
ものもあります。
一戸建てをご検討中の方は、これらの金物の採用も検討されてはいかがでしょうか。
ある方からのご招待をいただき、今日は1日早い誕生日のお祝い。
普段は行くことのないお店に連れていってもらいました。賑やかな通りから1本入った店内は、とても静か。
今日は私のリクエストで、カニ。
先月の札幌出張で食べようと思っていましたが、飛行機のトラブルなどがあってタイミングを逃し、食べられず。
今日は、手厚いサービスの中、ゆっくりと美味しくいただきました。
美味しいものを食べて、リフレッシュタイムは終わり。明日からまた頑張ろう!どうも、ご馳走さまでした!
品質チェックで、土台敷きの確認へ
現場に着くと、敷地は昨日の雪でゆかるみ状態。
車を止め、現場まで歩く途中で泥だらけになること、間違いなし。
しかし!そんな事もあろうかと、いつも車には長靴を常備。
早速履き替えて、現場に向かいます。
基礎コンクリートの中に入るときには、別の靴にもう1回履き替え。(長靴のままだと、基礎コンクリートを土で汚してしまうため)
今日が大工さんとの初対面の日。
最初は険しい表情でしたが、チェックの内容や目的などをじっくりお伝えしたら、後半にはかなりやわらかな対応をしていただけました。(心の中でちょっとガッツポーズ!?)
大工さんと雑談を交わしながらも、早速チェック開始です!
今回は、基礎と土台を留めつける「アンカーボルト」と呼ばれる金物と、基礎パッキン(2004年10月4日の日記参照)の確認をします。
チェックの結果、アンカーボルトには大きな問題なし。
基礎パッキンが、数箇所入れ忘れの箇所がありましたが、この時点での修正はとっても簡単で、すぐに直せます。
このに入る前に、1つ気になっていたことがありました。それは、基礎コンクリートの精度。
先月、神尾さんがコンクリートの打設に立ち会ったこの現場はどうだったのでしょうか?
おそるおそる大工さんに聞いてみると・・・
「ここの基礎の精度はいいよ!一箇所だけ悪いところあるけど、それでも1mm位。上出来だね。」
とのこと。
ホッと胸をなでおろすと共に、基礎屋さんの顔が頭に浮かびました。
基礎屋さんから大工さんへ、仕事のリレーは上手くいったようです。
(ちなみに、基礎屋さんの仕事が悪いと、苦労するのは大工さんです。3月2日の日記に書いた現場の大工さんは大変でしょうね・・・。)
今日から現場は、大工さんの仕事がメインです。よろしくお願いします!
昨日の夜、急遽入った配筋チェックのご依頼。
ちょっと特殊な事情でしたが、朝イチで現場に向かいます。
現場に着いて、配筋の状態を見ると、どうも雑な感じ。
鉄筋の切れ端などが転がっていたり、余分な結束線(鉄筋を束ねる細い鉄線)がチラホラ見えます。
それでも、配筋検査を行ってみると、ゴミが散らかっていて雑ではあるけども、大きな問題は無し。
型枠に、剥離剤(コンクリートと型枠を剥がれやすくするための油)が塗られていなかったので、作業されている方に、
| 「剥離剤はローラーで塗るのですか?」 とお聞きすると、 「はい、そうです」 というお答え。 |
![]() 参考写真:ローラー |
コンクリートは、午後から打設するということだったので、立ち会うことにしました。コンクリート打設までには少し時間があったので、昼食のため少し現場を離れます。
お昼過ぎ、現場に戻ってきて唖然。
型枠には、どう見ても噴霧器で剥離剤をかけた跡が・・・。
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| どう見ても、噴霧器で塗った跡なのですが・・・。 | 近くに置いてあった噴霧器 | こっちにもあった |
鉄筋を組み上げた後に、噴霧器を使って剥離剤を塗ると、ほとんどの場合、鉄筋に剥離剤がついてしまいます。
鉄筋とコンクリートは、一体となって効果を発揮しますが、剥離剤が鉄筋についてしまうと、その効果が発揮できません。
今回の物件でも、やはりというか、鉄筋に剥離剤がついてしまっている箇所がありました。
このような場合、鉄筋を交換するのがベストですが、今回のチェックの特殊な事情や、コンクリートの打設が始まっていることから、急いで剥離剤を拭き取ります。
剥離剤を拭き取っていると、新たな問題が。
基礎の中に、たくさんの鉄筋の切れ端が置かれたままになっています。
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| すごい鉄筋の量。下にあるのは全部要りません。 |
鉄筋の切れ端。ゴミ捨て場じゃないんですから。 | この下にあるのも、要りません。 |
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| 鉄筋を取り除いた後。これが本来の姿です。 | 取り除いた鉄筋を一箇所に集めたら、こんなにたくさんになりました。 | |
この余った鉄筋から、約3mのところでは、既にコンクリートを流していましたから、私が立ち会っていなければこれらはきっとコンクリートの中に埋まっていたんでしょうね。
多分、余った鉄筋の処分に困ったからなのでしょう。今回は、打設のときに立ち会っていたから余った鉄筋が入っているのが分かりましたが、コンクリートが固まった後では、これを見つけるのは困難です。
現場監督さんは現場に立ち会っていなかったので、これを知っているのは基礎屋さんだけ。もちろん、建物が建った後に買われる方も分からないでしょう。
| 何棟か集まっている現場だったので、周りの現場も同じ基礎屋さんが施工してるのでしょう。 心配になって近くの物件を見てみると・・・、 う〜ん、この現場、大丈夫なのでしょうか? いくら大工さんの腕が良くても、基礎がダメならいい物は出来ません。基礎は建物のとても大切な部分なのですから。 |
![]() アンカーボルトの位置がぐにゃぐにゃ。 |
あっという間に今年も3月です。本当に早いものです。
今月で歳が1つ増えます。こちらも早いものです。
歳が増えて、物の考え方は大きくなっているかどうか分かりませんが、体重だけは着実に増えているようです。
今日、長嶋さんが毎週出ているTBSラジオのホームページを見ていたら、(TBSラジオでは)毎月1日は「防災ラジオの日」として、防災ワインポイントメモを放送していることを知りました。
ラジオは、テレビよりも設備が簡単なため、災害に強い情報ツールです。最近は、携帯電話でも聞くことができる機種がありますね。(私の機種は1年半前の物なので、そのような機能は付いていませんが)
日本で怖い災害と言えば、地震。住まい選びでも、耐震性を重点項目に入れられる方が多いのではないでしょうか。
今日から、WebVisionに、私の書いた記事が掲載されています。
タイトルは、「地震に強い家を建物・屋根・工法から考える」です。
ぜひ、ご覧ください。
| WebVision 地震に強い家を建物・屋根・工法から考える |
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