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大下達哉 好き勝手に書いている日記です。技術系のネタが多くなるかも。
気楽にお付き合い下さい。
1977年 3月生まれ へび年 B型 うお座
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BLOG 大下達哉の「ドーシタ大下」
最新の日記は、t-ohshita.comをご覧下さい!

2005.11.24

E−ディフェンス

E−ディフェンスへ前から行きたいと思っていた、E−ディフェンスへ。
施設に足を踏み入れると、懐かしい顔がチラホラ。

挨拶も早々に施設の中に入ると、やはり世界最大の震動台施設だけあって、大きい!!1200トン(普通自動車約1000台分)の建物を揺らすことができる、化け物のような施設です。

右の写真にある家はミニチュアではなく、実物大の建物です。これが実際の地震と同じように揺れるのです。木造一戸建ては、30トンくらいなので、施設の能力からすると、許容重量の3%にも満たないのですが・・・。

施設の中は、震動台を動かすために設置されている油圧システム独特のにおいが。なんだか懐かしいぞ、このにおい。
「今回は見てるだけだからラクだけど、この実験に参加している人は、計測器の取り付けとか、データの収集、加工が大変だろうな〜」 なんて考えてしまいます。

実験の開始は3時頃から。
震動台は、ここに限らず油圧で動くのがほとんどです。震動台稼動のためには、震動台を揺らす油圧システムの温度と圧力を上げる必要があります。

私が学生時代に使っていた震動台は、稼動までに冬季で1時間くらいかかりましたが、E−ディフェンスは朝に電源を入れても使えるのが昼過ぎだとか。やっぱりスケールが違います。でも、1日に揺らせる回数は少ないでしょうね。

実験では、JR鷹取波(阪神淡路大震災のとき、JR鷹取駅構内で計測された地震波形)を60%に低減したものと、100%そのままの波を入力。
ちなみに、振動実験で使う地震波は、JR鷹取波の他にエル・セントロ波、タフト波、八戸波なんかをよく使います。いずれも実際の地震で計測されたものですが、JR鷹取波は、かなり「強力」な部類の波です。
(慣れてくると、建物の揺れを見ただけでどの波か分かるようになります。)

下の写真は、実際の様子

揺れ始め 1階がくずれていく 1階が跡形もなく崩壊
揺れ始め 大きな音と共に倒壊。 1階が跡形もなくなりました。

目の前で建物が壊れていく様子は衝撃的。
「実大三次元震動破壊実験施設」という名称が付いているだけのことはあります。

6階建ての鉄筋コンクリート建物実験が終わって外に出ると、施設の横には6階建ての鉄筋コンクリート建物が。
来年の振動実験で使うそうです。スケールが大きいですね。

こんな大きなものを揺らせる施設とは、本当に凄い!

この実験もぜひ見てみたいものです。(一般公開実験があったとしても、競争率が高そうです。)

2005.11.22

性能評価?

品質チェックの構造検査へ。
現場には、中間検査が入ると監督さんから聞いていました。

現場に行ってしばらくすると、検査官の方が登場。服にあるラベルを見てみると、建築確認の中の中間検査ではなく、住宅性能表示制度の検査の様子。
てっきり、建築確認検査機関の検査だと思っていました。話を聞くと、前日に建築確認検査機関の中間検査は終了しているとのこと。
住宅性能表示制度の検査官の方に名刺を渡して簡単な自己紹介。

検査が始まってしばらくすると、いくつかの指摘事項が。
開始から約20分。住宅性能表示制度の検査が、ほとんどが終わった様子で、検査官の方が検査シートに項目を記入しています。

しかし、建物の外周部を見た様子がありませんでした。私が外周部を見たところ、いくつか問題があったので、それを検査官の方に一応お伝えしておきました。
すると・・・

「だったら、お宅が指摘すればいいでしょ。おたく、ここの設計者でしょ?え?違う?購入者の代理で見てる?あっ、そう。ま、とりあえずそちらで指摘してください。」

金物が切れています。これでも性能評価は通るようです。は?何ですかそれ?
思いがけない返答に、びっくり!
一般の人が見ても分かるような指摘事項だと思うんですけどね。明らかにマズイでしょ?

結局、この指摘は、検査シートには反映されなかったようです。写真のような状態であっても、住宅性能評価は取れてしまうようです。
(もちろん、後から私の方から指摘をして、正しく修繕してもらいました。)

検査官の方は、予定の時間きっちりの30分で現場を離れていきました。
この物件は規模が大きいので、外周部の確認だけでもその位の時間がかかりそうなものですが・・・。

工事途中の第三者チェックは大切だと思いますが、今回のようなチェックなら無意味ですよね。
私も、住宅性能評価員の資格を持っていますので、同様のチェックはできるのですが、私だったらあの状態では検査を通しません。
何だか、終わった後にドッと疲れが出てしまいました。

しかし、もっと困ったのは、前日に建築確認検査機関の中間検査があり、そこでも指摘されていないことなのですが・・・。

2005.11.19

構造設計者

建築の設計事務所は大きく、意匠(デザイン)と構造の2つに分かれます。
日本全国の大学に建築学科がありますが、大学も同じで、大きく意匠と構造に分かれ、他には設備や環境があるのが一般的でしょうか。

私は構造の方の出身だったので、周りは構造について深く研究している人ばかりでした。構造設計事務所に勤める同級生や後輩もいます。
学生時代は新たな理論を考え、実験し、確証する。毎日それの繰り返し。研究の終盤では胃潰瘍になって、体重が60kgを切るほどになっていました。(それでも、自分の研究の結果が新たな設計法の裏づけの1つとなるのは嬉しいものでした。)

構造設計はとても地味で細かい仕事。
建物の形を決めて、必要な柱や断面の大きさを計算して、安全な建物を作る。
地震で絶対に倒れない建物というのは出来ませんから、どの部分で、どのように壊すかということも考えます。計算の量も多いため、構造設計者というのは、コンピューターに詳しい人ばかりです。

人の命を預かるという意味では、人を治療するお医者さんも、人を運ぶ飛行機のパイロット、電車・バスの運転手さんも、人が住む建物をつくる構造設計者も変わらないのではないでしょうか。

私の尊敬する木造の構造設計者の1人である、田原さんのコラムに、以下のような言葉がありました。

「地震で人が死ぬのではなく、人が考え作った人工物(建築物等)で死ぬのである」

建築物は、まさしくその通りではないでしょうか。

今回の構造計算書偽装の件は、構造設計者だけの問題ではないと思いますが、建物の構造設計をするにあたって最低限必要なものは、理論や知識ではなく、技術者としての倫理観であると思います。

2005.11.13

札幌市時計台

内覧会のため、初めて前日の札幌入り。北海道は今年7回目。

札幌市時計台いつも、調査が終わった後に行くと閉まっていた札幌市時計台の中を見てきました。

中には展示物がたくさん。これまでの改修の内容やその方法も書いてあります。

札幌市時計台の構造は、プラットフォーム工法(いわゆるツーバイフォー工法)の前身に当たる、バルーン工法。しかし、純粋なバルーン工法ではなく、少し原則とは違う部分があるそうです。

1995年から4年間、改修工事が行われましたが、その期間中に阪神淡路大震災が発生したため、耐震補強が施されています。

その補強方法も、ビデオで展示されていました。屋根はOSB(Oriented Strand Board)で補強、建物外周部は構造用合板で補強。
個人的には、「なんだかな〜」 という補強方法ですが、当時の木造の研究レベルから考えると妥当かも知れません。補強工事を担当された、S先生も悩まれたでしょう・・・。
現在は当時よりも木造の研究が進んでいるので、OSBや構造用合板で囲まない、他の補強方法が考えられるかも知れません。

逆に考えると、ここ数年で木造の分野はかなり進んだということです。しかしそれは研究レベルの話で、現場の世界ではあまり進歩が見られないのが残念。
木造に関していろいろ考えさせられた、札幌市時計台でした。

2005.11.11

ジャパンホームショー

午前中に、品質チェックのために現場へ。
夏から始まったこの物件も、そろそろお引き渡しの頃になりました。工事はクロス工事の段階。
石こうボード剥き出しの建物も、クロスを張るととても部屋らしくなってきます。何もない状態から建物が出来ていく様子は、何とも面白いものです。

午後からは、国際展示場で行われている日本最大規模の住宅・建築関連専門展示会の、ジャパンホームショーへ。

会場に入ってブースを見ているとすぐに、学生時代に一緒に研究を行っていた方と遭遇。お互いびっくりです。
その方が案内されていたブースでは、当時一緒に研究を行っていたものが商品化されて展示されていました。何だか嬉しいような。

その後は、ブースをいろいろと見学。展示物が多く、会場も広いのですが、時間があまり無かったので早足での見学です。

ジャパンホームショーのような展示会に来ると、毎回思うのが、一戸建ての工法の多さ。今回のジャパンホームショーでも、多くの耐震金物や、金物工法、断熱工法の展示がありました。

IT業界では、次世代DVDの規格が「Blu-Ray」になるのか「HD DVD」になるのか、それとも規格統一になるのかいろいろ言われています。
一般の人にとって一番困るのが、DVDに限らず、互換性のない規格が複数あること。
 ・VHS 対 ベータマックス
 ・DVD+RW 対 DVD-RAM
 ・SDメモリーカード 対 メモリースティック 対 コンパクトフラッシュ
など、これまでにもそのようなケースはたくさんあります。

このようなIT・電機産業の場合、規格の数はせいぜい10種類ほどですが、一戸建ての工法はこの比ではありません。例えば、「高気密・高断熱」と呼ばれる工法だけでも、200種類近くあると言われています。
近年では、金物工法(木軸剛構造、木骨工法などとも呼ばれる)の種類も増えています。

ツーバイフォー工法は、仕様が統一化されていますので良いのですが、在来工法(軸組工法)は本当に多様です。地方によって柱や梁の大きさも違いますし、梁の掛け方も設計者によって違います。つまり、同じ間取りであっても、設計者によって骨組みの組み方が異なります。
大手ハウスメーカーでは、これらの分類に入らないオリジナル工法を持ってることもあります。
一般に住まれる方のことを考えた場合、規格や仕様が数百あるというのは、メリットとは思えません。
在来工法(軸組工法)、金物工法は、規格を統一する方向にしていかないと、いずれの工法も進化が遅くなるのではないでしょうか。

私がジャパンホームショーで興味を持ったのは、ドイツとカナダのブース。
ギャングネイルトラスネイルプレートトラスとも言う)を使って、小屋裏空間やスパンを広げた展示物や、合板の高い加工技術を使った展示物を見ていると、エンジニアが介入して確実に進歩していると感じました。

2005.11.09

目的と手段

基礎コンクリートの立ち上がり高さよりも、1階の床面が低い都内周辺の高さ制限の厳しい地域で建てられる一戸建てでは、基礎コンクリートの立ち上がり高さよりも、1階の床面が低い場合があります。
このような場合、当然ながら土台の高さは1階の床面よりも高くなります。

最近よく目にするのですが、このような条件のときに、基礎パッキン(右図で緑色の部分)を入れていることがあります。
名目は床下の通気なのですが、そもそも床下は基礎パッキンよりもずっと下ですし、本当に通気させてしまうと、1階の床面から30cmほどのところに、冬場は寒い空気が入りこんでしまいます。

そのため実際の施工では、基礎パッキンを使って基礎コンクリートと土台の間にすき間を空けたあと、石こうボードや防水テープですき間を閉じていることがほとんどです。
このようなケースの場合、「目的と手段」があべこべになっていると言えます。

基礎パッキンを使って床下の通気を取るのは、床下の環境を良好に保つことが目的ですので、工法を変えれば、手段としての基礎パッキンは使わなくても良いのです。
しかし、上記のような施工の場合、「基礎パッキンを使うことが目的」になっています。
わざわざ手間をかけてすき間を空けておきながら、また余分な手間をかけて不完全な方法で塞ぐという施工方法に、私はメリットを感じることが出来ません。

気密パッキン+基礎断熱このように、基礎の1階の床面が、立ち上がり部分よりも下となる場合には、
基礎の外周部に基礎パッキンを使って、土台と基礎コンクリートを密着させ、基礎コンクリートに断熱材を張る基礎断熱工法とするのが、妥当な方法であると思います。

実際の施工では、基礎パッキンよりも、材料が連続している気密パッキンの方が施工はラクです。基礎パッキンを使えば、わざわざすき間を防ぐという工事も必要ありません。

また、基礎断熱工法とすることで、基礎コンクリートの立ち上がり内部は、室内と同様の扱いにすることができます。

基礎コンクリートの立ち上がり高さよりも、1階の床面が低い物件をご検討中の方は、床下の通気をどのようにしているのか、ご確認ください。

2005.11.08

Robbie Williams

インテンシヴ・ケア、ロビー・ウィリアムス最近よく聞いている、Robbie Williams(ロビー・ウィリアムズ)
イギリスのシンガーです。現在31歳。
今年のMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードでは、最優秀男性アーティスト賞を受賞しています。
元、Take Thatのメンバーというと、ピンとくる方がみえるかも知れません。

Robbie Williamsにハマったのは、ライブを収録したDVDを見たのがきっかけ。観客の盛り上げ方というか、観客とのやりとりが面白い。この後に見た、テレビ番組でのショーを収録したDVDも面白かった。
自らを、「Born Entertainer」というだけあります。

春からはワールドツアーが予定されていますが、ヨーロッパばかりで日本どころか、アジアもなしで残念。来日したら、ぜひとも行ってみたいです。

2005.11.07

ALC(軽量気泡コンクリート)の断熱性

印南さんと、新築一戸建ての建物調査(インスペクション)へ。
早速、小屋裏と床下へ。小屋裏点検口がないので、小屋裏へはユニットバスから入ります。

ちょっと体勢的にツライ・・・。ユニットバスの天井を壊さないように注意が必要です。
小屋裏には大きな問題なく、床下へ。

床下の断熱材を上に持上げてみると、1cm程度上がってしまいます。どうやら、床面から離れている様子。これでは、断熱効果はほとんどありません。

現場監督さんに聞いてみると、どうやら断熱材の厚みと断熱材を固定する金具の寸法が間違っている様子。正しく取付けなおしてもらうことにしました。

断熱のことが心配になったのか、
「外壁はALCなのですが、断熱性能はどうでしょうか?」
と現場監督さん。
実はこれ、よくある質問です。

ALCとは、軽量気泡コンクリートのことで、ヘーベルという名称がよく知られています。

木造の一戸建ての外壁に使われるALCは押出し発泡ポリスチレン3種厚のものが多いようです。
ALC 3.5cm厚の断熱性能は、コンクリートに換算しますと、約33cmになるので、コンクリートに比べると断熱性能が高いといえます。

ALC 35mmと同じ断熱性能を持つコンクリートの厚み
ALCとコンクリートの断熱性能の比較

では、ALCと、一般的な断熱材であるグラスウール(最も安い 10k)を比べてみるとどうでしょうか。

ALC 35mmと同じ断熱性能を持つコンクリート・グラスウールの厚み
ALCとグラスウールの断熱性能の比較

グラスウールは、ALCと比べて、同じ断熱性能を得るための厚みが薄くて良いことがわかります。厚みでいうと、1.4cmです。ALCの3.5cmと比べると6割薄くなります。
このグラフではコンクリートを含めているためにグラフが横長になっていますので、コンクリートを外し、他の断熱材とALCを比較すると、以下のようになります。

ALC 35mmと同じ断熱性能を持つ各種断熱材の厚み
ALC 35mmと同じ断熱性能を持つ各種断熱材の厚み

どの断熱材も、ALCと比べるとずっと断熱性能が高いことが分かります。
ALCはコンクリートと比べると断熱性能があるといえますが、一般的な断熱材と比べると、ALCの断熱性はかなり低いのです。
ALCの厚みを10cmにしても、(最も安い 10kの)グラスウール換算で、3cmにもなりません。

現場監督さんは、
「外壁に断熱性のあるALCを使っているので、壁の中の断熱はしなくてもいいかと思っていました」
とおっしゃっていましたが、壁の中の断熱材を省く家を作ったら、かなり寒くなってしまいそうです。

通気層断面図ちなみに、一戸建ての外壁にALCを使うときは、胴縁を取り付けて、壁の中を通気させることが一般的ですが、この構成にしたとき、外壁の断熱性能というのは、ほとんど意味がなくなります。
これは、壁の中を冷たい風が通り抜けるからです。
寝るときに、どれだけ厚い布団を上からかけたとしても、布団が体から離れていたら寒いですよね。体と布団の間を空気が通り抜けていたらなおさらです。

ですから、外壁にALCや、断熱材の入った金属系サイディングを使っていても、胴縁を介して外壁を留めている場合には、それらの断熱性能は考慮しないのが普通で、安全側の設計となります。

うーん、長くなってしまった・・・。

2005.11.05

SRA

今日は、さくら不動産アカデミー(SRA)一戸建て新築コースの第三回目。
私が講師を務めさせていただきました。

この中で、最後の課題として出したのが、「Q値」という、建物全体の省エネ性能を示す値の計算方法です。

建物の熱の逃げる部位建物全体の省エネ性能計算するときは、右のイラストのような5つの部位に建物を分けて、それぞれの部位から逃げる熱の量と、その合計を求めます。

何だか難しそうに感じるかも知れませんが、考え方は簡単。一番面倒なのは、外壁とサッシ(開口部)の面積を求める、計算の前段階だったりします。

この課題を出した理由は、建物の省エネ性能は、全体で考える必要があることを理解して欲しいということです。
自分でQ値を計算してみると、

 ・窓からはとても熱が逃げやすい
 ・日本の省エネ基準は緩く、海外の省エネ基準は高い

などということが、体感として分かります。

省エネや高断熱というと、ペアガラス、断熱材100mm厚採用などと書かれている広告を目にすることもありますが、省エネを考えるとき、問題は個々の性能ではなく、建物全体の性能です。
Q値の計算方法は、専門誌にしか書かれていませんが、単純化した計算であっても、考え方を理解しておくのは良いことだと思います。

2005.11.03

今日は省エネ住宅に関するセミナーに。
秋葉原から、初めてのつくばエクスプレスに乗って、つくば市へ。

駅を出て歩くこと10分で会場に到着。
セミナーの講師は室蘭工業大学の鎌田紀彦教授。
この分野では有名な方ですが、直接お話を聞くのは初めてです。

専門者向けのセミナーなので内容も専門的です。いろいろなことが、勉強になりました。鎌田教授は(私の知る限り)温熱環境の研究者の中では、かなり実務の立場に近い方だと感じました。断熱改修に関するアイデアも、興味深いものでした。
当日、会場で販売されていた書籍の中に、個人的にかなりヒット!な物も。この1冊を知っただけでも、セミナーに来た意味があります。

セミナーで学んだことは、実際のコンサルティングの現場でも、どんどん生かしていきたいと思います。

2005.11.01

神尾さんとセミナー準備のため、ホームセンターに取材に。
行きの車では、このCDにオマケで付いているDVDを見ていきました。

中学の頃からドラムをやっていたという神尾さんは、耳コピで大抵演奏できてしまうそう。DVDを見ながら助手席では、一人演奏会の神尾さん。
それにしてもこのDVDに入っている、ポルトガルのお客さんはノリがいいなぁ。

予定通りホームセンターに着き、取材は無事に終わり。
帰りになぜか2人で電波時計を買ってきました。早速電池を入れても、なかなか電波を受信しませんでした。しかし、しばらくすると電波を受信し、2台の時計が全く同時刻になったのを見て、少し感激(?)。時計合わせをしなくてもいいのは便利です。

ホームセンターの帰りには、昨日行った品質チェックの現場へ。明日はコンクリートを流し込むので、アンカーボルトがセットされていてもおかしくない頃です。

現場に到着すると、誰もいない。アンカーボルトもセットされていないようです。
念のため現場を確認すると、昨日問題を修繕した箇所の一部で、またかぶり厚不足が。どうやら、何かの変更で鉄筋がずれてしまったようです。

ハッカーと結束線明日のコンクリート打設は朝1番で早く、修繕する時間がなかなか無いことや、修繕が比較的簡単なものだったので、職人さんに代わって直すことに。

必要なものは、右の写真にあるハッカーと結束線。ハッカーといっても、パソコンに詳しい人のことではなく、工具の名前です。この工具を使って、結束線という細い針金をクルクルと巻いて、鉄筋を固定するのです。

修繕の様子「難しそう」
と思われる方も多いでしょうが、やってみるとそんなことはなく、クルクル回すだけなので簡単です。慣れると面白いですよ。

ちなみに、職人さんが使っているのは、1万円前後の高いハッカーですが、私の用途は簡単な修繕だけなので、使っているのはずっと安いものです。
ただし、普段の生活で必要となるようなものではないので、一般の方が買ったとしても使い道はないでしょう。

とりあえず修繕は終わり。
変更があったと思われる箇所には、切られた結束線がたくさん落ちていたので、全て取り除きましたが、しっかりと清掃していて欲しいものです。


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