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大下達哉 好き勝手に書いている日記です。技術系のネタが多くなるかも。
気楽にお付き合い下さい。
1977年 3月生まれ へび年 B型 うお座
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BLOG 大下達哉の「ドーシタ大下」
最新の日記は、t-ohshita.comをご覧下さい!

2006.1.21

心配り

雪に埋もれた基礎品質チェックの土台敷き確認へ。
予定では、土台敷きは前日に終わっています。
雪が降る中、完全な防寒対策をして現場へ。
重ね着をしているけれど、それでも寒い!

現場に到着。やはり現場にも雪がたくさんで、基礎や土台も雪に埋もれています。
「あらら、土台にブルーシート(ビニールシート)をかけていなかったのかな」と、ちょっと残念に思いました。

ビニール雪が土台の上に乗っていては、アンカーボルトの位置や基礎パッキンの位置が確認できません。
現場に転がっていた小さな板を手に取って、除雪開始です。

すると、土台の幅ピッタリのビニールが!
なるほど!と思ってしまいました。
ブルーシートだと、土台と土台の間に雪が積もると、その重みでずれてしまうことがありますが、これなら大丈夫。土台も全然濡れていません。

とても寒い日のチェックでしたが、現場の方の小さな心配りで、心が少しだけあたたかくなりました。

2006.1.20

住まいの省エネで火災を防ぐ

この時期になると、連日のように放送される、火災の事故

寒い時期に火災が増える原因には、石油ストーブなどの暖房機があります。
ストーブの温度は数百度になるため、触れば火傷をする温度。紙などの燃えやすいものが上に乗ったら燃えてしまいます。

石油ストーブの温め方というのは、高温の熱源を「点」で配置する方法。熱源が高温であるため、空気の対流が生じてしまうのが難点です。また、熱源が「点」であるため、高温である必要があります。

住まいの省エネ性能を上げれば、この熱源の温度を低くすることができます。
また、熱源を床暖房や壁暖房(参考:Google イメージでの検索)のような、「面」にすることで、温度を下げられます。

一般的に、「床暖房を使うときは、床暖房用フローリングを使う」というルールがありますが、建物の省エネ性能が高い場合、床暖房の温度そのものが低いので、普通のフローリングでも大丈夫です。なぜなら、23℃程度の温水でも、家を暖めることもできるからです。
熱源の温度を20℃台に出来るほど建物の性能を上げられれば、灯油やガスのような「高密度」の熱源ではなく、「低密度」の太陽熱も十分使えるようになります。

省エネの究極は、スウェーデンで生まれた無暖房住宅。
暖房器具がなく、人の発熱やテレビ、冷蔵庫の発熱だけで家が暖まりますので、暖房器具からの出火というのはありえません。
(日本でも現在、無暖房住宅が作られているようです。)

本来、建物の快適性・省エネルギーと、冷暖房装置の配置や計画というのはワンセット。しかし、現実的にはバラバラで、暖房計画の具体的なプランが出てくるのは極めて小数でしょう。

建物の快適性・省エネルギーと、冷暖房装置の配置や計画がワンセットになっている場合、設計者に聞けば、年間の冷暖房費用の概算がわかります。

今、住まいを検討中の方がみえましたら、営業担当者や設計担当者に、年間の冷暖房費を聞いてみてはいかがでしょうか。
省エネの部分にお金を回すと設備が小型化でき、長期的に見て冷暖房費が大きく削減できるかも知れないですよ。

2006.1.18

午後から建物の調査のため、久しぶりに名古屋へ。

セントラルタワーズの間に、ミッドランドスクエアが見えます以前、名古屋駅前にあった毎日ビルが取り壊され、高い高層ビルになっていたことに驚きました。
高層ビルの名称は、ミッドランドスクエア。
名古屋駅のセントラルタワーズよりも、2m高くなるそうですね。
新幹線のホーム側から見ると、セントラルタワーズの間に、ミッドランドスクエアが見えます。
(建築中の写真を撮っているサイトがありました。⇒ ビル成長記録

そういえば昔、取り壊される前の毎日ビルに入っていた映画館で、1度だけ映画を見に行ったことがあります。
何の映画を見たのかさっぱり覚えていませんが、スクリーンが小さめだったことを覚えています。

新しいミッドランドスクエアにも、映画館(シネマコンプレックス)が入るようです。スクリーンのサイズも、音響の性能も、前の古いビルより格段に良くなっているのでしょうね。

これで、名古屋駅の近くに、200m超のビルが3棟となりますが、
「建築中の超高層ビルの上にあるクレーンって、完成後にどうするの?」
と思ったことは無いでしょうか。
地上100mを超えるところから、あのような大きなクレーンを下ろすのは大変そうです。

超高層ビルで使った大きなクレーンを撤去するときは、一回り小さなクレーンを上げて組み立てます。
そして、その一回り小さなクレーンを使って大きなクレーンを分解して、下ろします。

その一回り小さなクレーンより、さらに小さなクレーンを使って・・・
という作業を繰り返し、最後にはエレベータで下まで下ろして終わり
というのが、一般的です。
文字で書くのは簡単ですが、実際の作業は大変でしょうね。

ネットを探していたら、図解したページがありました。
 石川島運輸機会株式会社 タワークレーンのひみつ

2006.1.14

壁量計算

さくら不動産アカデミー(SRA) 一戸建てコース最終回。
今回の私のテーマは、木造一戸建ての壁量計算(かべりょう計算 又は へきりょう計算と読みます)

壁量とは、筋かいや構造用合板など、地震のときに建物を守る壁(耐力壁)の量のこと。木造の場合、構造計算は義務ではなく、この壁量が建築基準法を満たせば基本的にはOKとされています。(もちろん、構造計算を行なう方が理想です。)

ちなみに筋かいは、古くは法隆寺舎利殿絵殿(1219年)にもありますが主流にはならず、その必要性が説かれて一般化してきたのは、濃尾地震(1892年)から。
筋かいなどの量を示した、「壁量」に関する考え方が出てきたのは、昭和24年(1949年)頃だとされています。

建築基準法に壁量規定が盛り込まれたのは、1950年。
その後、1981年に壁量の見直しがされました。
最近では、2000年に細かい規定が追加されました。
(でも、この法改正を知らない建築関係者も少なからず居るのですが・・・。)

「計算」 と言われると難しそうな気がするかも知れませんが、壁量計算はとても簡単。足し算と掛け算が出来れば、誰でもできます。
SRAの中で行なった計算も、それほど難しくなかったと思います。

ちなみにこの壁量計算ですが、建築基準法ギリギリで壁量を設計した建物を詳細に構造計算してみると、壁量が不足するケースがあるということは、木構造に詳しい人の中では知られた話。

壁量は最低でも、建築基準法で定められた量の1.2倍以上入れることを強くオススメします。
ちなみに、ツーバイフォー工法(枠組壁構法)の場合には、建築基準法の1.5倍程度の壁量が入っていることが普通ですので、あまり大きな問題にはなりません。

2006.1.13

E−ディフェンス

鉄筋コンクリート6階建ての試験体鉄筋コンクリート6階建ての実大振動実験を見るために、再びE−ディフェンスへ。

施設の中に入ると、6階建ての建物がそのまま震動台の上に。ちなみに、試験体は、建物の外で作った後、震動台まで移動させてあります。
これを、曳家(ひきや)を言いますが、今回曳家を行ったのは、首相官邸の曳家も行った専門業者さんだとか。1000トンの建物を水平移動させるとは、凄い!(首相官邸は、2万トンあったそうですが・・・。)

実験は、阪神淡路大震災の地震波を60%に低減したものと、100%のものを行い、最後に建物の振動特性を把握するためのランダム波というものを入力。

柱が壊れました 耐震壁もひび割れ
1階の柱が壊れました 耐震壁もひび割れ
阪神淡路大震災の100%入力で、建物の1階は大きく破壊。
目の前で大きな音を立てて建物が壊れていくのは、衝撃的です。

実験が終わった夜には、各テレビ局でこの実験が放送されたので、ご覧になった方も多いかも知れません。
その報道の中で、今回の実験の費用が妙に取り上げられていたのが気になりました。

今回の試験体に取り付けられている計測器は、加速度計や変位計、軸力計など、合わせて800を超えると聞いています。
振動実験のデータ収録数は、1秒間に100個が多く、今回もその程度だと思います。(つまり、サンプリング周波数100Hz)
振動実験のデータ数は波形処理上、2の倍数にするのが一般的ですので、地震の長さを考えると、データの計測時間は 約82秒、あるいは約163秒でしょうか。
これらの結果、1回で得られるデータの数は、
800ch × 100 × 82秒 = 656万個。非常に膨大なデータです。
解析を進めると、データ量は数倍になります。

確かに実験費用は安くないと思いますが、実験で得られるデータはとても貴重なもの。実大の実験をすることで、コンピュータ上でのシュミレーションと実際の壊れ方が簡単に比べられますから、今回得られたデータを元に、今よりも解析技術と、その精度が高まるでしょう。
そう考えると、実験費用も決して高くはないと思うのですが、いかがでしょうか。

2006.1.12

再会

新たに着工する品質チェックの現場を確認に。
最初は道が分からず、何度か迷いながら現地に到着。ちょうど、基礎の形に合わせて地面を掘っているところでした。

周りの様子などを確認しながら、デジカメで何枚か撮影。
向かいの家は、上棟したばかりの様子です。

その向かいの家の屋根を見ると、大工さんが梁の上を歩いていました。

「ん!? 前に品質チェックで担当した大工さんだ!」

と思った瞬間、あちらも気が付いた様子。

「あら、大下さん、どうしたの?」

と、以前のように少し訛った口調で言いながら、スルスルと下まで降りてきて下さいました。

久しぶりにお会いした大工さん。
さくら事務所のチェックにとても好意的で、仕事の内容も様々なところで心遣いをされている方でした。寒い中、私は重ね着をしていましたが、大工さんは薄着で手袋も無し。相変わらず元気です。
ちょうどこの大工さんには聞きたいことがあったので、絶妙のタイミング!

今回も、以前のように建物の話で盛り上がりました。
いやいや、またお会いできて嬉しいです。

品質チェックで現場に行くのが楽しみになりそうな再会でした。

2006.1.9

今日は新年会。
年始年末は食べる機会が多く、どんどん体重が増えているような・・・。
先日中旬に行った人間ドックの頃から、プラス2kgになっているかも。
3連休のため閉まっている店がほとんどの中、さくら事務所だけのために開けてもらったお店で、たくさん食べてしまいました。

久しぶりにブログを更新。
毎回マニアックですが、今回は特にマニアックです。

 断熱の方法 充填断熱工法 金物の影響
 http://ohshita.cocolog-nifty.com/

2006.1.8

一戸建ての「地下室が寒い」という方のご相談のため、都内の物件へ。地下室を寝室にしていますが、寒くて辛いそうです。
もともとは別件のご依頼でしたが、断熱に関わる話だったので、建物を見ることになりました。

地下室に入ると、確かに寒い。
壁が冷え切っている感じ。放射温度計で壁の温度を測ってみると、6℃程しかありません。壁の温度が6℃の場合、室温を24℃に上げても、体感温度は15℃ほどにしかなりませんから、寒く感じるはずです。
昼間の調査でしたので、夜にはもっと壁が冷たくなるでしょう。

壁が冷えている原因は、断熱の施工方法にありますが、主な原因は通気する必要のない部分に通気しているから。[参考:2005年11月 9日の日記]
この状態では、冷たい空気がどんどん地下室部分に入っていきますので、温めてもすぐに冷めてしまうでしょうね。

地下室と1階の間に基礎パッキンが入っていましたが、ここで通気してしまうと、断熱ラインが途切れることにもなります。

まずは、通気を止め、冷たい空気の流れ込みをストップ。
基礎コンクリート(地下室)が露出している部分は、基礎外断熱を追加。できれば地面に埋まっている部分も外から断熱を行いたいのですが、現実的には工事が困難なので、内側からの対策になりそうです。
このような対策を行えば、快適性は現在よりずっと上がるでしょう。

2006.1.3

チョビ昨日は(というか、いつも)たくさんお酒を飲んだ訳ではないので、二日酔いはなし。

犬年だからというわけではないですが、実家のチョビとパチリ。
ペットと遊んでいるのか、それとも自分がペットに遊ばれているのか。ときどき分からなくなります(?)

2006.1.2

今年も、ニューイヤーコンサートのため、ChristianとThomas が来日しているようですが、私は高校の同窓会に出席。

同窓会風景出席率は半分くらいでしょうか。
ほとんどの同級生とは、会うのは10年ぶり。
「組長」と呼ばれている、強面の先生もみえました。
10年経っても学生のときとほとんど変わっていない友達、外見が変わって最初誰か分からなかった友達、いろいろです。

男ばかりのにぎやかな(うるさい?)同窓会、なかなか面白い物でした。

2006.1.1

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

あっという間に過ぎていった2005年。
今年もあっという間に過ぎてしまうのでしょうか。

健康と体調管理に気をつけて、1日1日を楽しんでいこうと思います。




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