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大下達哉 好き勝手に書いている日記です。技術系のネタが多くなるかも。
気楽にお付き合い下さい。
1977年 3月生まれ へび年 B型 うお座
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BLOG 大下達哉の「ドーシタ大下」
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2006.2.18

N、CN、NC  クギの種類

最近、耐震性を向上させるために、在来工法でも建物の外側に構造用合板や、ダイライト(商品名)と呼ばれる構造用パネルを張っている物件が多くなってきました。

これら構造用合板や構造用パネルを留めるのはクギですが、このクギは名称が似ているので要注意。
そのクギの名前というのが、N釘、CN釘、NC釘です。
仕様や用途などは以下の通り。

名称 軸太さ 備考
N50釘 2.70mm 2.70mm 主に黒 在来工法で構造用合板を留める時に使用
CN50釘 2.85mm 2.85mm 2×4工法で使用
NC50釘 2.10mm 2.10mm 黄・金 構造主要部以外で使用(造作用)

NクギとCNクギ)ツーバイフォー工法で使われるCN50釘は、在来工法の構造部分に使われるN50釘よりも直径が0.15mm太め。ほんのわずかだと思う方が多いかも知れませんが、これだけで釘の強さは約10%も違います。

絶対にやってはいけないのは、N釘NC釘の間違い。NC釘は細く、N釘より30%以上も弱くなります。(しかし、在来工法の現場で、時々間違っているのを見かけます。)
最近、釘は釘打ち機で打つのがほとんどで、釘はロール状になっています。
この時、普通に「ロール釘」というと、細いNC釘を指すことが多いので注意が必要です。

ツーバイフォーの大工さんは、ツーバイフォー用のCN釘しか使いませんので、心配する必要はまず無いでしょう。

もし、施主支給が可能な現場なら、在来工法でも、ツーバイフォー工法で使われるCN釘を使用されることをお薦めします。大工さんが持っている釘打ち機は、N釘CN釘どちらでも対応できるものが多いので、釘の交換だけで済みます。

ちなみに、CN釘は、長さが50mmのものだと、7,500本入って4,000円もしないほどの値段です。
N釘でもCN釘とほとんど値段は変わりませんが、これで、釘の強さが10%増えるのであれば高くはないでしょう。

2006.2.15

トリノオリンピック 男子モーグル

今日も100%趣味の話です。

楽しみにしていた、トリノオリンピック 男子モーグルは、デール・ベッグスミス選手が金メダル。滑りを見ても、文句無しといった感じでした。
銀メダルの、ミコ・ロンカイネン選手の滑りも、とても速くて凄かった!
銅メダルの、ドビー・ドーソン選手のエアもカッコ良かったです。

この順位、銀と銅は逆であるものの、2005年12月に発売された、フリースタイルスキーの専門誌であるブラボースキー(双葉社)の順位予想において、編集長の中島文夫さんの予想が的中!
さすが、マニアックにモーグルを長年取り上げてきた世界で唯一のフリースタイル専門誌、ブラボースキーの編集長です。

ちなみに、この雑誌の中でお笑いコンビの「笑い飯」の哲夫さんが、モーグルに関して熱いコラムを書いており、親近感が(1人勝手に)沸いてしまいました。

話がずれましたが、モーグルに限らず、スキー競技でついつい目がいってしまうのが、選手の使用している道具。

上村愛子選手が使用している板は、ID oneというブランドのもの。
実はこの板、外国産の板がほとんどの中で、国産なんです。

ID oneは、今回男子で優勝したデール・ベッグスミス選手も使用。
ちなみに、前回のソルトレイクオリンピックで金メダルを取ったヤンネ・ラハテラ選手も使っていますので、板だけでみるとモーグルは日本が2連覇ということになります。

値引きをほとんどせず、特約店だけの少数販売にこだわった、少し変わったブランドの板ですが、1度は使ってみたいと思っています。

2006.2.14

品質チェックで、建て方の立会いへ。
天気は快晴!現場にはご依頼者もみえました。

建て方の様子物件の周りにはまだ建物が建っていないこともあり、作業はしやすい現場です。
しかし、作業がしやすい条件であるとはいえ、建て方の作業は危険であることには変わりありません。
まだ、金物などが取り付けられておらず、柱はほぞで留まっているのがほとんど。
柱や梁は簡単に揺れます。

作業のため職人さんが部材の上に乗り、その部材がグラつくのをご依頼者が見て「おぉっ!」と驚かれていましたが、確かに怖そうですよね。

比較的規模が大きな物件であるため、屋根の下地までを終えることは出来ませんでしたが、無事に作業は終了。
何事もなく、無事に建物が完成しますように。

2006.2.12

前日に引き続き、大学時代の友人と京都観光へ。
そういえば、このメンバーで京都を回るのは初めて。

清水寺 拡大すると おみくじ
清水寺 拡大すると・・・
いたいた。
一番いいので吉(右端)。あとは・・・。
東寺 金閣寺 金閣寺
東寺 金閣寺

清水寺の下に並んでいるお土産屋さんでは、阿闍梨餅を買ってみんなで食べ歩き。阿闍梨餅は何度食べても美味しい。

わずか3時間足らずの京都観光でしたが、いろいろ行くことができました。
それにしても、外は寒かった〜

2006.2.11

大学時代の友人の結婚式のため東京駅で群馬の友人と合流し、京都へ。
起きるのが遅れてしまったので、予定より1本遅いのぞみで到着。

一番踊っていた、新郎会場のホテルに到着して、時間をつぶしていると、他の友人2人も到着。
これで、大学時代に仲の良かった5人が約4年ぶりに集合。みんな、大学時代と変わっていません。

新郎のK君とは、大学時代に最も多くスキーに行きました。
お互いシーズン券を買い、大学の授業が終わった後、ナイタースキーにもちょくちょく。ちなみに、滑るのはコブのコースばかり。

K君の勤める会社の社員の方の出し物、モーニング娘では、最も張り切っていたのが、新郎だったり・・・。

披露宴の後は、2次会、3次会と続き、その後は深夜のトリノオリンピック 女子モーグル。眠い目をこすりながらずっと見ていましたが、日本勢の結果は残念でした。

K君、また、一緒にスキーに行きたいね。
どっちが上手くなってるかな!?

2006.2.10

Low-Eガラスの見分け方

複層ガラスに特殊な金属膜をコーティングして、断熱性能・遮熱性能を高めたガラスのことを、Low-E(ロウ・イー)ガラスといいます。
Low-Eガラスにすると、ペアガラスがトリプルガラス相当の性能になります。
Low-Eの金属膜というのはとても薄く、サッシの厚みが変わらないため、比較的簡単なサッシの高性能化です。

Low-Eガラスにすると、少しだけガラスが緑色になったり、青緑色になったりします。最近では透明なものもあるため、Low-Eのコーティングが入っているか分かりにくいときも。

Low-Eガラスそのような時は、懐中電灯かライターがあると、Low-Eが入っているかどうかを簡単に見破ることができます。

方法は簡単。懐中電灯かライターの火をガラスに近づけて、斜めから見るだけ。
ペアガラスの場合、ガラスの向こうには、4枚の電球(またはライターの火)の像が見えます。(トリプルガラスの場合は、6枚)

その像の中に、他の物と比べて色が変わっているものがあったら、Low-Eが入っています。全て同じ色だったら、何も入っていません。右の写真では、左から2つめの像の色が違います。(見やすいように写真の加工をしていますが・・・)

ごくまれに、Low-Eで発注したはずなのに、Low-Eのコーティングを工場で行うのを忘れていたということもあるようなので、この方法で確認してみてはいかがでしょうか。

2006.2.8

トリノオリンピック モーグル

今日は100%趣味の話です。

もうすぐで、トリノオリンピックが始まります。
個人的に楽しみにしているのが、モーグル。特に、迫力のある男子。

モーグルといえば、忘れられない選手がいます。
それは、ロシアの故Sergei Shupletsov(故セルゲイ・シュプレツォフ)選手。

私がモーグルに興味を持ったのは、1994年に行われた、リレハンメルオリンピック。
カナダのJean-Luc Brassard(ジャン・リュック・ブラッサール)が金メダル、
ロシアの故Sergei Shupletsov(セルゲイ・シュプレツォフ)選手が銀メダル、
フランスのEdgar Grospiron(エドガー・グロスピロン)が銅メダルの年です。

セルゲイ・シュプレツォフは、長野オリンピックの男子モーグルで金メダルを取った、アメリカのジョニーモズレーと同じく、エアリアルもこなす選手でした。(コンバインドといいます)

リレハンメルオリンピック翌年のワールドカップでは、開幕から5連勝、9戦に出場して6勝(他3戦は2位)と、ほとんど完全優勝。
セルゲイの時代到来と言われていましたが、その年の夏にバイクの交通事故で亡くなってしまいました。当時若干25歳。
今も生きていたならば、モーグルのスタイルも変わっていたことでしょう。

当時は「3強」と呼ばれていましたが、残りの2強である、Jean-Luc Brassardも、Edgar Grospironも既に引退。
Edgar Grospironは、フランスでスポーツのキャスターをしているようですね。
今はもう終わりましたが、テレビ東京系のスキーナウにもよく出ていました。

モーグルの女子は、開会式の翌日の予定です。
女子では、一度は引退したロシアのLjudmila DYMCHENKO(リュドミラ ディムチェンコ)選手も復帰して出るようです。モーグルに詳しい人なら知っているはず。体の柔らかいエアが印象に残っています。

今回のオリンピックでは、どのような結果になるのでしょうか。
今から楽しみです!

2006.2.4

基礎チェック

日経トレンディ現在発売中の日経トレンディで、さくら事務所が取材協力した、一戸建ての基礎コンクリート段階における現場チェックの記事が載っています。

調査対象はパワービルダー7社と大手ハウスメーカー1社の計8社。また、マンションデベロッパー19社のチェックも載っています。

マンション、一戸建て、いずれもさくら事務所が協力していますが、(私が調査した為なのか)一戸建て編のチェック内容はなかなか(かなり?)マニアックです。

普通では見ることが出来ない段階でのチェックですが、このような住宅特集が組まれること自体、凄いことだと思います。
書店やコンビニエンスストアに並んでいると思いますので、よろしければご覧ください。

この取材で、個人的に印象が強かったのが2つ。

1つは、「良いものを提供したい」という意識が、かなり伝わってきた業者さん。 その高い意識は、業者さんとの会話の中や、実際の施工に表れていました。

もう1つは、構造にこだわりを持っていた設計の方。
その方が入社後、標準仕様を全て安全側の仕様に見直して、変更してもらったそうです。
費用が高くなるため、社内でもかなり反発があったものの、基礎や配筋の状態を見れば仕様の違いは一目瞭然。 現在では、その高い仕様も売りの1つとなっているようです。

いずれにも共通するのが、自分達が作る物に対する「こだわり」
やっぱり、自分の仕事にこだわりを持っている人はカッコイイと思います。陰ながら応援してます。

次回、また一戸建ての取材依頼が来たら、今度は断熱性や省エネの調査をやってみたいですね。

「A社は他の会社より平均で坪単価が5万円高いものの、断熱材の厚みが厚く、サッシは全て樹脂サッシとなっており、次世代省エネを余裕でクリア。最初の購入費は高いものの、冷暖房費が安いので、20年目の冬には元が取れます。」
と、いうような調査。どうでしょうか?

2006.2.2

配筋検査の意味が・・・。

品質チェックで、立ち上がりコンクリート打設前の確認へ。

ワォ!上端筋が切れてる!型枠を覗いてみると・・・・

ワォ!上端筋が切れてる!

アンカーボルトを仮止めするために溶接してあるのも良くないですが、上端筋を切ってしまうのは、もっと良くありません。

上端筋(うわばきん)は、大きな力がかかる大切な部材だからです。

拡大写真写真を見ると、アンカーボルトの左右で鉄筋が切れているのがお分かりいただけると思います。
このように切れていると、上手く力が伝わりません。

現場の職人さんに聞くと、どうやら、アンカーボルトを基礎の真ん中に配置するために、切ってしまったのだとか・・・。
それなら他にも方法があるでしょうに。

1週間ほど前に配筋検査に合格していても、その後に鉄筋を切ってしまったら配筋検査の意味がありません。

早速、修繕作業へ。
取り外せるアンカーボルト、上端筋(鉄筋)は全て撤去し、新品に交換。
交換ができない部分の鉄筋に関しては、補強筋で対処しました。

撤去したアンカーボルトの一部 細くなったアンカーボルト
撤去したアンカーボルトの一部 細くなったアンカーボルト

アンカーボルトを仮止めのために溶接してしまうと、その溶接の方法によっては、直径が小さくなってしまいます。
一般的なアンカーボルトは直径12mmですが、内側に0.5mmグルッと削られて直径が11mmになってしまうと、断面積は16%減。
同様に直径が10mmになってしまうと、3割も面積が減ってしまいます。ほんの少し細くなるだけで、断面積は大きく変わってしまうのです。

上の右側のような状態だと、断面積は半分くらいになっているでしょう。
これでは必要な耐力を得られません。地震のときに、アンカーボルトが千切れてしまう可能性が出てきます。

やはり、アンカーボルトの先付けを溶接で行うのは避けるのが無難でしょう。

2006.2.1

無暖房住宅 日本版

長野市内に、無暖房住宅の実験展示場が完成したという記事が住宅専門の新聞に書かれていました。

無暖房住宅とは、スウェーデンで生まれた、暖房機を必要としない住宅のこと。人体や冷蔵庫、パソコンなどの発熱が暖房機の代わりです。

長野の物件は天井断熱+充填断熱+基礎断熱+熱交換換気の組み合わせ。
サッシは木製のトリプルガラス(Low-E・クリプトンガス入り)。断熱材には、セルロースファイバーを使い、壁と天井の厚みはそれぞれ400mm(凄い!)

建物の熱的性能を示すQ値は 0.75となり、長野市の次世代省エネ基準(Q値2.4)の、3.2倍もの性能です。

この無暖房住宅が1年間に必要な暖房エネルギーを灯油に換算すると、わずか84リットル。(実際には、不要ですが)
この無暖房住宅と同じ広さで、次世代省エネ基準ギリギリの省エネ性能の場合には、1700リットル前後必要(暖房機の効率で多少変動あり)ですので、かなり大きな省エネです。

石油情報センターのホームページから算出すると、長野における過去19年間の平均灯油価格は約52円。(ちなみに今年は約80円)
1700リットルの場合、年間暖房費は約9万円となります。10年間だと、約90万円。20年間だと約180万円。

新築のときに、無暖房住宅にするために追加で200万円かかると仮定しても、ローンを支払い終わる頃には十分元が取れそうです。
屋根の上に太陽光発電を乗せようと思ったらこの位の費用はかかりますが、太陽光発電の寿命はせいぜい20年といったところ。しかし、セルロースファイバーのような無機質の断熱材は劣化しないので、寿命は半永久的です。
無暖房住宅なら、暖房機による火災や火傷の心配も不要ですね。そう考えると、競争力がある商品であるともいえます。

海外の省エネ基準と比べてずっと遅れていて、基準がかなり緩い日本の省エネ基準ですが、この性能であれば世界でもトップクラス!

無暖房住宅を作るためには、高い設計力と施工力が必要です。
このような住宅を提供できる業者さんが全国にたくさん出てくるといいですね。

オマケ
スウェーデンの無暖房住宅の設計者、ハンス エークさんのホームページ↓
 http://www.passivhus.nu/




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