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大下達哉 好き勝手に書いている日記です。技術系のネタが多くなるかも。
気楽にお付き合い下さい。
1977年 3月生まれ へび年 B型 うお座
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BLOG 大下達哉の「ドーシタ大下」
最新の日記は、t-ohshita.comをご覧下さい!

2006.5.23

同時に現場打ち合わせ

品質チェックで、上棟後のコンセント位置などの確認立会いへ。
現場に着くと、何やら人が多い。

ご依頼者、現場監督さん、営業担当者は当然のこと、大工さん、電気屋さん、設備屋さん、警備会社、コーディネーターなど、10名くらいが現場にみえました。

打ち合わせ風景その人たちが全員で、2階から順番にコンセントの位置や防犯設備の位置、エアコンの向きや室外機の位置を確認していきます。
それぞれの業種で、工事する場所がかぶっていたり、取り合いの問題があることがありますが、一度に皆が揃っているため、決断は早い。

まだ上棟したばかりの物件ですが、このようにすれば、ご依頼者にとっても、施工業者さんにとっても、打ち合わせ回数が少なく、ミスも減らせます。
ケースとしては、同時にこれだけの業種の方が集まる打ち合わせは少ないですが、確実な施工のためには良いことですね。

2006.5.20

休みの日。
車を走らせていると、強風でゴルフ場の鉄塔が倒れたというニュースが。
「あ、この近所だな」と思いながら道路の右側を見ると、おおっ!鉄塔が倒れてる!

ゴルフ練習場 倒れた鉄塔
倒れた鉄塔が工場直撃 鉄塔の先端。トラスの接合部が破断
鉄塔で電柱が倒れた 車も大破。けが人なし

打席数からすると、大きめのゴルフ練習場。
ネットが付いたままの鉄塔が、反時計周りに順番に倒れていました。

強風のときには、ネットは下げるはずですが、急な強風のために下げられなかったのかも知れません。そのため、ネットが強風を受けて、設計以上の力が加わってしまったのでしょう。
それにしても、飴のように曲がった鉄塔というのは衝撃的。風の力というのは、凄いものです。

大きな事故で、取材のヘリが何台も上空を回っていましたが、けが人がいなかったのが幸いでした。

2006.5.19

以前の調査で、ホールダウンの耐力が小さくなってた現場へ、ホールダウンの金物交換作業の立会いへ。
現場には、仲介の不動産屋さん、売主さん、施工業者さん、施工した大工さんなどが立ち会われました。

売主さん、施工業者さんに、金物の耐力が足りない問題が起きた経緯をいろいろ聞いていると、どうやら2000年の法改正を知らない様子。
施工業者さんの話では、ホールダウン金物は「現場で、ここに要るだろう」という場所に取り付けているのだとか。

しかし、壁を剥がしてみると、あきらかに大きな力がかかると思われる場所のホールダウン金物の耐力が小さく、それほど大きな力がかからないと思われる場所に、大きな耐力のホールダウン金物が。全く逆です。

「金物の計算をしなくてはいけないですよね」といっても、
「確認申請も通っているし、中間検査も受けているが何も言われなかった」と反論。私には見逃しにしか見えないのですが。

最も、確認審査機関によっては、金物の取り付け位置を示した図面を求めてこないところもあります。
この現場の確認申請は、民間の確認審査機関でしたが、図面を求められていないので、施工側も作ったことがないとか。

これまで、どんな施工を行っているか心配になってきたので、大工さんと2人になったときに、いろいろ聞いてみました。大抵の大工さんは、複数の業者さんから仕事を委託されているため、会社ごとの特徴をよく知っているからです。

すると、
「他の会社では、しっかり金物の位置と種類を示した図面を渡されるが、この会社ではもらった事が無い。現場で判断することになるので、やっぱり困る」
との本音が。購入者側に委託された第三者という立場だと、大工さんからこのような本音が聞けることは少なくありません。

ホールダウン金物の交換は特にトラブルなく完了。
軸組構法(在来工法)において、一般的には2000年の法改正をしっかりと守って金物の取り付け位置や種類を計算していますが、まだまだこの法改正を知らない業者さんがみえます。
十分に注意してください。

全ての確認申請機関が、この図面の提出を義務付ければ、すぐに解決してしまう問題なのですが・・・。

2006.5.17

アメリカの外断熱

外断熱推進会議の、第一回米国カナダ外断熱調査報告会に行ってきました。

これは、今年2月に行なわれた、アメリカとカナダの外断熱物件の調査ツアー参加者による報告会です。

報告会では、アトランタ、チャールストン、ノックスビル、トロント、ウィニペグ、シアトルの外断熱物件が紹介されました。

アトランタの物件の中には、40階建ての高級分譲マンションの外断熱物件も。高級物件だけに、見た目も悪くありませんでした。

あたたかいアトランタでも、断熱材の厚みは60mm〜100mmだとか。
京都議定書を批准していないアメリカでも、この厚み。

ちなみに、京都議定書を批准している日本(目標に遠く及びそうにありませんが・・・)において、マンションの断熱材の厚みは、25〜35mm程度が一般的です。アトランタの半分以下ですね。

アメリカの報告の中で面白いと思ったのが、鉄筋コンクリート造の建物でも、耐震壁以外の壁は、鉄や木材(2×6)のスタッドを立てて外側にOSB等を張り、外壁にするのが一般的であるということ。

骨組みは鉄筋コンクリートでも、外壁面の一部はツーバイフォー工法やスチールハウスのような仕様になっているということです。
日本のマンションのように、構造に関係のない壁までRCで作るのはかなりの高級建物だとか。

考えてみれば、構造に関係のない壁であればその仕様でもいいのです。
マンションでも、構造に関係のない壁は、柱と壁の間にすき間を入れて、構造部分とは縁を切りますから。
日本のマンションでも、廊下側の壁はその仕様でもいけそうです。
問題は防水ですね。一戸建てのように防水紙を施工する必要があります。

ただ、スタッドを立てた壁であれば、その壁の中に断熱材を入れ、外側を外断熱にしてしまえば、かなりの断熱厚になるのが魅力です。
(実際、そのような物件も報告会の中にありました)

内側に入れる断熱材を吸音性の高いものにすれば、室内も静かになりそうです。

それにしても毎度ながら、海外の事例を知れば知るほど、
 「日本の建物は省エネ分野において、とても遅れている」
と感じます。

自動車や精密機械、電化製品の分野の省エネでは、日本は世界をリードしているのに、建築の業界だけは他の先進国よりも20〜30年は遅れているといっても、過言ではないかも知れません。

2006.5.15

コンクリート打設

品質チェックのコンクリート打設立会いへ。
物件は、鉄筋コンクリート造なので、一戸建ての基礎と比べてコンクリートを流す量もかなり多く、約130立方メートルの予定です。
(一戸建ての基礎の場合、底面で10〜20立方メートル程度)

安全のため、普段履きなれない安全靴(底部分に鉄板が入っていたり、つま先が補強されていたりします)を履き、転落事故防止のための安全帯、スケールに撮影用のデジカメなどを腰につけると、なかなかの重量。
腰に付けているときはあまり重さを感じませんが、手で持ってみると結構重たく感じます。(現場まで来るバックが重たい訳です)

作業は朝8時半頃から。
コンクリートの品質試験を行い、指定通りの品質を満たしていることを確認して、打設開始です。
現場への道路があまり広くないため、それほど大きくないミキサー車を使ってコンクリートを持ってきます。台数は合計で29台。

昼を過ぎた頃になると、普段運動不足の身にとって、腰周りの荷物はとても重たくなってきました。

夕方になって、コンクリートが流し終わる頃にはクタクタ。
変な話ですが、運動不足なんだなということを、コンクリートの打設立会いで実感してしまいました。

ブログを更新しています ⇒ これでいいのか、日本の住まい


2006.5.13

自動車保険

再来月に自動車保険が満期になるので、いろいろネットで調べています。
最近は、保険の一括見積もりサイトがたくさんあるので、とても便利。条件を入れるだけで各社から見積もり結果などが送られてきます。

聞いたことのないような保険会社がいくつもありますが、契約者にとっては選択肢が増えるというのは良いことだと思います。

今回の更新のテーマ(?)は、人身傷害補償特約と弁護士費用特約と、等級プロテクション。
特に私にとって重要なのが最後の等級プロテクション。
事故はしていないものの、保険の加入年数が短い私には重要な特約。
しかし、この特約を扱っている保険会社はとても少なくなっています。

契約者にとっては有利な特約ですが、保険会社には不利なものなので、当然といえば当然かも知れませんが・・・。

2006.5.12

朝1で、ご依頼者立会いのもと、品質チェックの内装下地確認へ。クロスを張る前の下地の確認です。
以前も、品質チェックを行ったことがある業者さんであるため、現場監督さんが気を利かせて、この日を設定してくれました。(ありがとうございます!)

早速レーザーを使って、垂直、水平の確認を・・・と思ったら、床にはまだ養生シートが。これでは床の水平は測れませんので、垂直のみの確認です。
垂直精度はおおむね良好。クロスを張ったらもうすぐ完成です。

車で、昨日配筋検査を行った現場へ移動。
月例の定例会に出席です。小さな部屋に多くの関係者が集まって、進捗や連絡事項を確認していきます。コンクリートの打設は来週の月曜日の予定。

定例会の後、構造設計事務所の方と配筋の修繕確認へ。
昨日足りなかった鉄筋は、しっかりと追加してありました。これで大丈夫です。

この物件は鉄筋コンクリート造ですが、構造計算を担当された構造設計事務所は、木造分野では名の知れた事務所。私も建築の専門誌で何度も記事を見ています。
鉄筋の確認に来たはずなのに、構造設計事務所の方との話はなぜか木造の建物へ。

まだ、筋かいを使ってる現場ってあるんですね」という言葉が胸に刺さりました。

一般の方は驚かれるかも知れませんが、これは木造の研究者の中では昔から言われていること。珍しい意見ではありません。
筋かいによる施工(強度)のばらつきを減らすため、施工が簡単で強度が高い、面材を積極的に使っていこうという考えです。

断熱のことを考えても、面材は圧倒的に有利。断熱工事を簡単にするため、少なくとも建物外周部は、筋かいを省くのが理想だと私も強く思います。

基礎周辺の養生配筋を確認した後は、品質チェックの上棟前の現場へ。
基礎工事が終わり、上棟の作業を待つだけのところです。

現場の様子が右の写真。
アンカーボルトでケガをしないようにカバーがかけられ、基礎の立ち上がりには、汚れ防止+基礎の養生のためのシートが張られています。また、作業中の基礎の汚れ防止のために、基礎の周囲にはゴザが敷いてあります。
このゴザは非常に効果的。ゴザではなく、マットの場合もあります。
いわゆる大手と言われるハウスメーカーでは、ほとんど全てがこれらの作業を行いますが、中小の業者さんでこの作業をやるのはまれです。

それほど費用のかかることではないと思いますが、建物に対する愛情を感じてしまうのは私だけでしょうか。


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2006.5.11

配筋検査

鉄筋コンクリート造の建物の配筋検査へ。今回は地下部分。
ゼネコンの方2名に加え、設計監理者、構造設計事務所の建築士、私と松本さんの計6名によるチェックです。

鉄筋コンクリート造の建物ですので、一戸建ての基礎と違って鉄筋は太く、本数も多い。構造図を見ながら、通りを1つずつ確認していきます。
鉄筋同士の空き間隔が狭いところがいくつかあったため、修正を依頼。

順番に見て回り、そろそろ終わりかな と思った頃、梁の下に位置する直径25mmの鉄筋が1本不足していることを発見!この段階で見つかって良かった。早速、追加を依頼します。

配筋検査が終わるころ、雨が降り出し始めました。
コンクリートの打設日には降りませんように。

昼食を終えて、車で北上。次は一戸建ての防水検査。
現場では予定通り、防水工事が終わっていました。壁面に白い透湿防湿シートが張ってあります。

透湿防水シート建物をグルッと回ると、1ヶ所に重ね長さが足りない箇所が。
透湿防湿シートを上下および左右に繋ぐところは、一定長さ以上重ねる必要があります。しかし、1部がヨコ方向に5cmほどしか重なっていませんでした。重ね長さ不足です。
部分的に張り替えたり、上に重ねたりして対処するようにお願いしました。

フローリング張り現場では、大工さん3人がフローリングを張っています。遮音マットがフローリングの下に敷かれる仕様ですが、これは本当に重い!
まだ階段がかかっていない現場なので、ハシゴで2階に上げたのでしょうが、大変だったでしょうね。
事故のないよう、安全作業でおねがいします。

2006.5.6

早めのご相談

事務所で、一戸建て丸ごとあんしんパックのご相談。
ご依頼者は、中古物件をご検討されている方でした。

まだ、具体的な物件が決まっている訳ではなく、いろいろな物件を見ている段階。
早めのご相談は、物件が決まって不動産屋さんに契約を迫られている段階と比べると、アドバイスできることが多いので、こちらも助かります。

不動産に関する様々なご相談は、できるだけお早めに。

2006.5.3

GW渋滞

今日はゴールデンウィークの連休初日。
高速道路の下り線が最も混むと予想されていた日です。

そんな中、建物調査(インスペクション)のために千葉へ。
自宅から片道約80キロです。

渋滞を避けるために朝6時半に家を出たのですが、高速に乗ったら既に渋滞していました・・・。

途中でも何箇所か渋滞していましたが、2時間半で無事に現地に到着。
渋滞の運転は疲れますね。

建物の中のチェックは、三上さんにおまかせして、私は小屋裏と床下へ。
築10数年の物件であったため、基礎の形状は現在一般的なベタ基礎ではなく、布基礎。
床下には防湿シートが敷かれているものの、その下は土になっているため、調査が終わるころには土埃で茶色くなってしまいました。

調査の結果、小さな調整や修繕は必要であるものの、致命的な問題はありませんでした。

帰りは道路が混まないうちに会社に戻りました。
渋滞は大したことなく、スムーズに到着。おつかれさまでした。


2006.5.2

品質チェックの内覧会へ。
家からはちょっと遠いので、早めに出発。途中、嵐のような雨が降ったりしたけど、予定の時間に到着。

この物件は、室内外に自然の材料のみを使って建てています。室内の壁はクロスではなく、しっくい。床の無垢フローリングは、接着剤ではなく、ニカワで固定されています。
ドアや収納の扉も、無垢材ばかり。

収納やドアに使われているのが無垢材であるため、既に反りやゆがみが出ていました。また、しっくいと窓の枠の間には、乾燥によるすき間が比較的大きく出ています。

業者さんにそれらの修繕方法をお聞きしてみると、
「無垢材や自然の材料が多いから、多少の反りやゆがみはしょうがないです」
とのこと。

ま、確かにそうなんですけどね。
個人的には、それらは「無垢材の味」だと思うので多少の反りなどは許容の範囲ですが、精度や仕上げにこだわる方には辛いかも知れませんね。






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