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大下達哉 好き勝手に書いている日記です。技術系のネタが多くなるかも。
気楽にお付き合い下さい。
1977年 3月生まれ へび年 B型 うお座
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BLOG 大下達哉の「ドーシタ大下」
最新の日記は、t-ohshita.comをご覧下さい!

2006.7.22

旅行のオマケに

最近、完成済み建物の調査や、一戸建ての工事中の現場を基礎の段階から完成まで全てチェックする、品質チェックのご依頼が大変増えています。

品質チェックのご依頼者と最初の面談をしている時に思うのが、ご依頼者の住まいに関する知識が増えているということ。

とくに、省エネ関係のお話は、皆さん興味を持って学んでみえるようです。
海外で生活された経験のある方は、なおさらのような気がします。

夏休みになり、この日記をご覧になっている方の中にも、海外に行かれる方がみえると思います。

そのときは、窓の仕様や開き方、壁の仕様や間取りなどを見て、日本の家とどこが違うのか自分なりに考えてみると、勉強になって良いのではないでしょうか。

2006.7.18

配筋検査

今日は配筋検査の3連チャン。
朝9時から、府中でツーバイシックスの物件の基礎配筋検査。雨が降っていたので、ちょっと(かなり?)濡れてしまいました。

その後は正午から世田谷で、鉄筋コンクリート造の床スラブ配筋検査。
この頃には、雨はほとんど降っておらず、濡れた体も乾いていました。

最後は、つくばエクスプレスに乗りって茨城県へ。
一戸建て鉄骨造の基礎コンクリート配筋検査です。
茨城は雨が強く降っており、終わったころには服がびっしょり。靴も泥だらけになってしまいました。

最後の物件では、現場監督さんに加え、今年の4月に入ったという新入社員2名が、長靴にヘルメットという格好で、現場を見に来ていました。
そのうち1人は女性でしたが、現場志望で入社したとか。
頑張って欲しいですね。

それにしても、雨の中のチェックはしんどい。
ちょっと高めのレインウェアを買うべきか、買わざるべきか。

2006.7.15

雷雨の中のコンクリート打設

建物調査(インスペクション)へ。物件は新しい住宅街の中。電柱が埋設してあるため、空を見ても黒い電線がないのがいい。街のグレードも上がって見えます。
建物の2階の一部は勾配天井。天気が良かったためなのか、断熱材がずれているからなのか、その部屋に入ると頭の方があたたかい。

サーモグラフィカメラを見ると、勾配天井の近くが真っ赤になっている。どうやら断熱材がずれている様子。小屋裏点検口を見てみると、やっぱりずれていた。

細かな指摘はあったものの、大きなものは無し。
指摘事項の確認のため、インフォメーションセンターへ。
この頃になると、良かった天気がかなり怪しくなってきた。
指摘事項の確認が終わる頃には、外は雷雨に。

雷はかなり近い様子。
当分雨も雷も止みそうにないので、2階に行って建物の仕様を説明するパネルや展示物、パンフレットなどを見ていました。それらは、防犯や断熱の仕様、品質確保の方法などを示したものです。

すると、突然、大きな光と同時にドーーーーン!!! という音がなり、インフォメーションセンターは停電。エアコンも照明も停止。近くで落雷したみたいです。

全然雨が止みそうにない外を見ていると、ふとしたことに気がつきました。雷雨の中のコンクリ打設
雨が叩きつける窓ガラスの遠くの方に、ポンプ車とミキサー車が見えるのです。しかも複数台。
ミキサー車が動いており、どうやらこの雷雨の中、基礎コンクリートの打設をしているようです。

いくらパンフレットで基礎がしっかりしていると書いてあったとしても、この豪雨の中で作業を行っていては、意味がありません。
近くで落雷がある状況において、作業を続ける現場の管理にも問題があります。作業されている方に事故があったらどうするのでしょうか。
後味の悪い建物調査になってしまいました。

2006.7.12

部活動

夕方から、グラウンドを借り切って、さくら事務所の部活動。
前回は(通常業務により)ドタキャンのため、今回は久しぶりの参加。

久しぶりの運動は体にツライ。30分ほどでバテバテに。
春よりも少し体が軽くなって身軽になったかと思っていましたが、運動不足の期間が長すぎたようです。

2006.7.10

朝1で埼玉へ、三上さん品質チェックの内覧会立会いへ。
規模が大きな物件でしたが、大きな遅れもなく、内覧会となりました。(外構はまだでしたが)

この物件の品質チェックのご依頼は、ご契約前に相談があったため、スペックコンサルティングを行っており、仕様を標準からいろいろ変えています。
例えば断熱材は、10kから高性能16kの製品に。断熱材を入れやすくするため、建物外周部の筋かいは全て無くし、面材で耐力を確保しています。断熱性と耐震性の大幅アップです。

内覧会の指摘は、いずれも軽微なものばかり。
現場を後にして70kmほど南下し、鉄筋コンクリート造の建物の配筋検査へ。幸いにも高速は比較的空いていました。

検査では、主筋(コンクリートの中に入れる鉄筋のうち、大きな力がかかる、太いもの)不足が何箇所か・・・。しっかり追加して頂きましょう。

配筋検査の後は、事務所に戻って建物関係のサービスに関する打ち合わせ。

その後は、先日の建物調査のご報告。
なんだか、濃い内容の1日でした。

2006.7.9

海外基準の省エネ住宅

昨日に引き続き、品質チェックの地縄張り立会いへ。
今回のこの物件は、スゴい。何がというと、省エネ性能が。

言葉の説明を省いて書くと、2×6の充填断熱+外張り断熱(付加断熱)の断熱構成。建物外側の断熱厚みは、16cmほど。
(ただし、ちょっと?な断熱構成だったため、結露の判定を事前に行いました。その結果、外気温が氷点下7℃までは壁内結露なし。建築地を考えると問題ないでしょう。)

木造の建物の場合、断熱材の位置が、外か?中(充填)か?と議論されていることを目にします。しかし、高性能を求めていけば、行き着くところはこのような充填断熱+外張り断熱(付加断熱)で間違いありません。
「外か中か」ではなく、「両方」ということです。

外壁の厚みに対応するため、基礎の幅も一般よりずっと太い、18cm。木造の建物とは思えません。鉄骨系の大手ハウスメーカーの基礎幅よりも太くなっています。

サッシは樹脂サッシまたは、木製サッシの+Low-Eペアガラス。外壁部分の性能が高いので、サッシもこのくらい高性能なものが必要。

トータルとして、建物の省エネ性能は、次世代省エネの2倍以上。この性能なら、海外の省エネ基準もクリアできます。海外の省エネ基準 私のブログより)

建物の気密性能の目標値は、C値=0.9 cm2/m2以下。
これは、次世代省エネ基準の5倍以上の性能。当然ながら、気密性能試験も行います。

快適な住まいにするため、ここまで勉強するのはご依頼者も大変だったことでしょう。
ご依頼者がさくら事務所を知ったのは、絶対に失敗しない家づくりがきっかけですが、この本を読む前に、住まい関係の本を何冊も読まれたことでしょう。
そうでなければ、このような専門知識を持った業者さんにはたどり着けませんから。

地縄張りでは、設計者と
「シャノン(国産。樹脂サッシ専門メーカーとして、国内No.1)のサッシは気密性がいいので・・・、」とか、「ペラ(米国。木製サッシ)のサッシは・・・」などと、マニアックなトークを。
いずれのサッシも、建築関係者でも知らない人が多いでしょうが、高性能サッシとして有名です。他には、エーデル(ドイツ)やベルックス(デンマーク)、マーヴィン(米国)も高性能サッシとして知られています。
(建物の気密性能試験をするとサッシの気密性能も分かりますが、このような高性能サッシメーカーの方が、大手のサッシメーカーよりも良い値が出ることが多い)

まだ始まったばかりですが、どのような住まいになるのか、楽しみです。

2006.7.8

設計コンペ

つくばエクスプレスに乗って、品質チェックの地縄張り立会いへ。
(つくばエクスプレスは地下でも携帯のアンテナが3本立つのがエラい)

現地に着くと、敷地に建物の形に沿ってロープが引いてあります。
これまで机の上で悩んできた住まいづくりが、実際の形になる最初の一歩です。

駐車スペースの確認図面では分からなかったのが、来客用駐車スペースの余裕。このようなときは、実際に車を入れてみるのが確実で、最もわかりやすい方法です。
施工業者さんによっては、この段階で必ず駐車スペースに車を入れて確認するところもあります。
この現場でも、駐車スペースの確認のため、営業の方の車を入れてみることに。
大きな車でしたが、車の後ろには余裕があり、実際の使用でも大丈夫でしょう。

打ち合わせ風景地縄張りには設備屋さんや電気屋さんも立ち会われ、工事前の確認が行われました。
設備屋さんから、洗濯機の排水の直下に、基礎の立ち上がりが来ているとの指摘が。あらら。
でも、工事の着工前に気がついてよかった。この段階であれば、対策をとることが出来るからです。

打ち合わせの後は、再びつくばエクスプレスに乗って、茅場町の事務所へ。
丸ごとあんしんパックの設計コンペ、初回ミーティングです。

約一ヵ月後にプレゼンテーション。
その結果から設計者を選んで、詳細設計へ。
詳細設計の段階で、さくら事務所がスペックに関するコンサルティングを行い、快適性や安全性、耐震性や維持管理の対策などを客観的にチェック。

図面が完成したら工事が始まりますが、当然ながら工事も全てチェックしていきます。一番最初の打ち合わせからは、1年を軽く越えそうです。
さてさて、どんな住まいができるのやら?
少なくとも、30年や40年で取り壊すような住まいにはさせません。

2006.7.7

エアコンの選び方

(財)省エネルギーセンターのホームページに、2006年度版の省エネ性能カタログが掲載されました。
これは、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの省エネ性能を比較したカタログです。

このカタログを使えば、効率が高く、ランニングコスト(運転時の費用)が安いエアコンを知ることができます。

例えば、2.8kW(8畳〜12畳)のエアコンを例にします。
カタログ上では、今年のモデルで最も年間のランニングコストが安いのは、ダイキン工業の AN28GRSという機種。年間の電気代は、\18,700で、価格.comで調べるとこの機種の最安値は\135,610。

逆に、カタログ上で最もランニングコストが高いのは、霧が峰の MSZ-J28Tという機種で、年間の電気代は、\26,840。
価格.comでエアコンの値段を同様に調べると、最安値は\44,400。

今年の機種において、最もランニングコストの安い機種と高い機種では、年間の電気代の差額が\8,140になります。

内閣府の消費動向調査(18年3月)によると、エアコンの平均使用年数は、10.2年。その間の電気代の差額は、\83,028。

トータルのコストとしてはAN28GRSの方が \8,200円ほど高くなってしまうものの、AN28GRSは最上位機種であるため、MSZ-J28Tとの機能の差はいろいろあります。あとは、費用と機能のバランスで選べば良いでしょう。

今では年間のうち、8ヶ月前後稼動しているとされるエアコン。購入時の費用だけでなく、ランニングコストも含めてトータルで考えたいものです。

ご注意
上記省エネカタログの期間消費電力量の算出条件は、東京をモデルとしています。また、部屋は木造の南向き洋室となっており、使用時間は6:00〜24:00となっています。
実際の設置条件によってコストは変わりますので、参考値としてご覧下さい。
(日本では冷房負荷よりも暖房負荷の方がずっと大きいので、寒い地域ほどこのカタログ値よりも実際の費用が高くなると思います。)

2006.7.6

怪しい図面

完成済み物件の、一戸建ての建物調査(インスペクション)へ。
調査物件は、洋風の木造軸組構法(在来工法)

現場で業者さんから詳細図面を受け取り、それらをコピーするため、早速近くのコンビニへ。

図面をコピーしている時、平面図に書かれた以下の文字を見て、「怪しい」と感じてしまいました。

 外周は構造用合板でも可
 ●(印のついたホールダウン金物は) HD-B10

図面上には、構造用合板やOSB、ダイライトなど、面材を張るという記号が一切書かれておらず、凡例にもありません。OSBやダイライトの代わりとして、「構造用合板でも可」と書いている訳では無い様子なので、意味がわかりません。

次に怪しいところは、ホールダウン金物が HD-B10と、金物の耐力が10KN(1.0トン)になっている点。筋かいの方向と取り付け位置、図面に書かれているホールダウン金物の位置から、10KN(1.0トン)では耐力が不足していると、すぐに分かります。
最低でも、15KN(1.5トン)以上、構造用合板を耐力として加えるなら、20KN(2.0トン)も軽く超えるでしょう。

平面図をよく見てみると、南面に筋かいがゼロ。
2000年以前の法律ならこれで通ったかも知れませんが、今の法律では、東西南北それぞれの面に、筋かいや合板が無いということは有りえません。
図面では、幅が狭すぎて、筋かいを入れられない箇所にも筋かいが入っています。

その後の調査で、建物の精度的には問題がない事が分かりました。
しかしながら、耐震面で大きな懸念があります。
事務所に帰って必要な金物を計算してみると、やはりホールダウン金物の耐力が足りません。また、ホールダウン金物が必要な場所であるにも関わらず、図面上には無い箇所もありました。壁の配置バランスもNG。

その後準備していただいた壁量計算書(筋かいの本数などを決めるための計算が書かれた書類)を見てみると、いろいろな間違いが。
風に耐えるために必要な外壁の面積計算では、建物の形そのものが違いました。

その他、この物件は900mmモジュールになのに、壁量の計算上では910mmモジュールになっています。これでは、地震に耐える壁の量を過大評価してしまいます。計算と実際の建物の筋かいの大きさも違い、何だか図面の段階でメチャメチャです。
なぜこれが、確認申請を通っているのかわかりません。

これらのデータを元に耐震診断を行ったところ、新築でありながら、NGの数値が出てしまいました。
ご契約前のケースだったので、まだ何とかなると思いますが、建築基準法に達するレベルまで直すためには時間と費用がかかりそうです。

2006.7.5

いろいろ調べた自動車保険は結局、インターネットの通販型ではなく保険代理店で契約することに。
等級が上がった(割引率が増えた)にも関わらず、保険料が昨年よりも高くなってるのですが、自分なりにいろいろ調べた後なので、納得済み。

このことは、住まい選びにも言えるかも知れません。

物件の仕様や性能、立地や金額について、100%理想どおりの住まいを選ぶというのは難しいことでしょう。しかし、物件の仕様や性能、立地や金額について自分なりに調べ、それぞれが納得した後であれば、金額が高くても、あるいは条件のどれかが満たせなかったとしても、満足感はあると思います。

情報が多い世の中ですから、本当の情報なのかウソの情報なのかを見分ける力も必要ですが、自分の分野外の事について調べてみるのは、なかなか面白いものです。

2006.7.3

ハサミ型シュレッダーまた、つまらぬ物を買ってしまいました。
先日、デジカメが壊れたので上野近くの修理センターに持ち込んだのですが、修理に1時間半かかると言われたため、時間つぶしに行った秋葉原で見つけたもの。

それが、この、ハサミ型シュレッダー。5枚の刃が付いていて、1回ハサミを動かすと、短冊状に切れていきます。タテに切ったあと、ヨコに切れば、小さな形になるので、シュレッダー代わりになるというもの。
シュレッダーと違って、電気は使わず、場所も取らないのがメリット。

この商品、移動の時間などに携帯電話でよく見ている、narinari.com で取り上げられていたので、知っていました。

家に、自動車保険の見積書がたくさんあったので、個人情報が載っている部分で早速テスト。
「うんうん、なかなか切れる」と思っていたのも最初の間だけ。
枚数が多かったため、だんだん疲れてきて、手も痛くなってきました。

数枚程度なら良いものの、数十枚を切るにはやっぱり辛そうです。

2006.7.2

一戸建ての定期点検

三上さんと、一戸建ての建物調査(インスペクション)へ。

一戸建て 建物調査(インスペクション)のサービスは、購入を検討されている物件がある方からのご依頼がほとんどですが、今回はちょっと違います。
新築でご購入され、2年点検を目前にした段階でのご依頼でした。
ちなみに、ご購入時に新築一戸建て内覧会(竣工検査)立会いをご利用されているため、2度目のサービスご利用となります。

マンションでは、2年点検を目前にした、達人のマンション定期点検チェックのご依頼が多くありますが、一戸建てでは少なめ。

チェックの結果、大きな問題はありませんでした。
(天候は曇りだったものの、小屋裏は暑かった。これからの季節、建物調査に着替えと飲み物は欠かせません。)

今回のように、定期的にチェック・メンテナンスを行い、建物をより良い状態にしておくというのは、とても良いことだと思います。

このまま良い状態で、10年、20年、30年と住まいを大切にして欲しいと思いました。




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