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大下達哉 好き勝手に書いている日記です。技術系のネタが多くなるかも。
気楽にお付き合い下さい。
1977年 3月生まれ へび年 B型 うお座
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BLOG 大下達哉の「ドーシタ大下」
最新の日記は、t-ohshita.comをご覧下さい!

2007.4.26

ウィーン少年合唱団

現在発売中のAERAに、「ウィーン少年合唱団に初の日本人」という記事が載っていました。この記事にも書かれていますが、現在ウィーン少年合唱団には2人の日本人が在籍しています。

この2人目の団員として活動中の少年(S君)に2年前の夏、2回会ったことがあります。

当時、S君はまだ9歳。
初めて私と会ったときS君は、自分の早親に向かって

「こちらの方はどちら様ですか」

と言い、とてもびっくりした思い出があります。何と礼儀正しい子なのかと。
9歳の少年だと「ママー、あの人だあれ?」という子供の方が多いのではないでしょうか。

レストランで食事をする時など、時間つぶしでNintendo DSをやっている様子は普通の少年と変わりませんでした。しかし、普段からとても礼儀正しくて良い子です。

両親と離れ、最初は言葉もわからない国での寮生活。日本人として初めて入団した少年も同じ環境ですが、2人ともかなり努力しているに違いありません。

S君が来日公演すると予定されているのは2年後。
AERAの記事だと、それを待たずとして、ソロ・デビューする可能性もあるとか。
その時には是非行ってみたいと思います。

2007.4.21

ちょっと期待

品質チェックの再内覧会立会いへ。
この現場も、今回で終わり。

品質チェックのご依頼では、小さな工務店から大手ハウスメーカーまで様々な業者さんのご依頼がありますが、初めて現場に入る業者さんの場合、最初は緊張します。
それは、業者さんの姿勢や施工管理の状況という面です。

こちらの業者さん、私は初めてでした。
しかし、現場監督さんの対応も、業者さんの姿勢としても良かったと思います。

ネットで現場を確認できるというアイデアは面白かったですし、構造の確認に、2階建てでも許容応力度による構造計算を行っているのは偉い。一般の方にはなかなか伝わらないかも知れませんが、2階建てで許容応力度による構造計算を行っているのは、極めてまれです。
しかし、ここをセールスしていないようで、もったいない気も・・・。
(ちなみにさくら事務所の家作りコーディネート(設計コンペ)では許容応力度計算による構造計算を設計者に義務づけています。)

比較的柔軟に仕様変更にも応じて頂きました。
今回の物件では、私のアドバイスで、構造用合板やダイライトよりも強度が高く、火災にも壁内結露にも強い、かべ震火という新建材を採用して頂きました。
しかしこの物件以降、こちらの業者さんはこの面材を標準仕様としたそうです。留める釘も、2×4用の太いCN釘を採用。対応が早い。大手には無い早さです。

あとは、標準仕様の断熱材の仕様を上げてもらうと、もっと良くなると思います。
丁寧に対応して下さった監督さん、ありがとう。蔭ながら応援しています。

2007.4.16

着工前が肝心

渡邊さんと品質チェックの事前打ち合わせのために、施工業者さんのところへ。

普段は、土木工事やビル・マンションの工事がほとんどで、一戸建てはほとんどやっていないというこの業者さん。
最初は図面が少なく心配でしたが、ご依頼者が強く求めたおかげで、とてもたくさんの図面が出てきました。今日はその確認と、工事の打ち合わせ

基礎の図面が出来ていなかったので、早速見てみると、耐力壁近くのアンカーボルト不足がちらほら。でも、着工前なら直すのは簡単。赤いペンで書き込めばいいだけです。すぐに修正し、OK

これまで、ご依頼者と業者さんのやりとりを聞いていた段階では、どんな業者さんなのかとハラハラしていましたが、さすがマンションなどの工事が多いこともあり、工程表の内容などは良し。

打ち合わせ後に現場に行ってみましたが、先に終わっている深基礎部分の施工も良し。とても綺麗な仕上がりです。

図面の段階であれば直すのが簡単なことも、工事が始まってからでは大変。
家作りは、着工前までが肝心。契約・着工までに労力の9割を使う程度で、丁度良いと思います。

2007.4.11

最近のパソコンは速い

先日、実家のパソコンが不調になったと連絡が。昔、自作したものです。
年数の経っているパソコンであったことから、作業性向上の為にも買い替えを行いました。

いろいろ調べてみると、デルのパソコンが20インチモニタ付きで安かったものの、納期の関係から断念。
秋葉原に行き、自作パソコンのお店でオリジナルPCを購入することになりました。

CPUには初めてのAthlon 64 X2(デュアルコア)。メモリ 1GB、ハードディスク320GB、WindowsXP Pro付きで、8万円を切っていました。
もともと店舗に置かれているPCは、Windows Vistaが入っており、他のOSにする場合にはお店でインストールしてくれるのですが、時間の関係のために自宅でWindows XPをインストールすることに。

パソコンの動作確認のため、自宅で早速 Vistaを起動。
「Aero」と呼ばれる機能などを試したのち、「ふぅん」という感想で 5分後にはハードディスクを初期化。
CDから、WindowsXPをインストール。
私が使うパソコンであれば、Windows2000で良かったのですが、母親などが使うので、WindowsXP Proにしました。 (既にWindows2000が売っていないという問題もあります。)

もともとVistaには興味が無く、採用するつもりはありませんでしたが、それを決定的にしたのは、昔から読んでいるホームページの以下のコラムでした。

今日の必ずトクする一言
 WindowsVistaからWindows2000へ先祖返りのナゾ

作業性を高めるために新しいパソコンを買うのですから、新しいOSによって余計なトラブルや手間が増えてしまったら意味がありません。(だいたい、アプリを動かすために存在するOSが、あまりに過大なリソースを要求するというのが私には理解できません。)

320GBのハードディスクは、半分に区切ったとしても150GBほど。
ハードディスクの初期化に時間がかかったものの、その後は順調に進みました。

新しいパソコンだけにさすがに動作は速く、デジカメで撮った写真データの一覧表示も速い。インターネットを遅く感じていたのは、回線の問題ではなくパソコンの問題があることも発覚。自分も新しいパソコンが欲しくなってしまいました。

2007.4.9

瞬間あったか便座の注意点

最近の新築では、温水洗浄便座が付いているのが普通になっています。
種類も機能も形もいろいろです。

暖房便座は、使っていないときも暖めておくのが普通ですが、省エネのために瞬間的に便座があたたかくなる商品があります。
この商品を採用する時の注意点。それは、便座を瞬間的にあたためる時、大きな電気(1200W程度)を使うということ。ドライヤー1つ分くらいの電気です。

これによって生じる問題点として、トイレの回路を別の部屋で共通としている時に、ブレーカーが落ちてしまう恐れがあります。

例えば、トイレと洗面室の回路が同じ場合です。
洗面室でドライヤーを使っているときに、瞬間あったか便座が作動すると、合計で2000ワットを軽く超えてしまい、ブレーカーが落ちてしまいます。
朝の時間、洗面室とトイレの使用時間は重なることが多く、十分に起こりうる話です。

対策として、トイレを単独回路にするのが良いでしょう。
瞬間あったか便座をご検討されている方はご注意を。
(冬の時期、トイレに暖房用のヒーターを置こうと考えている場合には、さらにもう1回路を追加しておくのが安全です。)

2007.4.8

掃除機能付きルームエアコンは、「横幅」に注意

最近増えてきた、自動掃除機能付きルームエアコン。
これらの商品は、フィルターや熱交換器などを、10年間自動的に掃除し、高い省エネ性能を長期間に渡って確保できるものです。

内閣府による消費動向調査 平成19年3月実施調査結果によると、ルームエアコンの平均使用年数は、10.4年なので、10年間効果が続くというのは妥当でしょう。

ここで注意が必要なのは、エアコンの横幅。
例えば、2.8kWのエアコンの場合、自動掃除機能が付いていないタイプは、横幅が800mm以内がほとんど。しかし、自動掃除機能が付いている物の多くは800mm以上で、中には900mm近いものもあります。

ちなみに私が調べた限り、現時点において自動掃除機能が付いた2.8kWのエアコンでは、富士通ゼネラルのASシリーズが899mmと最も広く、三菱電機のZWシリーズが798mmで最もコンパクトでした。
メーカーによって同じ能力のエアコンでも、10cmも幅が違うのですね。ご参考まで。

2007.4.7

午前中、埼玉へ品質チェックの内覧会へ。
その後、茨城へ移動し、品質チェックの最終報告。

この物件のご依頼者に初めてお会いしたのは去年の夏。
たくさんの雨の中でコンクリートが打設されたため、施工業者さんと話し合い、基礎を全て壊して配筋からやり直すということで、相談にみえたのでした。
最初の相談の時、ご依頼者の手元にはたくさんの印刷された資料。コンクリート打設に関するものでした。
原則として、工事が始まった後からの品質チェックは受けていないのですが、ご依頼者の熱意により、お受けすることになりました。

このようなケースの場合、最初に現場に入る時には業者さんの対応が気になりますが、予想外に丁寧で少し安心しました。
基礎工事は、業者さんが変更され、勉強熱心な基礎屋さんが工事をすることに。仕上がりはとても良好でした。
その後は、いつも犬を連れてきていた屋根屋さん施工性の高いグラスウールの採用など、いろいろ思い出があります。

報告のために建物の中に入ると驚くことが。
それは、猫。入居前、猫が2匹居るということで、専用の「猫部屋」があるプランの物件でしたが、どうも2匹ではない様子。2年前まで、猫を飼ったことが無かったというご依頼者。
しかし2年前、捨てられていた猫を連れてきたのがきっかけで猫に愛着が湧き、その後も捨て猫が見過ごせなくなってしまったそうなのです。

そんな訳で、入居の時点では家の中に猫が8匹!
棚の上やテーブルの下、あちこちに猫が居ました。新居が完成したものの、猫が苦手で新居に来ることができない親戚の方も居るとか・・・。

次回お伺いする機会があった時、もう少し増えているような気がします!?

2007.4.5

伝統建築

先日、学生時代に同じ研究を行なっていた後輩から、学位論文(博士論文)が送られてきました。
内容は、お寺さんにみられるような、伝統建築に関する研究です。
伝統建築の構造に関する研究は、ここ数年で大きく進みました。

1999年、日本建築学会の中に、「木構造と木造住宅の再構築」という特別研究委員会が設立されました。

伝統構法を生かす木造耐震設計マニュアルその後、伝統木造軸組の研究が重ねられ、データの蓄積と設計法が確立されました。
これは、2004年にまとめられ、「伝統構法を生かす木造耐震設計マニュアル 限界耐力計算による耐震設計・耐震補強設計法」という書籍として出版されています。
伝統建築の構造設計に関わっている人であれば、必ず持っている1冊と言っても良いかも知れません。

私と彼が同時期に実験を行なっていたのは、2001年頃。
一緒に行なっていた実験のデータは、先の書籍にも反映されています。
(私がなぜこれらの研究に関わることができたのか、今でも不思議に思うことがあります。縁とは不思議なものです。)

これら伝統木造軸組の研究は今でも進められています。
その結果、伝統木造軸組の構造メカニズムが明らかになってきており、ユニークな耐震補強方法も生まれました。
これまでの研究の成果は、現在進められている、京都東本願寺の御影堂修復工事にも使われています。

1999年当時、伝統木造軸組の構造メカニズムがほとんど分かっていなかったことや、設計法が無かったことを考えると、とても大きな進歩です。
逆にいうと、それまでほとんど、伝統木造軸組の構造については、分からないことが多かったということです。一般の方は、伝統建築の構造はずっと昔に分かっているものだと思われるかも知れませんが、実はつい最近まで全然分かってなかったのです。

例えば私が研究していた、柱傾斜復元力。
研究の中で、最も参考にしていた論文は、1941年のものでした。
半世紀前の論文で、その後に行なわれた1990年代前半の研究まで、すっぽりと空白期間がありました。

今では、家業である設計事務所の跡継ぎとして頑張っている彼。
構造に関しては、安心して任せられる事務所になることは間違いないでしょう。頑張れ!(「あんたも頑張れや!」と、反論されそう)

2007.4.4

「手抜き」ではなく、「知らないこと」が怖い

品質チェックの配筋検査へ。物件が大きいので2名体制で。

物件は2階建てですが、3階建てと同様の構造計算をしてありますので、基礎の仕様は立派。
というか、2階建てでもしっかりと構造計算すると、このくらいの基礎仕様になるのが普通なのでしょう。(木造2階建ては、構造計算しないことがほとんどなので、構造的に明確な根拠が無い基礎仕様になっているのが普通)

チェックの結果、人通口の補強筋長さが不足していることが分かりました。
図面に書かれている定着長さが確保できないのです。

この補強筋は、あらかじめ工場で切断されているものでした。図面の上では、工場で加工された寸法でOKですが、実際の施工においてはギリギリの長さであったため、現場では施工誤差でNGになってしまうのです。
基礎工事でたまにあるNGです。

基礎屋さんは現場に搬入された部材をそのまま使っており、搬入された部材がNGだったということで、監督さんにブーブー言っていました。
結局、鉄筋を新たに加工して是正しました。

チェックが終わった後に、職人さんとトーク。

「(工事の)手を抜くつもりは無いんだよね。手を抜いたとしても、金額が大きく変わる訳でも無いしね。指摘されて直す時の方がお金かかるよ。」

いろいろな現場を見て、確かに私もそう思います。
一戸建てに使う鉄筋1本をケチったとしても、ペットボトルの飲み物3本分にもなりません。しかも、今回のように材料支給というケースが多いので、職人さんの給料とはあまり関係無かったりします。
これが、手抜きによる修正に1日余分に工事がかかるだけで、職人さん1人当たり数万円の人件費が必要になってしまいます。
手抜きによって数百円単位で削るよりも、ずっと大きい金額です。

「手抜き」よりも怖いと私が思うこと。
それは、現場で作業する人たちが、悪いことや間違っていることを「知らない」状態で仕事しているケース。現場では、こちらのケースの方がずっと多い。

例えば、私の過去の日記を見返してみても、
 ・土台の高さ調整に軒天ボード、梁を貫通した配管
 ・金物のビスの使い分けをしていない
 ・アンカーボルトを溶接して固定
 ・2000年改正の建築基準法の内容を知らないケース
 ・効果の無い筋かいを書く設計者
と、いくつもあります。
これらの指摘事項は全て、指摘した時に「何が悪いの?」という反応をされたものばかりでした。つまり、問題のあることを「知らない」というケースです。

住宅に関わる工事の中で、ガス・電気・水道は有資格者でないと工事ができません。つまり、一定の座学や勉強を行い、資格を取らないと工事に関わることができないということです。

しかし、基礎工事や大工さんの工事には資格は不要です。
一般の方でも、明日から出来てしまう状態です。基礎工事において、何のために鉄筋を入れるのか、補強筋は何の為に入れるのか分かっていない職人さんというのも少なくありません。

昔ながらの親方−弟子制度が十分に機能していない今日です。(そもそも、親方の施工が間違っていることさえある。)
(タイル工事やクロス工事のように)第三者の健康や生命に危険を及ぼす恐れがない職種以外は、ドイツのマイスター制度のように一定の座学を義務づけた方が、長い目で見て業界だけでなく国全体にメリットがあると思っています。

2007.4.3

ご相談はお早めに

夕方から、品質チェックの打ち合わせ。
ご依頼者に初めてお会いしたのは、去年の9月。その頃、施工業者さんは未定でしたが、5回前後の打ち合わせを重ね、今年の初めに業者さんが決定。
夏ごろに着工の予定です。

決まった1社のプランは、最初の段階ではかなり「?」という印象のものでしたが、ご依頼者を通じて業者さんにプランの再提示をご提案したところ、良いプランが出てきたため、そこに決まりました。

この日は、プランの最終的な確認。
将来のリフォーム等のことを見据え、洗濯機が移動するかも知れない場所に給水管と配水管を追加することや、将来のことを考え、テレビ、電話、インターネットの回線などを一箇所にまとめることなどをご提案しました。

工事の着工までに余裕があり、工事請負契約前の段階であれば、たくさんのアドバイスが出来ます。
ご相談はお早めに。

2007.4.2

「普通」って何だ?

品質チェックの現場や、業者さんとの事前打ち合わせでたまに聞く言葉。

(その仕様などは一般的にも)「普通ですよ」

という言葉。

しかし、業者さんが言っている「普通」は、既に一般的には「普通」で無いケースも多々あります。特に、建物の性能に関する部分。

大手のハウスメーカーの一戸建てでは、耐震等級は最高ランクである、等級3が普通。
しかし、中小の工務店はまだまだ耐震等級3は普通ではありません。

大手ハウスメーカーでは、全てのサッシがペアガラスになっているのが「普通」。メーカーによっては、全てLow-Eを採用しているのが「普通」
しかし、建売物件や条件付の建物の多くは、"居室のみペアガラス"が「普通」

基礎の幅は、3年くらい前まで、12cmが「普通」。
でも最近では、15cmが「普通」

建築業界に長く勤めている人でも、実はその会社の仕様しか詳しくないということはよくあります。その場合、その会社の仕様が、その人にとっての普通になっています。
私たちのように、各社の現場や建物の仕様を広く知っている人の方が、業界的には少数でしょう。大手・中小関係なく物件を見られることで、結果として私たちの「普通」のレベルは高くなっているのかも知れません。

あなたが業者さんから聞いている「普通」、既に業界的には「普通」ではないかも知れませんよ!?

2007.4.1

THE AMAZING RACE

年始からずっと見ていた、THE AMAZING RACEが終わりました。

優勝者の・・・と、思いましたがこれからどこかで見る人がいるかも知れないので止めておきましょう。

世界中を約十カ国、6万4000kmも移動するという、スケールの大きな番組。出場者も、よほどタフでないと無理ですね。

アメリカでは、既に第11シーズンのこの番組。
日本では、第4シーズンからの放送だったので、第5シーズン以降のものを見てみたいです。(ただし、日本語版の放送に出ているナビゲーターは居なくてかまわない)

現在、THE AMAZING RACE アジア版の制作が決定しており、出場者を募集しています。ご興味のある方はぜひ!?






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