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刀根慎一郎 日々思いついたことを、つらつらと書いている日記です。
読まれる方も気楽にどうぞ。
1978.7.13生まれ うま年 A型 かに座
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感想・激励などお待ちしております tone@sakurajimusyo.com
  

2005.9.30

新築マンションの内覧会立会いの際に
施工会社の担当の方が言った驚くべき言葉。

「さあ、できるだけ数多く傷や汚れを指摘してください。
 傷や汚れを指摘できるのは、今日だけですよ。」


一瞬、耳を疑ってしまいました。
依頼者の方も、キョトンとしています。

内覧会は、粗探しをする場ではありません。
内覧会とは、購入者がこれから気持ちよく新生活を
始めてもらうための準備の場です。
ご自身の生活の動線を確認したりするものその一つ。
その過程で見つかったものを、修繕していただくという
スタンスでよいのではないでしょうか。

それにしても、こちらの物件の内覧会を迎えた方に対して
「頑張って指摘してくださいね。」なんて言うくらいだったら、
自分達できちんとチェックするべきでは?

2005.9.27

某新築マンションのモデルルームで
設計図書を閲覧していると、隣の席で
販売担当者と、お客さんの会話が聞こえてきました。

「私は、今回セカンドハウスとして、このマンションを検討しているのだけど
 買うのと、借りるのどっちが得なのかしらね」

と、女性のお客さんが質問を投げかけ、
すかさず、販売担当者は次のように答えていました。

「頭金の額やローンの内容にもよりますが、一概に買った方が良いとは
 限りませんよ。
その方のライフプランによっても変わってきますから。」


どうですか。この素晴らしい発言。不動産を売る人は
これくらい言える方でないと駄目だと思います。

誰に対しても、「今が買い時」だとか、「借りるより買った方が得!」なんて
言っているような販売担当者は、購入者のためを本当に考えているか
どうかは疑わしい。

一生に一度、何千万円もする大きな買物。
最良のアドバイスができる人から、買いたいですね。

2005.9.24

真剣であれば、あるほどマイホーム購入をする
決断をする時のパワーが必要になると思います。

重要事項説明を受けて、後は契約書に
サインをするときというのは、何よりも緊張する瞬間かも
しれません。

「一生に一度の住宅購入。本当にこれでいいのか。後悔はないか。」

そんなときには、ちょっと席を立ってから
外で深呼吸をしてみるのもよいかと思います。
心の準備が整うまで、サインする必要はありません。

某物件の契約立会いで、
ゆったり構えていたら、担当者が登場。

とりあえず、サインしてください。それから、いくらでも
 ご相談にのりますよ。」


と、契約をせかす。契約の重要さを、まるで理解していないセリフ・・・
不動産購入において「とりあえず、契約」というのはありません。
(※そもそも仮契約なんてのもありません)

と、続け様に

「建築費も土地価格も上がっていますし、低金利は今だけです。
 今決断しないと同じ金額を出しても、この広さやグレードの
 マンションは買えませんよ。」


なんてあたかも本当のような殺し文句を、耳元でささやいてくれます。
「金利が上昇すれば、住宅価格は下がりますよ。」と
言いたくなるのをグッとこらえて、しばらく席を外してもらいました。

これだけ、大切な場面で、そんな営業トークはいりませんよ。

2005.9.22

「ごまかし厳禁」

再内覧会で、床鳴りがきちんと直っているかどうかを確認。 
 
その場で、依頼者の方、売主、施工会社、私達がそれぞれ、
床に体重をかけて踏みしめてみると・・・

「ミシ!ミシ!」

「全然直ってない・・・」と一同。(ちなみにこれで3度目の確認会)
結局、修繕を担当した人を、 直接部屋に呼んで確認してもらうことに。

(数分後)

担当の方が部屋に入ってくるなり、床をかる〜く踏みしめながら
 
「ホラ、全然床鳴りしませんよ!」
 

信じられないセリフに一同、静まり返る。   
 
「床鳴りの確認方法、知らないんですか?こうやるんですよ。」

と、実際にやってみせる。

「ミシ!ミシ!」と床鳴り。

これを聞いた担当者はすかさず

「ああ〜!!この音ね。これはワックスをしたから、鳴ってるだけですよ」


その場にいた誰もが耳を疑うようなセリフを言っています。

一度や二度の鳴りであれば、その説明の通りかもしれませんが
今回のケースは明らかに、恒常的に鳴っているので「床鳴り」です。
 
「こうゆうもんですよ」という言い方で、建築について知識のない
購入者を丸め込むやり方はどうなんでしょうか。

「これが普通です。」
「こんなもんです。」
「これが標準仕様です。」


この言葉が本当か、嘘なのか、一般の購入者には
判断がつきません。

だからこそ、適当な説明でごまかすという方法は
決してやってはいけない。本当のことを知った購入者に
残るのは、もはや不信感だけになってしまいます。

普通にやりましょう。ただ、それだけです。

2005.9.16

「オプションの受付期限について」

新築マンションの契約立会いへ。

確認すべき点は、きちんと明確にして
契約は無事完了。

と、息をつく間もなく、セレクトプランとオプションの
申込を行います。

セレクトプランとオプションを申し込む際の確認点。

・申込期限はいつまでなのか
・万が一、契約解除になった場合には原状回復、費用負担はどうなるのか


契約解除の際の対処方法は、重要事項説明書にも記載されて
いること一般的ですが、もし記載されていない場合には
質問をして明確にしておきましょう。

申込期限は、契約の時期によっても様々ですが、
マンションが竣工する1年前くらいに期限を設けることが
多いような気がします。

しかし、今回の物件は違いました。担当者に期限を
確認したところ

「実際に工事に入っていなければ、竣工の1週間前でも
 対応しますよ!発注の関係もあるので、できれば3ヶ月前に
 連絡頂ければやりますよ。」

とのこと。非常に珍しいパターンです。
特に最近の傾向として、施工会社がデベロッパーから建物の請負契約をする際に、

●●円でやります。ただし、セレクトプランやオプションの期限を決めて、
 それ以外の変更工事は一切受けつけません。」


としているところが多いので、たとえ玄関や廊下に将来的に必要に
なるかもしれない手摺下地を入れてもらおうと思っても
「NO!」といわれることが多いのです。

この物件はなぜ、ギリギリまで変更工事を受けてくれるのか。

ディベロッパーと施工会社が同じ会社だからというのが
一番の理由だそうです。未完成で購入するのですから、できる限り
変更工事が自由にできるといいですね。

2005.9.15

「購入者だけの内覧会。せめて・・・」

引渡し前の契約した部屋を確認する内覧会には、
売主によって大きく2つのパターンがある。

<パターン1>
自分の部屋まで、施工会社が同行して
設備機器の説明や、購入者が疑問に感じたことを
一緒に確認するパターン。

<パターン2>
エントランスで、間取り図面とチェックシートを施工会社から
手渡され、「さあ、どうぞ、見てきてください」といわれるパターン。


どちらが購入にとって、望ましい形だろうか。
初めての内覧会で、何をしたらよいかわからない方が
ほとんどだということを考えれば、パターン1の方が良いだろう。

内覧会で、「さあどうぞご自由に(勝手に)ご覧下さい。」
といわれても、困ってしまいますよね。

大規模物件に多い「購入者だけ行ってらっしゃいスタイル」
人数的に間に合わないというのが施工会社の本音。
内覧会で指摘した項目が、確認会(再内覧会)で
未修繕というケースが多い。

理由は、明白。
指摘を受けた箇所を、書面でしか確認していないからだ。
購入者だけで部屋へ行って、指摘があった箇所に付箋を貼り
チェックシートに記載。それをエントランス部分に下りてから
施工会社の担当に説明する。

その場では、「わかりました。○○で直しますね。」と
言っているのだが、実際に部屋へ確認へ行くわけではない。

そもそも、現地も見ないで直しますとか、判断することが
できるのだろうか。

とりあえず「わかりました。直します。」と言っておいて
確認会で「こういうものですから、直す必要はありません。」
というのは、どうでしょう。

面倒くさい、もしくは、やり忘れたことを正当化している
ことにしか聞こえません。

同行できないのは、人数の関係上しょうがないというのであれば
修繕くらいはきちんとするべき。

当たり前のことを、当たり前に。

2005.9.14

「お墓トレンド」

お墓参りへ。

管理人の方に聞いたところ、現在日本には
主に3種類のお墓があるらしい。

1つは、通常よくイメージされている○○家と刻まれた
縦長の墓石があるタイプ。ごく一般的なもの。

2つめは、横長の墓石に、好きな言葉を彫るタイプ。
霊園を歩いていると、思い思いの言葉刻まれた墓石が
たくさんあって、結構面白いです。

「根性」「穏やか」「魂」「学士」「愛」「家族」「信」
などなど。

3つめは、横長の墓石を芝生の上に置くタイプ。
イメージ的には、アメリカとかによくあるような感じで
跪いて祈るのが似合う。

霊園内には、石で作られたカエルやウサギや、リスなどがいて
テーマパークのようで面白かった。(人の気配はなかったけれど)

ちなみに我が家の墓石に刻まれた言葉は
「微笑み」。

2005.9.13

「マイホーム購入に哲学が必要な理由」

マイホーム購入において、大切なこと。
それは「自分の決断に責任を持つということ」

パンフレットを見たり、モデルルームへ行ったり、わからないことが
あれば、販売担当者に質問を投げかけたりするでしょう。

それらの一つ一つは、自分なりの決断をするために
必要な過程です。

どんなときにも、物件を購入する決断をするのは「自分」です。

そして、基本的にマイホーム購入はやり直しはできません。
失敗したからといって、「もう一度はじめから・・・」という
わけにはいかないのです。

だからこそ、マイホームを購入するには、自分なりの哲学を持つことが
必要なのではないでしょうか。万人にとって、良い物件はこの世の
どこにもないのですから。

2005.9.12

更地の不動産調査報告

依頼者の方が特に気にされていたのが
「土地の地歴」について。

近くにお墓があるので、もしかしたら、検討されている土地にも
お墓があったのでは?というのが、一番不安だったことのようです。

古くから近隣にお住まいの方や、お寺の住職、役所の歴史担当の方に
聞いた限りでは、お墓があったという事実は確認されず。
念を入れて、江戸時代の地図も確認しましたが、お墓ではなかった模様。

報告でこの事実を伝えると、依頼者の方は、ホッと胸をなでおろしていました。

何よりもこの依頼者の方が素晴らしかったのが、まだ購入もしていないのに
事前に近くの神社へお参りへ行き、地域の神様に挨拶をした上
近隣にお住まいの方に対して、住み心地を聞いてまわったとか。
更にはお礼を兼ねて、周辺に住まいの方にお菓子を配ったそうです。

「まずは土地の神様や、周辺の人達にきちんと挨拶をするのは
 当然のことだと考えています。」


今の日本から失われつつある「礼儀」を
久しぶりに見たような気がしました。

きっと素晴らしい家ができるような気がします。
何かわからないことがありましたらお気軽にご連絡下さい。

2005.9.9

丸ごと安心パックのご依頼者の再内覧会立会いへ。

再内覧会は、内覧会時に指摘した項目が
きちんと直っているかどうかを確認する会のこと。
別名、確認会。

前回の内覧会の際の指摘項目は、戸襖の調整や
玄関のタイルの目地の補修などの軽微なもの。

早速部屋に入って、さくさくと修繕された部分を
確認していく。全てがきちんと直っており、気持ちよく
終わるかと思ったら、指摘した部分が直っていない箇所があり。

補修するのを忘れてしまったのかな・・・と思って
同行している施工会社の担当の方に聞いてみると

「このマンションは全部、共通の仕様でやっているので・・・(ムニャムニャ)


なんて言っています。

前回の内覧会で施工会社の担当の方にも
説明したのですが、なぜ今更?

しかも、内覧会の時に指摘事項を確認したシートにも
「石目地で隙間を埋める」と書いてあるんだから
その通りやってもらえれば、それだけでいいんですけどね。

次はよろしくお願いします。

2005.9.2

都内の新築マンションの内覧会立会いへ。

壁や床の精度、仕上がり具合、どれをとっても
非常に素晴らしい状況。多少調整が必要な箇所は
あったが、それは細かい話。

依頼者のお部屋にエレベーターで上がるときに
一緒になった施工会社に「バッチリですか?」
聞くと、「バッチリです。」
と、すかさず答えが返ってきたところを見ると
自信の程が伺えました。

また、依頼者の方が内覧会の立会いを依頼することを
デベロッパーの担当者に伝えたときに、こんなことを
おっしゃっていたそうです。

「どうぞ、さくら事務所さんの内覧会立会いサービスを
 利用されてください。建物には絶対の自信がありますから」


施工会社だけでなく、デベロッパーも自信満々。
それだけ、売る側も造る側も充実していたのだと思います。

自分の仕事を誇りを持って果たす充実感。
そういう気持ちは、購入者にも伝わるはずです。

2005.9.1

「サービスの対象は誰?」

某役所で、地震の被害想定をコピーさせて
もらったときのこと。

「手続きに時間がかかるので少々お待ち下さい」

と言われ、待っていると何やら領収書の件で
討論を繰り広げている様子。

「コピー代の歳入の項目は何だっけ?」
「わかりません。」
「他の課で聞いて来い!」
「はい!」  
・・・等々

歳入の項目を調べることが手続き?

先にコピーをとって、お金(20円)をもらっておいてから
歳入の項目を調べれば、お客さん(ここでは私)を
待たせてなく済むこと。

他に調べものがあり、約30分後に戻ってきても
まだ、手続き?の最中でした。

とっても小さなことですが、プロとして仕事をしている以上
もう少し考えてやってほしい。

と思えば、同じお役所でも、課が変われば
とてもわかりやすく、スムーズに対応してくれる。

組織で判断することができない理由は、まさにここです。
建物の良し悪しを、会社で判断することはできません。
結局のところ、人ですね。

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