2006.12.03
「一行の履歴で片付く男である」
ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝が「私の履歴書」の一節に記した言葉に
「一行の履歴で片付く男である」という件(くだり)があります。
大正7年スコットランドに単身留学し、日本に初めて本格的なウヰスキーの製造技術
をもたらしたという偉業を成し遂げた男の言葉です。
この一行には、何か一つのことに打ち込んだ重みが感じられるのです。
けっして器用とは言えないが、いわゆる○○馬鹿みたいな生き方に憧れます。
そんなことも影響しているのでしょうか、他人から見れば私も相当な○○馬鹿だと
言われることがありますが、こういう言われ方をするのは私にとって実は本望なのです。
2006.12.01
「話すことの難しさ」
先日、旧くからの知人と話をする機会があり酒を呑みながらということもあり昔話に
花が咲いた。
この知人は、現在不動産の販売会社を経営している方です。
話によれば土地バブルの再来とかで、えらく儲かっているらしい。
私達は資本主義経済の世の中に生きているわけですから、大いに儲けて頂きしっかり
と納税していただければこんなに良いことはありません。
誠にもって結構な話です。
何でも、業者間で土地の売り買いを繰り返しているだけで大そうな利益を生んでいる
ということでした。
もともと馬が合うのでしょうか、久し振りに会っても時の経過を感ずることなく語り合って
いましたが、話がエンドユーザーに対する営業方針になった途端に少々口論に、、、。
知人は私に向かって皮肉たっぷりに「変わったね。」と、すかさず私は「相変わらずだね。」
と言い返したが、何とも後味が悪い気がした。
月初めですから格言です。
子曰、道不同、不相為謀 <論語>
子曰く、道同じからざれば、あいために謀(はか)らず
自分とは違う道を選んだ人に、自分の選んだ道を理解させることは難しいというような
意味でしょうか。
私は知人の考え方が間違っているとか悪いなどと諭すつもりは毛頭なく、私の考え方
を話しただけなのだが知人にはそう聞こえなかったようだ。
その後知人からはメールで「先日は申し訳なかった。」と詫びてきたが、好き嫌いと
良い悪いを区別して上手く伝えられなかった私にも非がある。
話すことの難しさを改めて考えさせられたのでした。
これを教訓にして、仕事の上で話すことで失敗が少なくなれば多少は救われますが、、。