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吉野昌浩
吉野 昌浩の「出番です!軍曹!」

  鬼の現場監督!
  本当のこと、ズバリそのまま依頼者へお伝えします。


1972.3.25生まれ ネズミ年 B型 おひつじ座

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2005.3.31

『行雲流水』

空を行く雲と流れてとどまらない水。
執着もこだわりもなく、自然のなりゆきのままに行動すること。

禅宗の修行僧のことを「雲水」と呼ぶ語源だそうです。

雲水は、1日に4回床の掃除をするそうです。
床はピカピカ。
しかし、ワックスをかけているわけでもなく、ただ雑巾がけのみ。

汚れているから掃除しているわけではなく、きれいにするために掃除をするわけでもない。
「掃除をする」こと自体に意味があるとのこと。
きれいになるのは、単なるその結果である。

ん〜〜〜確かにそうですね。。。。
これって、かなりのことに当てはまるのかも。

「仕事をする」理由は、さまざまでしょう。
目指す目的があったり、やりがいを求めたり、お金を稼ぐためとか人それぞれでしょうね。

しかし、それは全て結果として生まれるもの。
「仕事をする」こと自体に意味が伴わなければ、その先はない。
結局は、「生きる」という意味に収束するのでしょうが。。。

もぅ、そんなことを考えてると、頭の中がぐるぐるですよ。。。
しかし、そんな意識がどこかに必要なんでしょうね。

2005.3.30

『頭の整理』

「日記を書くのって、大変でしょう?」なんて、よく聞かれます。

ん〜〜別に大変ではないですけどね。(笑)
義務感だとか、そんな縛りの中では息苦しくて、やる気はなくなるでしょうが
そんなつもりもないですし。

一日の中で、あれこれ考えにふける時間があると思います。
その回数が多ければ多いほど、それを整理する時間も必要ですね。
それを整理しだすと、日記となるようなイメージですかね。
実際、まわりに誰もいないような状況じゃないと、書けない体質になりつつありますし。(汗)

依頼者にお話することがあります。
「不動産を購入したい理由」「抱える不安」
その「理由」を箇条書きにしてみたらどうかと。

漠然だったものがはっきりしたり、漠然のままだったり。
文字として書き出すと、それが明確になったりします。
そもそものスタートは、ここだと思います。
「何となく」で、スタートしてしまっては、どうにも引き返せません。
引き返す理由でさえも見つからないですからね。。。

それでも、立ち止まってしまうことがあると思います。
メンタルな部分であったり、専門知識の問題だったり。
そんなときは、購入前相談がこれからのためのきっかけになると思います。
検討している物件が、「買い!」かどうかなんてお話はできませんけどね。
そこには、その人それぞれの「理由」が、必ずありますから。

頭の整理をしながら書いている日記。
偉そうに言いながら、こいつをほおばっていたりします。
ダブルベリー恐るべし。。。。(←意味不明・汗)

2005.3.28

『その思想を世の中に広める事』

「この先、何があろうとも、この家と末永く付き合っていこうと思います。」
引渡し前に、さまざまな問題と向き合うこととなった依頼者の言葉です。
ここにくるまで、本当に苦悩続きだったと思います。
また、これからが本当の意味で「不動産」と付き合う重みを感じていくのでしょう。
それを、しっかり認識してのスタートは、とても重要です。

その物件がどうのこうのではなく、いずれ大半の人がぶちあたるところでしょう。
それが、早いか遅いかの違い。
早いに越したことないのは、言うまでもありません。

「もっと早く、さくら事務所さんを知っていれば」と、内覧会で言われることが多いです。
その物件に対しての後悔とかそんな話ではなく。

当然、内覧会立会いにご依頼いただいた方に対して、全力でコンサルします。
そして、徐々にですが、世の中の流れが変わってきているのは、事実だと思います。

しかし、それだけでは、業界全体が変わりきれないのも事実でしょう。

私たちの目的、「人と不動産のより幸福な関係を追求し、その思想を世の中に広める事。」
特に後半の部分を実現できるかどうかが鍵だと思っています。
というより、急がなくちゃいけないと思ってます。

ご依頼いただいて、何かあった場合、それを解決するために全力を尽くすのみでは、その流れから
考えると、明らかに後手を踏んでしまいますからね。

契約前のもっともっと早い段階から、今以上に変えていかないといけないでしょう。
日に日に、強くなる想いです。

2005.3.27

『半年越しの納得2』

あれから1週間たちました。

もう、ここまできたらしっかり見届けたい気持ちだけでうかがいました。

あぁ〜〜〜良かったぁ〜〜!!
確認しながら、こんなにほっとしたのは始めてかも。(汗)

半年前の内覧会のチェックシートにサインをする依頼者。
終了です。
そのチェックシートが変色し始めているのを見て、
再度「半年」 という期間を感じました。
また、それ以上に、「カーテンはどうしたらいいか?」「照明器具は?」と
やっとこれからの新生活に必要なものに目を向けることができるようになった
依頼者の笑顔が忘れられません。

別れ際には、お互いにいろいろと本音のところをお話しました。
ここでは、書ききれないほどの内容を。

私が依頼者へ一番聞きたかったこと。
「契約解除という選択肢があったはずですが、何故、ここまで
 時間をかけてまでがんばってこれたのですか?」


「一生の買い物ですから。」ここにつきるそうです。

口で言うほど、「納得したい」「妥協したくない」は、簡単なことではありません。
ここでも、相当な覚悟が必要です。

2005.3.26

『知らなければいいのか?』

「購入者が不安になるから、余計なことは言わないでくれ」
ある業者さんがいった言葉。

深刻な問題であればあるほど、私としても伝えるのはつらい。。。
全てが「すばらしい!」であれば、それにこしたことはないでしょう。

しかし、それでも伝えなくてはいけない。
私がそれに気付かないフリをし、その事実を隠蔽するわけにはいきません。

当然、伝え方にも気配りは必要です。
それを受け止める人のことを考えれば、人として必要な心遣い。

その事実を伝えてしまうと、購入者が不安に感じてしまうとわかっているんでしょ?

「不安に感じさせること自体をするな!」言いたいのは、これだけ。
すごく当たり前のことを当たり前にしてください。
必要な情報開示を行わない=隠蔽です。

2005.3.25

『付き合う覚悟』

不動産投資道場のセミナーへ。
約2時間、お話をさせていただきました。

参加者数の8割がすでに大家さんだそうです。
ある意味、意外でした。

知識や物件選びのテクニックを突き詰めていくと見えてくるもの。
選ぶ段階での完全なるリスクヘッジは、困難であるということ。
最初から全て立ち会わない限りは、プロであっても同じこと。
一般の方と比べたら、そのリスクが下がるというだけ。

欠陥の事例について、私がお話すればするほど、聞いている方も
そこへ収束していってしまうはず。
しかし、知識を得ることが無意味なことではなく、必要不可欠なのは理解している。
そこで、話がループに陥る。
今、実際に物件を所有している方にその傾向が強いのかもしれません。
日々、劣化する建物を見続けていますからね。

不動産投資という、長期に及ぶ投資。
何もなくそれなりに進むのは、最初の数年がほとんど。
欠陥住宅であろうがなかろうが、建物は劣化します。

ある意味、「建物は生き物」なんです。
そして、そこで人々が生活するのです。
住んでこそ、その建物は活きてくるのです。

「あなたは、その物件に住みたいですか?」
ここにかなりの意味が込められています。
これから先、その建物と付き合っていかなければいけないんです。

付き合っていく覚悟が必要なんです。

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番外編。。。。
今日は、私の33歳の誕生日。
セミナーが終わり帰社し、なかなか帰らない私に
「予定がないの?寂しいねぇ〜」ビームが浴びせられる。。。

誕生日とは、祝ってもらうとか、何かしてもらう日ではないと思ってます。
自分が、今ここにいるのを感謝する日。

私の親が、25年経営しているアパートには、苦しいことや嫌なこと、楽しいことが
詰まっています。
子供のころから、屋上防水の修繕工事の手伝いをしたりとか、さまざまなものを
直接目にしてきました。
まったくの素人でも、そこまでやってました。
工事費をケチるとか、そんなもんじゃない、別の理由です。
この部分は、なかなか言葉でわかるところではないですけどね。

偶然ですが、今日、その部分をお伝えできたのは、本当にうれしいところです。

私が、この業界へ入った原点も、少なからずここにあります。
契約、工事・・・・現在まで、業界が抱える問題をずーっと、ライブで体験してきましたからね。
改めて、それら全てを、再認識できた日でもあります。
人に覚悟を語るなら、自分も覚悟をしないといかんですね。(笑)

だから、「誕生日なのに・・・」って概念は、残念ながらないのです。
(注:強がっているわけじゃぁ、ありません・笑)

2005.3.24

『発光ダイオード型』

新卒者の採用率がアップという記事を目にします。

ふと、思い出した自分の新卒時の就職活動。

「あなたは、談合という存在をどう思いますか?」
何回か面接をして、いわゆる役員面接に進み、出た質問。
今思えば、いきなりすごい質問がきたもんだ。(笑)

「今の世の中には、必要悪として存在しているのでしょう」
「変な重層構造が存在し、仕事をもらうことが目的になっているのは、明らかにおかしい。」
「そんなものが必要でなくなるために、私たちが存在しなければいけない。」

今思えば、何もできないくせに偉そうなことをいったもんだ。。。
それでも、採用したのが自分でも驚きでしたが。(笑)

こちらを見て感じたこと。

愛社精神がどうのこうのなんて、くだらない。

「自分のキャリアや市場価値を高めようとの意識」
もっと、くだらないな。。。。

実力主義は、大いに結構だが、そこにハートはあるのかい?
熱を発するハートがなければ、進めない。
熱がない強い光ほど、むなしく見えるものはないですね。

2005.3.23

『それぞれが』

私も交通事故を少なくし、交通環境をよりよくすることを目標にがんばりますので、
建築業界をよりよくするためにも、吉野様の今後のご活躍に期待しています。
がんばってください。ありがとうございました。

依頼者からいただいたメールの一部です。

人それぞれがいるフィールドはさまざまです。
そこでできることもさまざまです。
しかし、それら全てが集まり、世の中が動いています。

目標や目的がない人生なんて、つまらないものです。
すばらしい理念に賛同するだけなら、誰でもできます。
それは、単なるきっかけに過ぎないのかもしれません。
そこで、動かないならば、意味ないです。
中途半端に動くなら、動かないほうがマシなくらいです。

たくさんの人と出会い、それが次なる活力になります。
そして、自然と動けます。
理屈じゃないです。

依頼者H様、安全運転で私もがんばります!(笑)

2005.3.21

『変更確認』

契約時からの変更点について、了承を求められることがあります。
これがいつの時期かはまちまちです。
内覧会当日に、いきなり知らされれば、面白くない人もいます。
当然です。もっと、早く言えと。

逆に、早くからお伝えするケースもあります。
それはそれで、いいと思います。
しかし、内覧会を1週間後にひかえた状態で、現地を確認する前に
書面にハンコを押して送り返してとかいうケースはダメダメです。
現地を見させたらまずい理由があるのか?と言いたくなりますね。
まぁ、今回はそこまでではありませんでしたが。。。


↑こちらの写真は、とある部分を変更しましたというお知らせがあった部分。

何が変更になったかというと、これ↓

エアコンのコンセントの位置です。

元々は、右の壁にあったものがここにきちゃったと。

えーーと、カーテンつけてもいいですか?

当然、このコンセントは、元の位置へお戻りです。

平面だけで判断してはいけません!
皆さんが住むのは図面という平面の上ではなく、立体的な空間です!(←当たり前ですが)
そのイメージがひじょぉーーに大事です。
具体的にわからないときは、わかるまで、軽率にハンコを押す必要はありません。
納得できるよう、慎重に進みましょう。

2005.3.20

『きっかけ』

4月9日(土)に開催されるマンションセミナー。

◆このセミナーは、こんな方に最適です
・ 今後のマンションのトレンドを知りたい
・ これから、本当の意味で価値を持つマンションを知りたい
・ 日本のマンション事情について、プロのコンサルタントやジャーナリストの声を聞きたい
・ 自分にとってのマイホームとは何かを考えるきっかけがほしい

今まで、さくら事務所では数多くのセミナーを開催してきました。
かなり具体的な、購入のためのノウハウが詰め込まれたものです。
物件を選ぶ上では必須のお話をしてきました。

しかし、今回は少し違います。
上に書いたとおりです。

物件を選ぶ前の段階のお話です。

現在・将来に対する不動産についての知識を身につける。
それとともに、皆さんにとっての「マイホームとは何か」を考えるきっかけに
なると思います。

少し大げさかもしれませんが、「ご自身の人生」と「住まい」との関係を考える
きっかけになれるかもしれません。

4月17日(日)のセミナーは、その先の話がメインです。

■ こんなことでお困りのあなたに ■
・中古マンション選びで絶対に失敗したくない
・ 管理組合の役員をしていて、トラブルが発生・・・
・ 管理組合の役員に任命されたが、何をすればいいかわからず不安
・ マンションを購入したが、これから何をするべき?

全ての話は、どこで終わりということではありません。
生きていく限り、不動産とは関わりあっていきます。

はっきり言って、儲けなんて度外視の本気のセミナーが続きます。
お伝えしたい内容というよりは、お伝えしなくちゃいけない内容だとも思います。
ぜひっ!

2005.3.19

『半年越しの納得』

半年ほど前に内覧会の立会いをした依頼者の再々内覧会へ。

内覧会時に発覚した問題が解決しておらず、半年という歳月が過ぎました。
その問題に対し、きっちりとした書面を含めた対応がなされるまで
引渡しを受けないという依頼者の姿勢。
すごいです。
このようなケースはそうそうありません。

不動産を購入して、そこで住まう年月に比べたら半年はそう長い歳月では
ないのかもしれませんが、そうは言っても半年ですから。。。。

売主側からしてみれば、面倒な客なのかもしれません。
それでも、「もう、いいですよ」と逃げないのはたいしたもんでしょうかね。
ここで、しっかり直っていればね。。。

問題の是正後に、施工会社がレーザーを用いて、精度を確認したうえで
依頼者に見てもらうと約束していたそうです。
また、私が同行するのも伝えてあったと。

また、ダメじゃんっ!!

「直した後に確認したのですか?」の依頼者の問いに。
一同、「。。。。。。。。。。。」シーンと。
フリーズしています。

もう、依頼者と一緒にあきれてしまって、怒るのも忘れるくらいでしたよ。
「まぁ、ここまで待ったんだし、もう一度直してもらいましょうかね」
これくらいしか言えませんって。

「クレーマーというわけじゃないんですよ?わかってますか?」
わかっていたら、きっちりやるか。。。

そんなんだから、引渡しを受けられないんです。
その物件が気に入っているんです。
そこで、生活がしたいんです。

もうちょっと、その気持ちを理解してほしいです。
半年ですよ?半年。。。

2005.3.18

『備えあれば。。。』

私の家には、自作のパソコンが2台あります。
それが、ほぼ同時に2台ともクラッシュ!

もう、うんともすんとも言いません。。。
壊れたことよりも、データーが全て飛んでしまったのが痛すぎです。
確かに、数日前からなんかやばそうな雰囲気があったんですけどね。。。

とりあえず、そろそろ交換しなくちゃと思って買っておいたパーツと、
余っているパーツで新しく2台組み上げました。
不眠不休で。
それはそれで、かなり楽しいですが。(注:そんなにマニアではありません)

パソコンがないって、本当に不便ですね。
かなり依存している現実を実感しました。
ハードディスクを復元するソフトをダウンロードしようにも、壊れてちゃ
ネットにもつなげないし。。。

使用頻度にもよるのでしょうが、何年かしたら寿命が訪れます。
その時に、被害を最小限度に抑えるためにも、データーのバックアップは必須ですね。

また、相手が機械とはいえ、何らかのシグナルを出しているのを見逃しちゃいけない
んでしょうね。。。。
生き物だけでなく、日常にそんなシグナルはいくつも存在しているはず。
建物だって同じでしょうね。
神経質になることはないでしょうけど、何かを感じたときにアクションを起こせるかどうかなんでしょうね。

くそぉー、失敗したぁ!(アクションを起こせなかった奴です。。。)

2005.3.16

『言われるからじゃないだろ』

身内のものが倒れたという連絡を受け病院へ。
意識レベルが0で、ICUに運ばれている。

しばしICU内にいると、手術が終わった患者さんが運ばれてきました。
まわりには、身内の方かと思われる人が3人。

「パシャっ!」

急に音がしたので振り返ると、携帯で写真を撮っている。
「これなかった●●に見せたいからさぁ〜」とのこと。

携帯の電波による医療機器の影響については、詳しいことはわかりませんが
入り口に「使用を禁止します。これは、電源を入れていることも含みます」などなど
いろいろと注意が書かれています。

こともあろうに、「パシャっ」ですか。。。
百歩譲って、これなかった人への心遣いだとしましょう。
しかし、その後の言葉にびっくり。

「携帯使ってもいいのかなぁ?」Aさん。
「看護婦さんに怒られちゃうかもよ」Bさん。(今は、看護師だろ。。。と)
「見つかったらまずいかもよぉ」Cさん。

ふと、思い出しました。
電車の中で騒いでいる子供に対して、母親が
「おじさんに怒られちゃうから、やめなさい!」とか言っている光景を。

「怒られるからとかそんな話じゃないだろぉ!」

Aさん〜Cさんは、みなさんそれなりのお年。ご年配です。
いい年をした、大人もこうですか。。。。
怒られなきゃいいんですかね?

「携帯は、だめって書いてありますよ!」と、私が注意すると。

「お静かに!」と、看護師さんが。

私が怒られたじゃん。。。。
あれやこれや言いたかったけど、そんな場所でもないし諦めましたよ。。。。

もっと、頭を働かせましょうよ。
せっかく、生きているんだからさ。。。。

2005.3.15

『伝えていく』

1月に内覧会に立ち合わせていただいた依頼者と再会。

引渡しも間近に迫りながらも、まだ手直しが終わっていないと。
いくつもあるわけでもなく、ある1点が残っている状況。
施工会社の方も、手を抜いているわけでもなくしっかり対応してくれているとのこと。
それがわかっていて、自分がそれに納得できないのが、特別なことなのかと悩んでいる。
言い過ぎているのではないかと。

結局、それに納得でき、判断を下せるのはご自身だけ。
ここが重要。
それに対する、技術的な説明は誰でもできます。
私と話しているうちに、少し表情が和んでいっている気がします。
最終的には、主観的な問題と相手を信じられるかどうかが鍵を握っています。

「79点です。ここで納得します」という依頼者。(後のメールでは、85点にあがってましたが・笑)
別れ際には、同行した当日の日記の話となり、「子供が大きくなったら、日記をプリントアウトして見せます!」
とおっしゃっていました。

新築であろうと、数年もすれば、当初のことが薄れていき、日々を送っていきます。
「人と不動産の幸福な関係」は、日々住まいのことが頭から離れない(よい意味でも悪い意味でも)
関係ではなく、その人それぞれの人生を精一杯過ごせるフィールドがあるかどうかのような気もします。

お子さんも大きくなり、こちらを見ることがあるでしょうか。

あなたのお父さんとお母さんは、いろいろと悩んだり、期待したり、喜んだり、怒ったりしながら一生懸命
マンションを購入したのです。
そんな始まりから、さまざまな歴史を刻んでいるのです。
みんなそうして人生を歩んでいるのです。
物件購入は、ひとつの通過点であり、その先が長いんですよね。
その先が重要ですね。

「やっぱり、きれいな奥さんだったって、書いてくださいね」とおっしゃっていました。
書くだけは書きました。苦笑いしているご主人が目に浮かびます。(笑)
お互いに、これからの人生がんばりましょうねっ!

2005.3.14

『人間対人間』

昨年完成した物件の内覧会へ。

「モデルルームを見ただけではわからないし」と、完成済みの
物件を選んだ依頼者。
目で見て、確認し、購入する。
ごくごく当たり前の理論ですが、いいですね。

完成済みということもあり、同行したのは現地にいる販売会社の方。
購入前の調査などでは、接点がありますが、意外と内覧会という場で
お会いすることが少ないですね。
販売の方も、私がどのように進めるのか興味津々の様子。

「自分が買うときもお願いしたいです」と、最後におっしゃった販売の方。
ダメです!自分で頑張ってください!!
もっと、勉強してください。

売れる人にもタイプがあると思います。
何が何でも売る人や、その人が担当だから契約が成立したりとか。

何もわからない状態で、マニュアルに載っている良い部分だけアピールすることに
意味があるのでしょうか?
その物件を知れば知るほど、良い面・悪い面が見えてくるはず。
これは、ごくごく当然なこと。
悪い面をいわなければ、売れるとかそんな話はなしにしましょう。

良いことしか言わない人間を信じられますか?

仕事であるという考え以前に、人間としてどうなんでしょう。
人が出会い・接すると、そこには人間対人間の関係が生まれます。
全ては、その結果です。

こんな話を、依頼者・販売会社の方とあーだこーだと話していました。

「あなたなら、どんなタイプになりたいですか?」と聞いたとき
若い販売会社の方の目に言葉に表せない力を感じました。(←ちょっと偉そう)
お互いに、人間を磨いて頑張りましょう!

2005.3.13

『始まりは個人から』

デベロッパーの方と様々な話をできた日でした。

3月という決算月に竣工・引渡しが集中している現状。
そこで抱えているさまざまな問題点については、当然気付いています。
当事者ですから。

「売ること」が目的となっていることに対して、そこに問題があることも
わかっています。
「買う人の立場に立っておらず、私たちの都合なんです。」ともおっしゃってます。
しかし、携わる人たち個人個人はわかっているけど、組織としては
そのまま突き進んでいる現状。

「なんとか変えたい」とおっしゃった気持ち。
かなりの供給数を誇るあなた方が動くことにより、きっと急速に
変化していくことでしょう。
そんな時代が、必ず来るはずです。
本当に期待してます。

2005.3.12

『やるつもりだったのだろうけど』

去年、契約立会いのご依頼をいただいた方の内覧会へ。

施工会社の方が2人同行していただき、
「どんなことをするのか見て勉強したいので」とのコメント。

なかなかきれいに仕上げています、パッと見ね。。。
それなりに、きっちり終わってます、パッと見ね。。。

私の目で見たら、まだまだ終わってません。
細かいところは、まだまだです。

私たちが持っているチェックシートの項目以外の指摘が多すぎます。
そもそも、全て終わっているのが前提ですからね。
「何か、社内検査をしている気分ですよ」と、何回言ったことでしょうか。
その度に、申し訳なさそうな様子の施工会社の方。

私に言われるまでもなく、知っていたはずだし、これからやる段取り
になっているような雰囲気。
私に指摘されるたびに、つらかったでしょうね。

そうなった原因の全てがあなた方だとは言いません。
その背景を知っているわけではないし。

「私が確認しているところは、特別なことじゃないでしょ?」と聞くと
「そうですね。。。」と。

特別なことをする必要はないんです。
まずは、当たり前のことを当たり前にやりましょうよ。

仕事柄、カメラを使うのは慣れているという依頼者。
急な腹痛のために来れなかった奥さんの為にも、あちこち映像に残しています。
指摘箇所を撮るのも、生き生きとしていたのが、印象的でした。(笑)

世の中、文句を言うだけの人ばかりではなく、前向きに進んでいる人もいるのです。
そんな人の期待に、しっかり答えてほしいですね。
いや、本当に。。。。頼みます。

2005.3.10

『モラルはどこへ?』



隠れてやらないだけ、まだましかってくらい堂々と作業しています。
内覧会でうかがった物件のエントランス脇での作業風景です。

壁を面全体ではつり壊しているところです。
ぼこぼこになっている壁面が、電動ピックではつり壊したところです。

今日って、内覧会ですよ?
どういうこと?
もう、最近こんなのばっか。。。私が呼びこんじゃっているのかって錯覚するくらいですよ。

鉄筋コンクリートの構造体で、強度も高く100年住宅です!ってのは、
ちゃんとした基準にのっとった寸法を確保してこそです。

程度の差はあるでしょうが、このような作業がまったくない物件ってどれほどあるのでしょうか?
氷山の一角でしょう。
大抵の物件で、大なり小なりあるはず。
発覚していないだけ。
しかも、内覧会とかそういうレベルで確認できるものではないのが、つらいところ。
仕上がってしまっていれば、私にもわかりません。
造っている途中でしかチェックできません。
住宅性能制度などの第三者のチェック制度の意味をもう一度考え、もっと現実的な
対策が必要なはず。
書面での確認が大半の検査なんて、意味ないです。
そもそも、個々のモラルさえしっかりしていれば問題ないはずなんですがね。。。

青田買いというリスクの多い仕組みで売り続けるのであれば、もっともっと購入者へ
情報開示をすべきです。

建設途中の現場へ、一般の人が入るのは安全面から問題があるといいます。
確かに、足場などの特殊な箇所や、型枠を解体中の危険な作業箇所についてはね。
しかし、できることはあるはず。
見られるからちゃんとやるなんて考えはくだらないが、そうしなければ変わらないのであれば
そうすべきです。

きちんと当たり前のことをやっている売主さんや、施工会社の人たちは感じているはず。
購入者の目に見えない不安から来る、出来上がった物件に対する、「100項目指摘上げた!」とかいう
わけのわからない最近の流れを。

素人だからわからないとかいうことではなく、もっと物件を理解し、安心し、納得し
気持ちよい生活を、人生を送りたい、送ってもらいたい。

売る側・買う側、全ての人がそう思っているはず。同じことを思っているはず。。。。
どこで、ずれが生じているかを考えて動くべきです。

2005.3.9

『計画通りです』

住所を頼りに、さまざまな物件にうかがいます。
しかし、完成しているはずの状態の内覧会に行ったのに
「ここじゃねぇよな?」と、思わず通り過ぎちゃうことがあります。

バリバリ工事してます。
施工会社の方が同行のもと、お部屋へ。
「ほっ」とりあえず、専有部分は終わっているようです。
なんとかね。

もともと、引渡し予定は4月だったとのこと。
それを1ヶ月縮めたそうです。
私の目から見ても、この状態じゃ厳しいです。
頭の中で、工程表を引いてみてもわかります。

「厳しかったです。予定工期なら、なんてことなかったのに」施工会社の方が言ってます。

帰り際、売主さんとちょっと会話。
他の物件でも何回かお会いしている方です。

「今回は、かなり厳しかったですね」私。

「いえ、計画通りです」売主さん。

ふぅ。。。立場上言えないのでしょうが。。。

会社全体としての、今期の売り上げが足りなかったのでしょう。
なんとか、決算期内引渡しをし、売り上げ計上する必要が生じたのかもしれません。

株式会社である以上、予定を大きく上回るのも、下回るのもよろしくないのはわかります。
しかし、これによってメリットを生んでるのは、その会社とその株主だけです。
それ以外の人にしてみれば、関係ない話です。

100歩譲って、まだ終わらない部分が生じるなど歪が生じなければいいのでしょうが、
なかなかそんなわけにはいきませんね。

もう、こんなのなしにしましょうよ。
個人ではわかっていても、組織ではどうにもならないなんて、そんなループはくだらないですって。

2005.3.8

『こだわり』

居室の中に音楽スタジオを持つマンションへ。
「うぉ!廊下広いな!」(グランドピアノ搬入もなんのその)
「扉重いぞぉ!!」(防音対策バツグン)
「でかい声を出しても聞こえねぇー!」(←私のでかい声でもびくともしない。。。当たり前か・笑)

なんて、私も楽しみながら(?)の内覧会。
物件購入の動機が、これだけ明らかなのが気持ちいい。
また、造る方の意図も明確でこれまたいい。
物件全体のコンセプトがひしひしと伝わってくる。

同行したのも、売主さん(建築担当かな?)と施工会社さん。
これは、非常に珍しいケース。
この物件を本当に理解している方たちです。

施工側にちょっとした不備があると、購入者がいないところでビシッと叱咤しています。
自分達の仕事に対するプライドすら感じる雰囲気。

このあたりは、言葉だけでなく、雰囲気だけでもわかるものです。
めったに思いませんが、またお会いしたいです。

2005.3.7

『悲痛な叫び』

私たちが大きな不具合を目にして、いつも思うこと。

「何で今頃発覚するんだ?ここに来るまでに気付いている人がいるだろ!」

当然、その物件を作業している人の中には、気付いている人は、いるんです。
でも、自分の範囲外については触れない。触れたくない。
自分の作業が止まってしまうとか理由はさまざまです。

それでも、中にはそれに耐えられない人もいるんです。
人は自ら進んで、悪い方向へ進みたいなんて思っていないはず。
そう信じたい。

どこの業界で仕事をしようが、家庭を守ろうが、生きる為に日々を過しているはず。
嫌な思いを生み出す為に、さまざまなものを犠牲にして生きていきたいのだろうか。
本当は、そう思っていないでしょう。
それが、組織とか限定された範囲に束縛されると、何故か変な方向へ進む。

何とかしたいと思う気持ち。
わかっていながらも、どうにもならなかった気持ち。
ある物件の実情を伝えるメッセージ。
本当に、悲痛なメッセージです。。。。

そのメッセージの最後に書いてある
「住む人みなさんにとって、これから気持ちよい生活を送ってもらいたい」という部分。
言葉にならないものがこみ上げてきました。

ただ仕事をしているだけじゃ、寂しいじゃないですか。
私たちは、生きているんです。

2005.3.6

『心遣い』

依頼者をエントランスで待っていると、受付の方が出てきました。
「寒いでしょうから、中へどうぞ」と。

基本的に、依頼者との待ち合わせは、物件の前です。
来る前には、入りたくないですね。
私たちは、購入者ではないし、あくまでも依頼者と一緒でなければ
入る権利はないです。
変なこだわりかもしれませんが。(笑)

しばらくすると、また受付の方が出てきました。
「どうぞ」と、温かいお茶を差し出してくれました。
「えぇ!?私にですか?」もう、感謝感謝です。

何か嬉しかったですね!(物につられたわけではありません。。。念の為)

いざ、お部屋へ。

こちらは、キッチンのカウンター。


カウンターを固定するために、金物のアングルを使ったりします。

↑は、カウンターを裏側から見たもの。
金物に手が触れたら危ないので、先端に透明のゴムを取り付けています。
(掘り込んで平らにすればいいという突っ込みはなしで。。。)

危なかったりしたらそれを補えばいいのです。
何かあった時こそ、その時の対応の質が求められます。
見せ所でもあるし。

物件全体の雰囲気から、ささやかな心遣いを感じ取れた一日。
明日への活力が生まれます。

2005.3.5

『忘れる事じゃない』

本日も、天井裏の風景。。。
 

排気ダクトの天井からの吊り方も曲がっちゃってどうかと思いますが、それよりも↑の隙間。
ここから見える天井。
上階の床でもある、スラブです。
そこを、LAN配線が貫通しています。
その貫通部の処理が未処理です。
上の階に通じていたらまずいでしょう。

防火区画貫通部の処理は、きちんとしないとダメです。
火事なんておきたら、やばいでしょう。

「ちょっと忘れた」じゃ、まずいでしょう。
これから、ここで生活する人がいるんです。
ちょっとしたことの積み重ねから、大惨事はおこります。
構造部分をしっかり造るのも、当たり前。
建物を造るのは、人の命を預かっているのと同じです。
その意識は、常に持ち続けなくてはいけないでしょう。

「ばれなきゃいい」なんて考えは、ありえません。
いつか、発覚します。

2005.3.4

『使えないじゃない』

洋室のクローゼットの写真です。
それぞれの違いがわかりますか?

  


←一番右の写真のアップ

最上段の棚がありません。
正面に見えるのは、構造体である梁です。
梁の下にクローゼットがおさまっている状態。
でも、その梁を覆い隠すように扉も天井まで伸びています。
売主さんのお答えは、「大きい扉の方が、見た目がよいので。。。」と。
少し苦しそうです。
ん〜〜〜言いたいこともわかるけど、悩ましいですねぇ。(笑)

とりあえず、扉を固定する丁番は付けておきましょうね!
上部はフリーになってしまってますからね。

扉が反ったり、動作に影響を与えてしまっては、意味ないです。
見た目だけでなく、機能も大事です。

2005.3.2

『図面にない気配り』

設計図書通りに建物を造るのは、基本です。
しかし、そこにはないけれど、現場の人たちによる
住む人に対する気配りが現れる部分があります。
図面にない気配りです。

  

こちらの写真では、1階住戸のエアコンのドレーン排水の溝の行く先に石があります。
2階以上の階については、バルコニーに排水溝があり、ドレーン(排水口)を流れて、樋を流れ
排水されます。
1階住戸では、その水が流れる先がありません、専用庭に垂れ流しです。
それでは、芝生がびしょびしょです。
それを防ぐために、塩化ビニールのパイプを埋め、そこに石をいれてちょろちょろ〜と水が流れ
浸透させる配慮です。
すごぉーーく地味で、そんなにお金がかかっているわけでもありませんが、GOODです!
ちょっとした、小技ほどうれしいもんです。
私は、最新の設備よりそんなところに感動しちゃいます。(笑)

  

こちらは、雨水の流れてくる排水マス。
中には目皿が入っています。
外部にあることからも、この中にはゴミがたまっていきます。
定期的に清掃をしなければなりません。
マンションにお住まいの方は、以外と気にしていない部分。
これなら、詰まる前に目視で確認でき、清掃できますね!

青田買いし、引渡し時に「???」な変更点のお知らせを受けることもありますが
これらのように、計画以上に住む人のことを考えた配慮もあります。
そこの見極めが必要です。

造っている人たちの気持ちが伝わってくると、気持ちいいですね!

2005.3.1

『自分のすべきこと』

内覧会が終了し、最後の内容確認のため、集会スペースで
売主さんと施工会社とお話していると、隣のテーブルで何やら
力説している人が。
よぉーーく見ると、石塚さんです。
そして、その相手の売主さんにも見覚えが。
私が現場監督をしていたころの先輩です。
別にバトルしているわけではないですが、熱く話をしています。

現場を造ることに対しては、かなり熱いハートを持っていた先輩。
それこそ、飛び蹴りが出るくらいの勢い。

何故か、すごく不思議な光景でした。
立場が違うと言えないことやできないことがあるのもわかります。
出てくる言葉のニュアンスも違ってくることもあります。

しかし、違った立場といえども、同じフィールド。
進むべき方向も同じはず。
頑張りたいですね。(ちょっと偉そう)
何となくですが、そんなことを考えながら、午後の物件へ。。。

最後に、3月に入ったこともあり(?)、セミナーの告知です。

プロが読み解くマンショントレンド新事情
= これからのマンションはどう選ぶべきか =

現在、購入を意識されている方は、こちらをどうぞ。

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