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2005.12.31『問題に対する意識』本当に久しぶりの更新。その上、かなりの長文でスミマセン。。。 私がここで言いたいことを言えないなんて、自分らしくないので 思ったことをずらーっと書きます。 構造計算書偽装問題が未解決なまま年末を迎えています。 今回の問題については、山ほど言いたいことがあります。 しかし、当事者達の気持ちを考えると、本当に心が引き裂かれるような 気持ちでいっぱいです。 世の中では、「安かろう悪かろう」的な風評まで飛び出す始末。 躯体部分の何割かを省いたところで、1世帯あたりの売値なんてそれほど 安くなんてならないなんて、工事の実行予算を組んだことのある人なら重々承知しているでしょう。 安いものを買ったから悪いとか、そんなの全くの的外れな話です。 しかし、そんな話なんてほとんど出てこない。 不動産を購入しようとその人自身が選択した結果を、とやかく言うなんてはっきりいって許せません。 購入した人達は、それぞれできることをし、決断したわけです。 そこを否定しないで欲しいと思います。 さくら事務所のサービスを利用した依頼者の中にも、該当するマンションの居住者の方がおります。 弊社のサービスは、内覧会であれ建物調査であれ、丸ごとパックであったとしても、 構造計算書を確認したりし適法であるかを審査するようなものではありません。 そもそも偽装を見抜くという観点で調査をしているわけでなく、チェック項目からしても 見抜けるわけでもないでしょう。 人と不動産のより良い関係のためのコンサルティングをするための調査です。 そこまでする目的での調査ではないという理論は正しいと思います。 しかし。。。わかってはいるけど。。。それで終わりじゃいけない。 該当している物件と接し、どうすることもできなかったという事実は否定できないんです。 どうにもやりきれず、無念というしか言いようがないです。 弊社も含め、世の中の専門家といわれる人達のコメントは、ほとんどが他人事のように聞こえます。 直接的な被害にあった人達の気持ちを考えてなさすぎだったと思います。 確かに、大多数の建設・不動産業界の人間は真面目に仕事をし、しっかりした建物を造ってきました。 普通に当たり前のことを当たり前に行っている人にとっては、今回の件は迷惑以外の何もの でもないでしょう。 業界全体にたいする不信感をもたれるのは、本当に心外だと思います。 しかし、直接的に関係がないとしても、業界で仕事をしているものにとって間接的な関係はあります。 そもそも、確認申請や住宅性能評価など欠陥を抑止する力がないなんて業界の人間なら 理解していることだったでしょう。 私も何度となく、この日記などでも書いてきました。 では、どうすればいいか。。。 国は、中古住宅の流通を促進する方向を考えたりしています。 「シャブコン」はじめ、造る過程での欠陥のリスクは、古い建物であればあるほど高くなります。 偽装問題解決をあやふやなまま進めることは絶対にダメです。 まずは、徹底的に膿を出さなくてはいけないと思います。 悪者探しにだけ終始するだけじゃだめですが、様々な問題を明らかにすることが次へのスタート なはずです。 でなきゃ、今まで造られた物、これから造られる物に対する不安・不信感は払拭できないでしょう。 そして、その問題を解決するために、新しい仕組みを考えるべきだと思います。 不動産販売であれば、青田売りという仕組みの見直し、建設過程ならば確認方法の見直し。 その他、いろいろとあります。 「今までの内容をより厳しくチェック!」だけじゃ、たいした意味はないでしょう。 そもそもの、スキームを検討するべきだと思います。 これは、今回の問題が発生した業界に携わる人達が新たな意識を持たなければ いけないと思います。 また、私自身もそのためにできることを、熟考し進めて行きたいと心に誓っています。 最後に、本年はたくさんの方たちにお世話になり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 心から御礼を申し上げます。 終盤は日記の更新もサボりがちで、楽しみにしていた方たちスミマセン。 私事ではありますが、両親をほぼ同時に亡くし、そして今回の偽装問題。 正直、自分の存在意義やこれからどうすれば。。。など、様々な葛藤があり 心の整理に時間がかかりました。 完璧に解決できたわけではありませんが、おぼろげながら光が見えてきたような気がします。 来年こそは、明るい年を迎えることができるよう頑張っていきたいと思います! よろしくお願い申し上げます! |
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