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吉野昌浩 鬼の現場監督!
本当のこと、ズバリそのまま依頼者へお伝えします
1972.3.25生まれ ねずみ年 B型 おひつじ座
プロフィールはこちら  ※不動産の達人サービスはこちら
感想などぜひ! yoshino@sakurajimusyo.com

2006.3.28

『言っていい?』

完成済みの新築マンションの建物調査へ。

いつも通り設計図書を読みながら、実際の部屋を確認できる。
イメージと違ったなんてことは、まずないでしょうね。

ひと通り、確認が終わりその場で依頼者へある程度のご報告を。。。。
と、これならよくあることなのですが、今回はちょっと違います。

依頼者以外に数人いらっしゃいます。
売主さん、現場の所長さん、販売会社さん。
総勢5人。
このようなケースはちょっと初めて。

まぁ、売主さんが目の前にいるからといって、言うことを選んだりなんてしませんでしたが。(笑)

当然、ズバリそのままお伝えします!

みなさんにしてみれば、耳が痛くなるような話もあったでしょう。
「そんなこと言うなよ。買ってくれなくなっちゃうかもしれんだろ」
なんてこともあったかもしれません。

でもね、それが生の声なんです。
購入者が知りたいことや事実がそこにあるんです。

メリットとデメリットをお話しているときの、皆さんの表情の変化がとても印象的でしたねぇ。

2006.3.20

『筋が違うだろ』

またも、終わっていない物件の内覧会。
しかも、3月末引渡しは厳守ということらしい。

まぁ、間違いなく終わらないでしょう。
絶対的に時間が足らない。

部屋には、直前に売主さんが検査をしたらしく、傷や汚れなどの箇所に
いくつもの付箋が貼られています。
一応、形だけは検査したのでしょう。
まだ、何もしていないよりはマシですが。。。

売主さんが部屋へ購入者を案内し、当日の流れなどを説明しています。

そして、「今付箋が貼られているところもチェックシートに記入してください。」といって
部屋を後にしようとしています。

自分達で勝手にチェックしてくださいってスタンス自体どうなんだよって感じのものですが
その上、売主の検査による指摘事項まで購入者に記入させるってどうなのよ?

「そんなの筋違いもいいところでしょ?自分で記入していきなさいよ!」

ここまで言われて、「それもそうですねぇ」と渋々記入を始める売主さん。

こんな時こそ、もうちょっと考えて行動してくださいって。
どう考えても3月末にまで終わらないのに実施している内覧会なのですから。
購入者にとって、何の意味もない不安感だけしか生まれないイベントにしかなっていないのですから。

部屋を後にする売主さんの最後のセリフ、
「記入漏れがあるかもしれないので、一応確認しておいてください。」

ふぅ。。。「だったら、あんたがもう一度見直ししていけよ!」

人の気持ちを少しは考えてください。

2006.3.16

『見えるところだけ』



ユニットバスの天井点検口から見えた風景。
コンクリートがしっかりまわっていない、ジャンカといわれる現象です。

たまたま、点検口の真上だったから見えたようなものです。
点検口を開けた瞬間に、思わずでた言葉が「きっついなぁ。。。」ですよ。

依頼者に説明しそのとき出た話は、

「この見えるところだけ、きれいに仕上げるなんてことになったりして」

それだけは、勘弁してください。
見えるからとか見えないからとかじゃないんです。

しっかりとやらなきゃいけない理由があるんだからやるんです。
それが、プロの仕事です。

100%ジャンカがない物件などありません。
ないように造るのは当たり前ですが、人間が造るものですから100%は無理です。
しかし、その後が大切だと思います。
ゴマカシではなく、適切な処理を行うかどうかです。

2006.3.13

『終わらない』

この時期になると、3月末引渡しの物件に変化がでてきます。
内覧会でうかがうと、終わっていない。
いよいよそんな物件の連続です。
3月1週目まではほとんどありませんでしたが、いよいよです。。。


買主としては、終わらないなんていうのは、理由はどうであれ言語道断。
しかし、それでも造る側への感謝の気持ちを忘れない方もいます。
工期が厳しくとも、細かい要望へも真摯に対応してくれてきた今までの時間が
そんな気持ちを生ませたのでしょう。

年度末になれば、職人さんが不足するのは当たり前。
様々な理由で、優先的に現場に入ったところは、きっちりと工期内で余裕を残し工事する。
そのしわ寄せが、他の現場へ。
この繰り返しです。

材料費や人件費の削減を行い、工期もない。
良いものを造ろうという意識が向上するはずないです。

その人を信頼していても、それ以外の大きな流れによって人間関係までおかしくなるなんて
寂しすぎます。
誰だって、どうせやるなら気持ちのよい仕事をしたいはず。

言い訳をしたくても噛みしめている現場の人を見ていると何ともいえない気持ちになります。

2006.3.10

『変わらないもの』

両親の墓へいくと、桜の木などの樹木全てが伐採されていました。
そもそも花が好きな両親が、目の前に咲き誇る桜の木が気に入って、
その場所を選び生前に購入した墓です。

それが、区画整理に伴い霊園を拡大する計画となり、霊園を囲む樹木全てを伐採したようです。
管理事務室のおばさんの話だと、同じような理由で多くの苦情を受けていると。

色々と言いたいことはありますが、こればかりはどうにもならない。
さすがに、不動産調査のように調べることはしていませんでしたし。

生きている人間であれば、何らかの解決する方法を見つけることができるでしょうが、
亡くなった人の意見なんて聞くこともできないしわからない。
自分なりの解釈をして、「こうしてほしいはずだろう」なんて、生きている人間の
単なる自己満足だろうし。

ずっと変わらない環境なんてないのでしょう。
これは、住宅であろうがお墓であろうが全く同じなんですね。
人間が生きて生活している限り、何らかの変化があるのは当然なのでしょう。

しかし、人の心の大切な部分は変わりません。
大切なのは、精一杯生きて受け継いだものを次へ伝えていくことだと思います。
そのためにも、仕事をはじめ気持ちよい生き方をしなければいけないのかもしれませんね。

そう思わないと、腹が立ってしょうがなかったので、そんなことを考えながらお墓を後に。(笑)

墓石を囲むように、5ヶ月ほど咲き続けているパンジーの鉢植え達。
これを枯らしてしまったら流石に怒られそうなので、これは意地でもキープします。
そんなこんなで、私には似合わないフラワーショップをしょっちゅう、うろうろしています。(笑)

2006.3.7

『事件は現場で起こっているんだ』

先日、ゼネコンでの現場監督時代で付き合いがあった方たちと会合。(飲んだだけですが。。。)
職人の親方や、当時の先輩社員などといろいろとお話を。

当然ながら、構造偽装問題についての話題が出たり、問題の根の深さを再認識。
問題の物件に造る側としてかかわっていた人の話などを聞けば聞くほど、
世間で騒がれていることが、いかに的外れなことが多いのかと痛烈に感じざるをえません。

これは、売れるマンションとか、視聴率アップのネタになるとか、
似たような根っこに原因があるのでしょう。

これからどうすれば、良くなるのか。

現場の最前線の人間が、もっとアピールしクローズアップされるべきだと思います。
それだけのパワーやスキルを持った人はたくさんいます。

そんな人達と力を合わせ、進まなくちゃいけないなと、酒を飲みながらバカ話をしながらも
真面目に考えた酔っ払いでした。
そろそろ、そもそもの原点に立ち戻る必要があるのかな。
大きく忘れていたものを思い出せた気がしました。
一歩下がったところでは、何も見えてないのかも。

2006.3.4

『誰かが気付いてるんでしょ?』

あるマンションのバルコニーの風景。



最初は、パーテーションが曲がって取り付けられているのかと思いましたが
よぉーく見てみると手摺が外側に向けて倒れています。

倒れている手摺にパーテーションを固定しているもんだから、取り付けるのも大変だったでしょう。



それぞれ、上部と下部の固定箇所。
ルーズ穴にあるナットの位置を見れば、その努力は一目瞭然。

何かのミスで、手摺が倒れたまま固定されたのでしょう。
しかし、それを誰かがチェックしていれば発見されているはず。

そして、パーテーションを取り付けている人も当然ながらわかっています。

わかった段階で、何とかしようぜ。

自分の仕事だけすれば、それで終わりじゃないでしょう?

もし、この状態を伝えてあって、その事実をスルーしていたとしたら言語道断です。

2006.3.1

『隠す意味がわからん』

あるマンションで、戸境壁が倒れていることが確認されました。

コンクリートの戸境壁であり、確認した部屋のみでは、その倒れについての
正確な判断はできません。
依頼を受けている専有部側の状態は確認できても、お隣は確認できないんです。

当然、売主さんに確認してもらい、後日報告書を提出してくれるよう依頼。

そして、出てきた書類についてあるコメントが。

「後日、この書類が出回ったら資産価値が落ちてしまい、他の居住者に迷惑がかかるので、
確認したら返してください。」
と。

え〜〜〜と、どのように解釈したらよいのでしょうか?

大丈夫であることを説明しているはずの書面ですよね。
そこに書いてある内容は、偽物ですか?

何のための書面であり、何を求めているのか、その気持ちを理解してください。

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