内覧会を制す者は新生活を制す!新築戸建の内覧会は準備万端で!

  • Update: 2019-01-09
内覧会を制す者は新生活を制す!新築戸建の内覧会は準備万端で!

新築戸建での新生活を迎えるにあたって、大切なポイントとなるのが「内覧会」です。

「内覧会を制す者は、新生活を制す」と言っても過言ではないほど、新しい住まいでの快適さは「内覧会」での確認・チェックポイント・交渉などが肝になります。

一般的に新築戸建の内覧会は、竣工、内覧会、引き渡しといったスケジュールがマンションよりもタイトになっていることが多い傾向。この新築ラッシュの時期は、よりタイトになるので念入りに事前準備をして内覧会に臨みたいですね。

「事前準備をする」「確認事項をまとめておく」のが肝心ですが、どんな点に気を付ければよいのでしょうか?

 今回は、個人向けコンサルティングNo.1のさくら事務所の実績豊富なホームインスペクター(住宅診断士)が、新築一戸建て内覧会の事前準備と確認事項を伝授します。

新築一戸建て引き渡し前チェック(内覧会立会い・同行)

事前準備・図面と資料をチェックしておく

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内覧会や見学会の一般的な所要時間は、1~2時間程度。その間に売主さんや施工会社さんから様々な説明があります。

流れとして、まずは敷地や外構など外周りを確認。その後、室内設備の使用方法、各部屋の説明、引渡し手続き、と進みます。事前準備が足りていないと、売主さんや施工会社さんの説明や話を聞いて、ピンと来ないまま「特に問題はないだろう」と終わってしまうことも有り得ます。

その時は説明を聞いて、特に何も感じなかったけれど、実際に住んでみたらトラブル!…ということは避けたいですよね。

前日までに図面や資料のチェックをして「特に注意して見ておくポイント」「質問しておきたいところ」などは目印をつけたり書き込みをして、内覧会当日に聞きもれがないようにしておきます。

「説明途中で話の腰を折ると悪いから…」と流されてしまうと、気になる点も聞き忘れてしまうので説明の途中でも質問してクリアにしておくことが肝心です。

「気になる点」や「ぜひ入居前に補修してもらいたい」といった要望や懸念点は、この段階できちんと伝えておく必要があります。

スムーズな補修依頼のために

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内覧会で「キズを発見してしまった」「ドアの動き・立てつけが悪いような気がする」と気になる点は、施工会社にきちんと報告し、補修をお願いしましょう。

大切なのは、いつまでに補修してもらえるかを確認することです。
特に新築ラッシュの時期は職人さんも多忙なため、早めに依頼しないとなかなかスケジュールを組めません。もし引渡しまでに補修が終わらない場合、入居日が遅れてしまうと今の住まいの退去日にも影響し、仮住まいを探さなくてはいけない可能性もあります。

補修箇所を確認する再内覧会を行う場合はもちろんですが、いずれの場合もトラブルを防ぐために、施工会社とのやりとりは書面に残しておきましょう。

持って行ってよかった!お役立ちアイテム

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内覧会や見学会の際、図面や書類のほかにも持っていくと便利なアイテムがあります。

  • 懐中電灯
    新築では備え付けでない限り、照明器具がありません。室内をじっくりと見るために懐中電灯を持参しましょう。雨が降ってきたり、日が落ちて暗くなってきた場合にも便利です。懐中電灯を近づけて角度を変えてチェックすると、壁や床材の思わぬ“キズや汚れ”を発見することもあります。
  • マスキングテープ・付箋
    “キズや汚れ”などの不具合箇所に直接貼れるので、施工会社に確認してもらう際に明確です。
  • デジカメ・スマートフォン
    指摘箇所を証明データとして残しておくことが可能です。
  • メジャーやスケール
    家具の配置を検討したり、カーテンの寸法を測るのに重宝します。
  • 「カイロ」(冬)・水分補給のための飲み物(夏)
    寒さ暑さに耐えられず「早く終えたい」とささっと見て終了…ということは避けたいです。

心配な方は、プロのホームインスペクターにご相談を!

夢に見た新築のマイホーム!ということで、その時は良いところしか見えなかった…と後悔した失敗談も少なくありません。

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