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新築一戸建てのホームインスペクション(住宅診断)

こんにちは、九澤です。
東京へきてはじめての達人同行レポートです。
今回は、今ご依頼が急増している「一戸建てのホームインスペクション(住宅診断)」に同行してきました。

実はタイトルで「神尾&松本(隆)編」としていますが、
この日調査を行なった物件は2世帯住宅ということで、
実際は上記二人に大久保さんと大下さんも加えた4人がかりでの調査となりました。

その中で、過去の露出度を検討し、今回は神尾さんと松本隆司さんを中心にお伝えします。

松本さんは、ガタイのいい、見るからに頼りになりそうなコンサルタント。
建物大好き、そして最近は陶芸にもはまっている、心優しいホームドクターであります。
「ホームインスペクション(住宅診断)」は通常、物件のご契約前にご利用いただくサービスです。
しかし、今回調査する物件は引渡しも終わり、既に入居がはじまっている物件。
住み始めてからいくつかの不具合がみつかり、一度プロの目で全体をチェックをしてもらったうえで売主さんに修繕を依頼したい、という気持ちでご依頼をいただきました。
まずは通常の調査に準じて、建物の水平・垂直や床下の状況などを手分けして確認していきます。

真剣なまなざしでレーザーを見る 依頼者の方に測定方法を説明


細かい調整などはあるものの、全体の建ち具合はなかなか良好。
いやー、それにしても4人いるとさすがに調査が早いですね。
1階部分を大久保さんが、2階から上を松本さんが、
床下を(毎度のことながら)大下さんが、外部を神尾さんが担当し、
流れるように調査は進みます。

赤外線カメラで外壁を撮影すると こんな風に見えます




今回、依頼者の方が最も気になさっていたのが、2つの建物にまたがってかけられた玄関の屋根からの水漏れでした。

雨がふると、ちょうど屋根と外壁の継ぎ目部分から水がつたってきて何度かコーキング処理をしたものの、あまり改善されず売主さんからも「これ以上直らない」と言われてしまったのだそうです。

水漏れの原因を探るため、散水試験を行なうことに。
バルコニーからバケツで散水 さらに屋根の上からもホースで散水

写真のように、バケツとホースで水をかけると
下階の外壁にツーッと水がたれてきました。
その場所を屋根の上と下からお互いに確認しては、
原因のありそうな箇所にさらに水をかけ・・・という作業を繰り返すこと数回。

おそらくこのあたりかな・・・ 下からも原因をチェック

下から確認していると、水がたれてくる箇所が一定の間隔になっていることから、おそらく、水平方向の目地ではなく、壁のパネルの継ぎ目、つまり垂直方向の目地の隙間から水がつたっているのではないかとのこと。
だから、なんどコーキングをしても改善されなかったのではないかとのことでした。

外部とはいえ、せっかくかかっている屋根から水がたれてきたのでは何のための屋根かわかりません。
ここはしっかりと修繕してもらいたいところですね。

この後、さらに室内のチェックがつづきます。

天井裏のチェックは、押入れなどの中に点検口があればそこから行なうのですが今回はそこからうまく見ることができず・・・。

「天井裏、見れないの?」と思っていたら、神尾さんがおもむろに廊下のダウンライトをはずしはじめました。
この小さな穴からカメラを差込み、写真をとれば、中の様子がわかるってわけです。

神尾さんは電気工事会社を自分でやっていたこともあり、
このような作業はお手のもののようですが、みなさんはむやみに器具を取り外したりしないでくださいネ。
ダウンライトの穴から天井裏の写真が撮れます

2世帯住宅ということで、当然建物が2つあるわけで、私はあっちの建物からこっちの建物へと、脚立やカメラを持っていったりきたり、奮闘!
・・・と思っていたのは自分だけで、あとから神尾さんに「もう少し手伝ってくれるかと思ってた」と言われましたが(悲)。

最後に本日の調査結果内容をざっくりと説明し、約4時間にわたる調査は終わりました。
詳細な報告は後日行なわれることになります。

今回はすでに入居がはじまっている物件について修繕すべき箇所をチェックしてご報告する、という形でしたので正直ハッピーになるのは、これからだな、という気がしています。

引渡しを受けてから、修繕の交渉を行なうことは、精神的にも大変なご苦労があると思います。
この調査内容をもとに、売主さまが誠意ある対応をされ、
依頼者の方が納得いく形で修繕が行なわれることを願いたいと思います。

Nさま、当日は長時間にわたり、お疲れ様でした。
(私にまで飲み物をいただき、ありがとうございました!)
ご家族で落ち着いて、楽しく暮らせる日が一日も早く来ますように。


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