工期
(こうき)
【カテゴリ】 [建物]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
工事の期間のことをいう。
【一家言】
工期が短いと品質や仕上がりに悪い影響が出る可能性が高くなる。鉄筋コンクリート造のマンションの一般的な工期のめやすは、ワンフローあたり1.2ヶ月程度。10階建てであれば、10×1.2=12ヶ月の工期がかかるとみる。
公共賃貸住宅
(こうきょうちんたいじゅうたく)
【カテゴリ】 [不動産]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
公共機関が建設した、もしくは受託管理している賃貸住宅。
公団や公社など一般的な例。入居者は賃料の補助があり、入居時の費用負担は少ない。
【一家言】
所得額や家族構成によって賃料の補助額がかわることや、民間の賃貸住宅に比べて設備グレードなどが劣ることも多いが、仲介手数料や入居時の礼金、更新料などが不要であり根強い人気もある。
今後は築年数を経過した物件の維持管理や入居者問題などの課題があげられている。
公示価格
(こうじかかく)
【カテゴリ】 [不動産]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
地価公示法に基づき、国土交通省が毎年公表する1月1日時点の全国の土地価格のこと。標準地を選定し2人以上の不動産鑑定士等が鑑定評価を求め正常価格を判定し公示するもの。
【一家言】
公共事業の土地取得価格の基準とされることになっているが、個人の不動産取引においてはあくまでめやす。この公示価格を時系列で比較することで土地価格の上昇・下落等の傾向がつかめる。
剛床
(ごうしょう)
【カテゴリ】 [建物]
[構造]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
強風や地震などの水平な力に対しての強度を高めた床のこと。一戸建ての床に使われ、建物全体の耐震性能も向上する。
具体的には、2.4cm前後の厚い構造用合板を、多数のクギを使って留め付ける。
【一家言】
在来軸組工法では、阪神淡路大震災以後、耐震性能を増すために、急激に剛床の採用が増え、剛床でないことの方が少ない。
ちなみに、強い強度を得られない、昔ながらの床の作りは、柔床(じゅうしょう)という。
公図
(こうず)
【カテゴリ】 [不動産]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
登記された土地の地番や形状を現している地図のこと。
【一家言】
土地の位置関係を把握することができるので、近隣の土地がどのように、そしていくつに分けられているかがわかる。しかし土地形状などは決して正確ではないので参考程度まで。公図に記載された土地の番号(地番)ごとに「全部事項証明書」や「要約書」をとれば、土地の所有者を知ることができる。公図は法務局で、一通500円で取得できる。
洪水ハザードマップ
(こうずいはざーどまっぷ)
【カテゴリ】 [不動産]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
大雨によって河川等が増水し、水があふれた場合の浸水予測結果に基づいて、予想される浸水範囲とその程度や、各地域の避難所等を示した地図。浸水ハザードマップとも呼ばれる。
【一家言】
近年、短い時間に集中的に激しい雨が降ることが増加しており政府の中央防災会議も、各行政機関に洪水ハザードマップ等を作成するよう呼びかけ警戒を強めている。物件が浸水の可能性ある場所にある場合にはどのような配慮がされているのか確認をすることが重要。洪水ハザードマップは、管轄する行政の防災課などで確認できる。
構造設計
(こうぞうせっけい)
【カテゴリ】 [建物]
[構造]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
地震や台風、雪の重さなどの力に耐えるために、どのような構造形式を採用するのか、経済性はどうかなどを計画すること。
構造の計算をすることだけが、構造設計ではない。
【一家言】
一戸建ての場合、木造2階建てまでは慣例として構造設計を簡易的な計算で済ませていることがほとんど。しかし、木造の2階建てであっても、鉄骨造や鉄筋コンクリート造と同様に、正確な構造設計をするのが望ましい。
構造用合板
(こうぞうようごうはん)
【カテゴリ】 [建物]
[材料・仕様]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
木造住宅において、強度が必要とされる場所に使うための合板のこと。建物の外周部に使われることが多い。最近では、床面の下地に使われることも増えている。
【一家言】
構造用合板の強度は「級」で表示され「1級」「2級」の2種に大別される。一般的にはほとんど全てが2級であり、構造的に2級で問題がない。構造用合板の耐水性能は「類」で示され、水に強い順に特類、1類、2類がある。建物外周など、水に濡れる可能性が高い箇所には特類を使う。
構造用集成材
(こうぞうようしゅうせいざい)
【カテゴリ】 [建物]
[材料・仕様]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
木造住宅において、柱や梁など、強度が必要とされる場所に使うための集成材のこと。大きな断面の材料を作ることができ、精度や強度の安定性が高い。
【一家言】
構造用集成材は、材料をを使用する環境条件に応じて、使用環境1と使用環境2の区分がある。室内の柱や湿気の影響が少ない場所など、通常の用途は使用環境2の区分の製品で良い。直接外気にさらされたり、湿気の多い場所で使う時は使用環境1のものを使う必要がある。
高断熱・高気密住宅
(こうだんねつ・こうきみつじゅうたく)
【カテゴリ】 [建物]
[断熱・省エネ]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
断熱を十分にしたり、余分な隙間風をなくしたりして、省エネルギーで環境にやさしい設計とした住宅。断熱を厚くすること(高断熱)と、隙間風をなくすこと(高気密)は2つで1つであり、高断熱・低気密などは本来ありえない。
【一家言】
断熱や気密の基準として、次世代省エネルギー基準があるが、一般的にはこの基準を満たしたものが高断熱・高気密住宅であるとされる断熱性を示す基準は、Q値(熱損失係数)、気密性能を示す基準には、C値(相当隙間面積)があり、それぞれ、値が小さいほど高性能となる。
勾配天井
(こうばいてんじょう)
【カテゴリ】 [建物]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
室内の天井を、水平ではなく、傾きのある天井とすること。屋根の傾きと同じ傾きとすることが多い。高さに関する法的な制限がある物件で、圧迫感をなくすために採用されることが多い。
【一家言】
勾配天井と普通の天井が1つの建物にある場合、つなぎ目部分の断熱材の入り方が雑になることが多いので、注意が必要。
高優賃
(こうゆうちん)
【カテゴリ】 [不動産]
【参照URL】
【関連語】 特優賃、
【意味】
高齢者向け優良賃貸住宅の略。バリアフリーや警報装置など高齢者対応の一定要件が備えられており、入居者には賃料の補助がある。
【一家言】
建築時に補助金を受けていたり、自治体が管理運営する高齢者向けの賃貸住宅であり、2001年から国を中心に整備の必要性は叫ばれているが、自治体は財政難から、民間は消極的な姿勢から供給数は進んでいない。
社会的背景からも今後は供給を増やさないわけにはいかない。
高齢者になると住宅が借りられないといった将来的な住宅不安は必要ないということの1つでもある。
戸境壁
(こさかいかべ)
【カテゴリ】 [建物]
[構造]
【参照URL】
【関連語】 間仕切り壁、
GL工法、
【意味】
マンションやアパートなどの共同住宅において、住戸と住戸の間を仕切る壁のこと。
【一家言】
一般的には鉄筋コンクリート製の場合が多いが、高層マンション等では、建物の荷重を軽くするため特殊素材を使用して軽量化させた乾式遮音耐火間仕切り(リンク)が使われることが多い。鉄筋コンクリート製の場合は、その厚みが厚くなるほど遮音効果が高い。
腰窓
(こしまど)
【カテゴリ】 [建物]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
腰高窓とも言う。床面から約1〜1.2m程度の高さより上方に設けられた窓。
【一家言】
バルコニーのない壁面にある腰窓は、外への落下を防ぐために1.1メートル以上の高さに手すりが取り付けられていることを確認しよう。腰窓の下にソファなどを置くと足ががりになることがあり、予め取り付けられていた手すり位置を容易に乗り越えることができてしまう場合がある。こういった場合には、家具の配置変更や手すりの設置などを検討したい。
個人信用情報
(こじんしんようじょうほう)
【カテゴリ】 [不動産]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
各個人のこれまでのローン実績やクレジット内容およびその支払状況の記録のこと。この情報は通常、最終取引終了後の約5年間は記録されその後に抹消される。
【一家言】
すべての金融機関がネットワークでこの情報を管理している。万一、融資申込時に借入がないと偽っても、個人信用情報を確認した時点で解ってしまう。また、過去の支払状況で延滞歴や事故歴(ブラックリスト)などがあると融資を受け難くなる。
誇大広告
(こだいこうこく)
【カテゴリ】 [不動産]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
物件の価格や特徴が、消費者に著しく誤認されてしまうような広告のこと。
【一家言】
広告表示のルールを決めた表示規約では、「完全」「当社だけ」「最高級」「特選」「格安」といった特定用語の使用を禁じている。最近では、「これは資産価値のある物件だ」と誇大広告まがいの宣伝しているところもある。おおげさな表現に惑わされることなく、自分の目で確認し、冷静に判断することが大切。
固体伝播音
(こたいでんぱおん)
【カテゴリ】 [建物]
【参照URL】
【関連語】 空気伝播音、
【意味】
振動や衝撃が床・壁・天井など建物自体(構造体)を通して伝わり、空気中に発散される音。
構造体を共有しあうマンションなどの共同住宅では、ある部屋で加わった振動・衝撃が数部屋・数階離れた部屋まで伝わり、音となって聞こえることがある。洗濯機の脱水などは振動が伝搬して音を発生させることも多いため、行う時間帯に気を遣うなどしたい。
古地図
(こちず)
【カテゴリ】 [不動産]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
近世以前に作成された地図のこと。
現在は宅地でも、過去は海や沼、山だったようなところもある。元々どんな地形だったかは、現在の地盤の強さにも影響することが多い。その土地の過去の地形や歴史を知ることは、地盤の状況や浸水の可能性を知る目安にもなる。古地図は、図書館などで確認できる。
コーティング
(こーてぃんぐ)
【カテゴリ】 [建物]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
表面上に皮膜を形成する技術のこと。
【一家言】
フローリングやクロス、ユニットバス内部等に主に防汚目的で塗布するものだが、永久に効果が持続するものはなく、再施工には剥離の工程が必要なものがほとんど。交換したほうが安くなるものもある。
小屋裏
(こやうら)
【カテゴリ】 [建物]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
屋根と天井との間にできるスペースのこと。屋根裏ともいい、収納や部屋として使われることが多い。
【一家言】
雨漏りなどを確認するためには、小屋裏に入れるよう、点検口を設けておく必要がある。この時、屋根の下側(軒先側)に近い位置に点検口を取り付けると、点検口付近の高さが確保できず、人が入れないこともあるので、注意が必要。
転ばし根太
(ころばしねた)
【カテゴリ】 [建物]
[構造]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
木造の建物で床面を支える部材を根太というが、この根太を土台または梁の上に乗せ、釘などで固定する方法。土台または梁を半分欠き込んで、根太を落とし込む方法もある。
【一家言】
最近では、根太を省いて厚い合板を床の下地とする、根太レス工法(剛床とも言う)を採用している建物が増えている。
コンクリートパネル工法
(こんくりーとぱねるこうほう)
【カテゴリ】 [建物]
[構造]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
あらかじめ工場生産された床・壁のコンクリートパネル(板)を現場で組み立てていく工法のこと。
【一家言】
現場で造るコンクリートに比べ、工期が短くなるほか品質が安定しており、耐震・耐火・耐風・耐久・遮音性に優れている。他の工法に比べ建物の重量があり、一定以上の地盤の強さが必要となる。他の工法では必要のない地盤補強を行わなくてはならないことも多く基礎に余分な費用がかかることも。
混合水栓
(こんごうすいせん)
【カテゴリ】 [建物]
[設備]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
水とお湯を1つの吐水口から出す水洗のこと。水の量とお湯の量を調整し、好みの温度・水量を得る事ができる。お湯と水の調整を1つのレバーでできるシングルレバーと、お湯と水それぞれの調整がついた、2ハンドルの2種類がある。操作性は、シングルレバーの方が良い。
【一家言】
現在2ハンドルの混合水洗が付いている場合でも、工具さえあれば比較的簡単にシングルレバーに交換することができる。
ハウスタイリングの第一歩として挑戦してみるのも良い。
混構造
(こんこうぞう)
【カテゴリ】 [建物]
[構造]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
下の階が鉄筋コンクリート造、上の階が木造など、複数の構法が混じっている建物。一般住宅では、鉄骨造+木造、鉄筋コンクリート造+木造の混構造がよく見られる。
【一家言】
構造が違う場合、地震時に上下での揺れ方が違うため、一般的に揺れの大きくなる上階の構造は、耐震性を高めにしておくことが望ましい。