マンション管理士 大浦 智志

略歴

(一社)神奈川県マンション管理士会 湘南支部 支部長 『マンション管理士』。

営繕工事担当から業界に入り、管理営業、フロント担当、管理職(損害代理店業務含む)と転職を通じて、独立系・開発会社系を問わず、分譲マンション管理会社にて約15年間勤務。1000棟超のマンションを点検・調査し、100以上の管理組合の理事会・総会に出席。

3.11震災を機に、メインキャリアのチェンジを決意し、準備期間を経て、税理士試験に挑戦。2018年3月に名古屋商科大学大学院 会計ファイナンス研究科 税法学コース修了。修士(経営学)、Master of Business Administration(MBA)。2019年6月に税理士登録。

2021年4月より東京理科大学 工学部建築学科(夜間主社会人コース)2年次編入学の社会人大学生、在学中。


保有資格

  • マンション管理士(登録・診断・認定)
  • 管理業務主任者
  • 2級建築施工管理技士
  • 2級管工事施工管理技士
  • マンション維持修繕技術者
  • 税理士(地方公共団体監査制度実務研修修了者・成年後見人等養成研修修了者)

ご相談いただける業務内容

分譲マンションの管理全般・修繕・会計・税務


主な実績・アピールポイント

2018年8月より参加したさくら事務所では、税理士ということもあり、もっぱら管理組合の数字に大きく関わる業務(長期修繕計画見直し業務、建物調査(劣化診断)業務、外部修繕委員業務:日常修繕、第三者管理業務:外部監事)に従事しています。

また、業界に入ってから25年を超え、管理会社内で設備(給排水衛生)改修にもかかわっていたことから、さくら事務所内では、特に高経年(築30-50年超)マンションを担当していることが多いコンサルタントになります。


印象に残る相談や掛けられた言葉

昨今、管理に関わる認定制度が各種でてきたことから、にわかに長期修繕計画が注目されていますが、私が業界に入った25年以上前からずっと修繕積立金が不足していることは明らかでした。

急激な値上げが難しいことは確かですが、不足している分は、将来に先送りしているだけで、財産として受け継ぐことになる次世代・次々世代が困ることになります。「私は生きていないから」とよくおっしゃられる方がいらっしゃいますが、先のことではなく、実は現在の問題です。

なぜなら、相続税を計算する上、ほぼ流通しないような財産でも評価額がある限り税額が発生することは間違いなく、業界の方向性と経済情勢を鑑みるに、積立金が不足し、修繕費が幾らかかる分からないようなマンションを買う方は少数派になってくるのではないかと想定されるからです。

「資産価値を上げる」というよりも、お住まい・ご所有のマンションを売れない「負動産」にしないために、修繕計画や積立金に向き合わざるを得ないことを知っていただきたいと思い、さくら事務所で「不動産を次世代に手渡す」お手伝いができればと思っています。


ご依頼者へのメッセージ

第三者的立場の専門家として、もっぱら不動産に関連する諸問題について、お客様の幸せを最大化する価値提供を目指すコンサルタントです。

私は、マンション管理業界での勤務経験から、現状になんらかの一石を投じられないかと考え、マンション管理士として起業しました。そのきっかけは、父がアパート経営を行っていたことにあり、不動産に関する専門知識を働きながら学びたいと考え、転職を通じて、管理会社での工事・フロント・損保保険などの実務を経験したことにより、いかに業界主導で物事が進んでいるのかということを目の当たりにしてきたことによるものです。

管理組合活動は住んでいる居住者の皆さんが主役です。コンサルタントとして、皆さんの組合活動を支える一助として、幅広く実務に携わった経験を活かしお役に立てればと考えています。


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直近のメディア取材協力

  • ARUHIマガジン
    2020-07-24

    ARUHIマガジン(7/24公開)で、 さくら事務所マンション管理コンサルタントの大浦智志が取材協力した記事が掲載されました。
    ●自粛が続く今夏、マンションのベランダでプールやバーベキューはOK?

  • 読売新聞
    2020-05-04

    読売新聞朝刊(5/4発行)で、さくら事務所マンション管理士の大浦智志が取材協力した記事が掲載されました。
    読売新聞オンラインでもご覧いただけます。(会員限定記事)
    ●マンション総会 延期も選択肢

  • ダイヤモンドムック
    2020-03-27

    ダイヤモンド・ムック「マンション団地・再生 完全ガイド」(3/27発売)で、さくら事務所マンション管理コンサルタントの土屋輝之とマンション管理士の大浦智志が取材協力した記事が掲載されました。

    ●共用部分に掛けている保険を見直してみよう(大浦)
    ●3回目の大規模修繕で問われる長寿命化か建替えの選択(土屋)