話題にしづらい!でも知っておきたい相続不動産あるある

  • Update: 2018-04-22
話題にしづらい!でも知っておきたい相続不動産あるある

全国的に深刻な問題になりつつある「空き家」 問題。もしかするとあなたのご実家も例外ではないかもしません。

売ることも貸すことも、自分で使うこともできない状態で放置しておくと、倒壊や火災、盗難など犯罪に巻き込まれる危険性すらあります。
とは言え、実家の今後、相続などなかなか話題にしづらいですね。

さくら事務所の「不動産なんでも相談」でも、突然の相続でどうしたらいいのか・・・というお問合せを頂きます。

そこで、今回は話題にしづらいならせめて知っておきたい!知っていそうでみんなが知らない「相続不動産あるある」をご紹介します。

突然の相続発生!?そんなとき知っておきたい「あるある事例」

実家1.持ち込まれた売れなさそうな不動産の売却話。仲介業者が 「買主候補』としてまず最初に声をかけるのは…「隣の人』。

例えば接道していない土地であっても、隣の家が接道していればデメリットがデメリットでなくなります。「遠くに住んでいる子供が戻ってきたし、」という事情がある場合、相場より高く買い取ってくれる可能性も。近 所の人に、将来空き家になる可能性をそれとなく話をしておくのも手。

2. 親に印鑑や土地の権利書の場所を無理に聞いて関係悪化

印鑑や土地の権利書がなくても売買はできます。親が将来の家の処分 に乗り気でない場合は無理に聞き出さず、むしろ兄弟などの相続人同士で話し合うことのほうが大事。

3.どうしても売れない!でも固定資産税がかかる!そんなときは「自治体に貸す・あげる」

ゲートボール場として市に貸し、賃貸料と固定資産税でプラスマイナスゼロになったケースも。貸すこともできない場合、寄付するという手もあります。自治体の「街づくり課」などに問い合わせを。

4.売却前の家の片付けができず、処分を先延ばししているうちに「負動産」化

建物の中に荷物があると解体するときに数百万円単位で費用がかさん でしまいます。更地渡しの契約をしたが、契約日までにモノの処分ができず、解体費+300万かけて荷物の撤去をした例も。費用の問題だけでなく、処分を第三者に依頼すると思い出の品や貴重品まで捨ててしまう結果になります。本来は売ることができた不動産でも、片付けを先 延ばしにした結果、機を逸して「負動産」になってしまうケースも。

5.戦前にさかのぼる?!前代の登記が終わっていない 

身内で代々譲られてきた土地については登記をしなくても不都合がな いため、いざ売却となった場合に空白になっている部分の登記を行う必要が出てきます。最後の登記が戦前、というケースも。相続人を探して同意を得る、印鑑を集める・・・といった膨大な時間と手間が必要な作業となります。先祖代々続く土地については、相続登記が完了しているのか確認しておいたほうがよいでしょう。

もしかして「負動産」候補!?チェックリスト

実際に相続する予定の物件がどんな物件なのか?によっても、事態は変わってくるでしょう。特に以下のようなケースは注意が必要です。

  • 接道していない
  • 境界などで近所と揉めている
  • 田畑と繋がっていてどこまでが土地なのかわからない場所がある
  • 再建築不可
  • ハザードマップ該当地域
  • 地盤が弱い
  • 整形地でない

せっかくご家族が残してくれた資産、思い出のある実家、有効な活用法を計画的に考えたいものです。なかなか話題にしにくいことかもしれませんが、ぜひ早めの話し合いをおすすめします。

第三者である専門家にアドバイスしてもらうのも有効でしょう。