マンション選びのポイント!「駅近」の3つの落とし穴

中古であれ、新築であれ、マンション選びで人気の条件「駅近」。
毎日の仕事でグッタリと疲れているときや悪天候のときなど、自宅が駅から近いのは確かに便利です。
利便性がよく人気のため価格も下がりにくく、資産価値を維持しやすい傾向にあります。
しかし、この「駅近」という条件には意外な落とし穴があります。

今回は、ホームインスペクター(住宅診断士)の目から見た、3つの落とし穴を紹介します。
マンション選びの際に、ぜひチェックしてください。

1. 住宅地ではない「商業地域」の日照

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駅から近いマンションの多くは、住宅地ではなく、商業などの利便性の増進を図る「商業地域」に建てられています。
商業地域の多くは延床面積の規制がなく、容積率限度が高いため、高層の建物に囲まれます。
そのため、直射日光のような日照を期待することはできません。

「仕事で日中はいないから、暗くても大丈夫!」。
そう思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、そういう方でも住み始めて「大事な休日にまったく日が当たらない!」と後悔しがち。

日照については、何度か現場に足を運んで納得のいくマンションを選びましょう。

2. ネオンライトは結構なストレスに!

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商業地域というところは、建築物の用途に関する制限も緩いのです。
カラオケボックスやタワー型パーキング、風俗店などもあり、夜遅くまでネオンライトが輝いています。
このネオンライトが部屋の中に漏れて、一晩中灯りが気になるということも珍しくありません。

マンションを内覧するときは日中だけでなく、夜間の状態を見せてもらうことをおすすめします。
また、不特定多数の人が行き交う環境なので、監視カメラやピッキング対策など防犯対策がなされていないマンションが多いのも事実。
きちんと防犯対策が備わっているか、併せて調べておきましょう。

3. 二重サッシでも聞こえる電車の音

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「駅近」なだけあって、当然ながら近くを電車が走っています。
そして、駅に直結する主要道路には、一般車両だけでなくバスやタクシーなど、たくさんの「動く車両」が行き来しています。
そのため、夜遅くまでさまざまな音に囲まれることになります。

騒音対策として、サッシを二重にすることは定番ですが、これはある程度の騒音を低減する場合。
例えば、シックハウス対策のために外部に面した壁に設置された、空気の取込口からは外部の音が容赦なく入ってきてしまいます。
遮音タイプのカバーが取り付けられている場合にはマシになりますが、音に敏感な人は特に注意してその部分を見る必要があります。

マンションを選ぶ際、「駅近」というポイントに浮かれてはダメです。
その先の、あなたの24時間の生活を考えた上で検討しましょう。

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