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家を買うプロセスを楽しんでほしい

今回は、本部社員であり、現場でもホームインスペクターとして活躍している 田村 啓さんにインスペクションという仕事について話を聞いてみました。


田村啓

プロホームインスペクター


このお仕事に興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか?

「家を好きになっていただきたい」というのが一番大きな動機です。

家を買う時って、いろんなリスクがある中で失敗してしまった事例もありますよね。

ご契約を目前に、巷にあふれる情報に触れて「マリッジブルー」のような状態に陥る方もいらっしゃいます。

 

でも、家を買うということは本来楽しいことだし、私は楽しんでいただきたいなと思っているんです。

リスクを聞いて怖くなったり、多くの情報に接してナーバスになったり、そういう方たちに対して、私はインスペクターとして中立・客観的な立場で、プロの目線でお伝えする。

リスクを知った上で対策できることは対策をする。

今後の暮らしに活かせることがあれば、活かしていただく。

そういった日常の土台をしっかり固めた上で、その先にあるいろんな暮らしを豊かに彩っていただきたいという思いがありました。

インスペクションをする上で心がけていることは?

私の場合、現場の経験や知識はベテランインスペクターみなさまよりも少ないほうだと思うんですが……、養生、めっちゃがんばってます。

どのインスペクターよりもちゃんとやってると思います。

過剰なくらいやってます(笑)。

インスペクターとして新築のお宅にお邪魔して傷をつけてしまうことは、あってはならないことなので。

印象的なエピソードはありますか?

めちゃくちゃいっぱいあります。一番うれしいのは、インスペクションをご依頼いただいたあとに、お知り合いの方やご親戚の方をご紹介いただいた時。

しかも「田村さんに」と指名していただけるとなおさらうれしいですね。

住宅の購入を検討している方へのアドバイスをお聞かせください。

家を探す、家を建てるプロセスって、本当にいろいろなことがあって、楽しい時がある一方で悲しい時、意見が合わない時もあるし、疑心暗鬼になることもあると思うんです。

でも、そういうことも全部ひっくるめて、全部のプロセスをぜひ楽しんでいただきたい。

私はそう思います。

家を買うというのは、誰にとっても大きなイベント。
いつまでも残る思い出でもあります。
田村さんが話すように、その時、その出来事を存分に楽しむという感覚は大切にしたいですね。

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