Culture

さくら事務所の 「マインドフルフレックス」な働き方(Case 2 ネパールと日本で業務にあたるフロントデスク)

Case 2 ネパールと日本で業務にあたるフロントデスク


今西成爾(40歳)

■主な仕事内容
フロントデスクとしてお客様からの問い合わせに電話・メールなどで応対。他にもWEBプログラムの経験を生かし、さくら事務所ホームぺージの管理も一部担当している。

ライフワークはネパール語の通訳や翻訳を手掛け、ネパールと日本を往復する生活を送っている。

[DATA]
2021年4月さくら事務所へ参画。現在40歳。
家族構成は妻がいる。


本人が振り返る「ネパールでの1日」編

本人が振り返る「日本滞在での1日」編

【インタビュー】
ネパールと日本を往復しながら、自在に仕事ができる楽しさ

マインドフルフレックスの仕事面、人生面でのメリットをそれぞれ教えてください

私が感じているのは、マインドフルフレックスのおかげで自分の人生の中での優先順位を、優先順位通りにさせてもらえているのが一番助かっています。

フロントデスクの仕事はシフトで時間が決まっているのですが、融通が効きます。フロントデスクを担当するスタッフ内でも融通しあっているので、相談してみやすく、スタッフに突発的なことがあったときにカバーし合える体制だから助かります。

私の場合はネパールと日本を行き来している生活なので、その面でもメリットがあり、この仕事は国が変わってもできます。ホテル滞在中や移動中でも、自分である程度マネージメントしながらできます。

マインドフルフレックスは自分の中で大事にしてることや、自分のなかで家族との時間の優先順位で、やりたいと思う優先順位通りな人生を送るために役立っています

ネパールでマインドフルフレックスを実践しているエピソード
例えば自分の病気が非常に重いような理由でなくても、ネパールで仕事をしていたときに、ネパールで友人の家族が亡くなり、「すぐに仕事を抜けたい」と伝えたときに、仕事を抜けさせてもらって、シフトもずらしてもらったことがあります。ネパールの人たちが面白いのは、突然引っ越しをすることがあります。急に引っ越しがあると、ちょっと手伝ったり、挨拶があるので、そこでも少し抜けさせてもらうことがありました。

他にもネパールは急にお祭りが始まることもあり、そうするとものすごい大音量で何日もノイローゼになるぐらいの音をガンガン流したりするんです。ネパール人は大きい音でのお祭り騒ぎが好きなのもありますし、騒音に寛容というか、諦めてると言いますか。

去年も私の自宅前の家で、日本で言う少年式のようなイベントがありました。それは1週間お祭りを自分たちで企画して、祈祷師みたいな人を呼んで、1週間祈ってもらったり、歌ったり、踊ったり、さらにバカでかいスピーカーをレンタルしていて。その音を測ったら100db近くの爆音が1日中流れてました。そのため妻は日本に帰ると言い出すくらい参ってしまって。結局日本に帰りませんでしたが、ホテルにちょっと避難しました。

そういうイベントが前触れもなく始まってしまうので、始まってしまうとフロントチームのdiscodeでチームの皆さんに声を掛けるんですが(そもそもdiscordの声も聞こえないぐらいのボリュームなんですが)、電話対応が難しいので、メール対応を頑張りますと臨機応変な対応で乗り切っています。ご迷惑をおかけする部分もありますが、私にとってこの制度は良かったし、本当に助かりました。

今の働き方が実現できなかったとしたら、ご自身はどうなったとだったと思いますか。さらに、さくら事務所の仕事のやりがいを教えてください。
ネパール語の通訳・翻訳は仕事量に波があります。収入面でも変動があるので、例えば案件がまとまってあると何か月かずっとこもって翻訳していたり、ちょっと出かけては数日通訳することもあります。でも仕事量がないときは本当に無くなり、コロナ禍も大変でした。

そういう意味では、通訳・翻訳仕事以外だと以前はその都度アルバイトを探したり、派遣先で仕事をしたりでした。アルバイトをするにしても本業とどう組み合わせるかも、 かなり面倒で、今まではそうしてきました。

仕事があると、今まで東京にちょっと住んだり、大阪にちょっと住んだり、友だちの家に行ったり、それぞれの実家に行ったりと、妻も転々とするの好きではあるので、妻も何か月かの派遣をしたりして、それはそれで楽しんではいました。でも、それを毎回探さないといけないのはストレスでした。

その意味では、いま仕事のたびに毎回就業のための面接をすることなく、ある程度マネージメントしながら仕事が出来ているのはすごく助かっています。

さくら事務所での仕事のやりがいでは、まず、さくら事務所の中立、公正な立場が好きです。中立というとどちらの味方にもならないイメージを持たれることもあるものの、さくら事務所は双方の味方になりつつ公正な調査やサポートをしますし、しかも五方良しなので、そこが好きです。

社内の仕事に対する取り組みも、日々改善しようと皆さん考えながらなので、私が加わったここ2年くらいだけを見ても様々なアップデートがあっておもしろいです。

また自分が受け持っている仕事に関しても、自分自身が不動産のプロではない分、お客様と同じ目線で、住宅に関する悩み解決のスタートラインに一緒に立つことができます。仕事のなかでも特に不安を感じていたお客様が少しずつ安心していったり、困っていた方がだんだん嬉しそうになっていったりする過程を電話やメールでのやり取りで感じられるのが嬉しいし、やりがいを感じます。

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