Culture

さくら事務所の 「マインドフルフレックス」な働き方(Case 3 メディア対応を一手に引き受ける若手広報 )

Case 3 メディア対応を一手に引き受ける若手広報


堤 晴子(29歳)

■主な仕事内容
マーケティング・コミュニケーション部所属。外部のメディアからの取材対応、プレスリリース制作など、主にメディアリレーションに注力している。会社としての売上施策、キャンペーンなどのマーケティング企画の立案などにも携わる。

[DATA]
2021年6月さくら事務所へ参画。
家族構成は両親とフルタイム勤務の妹の計4人。
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【インタビュー】
「楽しいこと」が仕事のパフォーマンスを上げてくれる

「マインドフルフレックス」の、仕事面でのメリットは?
集中力を発揮できる時間、自分が得意な時間って、個人個人で違いますよね。私の場合は、朝が本当に苦手で(笑)。夕方ちょっと前くらいからだんだんと脳が覚醒してきて、夜に一番パフォーマンスを発揮できます。

ですので、始業は10:30ごろと遅めです。午前中はメディアの方々との連絡がほとんどですね。取材依頼や原稿確認依頼のメールに対応し、並行して社内に情報を共有して会社としての対応を準備しています。

そういった連絡系の仕事を日中に進めておいて、夕方から夜に、プレスリリースの制作や売上施策の企画などに取りかかります。どうやったらメディアの方々に刺さるんだろうか、どうやったら一般の方々にさくら事務所への興味を持っていただけるだろうか……。頭をフル回転させて集中して取り組みたい仕事は、やっぱり夜です。

働く場所が自由というのも、いいですね。いざ出勤するとなると、女性だと、メイクをする時間もかかるじゃないですか。メイクして、電車に乗って出勤して……という時間を全部自分の時間に使えるというのは、個人的にはめちゃくちゃ助かっている部分です。時間も場所も自分で好きに組み換えられる点が、マインドフルフレックスの利点ですね!

「マインドフルフレックス」の、人生面でのメリットは?
マインドフルな自分でいるために、自分で自分の機嫌を取ってあげることって、すごく大事だと思ってて。私の場合はそれが推し活なんですけど。

スーパー戦隊にはコロナ禍をきっかけにハマったんですが、もう、本当にカッコいいんですよぉ……。変身前の人間の姿が好きな方もいますが、私は断然、変身後。アクションが素晴らしくて! ヒーローショーに行くほど好きになっちゃいました。

ヒーローショーは土日だといい席が取りにくいんですが、平日だとかなり前のほうで観られるのがいいですね。めちゃくちゃクオリティ高いんですよ! ワイヤーアクションがあったり、プロジェクションマッピングがバーン!だったり。テレビ版の脚本家さんが脚本を書いていることもあったりして、もう、子ども向けにしておくのはもったいないというか、大人がしっかり楽しめるつくりになっています。話せばキリがないので、このくらいにしておきますね(笑)。

さくら事務所では、仕事を休む時、中抜けする時に理由を言う必要がないんです。育児や介護などの用事であれば多少言いやすいですけど、趣味で中抜けするなんて、普通は言いにくいじゃないですか。でも、周囲のメンバーに迷惑さえかけなければ、いつどこで何をしていてもいいんです。

趣味でも推し活でもいいんですが、楽しいことがあるから仕事もがんばれる。楽しいことが仕事のパフォーマンスを上げてくれる。そのサイクルで自分の人生が豊かになっている。私はそんなふうに思ってます。

 

 

いまの働き方が実現できていなかったらどうなっていた?
仮に、9:00-17:00の仕事をしていたら……、単純に残業時間がめちゃくちゃ増えていたでしょうね。早い時間はパフォーマンスが低いので。午前中はダラダラ過ごし、勤務時間中に仕事が終わらず、残業して……の繰り返しになっていたんじゃないかと思います。

残業時間が増えて疲弊して、自分を充実させるためのヒーローショーに行く時間もないし、音楽を聴く余裕もないし、YouTubeで動画を観る時間もない。あぁぁ、ゾッとします。

そうそう、私、夜に仕事をしているせいで、周りのメンバーから「働き過ぎじゃない?」って心配されることがけっこうあるんですが、月の残業時間は平均して10時間いかないくらいなんですよ。これも、パフォーマンスの発揮できる時間を仕事に使うことができているからこそ、ですよね。

女性の場合、生理もそうですが、気圧や気候によって体調が左右されることがありますよね。一般の会社であれば、それでも無理して仕事したり、半休や有休を取ったりということになると思うんですが、正直、そんなことのために有休を使いたくない(笑)。3時間寝れば回復するとか、夕方には治るとか、自分の身体のことはよくわかっているので、そんな時は「ちょっと中抜けします」と伝えて休むようにしています。で、回復したら一気に仕事!です。

メンバー一人ひとりが、自分がマインドフルな状態でいるために時間と場所をコントロールして自由に働くことができる。本当にいい働き方だと思います。いつか、こういう働き方が世の中のスタンダードになってくれればと思ってます。

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