
オプションサービス一覧
床下・屋根裏詳細調査
本サービスは、重大な問題の起こりやすい床下と屋根裏部分を集中的に診断するサービスで、「基本コース」とは別途のオプションサービスとなります。
この範囲は中古住宅に限らず、新築住宅でも施工ミスや欠陥が多いため、ホームインスペクターが床下・屋根裏に進入して、普通に居住している際には見えない箇所を目視にて確認をしていきます(そのため、壁の内部など、直接見られない場所の不具合は確認いたしかねます)。
オプション料金
【床下】詳細調査
30,000円
(税込33,000円)【屋根裏】詳細調査
20,000円
(税込22,000円)
※各階面積80㎡以上の場合、80〜125㎡:税込11,000円、126〜150㎡:税込16,500円の面積割り増しをいただきます。
※各階面積150㎡を超える場合には、個別見積りとなります。
※キャンセル料金は発生いたしません。
調査項目(床下)
- 【土台/床組】:構造耐力上支障があると思われる部材や接合部の割れ、腐朽、発錆、木材含有水分率
- 【基礎】:立ち上がり部分(屋内・屋外)のひび割れ、鉄筋の露出を伴う欠損、耐圧盤のひび割れ、鉄筋の露出を伴う欠損、防湿処置・腐食を伴う著しい隙間等
- 【束】:緩み、浮き、腐食・浮き
- 【災害履歴】:漏水や火災等の跡、蟻害等の跡
調査項目(屋根裏)
- 【小屋裏・各階間の天井裏】:梁・桁など構造耐力上支障があると思われる部材や接合部の割れ、金物の不足や緩み、腐朽、発錆(鉄骨造)、木材含有水分率(木造の場合)
- 【換気ダクト】:接続不良・欠損
- 【災害履歴】:漏水や火災等の跡、蟻害等の跡
サービスご利用のメリット
- 高レベルな検査精度&独自のチェックリストで入居後に発生しうるトラブルを未然に防止
- 「欠陥住宅」「買ってはいけない住宅」をつかむリスクに対処
- 雨漏り・シロアリなど、普段は目に見えないリスクを専門家の目で回避できる
- リフォームや修繕に「いつごろ」「どこに」「いくらくらいのお金がかかるのか」がわかる
「床下」でよく発見される
不具合・欠陥事例
- 基礎のひび割れ/欠損
- シロアリの発生
- 断熱材の剥がれ
- 水溜まり
- 水道配管からの漏水
- 金物の取り付け不良
- 木材のカビ、腐朽
- 工事のときのゴミ、廃材の残存
写真でみる不具合・欠陥
基礎の破壊 シロアリ・蟻道 断熱材のはがれ 床下の水たまり
「屋根裏」でよく発見される
不具合・欠陥事例
- 構造部材の固定忘れ
- 雨漏り
- 換気扇ダクトのはずれ
- 天井断熱材の設置忘れ
写真でみる不具合・欠陥
構造部材の固定忘れ 雨漏り 換気扇ダクトの外れ 天井断熱材の設置忘れ
動画で分かる詳細調査
(中古一戸建ての場合)
<床下詳細調査>
<屋根裏詳細調査>
調査範囲について
<基本コースの場合>
点検口から「覗いて目視できる範囲」が調査対象となります。
<オプションの場合>
基本コースの点検口のみだけでなく、基本的に全範囲、移動できる分は移動し目視で確認をさせていただきます。
ホームインスペクター(住宅診断士)が現場で思うこと
床下と屋根裏は施工不良や水漏れなどに居住者が気付きづらく、ご自身で点検をするには危険を伴う場所です。
このオプションはご依頼者様の半数以上がお申し込みされており、9割以上の方から「依頼してよかった!」とご満足のお声をいただいています。
もし、不具合に気づかずに放置すれば、修理費が数十万円、いやそれ以上かかることも…。せっかくホームインスペクションを実施していただくのであれば、床下や屋根裏に進入する調査も合わせてお勧めいたします。

ご利用者さまからの感想
【新築住宅のご依頼者様より】
せっかく専門家に見てもらえるチャンスなので、思い切ってオプションを頼みました。新築だから大丈夫と思っていましたが、ヒビがあったり断熱材が落ちていたり、家族だけでは気づかない事を教えてもらいました。売主さんが直してくれるとのことで、安心して契約できます。
【中古住宅のご依頼者様より】
普段見えるところのきれいさばかり気にかけていましたが、実際に調査を行って頂いてシロアリと雨漏りが見つかり驚きました。購入するかどうかの判断材料になりました。本当に頼んでよかったです。
床下・屋根裏詳細調査オプションのお申し込みとキャンセルについて
- 当日キャンセルが可能です。(キャンセル料不要)
- 物件の状況により内部に進入できなかった場合、オプション料金はかかりません。
- 内部に進入できればオプション料金がかかりますが、障害物等により部分的に見られないことがあります。
- 床下の調査では、安全性が確認でき、高さが有効で30cm程度、人通口・点検口の大きさが30cm×60cm程度の場合に実施が可能です。
- 屋根裏の調査では、人が入れる空間があり安全に進入できると判断した場合に実施が可能です。
- 排水管や基礎の形状などによる障害、現地の状況により、調査時に調査範囲・実施の有無が変わることがありますのであらかじめご了承ください。
- 平屋など床下や屋根裏の空間が広い場合は、割増費用を頂く場合がございます。
※シロアリについては、非破壊による目視調査で生息や被害が確認できた場合にはお知らせしていますが、隠ぺいされている範囲、また駆除の経歴については調査の対象外です。詳しく調査が必要な場合には専門業者への依頼をお願いします。
サーモグラフィカメラ
通常のインスペクションでは確認できない部分について、サーモグラフィーカメラを使って調査します。
例えば、壁や天井の温度変化をみることで、断熱材の施工がきちんとできているか、漏水している可能性はないか、などを確認します。
また、小屋裏や床下に入れない場合は、補足調査としておすすめです。

オプション料金
①建物総チェック ~1時間ほど
15,000円
(税込16,500円)
建物の断熱に重要な外壁面と最上階天井面・最下階床面を総点検し、断熱材の施工状況や雨漏りの可能性などを確認します。
※②~④の内容を全て含みます。
②室内外壁面チェック ~30分ほど
7,000円
(税込7,700円)
室内側から外壁面を確認し、壁の中の断熱材施工状況や雨漏りの可能性などを確認します。
一定の条件下では、筋交いなどの確認もできます。
③最上階天井面チェック ~15分ほど
4,000円
(税込4,400円)
熱の出入りが大きい天井裏断熱材の施工状況や雨漏りの可能性などを確認します。
天井裏の確認範囲が限定される場合、特にオススメです。
④最下階床面チェック ~15分ほど
4,000円
(税込4,400円)
直接肌に触れる冬の冷え込みが心配な床の断熱材の施工状況などを確認をします。
床下の確認範囲が限定される場合、特にオススメです。
実際の調査画像
<最上階天井面チェックの様子>
天井の断熱材の施工状況を確認しています。青色の部分は太い部材(梁)がある部分です。太い部分以外は断熱材が敷き込まれており、健全な状態であると推測されます。屋根裏が見れなかった場合の補足調査としてもオススメです。
斜めの部材(筋交い)を確認しています。図面通りの向きで施工されているか、確認することができます。柱や間柱などの位置を確認することも可能です。
※天候や部屋の温度によっては確認できないこともございます。
鉄筋探査機
「鉄筋探査機」でコンクリートの中の鉄筋の有無を確認!
目視では確認できない鉄筋の調査

建物を支える基礎のコンクリートは耐震性能上で非常に重要です。
今ではコンクリート内部に鉄筋が入り、より強い設計が当たり前となっておりますが、旧耐震(1981年以前)の建物ではこの鉄筋がコンクリート内に入っていない建物もあり注意が必要です。
築年数が経っている物件などで耐震性能についてご不安な場合には、合わせて鉄筋探査機の調査を実施することで今後のリフォーム計画の参考にしていただくことが出来ます。
オプション料金
9,000円
(税込9,900円)
鉄筋探査機の使用でどのような不具合が見つかったのか?
- 無筋の基礎
鉄筋探査機で確認したところ、鉄筋が入っていない基礎であることが分かりました。建物の耐震上ではマイナスの影響となってしまいます。
ファイバースコープカメラ
壁の中を直接のぞくにはこれ!!ファイバースコープカメラ!
目に見えない場所は大丈夫!?

高性能CCDカメラをリモコン操作して、狭いところや細かい部分の映像をモニタで確認。これ一台で記録や計測も可能です。
※ファイバースコープカメラを使ったインスペクションの様子
オプション料金
40,000円
(税込44,000円)
実際にはこんなことが分かります!
- 見えない位置の“カビ”を発見!
ユニットバス位置の天井を開け、ファイバースコープカメラを天井から壁の内側を通し、浴室の床下を確認してみたところ、大量のカビが発生しているのがわかりました。 - “床下の水たまり”を発見!
水漏れがあった場所から離れた部屋にある、壁のコンセントボックスからファイバースコープカメラを入れ、床下部分を確認したところ水たまりがあるのが確認できました。 - “構造金物のミス”を発見!
コンセントボックスからファイバースコープを挿入し壁の内部を確認してみたところ、金物のボルトが緩んでいることがわかりました。
写真付き詳細報告書
「報告書(無料)」の内容に加え写真付きで視覚的に理解できる情報を追加、インスペクターからのより詳細なコメントつきで物件の施工状況をお手元に残すことができるサービスです。
確認する欠陥・劣化症状についても、基礎や天井・床下などの部位ごとに細かく項目分けし、コメントした内容を報告書として提出させていただきます。
オプション料金
10,000円
(税込11,000円)
※キャンセル料金は発生いたしません。
※報告書はPDFファイルをメール添付でお送りします。紙の報告書のご郵送は別途有料となります。
「報告書(無料)」と異なる点
- 指摘部位の写真が追加されます。
- 報告書の枚数が全20~30ページ前後(間取りや大きさ、物件の状態により異なる)となり、確認部位別に、より細かな症状についてのコメントが追加されます。
※無料版は1ページのみの簡易報告書(写真なし)となります。
※新築の場合:指摘事項に加え、現状問題がない箇所のコメントが追加されます。
※中古の場合:指摘事項に加え、改修アドバイス内容が追加されます。
サービスご利用のメリット
- 写真付きだから視覚的に理解しやすく、お客様自身での施工状況の深い理解に役立つ
- より詳細なデータ保存ができるため、お引渡し後の住宅資産価値を維持するための大切なデータ「住宅履歴書」として活用できる
- 長期的に発生する補修・メンテナンスやリフォーム時の業者との打合せに活用できる
- お客様自身での建物の状況把握に役立つため、自分でメンテナンスを行う際にも活用できる
- インスペクターの知識・経験に基づく、買い手側の立場で見た報告・アドバイスを受けられる
- 独立した第三者のプロの目で施工不良を診断してもらうから安心
報告書のサンプルはこちらから
指摘事項の再確認
本サービスは、内覧会(竣工検査)立会い実施の際に発見された指摘事項が、しっかりと直されているかどうか?の再確認を、プロのインスペクターが後日行うサービスになります。
内覧会(竣工検査)を実施して気になる箇所や不具合が出てきても、その後に直し忘れている箇所があったり、直し方が不十分で入居後に再発してしまうケースなどもございます。
指摘事項の再確認を行うことで、より安心してお引き渡しを迎えることができます。
内覧会終了後に、再確認日を確認させていただきます。
※まことに恐れ入りますが、2週間以内に次回の日程が確定しない場合は、実施済みの業務分をいったんご請求させていただきます。あらかじめご承知おきください。

オプション料金
30,000円
(税込33,000円)
再確認の箇所数や範囲によって個別見積りとなります。
※基本的には60,000円(税込66,000円)以下の範囲で収まる目安となります。
一戸建て瑕疵保険つき
中古住宅保証
中古住宅の引渡し後に発生した雨漏りや構造的な不具合に対し、1000万円までの補修費用を最長5年間保証する、瑕疵保険※つきサービスです。
中古一戸建てホームインスペクション(住宅診断)では、「一戸建て 瑕疵保険つき中古住宅保証」の調査も同時に実施いたします。
※まことに恐れ入りますが、2週間以内に次回の日程が確定しない場合は、実施済みの業務分をいったんご請求させていただきます。あらかじめご承知おきください。
オプション料金
現場検査料
0円
※ホームインスペクション基本料金に含みます。
保証料
(現場検査後に保険のご利用を選べます)68,000円
(税込74,800円)~
※北海道・関西・九州エリアの方は、こちらでサービス料金をご確認ください。
フラット35(中古購入)
適合証明審査
フラット35とは、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供している長期固定金利住宅ローンです。 さくら事務所では、ご希望物件の「中古住宅フラット35の適合証明書の審査・発行」を行っております。
ホームインスペクションと同時に実施できます。(フラット35のみの検査実施は行なっておりません。)
※フラット35「維持保全型」を取得する場合、追加で既存住宅建物状況調査報告書作成費:8,000円(税込8,800円)も必要となります。フラット35維持保全型の詳細はこちら
※フラット35Sは「金利Bプラン」のみ発行可能です。「金利Aプラン」には対応しておりませんので予めご承知ください。
※フラット35(リノベ)は対応しておりません。

オプション料金
中古一戸建てホームインスペクション、中古マンションホームインスペクション各サービスでのオプション料金となります。 この他にも遠方の場合や規模の大きな住宅の場合などは諸経費がかかるケースがあるため、お問い合わせください。
一戸建ての適合審査料 ※1
新耐震の場合:0円
(無料で承ります) ※2旧耐震の場合:10,000円
(税込11,000円) ※3
マンションの適合審査料 ※1
新耐震の場合:0円
(無料で承ります) ※2旧耐震の場合:10,000円
(税込11,000円) ※3
※1 審査に適合した場合、別途発行手数料22,000円(税込24,200円)がかかります
※2 新耐震:建築確認日が昭和56年6月1日以降
※3 旧耐震:建築確認日が昭和56年5月31日以前
※北海道・関西・九州エリアの方は、こちらでサービス料金をご確認ください。
耐震診断・耐震基準適合証明書発行
ホームインスペクション(住宅診断)のオプションとして 『耐震診断』『耐震基準適合証明書』を付けることができます。
※提出頂きました図面資料と、現地にて確認できた情報により診断を行いますので、屋根裏や床下の詳細調査オプションを合わせてご依頼いただくことをお勧めします。
オプション料金
耐震診断
30,000円
(税込33,000円)耐震基準適合証明書発行
15,000円
(税込16,500円)
耐震診断・耐震基準適合証明書発行
以下の条件満たしていない場合は、耐震診断をお引き受けする事が出来ませんので、予めご確認の上お申込み下さいませ。
- 構造が「木造」または「ツーバイフォー(2×4)」で「3階建てまで」の建物
- 階高3m以内
- 延べ床面積500m2以内
※一部ハウスメーカーの住宅など、独自の構法で大臣認定をとっている「認定工法」の場合、弊社で耐震診断を行う事が出来ないものがあります。ご不明な場合は、予めハウスメーカーへお問合せください。
耐震診断のメリット
- 建物の耐震性について、どのくらいのレベルかがわかる
- 耐震基準を満たさない場合、どこをどう直せばいいのかがわかる
- 地震などの不安から解消され、安心して住むことができる
耐震基準適合証明書のメリット
耐震基準適合証明書が取れた住宅には、買主にとって以下のようなメリットがあります。つまり、それだけ購入に有利であり、売りやすくなる、ということです。
- 登記料(登録免許税)が安くなる(所有権移転登記85%減額、抵当権設定75%減額)
- 不動産取得税が安くなる(土地:45,000円以上減額、建物:築年数により減額)
- 地震保険料が10%割引
- 固定資産税が最大2分の1に
耐震診断結果について ~現地での診断結果を専用ソフトに入力~
最新の耐震診断法※に準じた耐震診断です。耐震診断の結果、地震で壊れると判断された場合には、その壊れ方も分かります。診断結果に基づいた、適切な耐震補強方法の例をお伝えします。
※「木造住宅の耐震診断と補強方法(国土交通省住宅局建築指導課監修)」に準じた耐震診断です。

耐震診断の例
<建物が揺れる前>
<建物が揺れる後>