ホームインスペクション(住宅診断)とは

ホームインスペクション
(住宅診断)とは

ホームインスペクション(住宅診断)とは、住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士) が、
第三者的な立場かつ専門家の見地からさまざまな改修すべき箇所などを見極めアドバイスを行う専門業務です。

見極め

  • 住宅の劣化状況や欠陥の有無
    住宅の
    劣化状況や
    欠陥の有無
  • おおよその費用
    おおよその
    費用
  • 改修すべき箇所やその時期
    改修すべき
    箇所や
    その時期

米国と日本の
ホームインスペクションの違い

米国では

取引全体の70~90%

ホームインスペクションは
常識

ホームインスペクションって
どんなことするの?

ホームインスペクター(住宅診断士)が専用の計測機器などを用いて、日常的には目が届かないような所まで詳細に確認・診断していきます。
確認できる範囲で建物やコンディションを把握・推測できるため、物件引き渡し後のトラブルの回避につながります。

  • ヒアリング・問診ヒアリング・問診

    1ヒアリング・問診

    建物について感じられている不安点や疑問点はあるかどうかとその内容などについて先ずはヒアリングをします。気にするポイントは人それぞれなので診断前に出来るだけ確認します。

  • 目視・触診目視・触診

    2目視・触診

    建物内外の状態を把握します。表面に現れているわずかな不具合や違和感から、隠れたリスクを探ります。目で見るだけでなく、五感を使って診断していきます。

  • 傾きの計測傾きの計測

    3傾きの計測

    水平器やレーザーレーベルといった専門機材を使用し、建物全体の傾きを計測して確認します。基準を超える傾きが見られる場合は、対処についてサポートをします。

  • 設備のチェック設備のチェック

    4設備のチェック

    キッチン・浴室・洗面台・トイレなどの水まわり設備の機能を確認します。日常生活に支障をきたさないよう、使用する前に状態を把握しておくことが非常に重要です。

  • 総合アドバイス総合アドバイス

    5総合アドバイス

    ❶〜❹で確認されたことを踏まえ、建物との付き合い方についてアドバイスします。指摘事項だけではなく、暮らしに役立つことなどをお伝えし、ご相談にもお答えします。

ホームインスペクションの目的

ホームインスペクション会社の種類

  • 完全独立系の組織型
    完全独立系の組織型

    ホームインスペクションを主な事業とし、自社や関連会社で設計・施工を行わずに中立性を保って組織で活動している会社

  • 個人型
    個人型

    組織的でなく単独個人として活動できる範囲でホームインスペクションや相談業務等のサービス提供をしている会社

  • 建築会社等グループ系列の組織型
    建築会社等グループ系列の
    組織型

    関連会社で設計・施工等を行いながら、ホームインスペクションも事業の一つとしてサービス展開をしている組織的な会社

さくら事務所は「完全独立系の組織型」に属しています。

安定性 中立性 迅速性
完全独立系の
組織型

個人型

建築会社等グループ
系列の組織型

新築住宅

新築住宅は必要ない

新築でもホームインスペクション
が求められる理由

  • 計画通りに施工されるかどうかは現場次第

    新築とはいえ、住宅は「人」が作るものですから“ミス”が生じる可能性はあります。設計はあくまで「計画」に過ぎません。計画通りに施工されるかどうかは現場次第。

  • 保証やアフターフォローの対象外

    引き渡し前や新築直後であれば、工務店やハウスメーカーに依頼通りの仕様・状態に改善してもらいやすいですが、数年経ってしまうと、保証やアフターフォローの対象外となってしまうことも想定されます。

新築のホームインスペクションは無駄じゃない! 理由を住宅診断士が徹底解説

新築一戸建ての不具合指摘率は約8割

新築一戸建ての不具合指摘箇所と指摘率

新築一戸建ての不具合指摘箇所と指摘率新築一戸建ての不具合指摘箇所と指摘率

累計方法:2019年1月1日〜2020年12月31日のさくら事務所「新築工事チェック」サービスのインスペクション結果からランダムに集計。

近年は建設現場の人材不足が深刻化しており、これもまたミスを誘発する要因の1つになっているものと考えられます。

さくら事務所の新築一戸建て工事中のインスペクションの不具合指摘率は、約8割。新築一戸建てにおいても、ホームインスペクションは不可欠と言えるでしょう。

新築一戸建てホームインスペクション(完成検査・内覧会立会い)

マンションでの生活に直結するのは専有部

マンションでの生活に直結するのは専有部

マンションにおいても、もちろん「構造」は安全・安心に直結する重要な部分ですが、毎日の暮らしに直結するのは「専有部」の設備や機能です。

さくら事務所では、内覧会に同行させていただき、専有部のインスペクションをさせていただいております。

新築マンション内覧会立会い(同行)

よくある不具合事例

  • ビスやネジの固定不良
    ビスやネジの固定不良
  • 床下の水溜り
    床下の水溜り
  • 屋根裏での金物の締め忘れ
    屋根裏での金物の締め忘れ
  • 換気扇の空気漏れ
    換気扇の空気漏れ

ご利用者さまの声

  • サービスの満足度

    自分じゃ絶対気付かなかった点を指摘いただいたことで、お願いしてよかったなと心から思いました。そして、指摘はいただいたものの、ハウスメーカーさんに凄く丁寧に施工していただいたことを改めて確認できたことがとても嬉しかったです!

  • サービスの満足度

    仮に買主の方にインスペクション相当の知識があったとしても、内覧会当日は手続きや対人関係などエネルギー消費が予想以上に大きいため、全てを自力でチェックすることは非現実的だと思いました。頼れるインスペクターの方にこの価格で手伝って頂けたのは有り難かったです。

  • サービスの満足度

    不動産屋とは利害関係のない第三者のプロの目で見ていただいてとても安心できました。また、難しい法律なども噛み砕いて優しく教えてくださり心強く思いました。何より、今後ここに住み続ける私たちの目線に立って下さっていることが嬉しく思いました。

  • サービスの満足度

    何度も内覧日が変更したにも関わらず受付の方がそうした状況に親身になってくれたこと。またインスペクションもとても丁寧で「ここまでするの」「こんな所素人では気がつかない」というような点が多くプロのお仕事をして頂いたと思っています。

  • サービスの満足度

    インスペクターの方が最初から最後まで丁寧に、専門的な知見とこちらの目線で悪い箇所がないか見てくれたため、結果は信頼できると感じました。結果としては大きな瑕疵がないことが分かり、人生で1番高い買い物をしたことにとても安心感が持て、このサービスを利用して本当に良かったです。

  • サービスの満足度

    建築現場が遠方で自分で足を運ぶことがほとんどできなかったのですが、新築工事中ホームインスペクションでの丁寧なレポートのおかげで非常に安心できました。特に自分たち素人ではなかなか確認できるものではないと感じました。細かい点をご指摘やアドバイスをいただけて心強かったです。

中古住宅

何を見るなぜ必要

中古住宅のホームインスペクション
が求められる理由

マンションでの生活に直結するのは専有部

中古住宅は、新築住宅以上に不具合が発覚する確率が高くなります。

不具合は、経年劣化やメンテナンス不足によるものから、新築当時の施工不良によるものまで多岐にわたります。

売主・買主のメリット

  • 売主のメリット

    1. 引き渡し後のトラブル発生のリスクを下げられる。

    2. 購入前に建物の不具合を確認できる。

  • 買主のメリット

    1. 引き渡し後のトラブル発生のリスクを下げられる。

    2. 購入前に建物の不具合を確認できる。

    3. 必要なリフォーム・修繕が分かる。

    4. 今後のメンテナンスコストの目安が分かる。

よくある不具合事例

  • 基礎のひび割れ
    基礎のひび割れ
  • 建物の傾き
    建物の傾き
  • 床下の不具合
    床下の不具合
  • 配管の劣化
    配管の劣化

ご利用者さまの声

  • サービスの満足度

    ひとつひとつ丁寧に隈なく診断してくださり、診断中に相談したいことを訊ねながら行いましたが、適格に答えてくださり安心感のあるインスペクションでした。後日送ってくださった診断書も簡素なものではなく、丁寧で分かりやすかったです。また、金額面でもフェアな額であると感じました。

  • サービスの満足度

    事前の予約や当日も含めて、関わった全ての方が丁寧に案内や質問受付をしてくださり、不安は一切抱きませんでした。またメールなどの案内も分かりやすく、何をすれば良いのか、どんな準備をすれば良いのか、よく分かった上で当日を迎えることができました。

  • サービスの満足度

    点検中に気づいた事柄を素人にもわかるよう丁寧に説明してくれた。また、検査以外の項目(法律や法令)についても可能な限り教えてくれた。また、有償の報告書も内容が充実しており、その後の工務店との話もスムーズに進めることができた。

  • サービスの満足度

    当初の依頼目的(購入予定物件の現状把握、今後の建物メンテ計画)が検査リポートで把握できました。インスペクターの動画を使った丁寧なご説明で購入建物の多くの情報が得られました。丁度不動産業社にも同席していただき今後のリフォームにも検査結果を役立てることが出来ました。

  • サービスの満足度

    数千万もする家を買うにあたって、その家がそれだけの価値があるのかをしっかり見極める事が出来ました。また他にも色々オプションをつける予定でしたが、フロントの方、ホームインスペクション担当者の方からしっかりと説明を頂き、変なセールスも無かったので安心出来ました。

  • サービスの満足度

    説明は的確で専門知識がない者にも分かりやすく、いただいたあらゆる所見・アドバイスが間違いなく今後住んでいくうえでの基礎知識として長く役立っていくと確信しています。本当に大満足(感動)で、中古住宅を購入する知人全員にさくら事務所さんのインスペクションを薦めたいです。

売主や仲介会社、工務店、
ハウスメーカーは
ホームインスペクションを嫌がる?!

  • さくら事務所は経営理念で「五方良し」を掲げているとおりさくら事務所は経営理念で「五方良し」を掲げているとおり

    ホームインスペクションを入れることに対して、嫌がられることがないとは言い切れません。

    しかし、さくら事務所は経営理念で「五方良し」を掲げているとおり、ホームインスペクションをとおして、ご依頼者様のみならず取り引きの相手方や仲介会社、ひいては不動産業界や社会全体にまで良い影響を与えていきたいと考えています。

  • ホームインスペクションはネガティブな目的で実施するものではなく

    ホームインスペクションはネガティブな目的で実施するものではなく、取り引き後のトラブル回避に大きく寄与します。

    中古住宅のホームインスペクションであれば、買主、売主はもちろん仲介会社にとっても、新築住宅であればハウスメーカーや工務店、売主にとっても、実施する意義は大きいと考えられます。

  • 個人向け不動産コンサルティングの実績

    さくら事務所は、これまで6万6,000組以上の個人向け不動産コンサルティングの実績を有しています。

    インスペクターの数や教育体制、経験において日本のホームインスペクションを牽引するリーディングカンパニーであるということは、ご依頼者様はもちろん、取り引きの相手方や仲介会社にとっても大きな安心となります。

    実際に多くの現場で「さくら事務所であれば」と快く引き受けていただいています。

実績No.1の理由

建物状況調査と
ホームインスペクションの違い

ホームインスペクションは「建物状況調査」と同義の意味として扱われることも少なくありません。しかし、両者には明確な違いがあります。

さくら事務所の
ホーム
インスペクション
通常の
建物状況調査
調査項目数 100以上 およそ40
水回りの
水漏れ調査

修繕アドバイスも行います

調べません
報告書

コメント付きの詳細な報告書※

概要書のみ
修繕リフォーム
のアドバイス

日常的な不具合を含めアドバイス

ありません
調査後の
フォロー

お引き渡し後も永年フォロー

ありません

ホームインスペクションは
自分でもできる?

  • 事象を確認したときの「判断」はプロにしかできません

    建物の検査は、自分でできるものもあります。たとえば、中古住宅の内見時に、基礎や外壁のヒビやカビ、床下や天井裏の腐食、雨染みの確認などは目視でできます。

    しかし、これらの事象を確認したときの「判断」はプロにしかできません。

  • ホームインスペクションはただの「現状把握」に留まりません

    同じように見える事象でも、そのままにしておいても問題ないものもあれば、適切な修繕や改善を行わなければ安全性や快適性に深刻な影響を与えるものもあります。

    ホームインスペクションは、ただの「現状把握」に留まりません。

    いざ何かの異変を見つけたときに、専門家がその原因を推測したり、どのように悪影響があるのか、いつどのように直すのがいいのか、それにはどのくらいの費用がかかりそうか検討したりしたうえで「アドバイス」してもらえることに意義があります。