
のっけからこう申し上げるのもなんですが、本書は必ずしも、
あなたに不動産投資を強くすすめるものではありません。
不動産投資は、とても安定的で事業性が強く、
やりがいの大きい、すばらしい投資対象だと思います。
私は長年、独立系の「不動産コンサルタント」という立場で不動産の現場に
関わってきましたが、これまで、不動産にかぎらずあらゆる投資やビジネスも経験したうえで、
実感しているのがそのことです。
その一方で、不動産投資は万人に向くものではない、とも思います。
動く金額はけっして小さくありませんし、それなりのリスクもあります。
また、やりがいが大きい分、ある程度の手間もかかります。
それ以外にも、勉強することを厭わない姿勢や、
「誰かを喜ばせたい」というホスピタリティなんかも必要だったりします。
目次
- 序章/成功する不動産投資家になれる人、なれない人
- 第一章/平均年収200万円時代を生き残る
- 第二章/不動産投資は本当に儲かるのか?
- 第三章/「空室率13%」のリスクとチャンス
- 第四章/多様化したニーズに応える物件が足りない!
- 第五章/成功を手にするマネーマネジメント
- 第六章/幸運を呼ぶ「極上物件」の見抜き方
- 第七章/富を生み出す管理、吐き出す管理
- おわりに
著者 | 長嶋 修 |
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発行年月日 | 2010-05-21 |
発行 | 講談社 |
価格 | ¥880(税込) |
ISBN | 978-4-06-272654-2 |