
現在の日本の住宅は、いったいどのくらいもつかをご存知ですか?
日本の住宅の代替わり周期はなんとわずか30年。
30年・35年もの長い期間にわたって住宅ローンを組むにもかかわらず、たった30年でまた建て替えしなければならないとすると、住宅を所有することの意義さえよくわからなくなってしまいませんか?
ちなみにイギリスは141年、フランスは85年、アメリカは103年です。
残念ながら、これが日本の住宅の現状。
しかし、本書で解説する木造住宅は本来、きちんと計画され、きちんと工事が行われさえすれば、50年・60年あるいはそれ以上でも、十分に長持ちするのです。
本書は、一戸建てが出来上がるまでのプロセスを、さくら事務所9000件のコンサルティング実績に基づく成功・失敗実例を写真や図表を
中心にしてわかりやすくご説明しています。
社会問題と騒がれる「欠陥住宅」や建物の不具合などに、決して不安を抱いたり悩まされることなく、長く快適に、あなたやあなたのご家族が、住宅という器に幸福な暮らしや人生を育むことができるよう、本書がお役に立てれば幸いです。
著者 | 長嶋 修 + さくら事務所コンサルタント |
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発行年月日 | 2005-10-20 |
発行 | インデックス・コミュニケーションズ |
価格 | ¥1,680(税込) |
ISBN | 4-7573-0337-8 |