Q

施工上、フローリングジョイント部分の隙間はどれぐらいが許容されるものなのでしょうか?1ミリ程度の隙間が結構あります。

A

フローリングジョイントの隙間は、フローリング表面の樹木が温湿度の影響で伸び縮みすることを想定して設けられており、隙間が小さすぎるとフローリングが伸びて、伸びたフローリング同士が押し合うようになり継ぎ目部分で盛り上がってしまったりする恐れもあります。 ですので、隙間にごみがたくさん溜まってしまうなどの清掃の問題を除けば、隙間そのものが大きめに確保されていることに性能上の問題はありません。
隙間の許容範囲ですが、製品や張り方によっても異なるため、施工会社にメーカーが推奨する隙間量がどの程度かをお聞きいただき、その幅と現在の幅を比較していただくとよろしいかと思います。 また、推奨している幅以上の大きな幅の場合は性能上は問題は無いものの、生活に支障がある、或は見た目にとてもある部分だけが目立ってしまっている場合は、目立たなくできないかをご相談されてもいいと思います。
まずはリビングや通路など家具がなく目立つところについて対策や製品の特性についての説明を聞いてみて下さい。無理に隙間の調整を行ったことで、床鳴りが始まったり前述のようなフローリングの盛り上がりなどが起きてしまう場合もありますので、ご注意ください。