Q

今よりもっと住まいの防犯性能を向上させるには、どんな方法がありますか?

A

窓からの侵入は、ガラスを割って手を室内に入れ、クレッセント錠を外して窓を開けるという手口が多いようです。ですので、窓からの侵入を防ぐためには、窓をどうやって動かせないようにするかがポイントのようです。
ご自身でも簡易的できる対策としては、サッシに市販の補助錠や振動センサーを取り付けるなどの方法があります。
それぞれ、ガラスを割る箇所を増やして侵入を手間取らせたり、警報音で威嚇するためのものです。 ただし、これらは相手を手間取らせたり驚かせる効果はあっても、最終的には室内に入ることが出来てしまうかもしれません。
もし、もう少し高い防犯性を求める場合は、ガラス面に防犯フィルムを施工してもらう方法があります。これは、ガラスを破れにくくし、侵入に掛かる時間を非常に長引かせるという目的のものです。製品によっては、人が手を入れられるほどは穴が広がらないようなフィルムもあるようです。 製品によって厚みなどが異なりますので、ガラスを破るのにどのくらい時間がかかる製品であるかは調べられたほうがいいですが、窓ガラスの防犯対策としては効果が高い対策と言えるでしょう。
また、日中、網戸にしておくことが多い窓には、面格子を取り付けるのもよく採用されている防犯対策です。
その他には、センサーが感知すると自分の携帯電話に連絡が来るようなランニングコストがかかりにくいセンサー装置や、警備会社とホームセキュリティ契約を交わし、警備会社につながっているセンサーや防犯カメラを設置するなどの方法もあります。
いずれの場合も、対策を施すほどにコストが掛かってしまう傾向はありますので、ご自身が気になっている程度に応じて対策を実施されることをお勧めします。