Q

リビングのフローリング(床暖房付)に1mm弱の隙間があるところが何箇所かあります。これくらいの隙間は普通なのでしょうか?

A

製品によっても隙間は異なりますので、最終的には施工会社からフローリングメーカーに施工上の適正クリアランス(隙間)を確認していただくのが確実だと思います。
一般に、フローリングは木材の特徴として温度・湿度の影響で伸び縮みすることがあるため、継ぎ目部分には多少隙間を設けるようになっていることが多いです。
ですから、冬季にフローリングが乾燥収縮すると隙間が大きくなったり、夏季に湿度で膨張すると隙間が小さくなることはあるかもしれません。特に冬季については、床暖房を使用することで強制的に熱を加えますから、多少収縮量も大きくなり、隙間が他部分より大きくなることも考えられます。
季節が変わることで隙間量が変化するようであれば、無理に直す必要はない隙間かもしれません。
定期点検時に施工会社に「一般的に起き得る程度かどうか」を確認なさってみてください。
他の部屋の隙間よりも特に隙間が大きくごみが溜まって清掃に困る場合や、隙間から下地材が見えているような場合は修繕をしてもらえる可能性もありますので、施工会社に症状を伝えてください。