一戸建て2年目安心診断同行記 安彦 直幸編

今回は初めての「一戸建て2年目安心診断」の同行記です。

新築から2年目の方のお宅を調査させていただくこのサービス。どうして新築から2年目?と思われる方も多いかもしれません。実は新築から2年目は新築で購入した住宅にとって、非常に重要な節目なんです!

2年目が重要な理由ついてはこちらのコラムへ

活用しないともったいない!新築から2年で切れるアフターサービス保証とは?

引き渡し後、住んでいる中で見つかったり発生したりした不具合は、多くの場合、売主様が自主的に行っている「アフターサービス保証」の中で一定期間、無償で修理してもらうことができます。

そのタイミングは不具合の場所や原因によって異なりますが、建具やサッシ、給排水設備、電気設備については「2年間」となっていることが一般的です。

期限を過ぎると有償での修理となってしまうので、引渡しから2年を迎える前にご自宅を点検し、不具合箇所を洗い出して売主様に伝えることが非常に重要です。

と、前置きが長くなってしまいましたが、レポートを始めます!

b_simple_5_0M         新築からもうすぐ2年、不具合箇所を洗い出したい

         そんな時はさくら事務所の 一戸建て2年目 安心診断

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一戸建て2年目安心診断スタート

今回調査させていただいたのは、3階建て木造住宅。

新築の際もさくら事務所の竣工検査をご利用いただきました。

新築から間もなく2年ということなので、外観も内装もとてもきれいです!

今回調査を担当したのは、さくら事務所のインスペクターの中でもベテラン中のベテラン、安彦 直幸です。

竣工検査の時も担当し「説明もわかりやすく対応も丁寧だったので」と今回もご指名をいただきました!

 

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まずは、ご依頼者様ご夫婦に気になる点をうかがいます。

以下の点を気にされていました。

  • エアコンをつけた時に穴をあけたが、耐力的に問題はないか
  • 部屋の角が黄ばんでいるので雨漏りではないか

内覧会で指摘した部分が直っているかもチェック

竣工検査(内覧会)の際に指摘した不具合がきちんと直っているかどうかも、前回の調査結果を見ながら確認していきます。

お風呂の天井裏を確認。

内覧会時、ダクトに漏れがあったのですが、きちんと直していただいていました!

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床下点検口のチェック

床下の点検口も開け、目視で確認。

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2年目点検では特に、きちんと通気がされているか、漏水していないかをチェックします。

写真のような木材含水率計で木材の水分をはかります。20%以上になると問題があるのですが、18%だったので通気に問題はありませんでした。

汚れるはずのないところが・・・

キッチンの換気扇の前で止まっていろんな角度から点検しています。

排気で天井が黒く汚れてしまっています。本来、ここは汚れることはないはず。

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「ダクトの接続をしているテープが経年によってはがれてしまい、空気が漏れてしまっている可能性があります。2年目点検の時にで売主様に伝えてみてください」とアドバイスしました。

 

2年目でクロスの浮き・はがれのチェックが必要な理由とは?

ライトを当てて、階段の壁のクロスを調べています。

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日本は四季があり、夏は湿気が多く、冬は乾燥し、寒暖の差も激しい気候。四季の中で素材が伸び縮みして、落ち着くのがだいたい2年目なのだそう。

この時点で補修しておくと、その後浮きが出にくくなります。

 

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注意していただきたいのが、その直し方。クロスが浮いているからといってせっかく馴染んだクロスを張り替えをしてしまうと、また同じように浮きが出てきてしまいます。浮いた部分を接着剤でくっつける程度の「補修」にとどめたほうがよいでしょう。

 

2年目でお部屋の水平・垂直を確認する意味は?

オートレーザーで家の水平・垂直を調べていきます。

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あれ?竣工検査では問題なかったのに、2年目点検でも調べる意味は?と疑問に思いました。

「万が一地盤に問題があった場合、最初の5年で急激に傾くので、2年の時点で確認しておくことが重要です。ここで問題なければ地盤には問題ないということになります」

と安彦。なるほど、そういうことだったんですね。

全ての部屋で調べたところ1000分の3(1mで3ミリ)を超える傾きはなく、地盤に問題はないということが分かりました!

サッシの傾き

ベランダに面した掃き出しサッシ。

少しだけ扉が傾いているということで、こちらも2年目点検の際に売主様にお伝えするようにアドバイス。

引渡し時には問題がなくても、使っていくうちに摩耗や揺れでサッシの建て付けに問題が出てくることがあるので、定期的にチェックしたほうがいい部分です。

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これからも安心して暮らすために

お客様が一番気にされていた黄色いシミは、水シミではなくて、補修した時のパテにほこりが付着しただけでした。気にしなくていいことが分かってひと安心。

エアコン設置のために穴を開けた部分についても、図面と照らし合わせたところ穴は筋交いには接していないことがわかりこちらも問題なし。

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最後に調査中に撮った写真を一緒に見ながらご依頼者様ご夫妻ご説明します。

竣工検査の時の調査で重大な不具合は指摘、売主様に直していただいていたので、二年目点検の今回、大きな不具合はありませんでした。

それでも見つかったいくつかの不具合を有償で補修しようとすると数万円はかかってしまう計算。

「金銭的な面でもよかったし、気になっていた部分が問題ではないことがわかったので安心できました。気持ちの面でも依頼してよかったです」

とご依頼者様におっしゃっていただけました。

「建物」が「住まい」になるために必要な不具合

「建物」は人が住むようになって2年程度を経過しながら、人が住む環境に  馴染んでいき、「住まい」に変化していきます。 
 そして、その馴染む経過によって、若干の不具合(クロスの浮きや建具の反り等)が  生じてしまいます。

「建物」が「住まい」になるために必要な不具合、と考えることもできます。

これらの不具合をチェックするのが「2年目点検」の目的のひとつです。

一戸建ての場合は、アフターサービスの保証が切れる前のお知らせが売主様からない場合があり、知らない間に期限切れになってしまっていた・・・というケースもよく聞きます。

これからも快適に暮らしていくために、そしてメンテナンス費を節約するためにも、アフターサービスは有効に活用したいですね!

 

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         そんな時はさくら事務所の 一戸建て2年目 安心診断

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