さすがにこれは「欠陥住宅」

  • Update: 2014-01-24
さすがにこれは「欠陥住宅」

築20年の木造住宅の実例。
この写真は、一般の方が見ても、「おかしい!」と思うでしょう↓↓↓

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人が通る【人通口】を造り忘れたのか、基礎が壊されています。 リフォーム工事の時に壊されたのか、新築工事中に壊されたのかは分かりませんが、現場がしっかりと管理されていなかったことは確かです。

ところで、施工がよくない建物は、あちこちでミスが見つかるもの。

こちらをご覧ください↓↓↓

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屋 根を支える梁がつぶれ、右側に回転しています。本来はかからない、横方向の力が梁にかかっているのでしょう。点検口の位置から、写真の場所まではたどり着 けないため、残念ながら原因の完全特定は出来ませんでした。 地震などでさらに横方向の力が加わると、小屋束が外れてしまい、屋根が突然、ベコッ!と沈んでしまう可能性もあります。

同じようにこの写真も問題↓↓↓

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中 央に見える金物は、あおり止め金物や、ハリケンタイと呼ばれる、強風時に屋根が飛ばされないようにするためのもの。 これは、この場所に使うには、サイズが違います。小さいサイズの金具を無理に止めようとしているので、金具の上下2箇所ずつあるクギ穴に、クギがそれぞれ 1本ずつしかとまっていません。そもそも、クギの種類も違っていて、本来のものより小さい釘が使われていました。

あなたがお持ちの物件の床下・天井裏はどうでしょうか。また、これから購入を検討している物件はどうですか?よく確認しましょう。