真夏のホームインスペクション(住宅診断)は、
こんな感じや↓↓↓
こんな感じで↓↓↓
高温の床下や点検口にもぐったりしますから、なかなか大変です。。。
さて今回もさくら事務所のホームインスペクション(建物調査)の現場から、東京都内にあるRC(鉄筋コンクリート)造、築15年の収益物件の事例。
この物件はなだらかな傾斜地にあり、土地のおよそ半分は、コンクリートの擁壁(ようへき)で覆われています。
その擁壁部分の写真↓↓↓
クラック(ひび割れ)があり、そこから漏水しているところです。擁壁に確認されたクラックは巾も狭く、構造に問題があるものではないと判断出来ますが、漏水箇所は擁壁の耐久性に影響を及ぼす懸念がありますので、早期に補修する事が望ましいと考えられます。
室内写真。キッチンの天井部分です↓↓↓
上階の洗面所付近から漏水したと考えられる水シミが確認されました。上階を確認すると、洗面台の配管に勾配が取れていないために水が漏れていたようです。大きな修繕を必要とする事無く、是正が可能です。
室内の点検口から内部をのぞいたところ↓↓↓
工事途中で忘れてしまったのか。配管が途中で切れています。これはもちろん、このままにしていてはいけませんので、配管をつなぐことが必要です。
根本的な大問題は発見されず、ご依頼者はこの物件を購入。必要な箇所を修繕したうえで収益物件として安定稼動しています。広告に表示されている利回りでは計れない、本当の価値を見極めるのがインスペクション(建物調査)です。