今回も前回に引き続き、「BESS東葛」さんの社内研修同行リポートです。
前回の様子はこちらから。
「住宅展示場で内覧会の研修をしてきました【第1弾】」
前回は、さくら事務所の「内覧会(竣工検査)立会い・同行サービス」についてご説明のところまでお伝えしました。その後、図面などの資料を拝見させて頂いた後、モデルハウスに場所を変えて「実際に内覧会ではどんなところをチェックするのか」をみなさんにご説明しました。
こちらが今回拝見する「ワンダーデバイス」のモデルハウスです。
ガルバリウム鋼板と木の組み合わせがモダンでシンプルな外観です。モダンな印象ですが、緑が似合う!
まずはみなさんでぐるりと外観をチェック。
ホームインスペクターが恐竜越しに外観をチェック・・・、というなんともシュールな構図ですが。
外壁材、窓廻りのシーリング、雨どい、基礎に気になるヒビ割れがないか、など外部のチェックポイントを簡単にご説明しました。
次はいよいよ建物の中へ。
無垢材、羽目板、OSBなどの自然素材で構成されたシンプルで開放的な間取りに、おしゃれなインテリアがちりばめられています。
自然素材の中に飴色のソファが馴染み、大人のアメリカンテイストがかっこいい!
ホームインスペクターから、当日の簡単な流れについてもここでご説明します。
「どれくらい時間を見ておけばいいですか?」
「その間、お客様はどう過ごされていますか?」
「施工担当はずっとついていたほうがいいでしょうか?」など質問も頂きました。
BESSさんの住宅の特徴はなんといっても、その世界観と、自然素材の上手な使い方。
た だ、自然素材はその風合いをなるべく活かそうとすればするほど扱いが難しいもの。ほんのわずかな素材の反りや変形がどうしても出てきてしまいます。 BESSさんのお客様は、そういった自然素材の特性をよくおわかりの方がほとんどとのことですが、「メーカーの既製品のように、細かーいところまで指摘さ れてしまうのでは?」といったご心配もあったようです。
さくら事務所の「内覧会(竣工検査)立会い・同行サービス」でチェックするのは、図面通りに施工されているか?お住まいになる上での不具合はないか?といったところです。生活に支障のあるもの以外、人の感覚による汚れや傷などはお施主様にチェックして頂きます。
全体についてお話した後は、ホームインスペクターが実際に建物をチェック。
具体的にどういった点がチェックされているのか、モデルハウスで実際にインスペクションを行いました。
次回は、内覧会チェックポイントをご紹介します。