収益物件/不動産投資インスペクション(住宅診断・建物検査)

  • Update: 2014-01-24
収益物件/不動産投資インスペクション(住宅診断・建物検査)

こちらをご覧ください↓↓↓

51-1

床下部分の水漏れ。上水道管のつなぎ目から少しずつ水漏れしているため気づきにくかったのですが、たまたま退去があり、室内を点検をした際に見つけたものです。もし、今回退去がなくあと1年でも放置されていたら、被害はかなりの広範囲に広がり、カビやシロアリ、木部の腐食などにまで発展していたことでしょう。

次にこちらをご覧ください↓↓↓

51-2

ユニットバスの排水管からの水漏れですが、これは入居者さまからの連絡で見つかったものです。排水が漏れてからしばらく時間が経過しており、床部分にシミが出てきたのだそうです。ここまで来ると、広範囲にわたって交換・補修をする必要があり、なかなか面倒ですね。

賃借人と「賃貸借契約」を結ぶ際には「定期的に居室内に入り、水まわりなどの点検を行うことを了承する旨」の特約を入れ、実際に最低でも年に一回は雨漏りや水漏れなどの問題が発生していないか点検を行うことを強くお勧めします。

水漏れは、その現象が表面化してから対応するのでは被害が広範囲にわたっていることが多く、労力も費用も費やすことになります。ひいては建物の寿命にも影響を及ぼします。

入居者さまがいる場合に、居室に入って建物を点検するというのはなかなか抵抗があるものです。そもそも契約するときにそうした説明を受けていなければ、嫌がる入居者さまも多いものです。