2026年01月26日(更新日:2026年08月22日)

友田 雄俊

監修者:友田 雄俊

さくら事務所 執行役員CCO/プロホームインスペクター

大手リフォーム会社にて、木造戸建て住宅リフォームの営業・設計・工事監理に従事。外壁塗装などのメンテナンス工事から、フルリノベーションまで幅広く手掛ける。その後、株式会社さくら事務所に参画。テレビ出演にて専門家解説や各種メディア取材協力多数。

【2026最新】ホームインスペクションおすすめ業者8選|失敗しない選び方・費用相場を紹介

シェアする

【2026最新】ホームインスペクションおすすめ業者8選|失敗しない選び方・費用相場を紹介

この記事はプロのホームインスペクターが監修しています

住宅購入という一生に一度の決断において、ホームインスペクション(住宅診断)の会社選びの成否は「住まいの安全性」に直結します。

会社選びで失敗すると「調査内容が不十分で後から想定外の修繕費が発生した」「調査報告書がわかりにくく余計に不安になった」といった後悔につながりかねません。

ホームインスペクションの会社を選ぶ際には料金に目がいきがちですが、単純な料金比較だけでは少し危険です。

本記事では、累計8万組を超えるホームインスペクションの実績を持つプロの視点から、インターネットの口コミだけでは見極められない「おすすめの8社」を厳選し、客観的な指標で徹底比較しました。最適なホームインスペクション会社を選ぶ際にぜひお役立てください。

購入・引き渡し前後の方へ中古戸建てホームインスペクション

気に入った物件こそ、
プロの目で確かめて
ください。
  • 契約前・契約後どちらでも対応
  • 不具合の原因・補修方法・費用感がわかる
  • リフォーム前の調査にも最適

24時間受付中

ご相談・お見積りは完全無料

ご相談・お見積りは
完全無料です!

目次
  1. 【比較表】ホームインスペクションのおすすめ会社8選
  2. ホームインスペクションの費用相場
  3. ホームインスペクション会社の選び方
  4. 【物件の種類別】ホームインスペクション会社選びのポイント
  5. さくら事務所の4つの強み
  6. さくら事務所のホームインスペクションで発覚した不具合事例
  7. ホームインスペクションに関するよくある質問(FAQ)
  8. 納得できる住宅購入には第三者の「プロの目」が不可欠

【比較表】ホームインスペクションのおすすめ会社8選

ホームインスペクションのおすすめ会社を8社紹介します。紹介する8社の選択理由は「第三者性(※程度には差があり)」「対応エリアの広さ」「資格保有者による調査が可能」です。

下記のうち「くらしのマーケット」は、サービスの提供者と利用者をマッチングするプラットフォームであり、依頼先により第三者性や対応エリアなどが異なりますが、「ホームインスペクションの会社」とは言えませんが、依頼先を探す際の選択肢の一つになり得るため「おすすめ会社」に選定しました。

会社名対応物件対応エリアアフターサポート対応可能な検査や審査年間実績数インスペクター数設立年営業日時
1.さくら事務所・新築戸建て・中古戸建て・注文住宅の工事中・新築マンション)・中古マンション・その他(自宅や、収益物件など)全国対応永年アフターフォロー・フラット35適合検査、適合証明書発行・瑕疵保険・耐震診断、耐震基準適合証明書発行5,000件以上100名以上1999年平日・土日祝(9:00〜18:00)※エリアにより異なる
2.e-LOUPE・新築戸建て・中古戸建て・自宅戸建て・東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城(一部)・診断後の相談・2回目以降の割引・5年目、10年目点検・工務店やリフォーム店業者紹介2018年月曜~土曜(8:30~17:30)※水・日・祝は定休日
3.アネスト・新築戸建て・中古戸建て・新築・中古マンション・新築・中古アパート一棟・その他(別荘やセカンドハウスなど)全国
※一部対象外あり
メールまたは電話相談・瑕疵保険・耐震診断、耐震基準適合証明書発行2,000件超2004年・平日(9:00~19:00)・土日祝(9:00~18:00)
4.技研・中古戸建て・中古マンション全国・フラット35適合検査、適合証明書発行・瑕疵保険・耐震診断、耐震基準適合証明書発行・住宅性能評価90名2018年※ホームインスペクション業務開始年平日(9:00~17:30)
5.アフリスペック・新築戸建て・中古戸建て・注文住宅の工事中・新築マンション・中古マンションなど・関東地方・中部地方・北陸地方・東北地方・四国地方・フラット35適合検査、適合証明書発行・瑕疵保険・耐震診断、耐震基準適合証明書発行10:00~20:00
6.カノム・新築戸建て・中古戸建て・注文住宅の工事中・新築マンション・その他(自宅、収益物件など)全国・調査後の相談無料(対面、裁判中の相談は有料)・入居後の瑕疵などによる業者とのトラブル仲裁・定期点検(割引有料対応)・耐震診断
※適合証明書発行は要相談
約200件超2000年24時間自動音声対応
7.住まいと土地の総合相談センター・新築戸建て・中古戸建て・注文住宅の工事中など・関東全域・山梨県・愛知県・三重県の一部・岐阜県の一部
※一部サービスは全国対応
300件超2015年月曜~土曜(9:00~18:00)
8.(参考)くらしのマーケット依頼先による依頼先による依頼先による依頼先による依頼先による依頼先による依頼先による

上記の表は2026年4月時点の情報です。対応可能エリアの場合でも、交通費や出張費がかかるケースがある点に注意してください。

実績件数と経験年数は、その会社の信頼度を判断するわかりやすい項目の一つです。年数は日本においてホームインスペクションが形作られた2000年頃を目安に比較しましょう。

不動産取引は迅速な対応や判断が求められる場面も多いため、対応スピードの速さも大事な比較ポイントです。インスペクターが多い会社ほど、ホームインスペクションの対応可能日が多くなりやすく、結果として対応の速さにつながります。

1.さくら事務所

さくら事務所は、日本でいち早くホームインスペクションを事業化し、業界トップクラスである累計8万組を超える実績を持ちます。

ホームインスペクション業界で唯一(※2026年8月時点)、品質マネジメントの国際規格「ISO9001」の認証を取得しており、安定して良質なサービスを提供する管理体制について客観的に認められている点が強みです。

さくら事務所では、売主や施工会社、金融機関などから完全に独立した「第三者の立場」を徹底しているため、利害関係に左右されない客観的な診断とアドバイスを受けられます。

インスペクター数は100名を超えており、対応可能なインスペクターのなかから担当を指名できる点も安心材料のひとつです。

またさくら事務所は、一級建築士・二級建築士(戸建て住宅の知見が豊富)に加え、不動産コンサルタントやマンション管理士など難関資格を持つ専門家も多数在籍しています。

そのため一般的なホームインスペクションだけでなく、災害リスク診断やマンション管理インスペクションなど幅広いサービスを展開していることから、不動産に関するあらゆる悩みをワンストップで相談可能です。

単なる調査にとどまらず、長期的な資産価値やリスク回避まで踏み込んだ提案を希望する方はさくら事務所にご相談ください。

もっと詳しく知りたい方へ

プロだけが知っている住宅のリアルをLINEでお届け!
  • 今すぐ受け取れる4つの無料特典アリ!

2.e-LOUPE

e-LOUPE(イールーペ)は、株式会社テオリアハウスクリニックが運営しているホームインスペクションブランドです。

運営会社がシロアリ防除事業と断熱リフォーム事業も行っている点、調査後、希望者にリフォーム店などを紹介している点から、完全に独立した第三者とは言い切れませんが、小屋裏や床下点検も含まれたオプション不要のシンプルな料金プランに定評があります。

また、有料ですが気密測定サービスも行っており、施工会社とは関係ない第三者による評価を保証しています。

戸建てへの専門性が高く、大手ハウスメーカーなどからの依頼実績も豊富です。

3.アネスト

アネストでは、一級建築士がすべての現地調査を担当しています。オリジナルチェックシートや勉強会などによりノウハウがインスペクター間で共有されているため、調査品質が安定している点も特徴です。

ホームページでは第三者性が明記されており、公平な調査と中立立場からアドバイスしてもらえます。

北海道から沖縄までほぼ全国の対応が可能で、調査できる物件の種類も豊富です。

本記事で紹介しているなかでは、さくら事務所に次いでホームインスペクションの業歴が長く、老舗のホームインスペクション会社といえます。

4.技研

技研は、建築確認検査や住宅性能評価を行う会社として、国土交通省から指定・登録を受けており、行政検査のノウハウを持っています。不動産会社などとの利害関係を持たない完全な第三者機関です。

経験豊富な建築士が検査し、複数人で診断結果をチェックすることで見落としリスクの低減を図っています。日本各地に検査員を配置しているため、地方の物件でも対応可能です。

5.アフリスペック

アフリスペックは、建築士による調査に加え、利用者目線のアドバイスによるリフォームや維持管理の視点からの提案にも注力しています。

小屋裏・床下進入や詳細な写真付報告書などが組み込まれている完全パッケージ化されたプランにより、明確な料金設定が魅力の一つです。

アフリスペックでは、ホームインスペクションの対応可能エリア外の方でも活用できる、即日・全国対応のオンライン相談も受け付けています。Zoomや電話などで、簡易的な現地確認や打ち合わせへの同席といったさまざまな場面で対応可能です。

6.カノム

カノムは、一級建築士・一級建築施工管理技士の資格を持つ代表が、自ら現場へ出向き、調査しているのが特徴です。紛争対応の実務経験やこれまでの欠陥事例の蓄積を活かした診断を得意としています。

サービスの質は安定しやすい半面、対応件数には限りがある点に注意しましょう。

写真による指摘箇所の是正確認も無料で行っています。オフィスは愛知県と静岡県にありますが、東海地方以外の対応も可能です。ただし交通費などは別途見積もりになるため、とくに遠方の方は事前に確認しておきましょう。

7.住まいと土地の総合相談センター

住まいと土地の総合相談センターは、ホームインスペクションだけでなく住宅全般の相談サービスを提供しています。中立的な立場でのアドバイスや購入・リフォーム・売却・トラブル相談まで幅広く対応しているのが特徴です。

診断の結果によっては、弁護士とチームを組み、問題解決までサポートしています。これまでに携わった案件は5,500棟(令和7年7月現在)を超えています。

大手ハウスメーカーの調査経験も豊富にあり、仕様変遷やクリティカルポイントを理解している点も強みといえるでしょう。

8.(参考)くらしのマーケット

くらしのマーケットは、複数のインスペクターを比較・検討できるプラットフォーム型サービスです。料金・実績・資格・口コミが一目でわかりやすい特徴があります。対応可能エリアを絞ったりランキング形式で依頼者を表示したりできるため、手軽に希望条件を満たす依頼先を探せるのがメリットです。

一方で、サービス提供者ごとに、調査スキルや対応品質、中立性に差があり、信頼できるかどうかは自身で見極めなければいけません。

サービス提供者の中には、利害関係が発生しやすいリフォーム業などと兼業しているインスペクターが混在している可能性もあります。

また個人事業としてホームインスペクションを行っている場合は、会社組織による事業運営と比べて責任の継続性が担保されにくい構造である点にも注意が必要です。

ホームインスペクションの費用相場

ホームインスペクションを検討する上で、費用が気になる方も多いのではないでしょうか。物件の種類や調査内容によって変動するものの、事前に相場を知っておくことで予算計画を立てやすくなるでしょう。

ここでは、ホームインスペクションの基本料金とオプション料金の目安を紹介します。

基本料金(新築戸建て・中古戸建て・工事中・新築マンション・中古マンション)

ホームインスペクションにおける基本料金の相場は、以下のとおりです。

物件種別費用相場(目安)※オプション調査を含まない
新築戸建て・中古戸建て5〜8万円
新築マンション・中古マンション4〜7万円
注文住宅(工事中)各工程あたり4〜7万円

調査の対象や範囲、報告書の形式などによって費用は前後します。注文住宅で複数回の調査を行う場合は、総額が10万円を超えることもあります。詳細は見積もりで確認しましょう。

オプション料金(屋根ドローン調査・耐震診断など)

代表的なオプション料金の目安は、以下のとおりです。

オプション項目費用相場(目安)
床下詳細調査(進入調査)3万円前後
屋根裏詳細調査(進入調査)1~2万円
耐震診断4〜6万円
屋根ドローン調査1.5〜2万円

基本診断に追加できるオプションは、特定のリスクや見えない部分をより詳細に調べたい方に適しているサービスです。とくに中古物件の床下や屋根裏は、雨漏りや漏水といった不具合が発見されやすい上、自身で進入調査するのは難しいため、オプションを付けることをおすすめします。

実際にさくら事務所が2025年に行った中古戸建ホームインスペクションにおける屋根裏詳細調査の有無別の雨漏り指摘率は、調査を実施した物件の方が7~10%ほど高い結果でした。

購入後の修繕費リスクを下げるためにも、物件の状況に応じてオプション調査を検討しましょう。

ホームインスペクション会社の選び方

ホームインスペクションを最大限活用するために信頼できる会社を見極めるポイントを押さえておきましょう。

料金だけで判断しない

ホームインスペクション会社を選ぶ際、表示されている料金だけで決めてしまうのは危険です。なぜなら、会社によって「基本料金に含まれる調査内容」や「アフターフォロー対応」などに大きな差があるためです。

各社ホームページの記載内容を注意深く確認したり、直接問い合わせて説明を受けたりして、調査内容やアフターフォロー対応について把握することが大切です。

わずかな調査費用を節約したせいで、必要な調査が十分に行われずに後々大きな出費を強いられるのは本末転倒です。調査内容の充実度や会社の信頼性、調査後の安心感を総合的に重視して選ぶことが、長期的な安心につながります。

直接相談で対応の質を見極める

直接相談した際の対応こそが会社選びの判断材料として有効です。丁寧に分かりやすく説明してくれるか、聞いたこと以外も教えてくれるかなど、対応の質を比較することで自分に合った会社を見極めるヒントを得られます。

また窓口や電話などで直接相談することで、ホームページに記載されていない調査項目やオプションを紹介してもらえたり、予算を考慮した柔軟なプランを提案してもらえたりすることがある点もメリットです。

不動産会社と利害関係のない会社を選ぶ

ホームインスペクションは、不動産会社と利害関係のない第三者性の高い独立系の会社に依頼することで最大限の効果を発揮できます。

販売を円滑に進める目的で、不動産会社とホームインスペクション会社が提携しているケースも珍しくありません。その場合は不具合の指摘が甘くなったり、中立な診断が受けられなかったりといったことが懸念されます。

第三者である専門家が介入すれば、客観的な視点から住宅の劣化状況や不具合を診断し、公正なアドバイスを受けられます。

【物件の種類別】ホームインスペクション会社選びのポイント

ホームインスペクションを依頼する際、どの会社を選ぶかによって購入後の安心感や満足度が大きく変わります。新築か中古か、戸建てかマンションかによっても注目すべきポイントは異なるため、あらかじめ押さえておきましょう。

ここからは、物件の種類ごとに最適な会社選びのポイントを詳しく解説します。

新築戸建てのホームインスペクション

新築戸建ては大きな問題がないように感じますが、実際には施工ミスや仕上がりの甘さが残っていることも少なくありません。さくら事務所が2025年の1年間で実施した全1,370件の新築一戸建てホームインスペクションにおける不具合指摘率(軽微な汚れなどは除く)は、全体の82%に及びました。参考までに、部位別の指摘率については以下のグラフをご覧ください。

新築一戸建て ホームインスペクション 部位別指摘率 2025
※2025年1月1日~12月31日の期間でさくら事務所が実施した新築一戸建てホームインスペクションの検査結果
※n=1,370

ホームインスペクション会社を選ぶ際には、新築だからといって過信せずに、経験豊富なインスペクターが在籍していること、十分な調査範囲や内容になっていることの見極めが重要です。

また、調査により不具合が発覚した際にどのように施工会社などに伝えてくれるのかも重視しましょう。

施工会社など関係者との接し方や結果の伝え方によって、補修が必要だった際の対応が左右される可能性があるためです。

高圧的な対応ともなれば、施工会社の反発や引き渡し後の関係悪化などのリスクにもなり得ます。

新築戸建ての内覧会・竣工検査に

引き渡し前にプロの目
確認しませんか。
  • 「外構未完成/引渡し直前」でも対応

中古戸建てのホームインスペクション

中古戸建ては築年数の経過に伴い、不具合指摘率が増加する傾向があるため、外観だけでは判断できない箇所の劣化や雨漏りリスクを見逃さないことが重要です。

中古戸建て ホームインスペクション 不具合指摘率 2025

さくら事務所が2025年に行った中古戸建てホームインスペクションの不具合指摘率を築年帯別に統計した結果、雨漏りは築11年を境に、傾きと腐食は築21年を境に指摘率が高くなっています。

軽微な雨漏りの場合は数十万円の修理代で済むことが多いですが、過去には柱や梁などの構造材が腐食していた住宅の修繕に700~900万円近くかかった事例もありました。また地盤沈下などが原因で傾いた家全体をジャッキアップして直す場合は1,000万円を超える費用が必要になることもあります。

外や室内から目視できる範囲だけでなく、床下や屋根裏への進入調査の有無や、サーモグラフィカメラなどの特殊機材調査の可否なども確認しておきましょう。

また結果を踏まえて、どういった修繕が必要なのか、検討中のリフォームと関連した相談できるかなど、建物に対する疑問や不安を解消してくれる会社を選ぶと、購入後トラブルが生じるリスクを軽減できます。

その他、報告書の見やすさや写真枚数の多さもポイントです。報告書や写真はリフォームの打ち合わせの際に活用できるため、会社選びの判断材料の一つとして押さえておきましょう。

中古戸建ての引き渡し前に

住宅の状態と費用の目安
プロが診断します。
  • お急ぎの調査にも対応

注文住宅の工事中のホームインスペクション

注文住宅では、建築の工程に応じて段階的にチェックし、基礎や構造、防水、断熱などを多角的にチェックするのが理想です。実際に新築工事中のホームインスペクションで多くの不具合が指摘されています。

新築戸建て 工事中ホームインスペクション 会社規模別 不具合指摘率 2025

2024年と比べると2025年の不具合指摘率は相対的に下がっていますが、大手でも外壁防水(外壁内側の雨漏り防止箇所)では40%近い不具合が指摘されていました。

工事中のホームインスペクションでは、完成すると確認が難しくなる部分をチェックできることから非常に高い効果が得られます。

工事中に注意すべきポイントや実施すべき調査の種類・回数などは、建物の構造・工法・設計内容・立地条件などによってさまざまです。そのため実施する調査の内容から相談できる会社や、着工後からでも臨機応変に対応してくれる会社を選びましょう。

また、上述した新築戸建てのホームインスペクションと同様に、どのようなスタンスで施工会社・ハウスメーカー・工務店などの関係者とやり取りをしてくれるのかについても確認しておく必要があります。

とくに工事中のホームインスペクションは、日々進行する工事現場に立ち入って調査を行うことになるため、現場への配慮が不可欠です。工事の工程をホームインスペクション会社の都合で止めることないように、調査日などの融通が利きやすい人員体制であることも重要なポイントになります。

工事前・工事中の方へ

完成後では見えない部分
プロが確認
  • 最適な検査の組み合わせを無料で提案

新築マンションのホームインスペクション

新築マンションの専有部分は入居後の暮らしに直結するさまざまな設備機器などがあるため、これらが問題なく使用できる状態になっているのかを内覧会時にしっかり確認し、不備があった場合は売主(デベロッパー)や建設会社の責任で補修対応してもらうことが大事です。

そのため、傷や汚れといった軽微な項目だけではなく、施工精度や建具の動作、水漏れや換気設備などの生活に直結する不具合の有無を見落とさずに確認できるホームインスペクション会社を選びましょう。

ホームインスペクション会社によっては新築マンションに対応していなかったり、対応していても傷や汚れなど表面的な仕上がりのみの確認となっていたりすることもあるため注意してください。

新築マンションのホームインスペクション(内覧会)は独特の流れや注意点もあるため、実績数が多く慣れている会社を選ぶと、当日の対応やその後の補修交渉もスムーズに進められます。

中古マンションのホームインスペクション

中古マンションのホームインスペクションでは、配管や換気設備など経年による劣化も指摘事項として挙がりやすいため、専有部内の水回りや設備系統などを細かくチェックしてもらえるかどうかがポイントとなります。

一方で、中古マンションの場合は室内の状況を現地で確認するだけではなく、マンション全体の共用部分の修繕状況や、適切に維持管理が行えるだけの修繕積立金が積み立てられているのかなども合わせて確認することが重要です。

そのため設備や建築に関することだけでなく、マンション管理にも知見があり、マンションの状況について総合的に相談ができるホームインスペクション会社を選びましょう。

さくら事務所では、マンション管理インスペクションも行っているため、建築士によるホームインスペクションと合わせて、マンション管理士による管理状況の調査も可能です。

さくら事務所の4つの強み

さくら事務所 ユニホーム

ここからは1999年に日本で初めて個人向け不動産コンサルティングをスタートしたさくら事務所の4つの強みを詳しく紹介します。

ホームインスペクション会社を決めきれていない方はぜひ参考にしてください。

1. 個人向け不動産コンサル会社として27年間貫く第三者性

工事会社や不動産会社と利害関係を一切持たないからこそ、偏りのない情報をお伝えできる。それが、さくら事務所の1999年から変わらない「中立・公正」なスタンスです。

また、日本のホームインスペクションの先駆者として、建築士だけでなく不動産コンサルタントやマンション管理士など、各分野の専門家がワンストップでサポートできる体制が整っています。住宅購入では建築以外にも不動産流通、リフォーム、マンション管理といった幅広い知識が必要になるため、一社で相談できるのは大きなメリットです。

2. 業界唯一の国際規格ISO9001認証による品質管理システム

国際規格ISO9001 さくら事務所

さくら事務所は2014年、ホームインスペクション業界で唯一(※2026年5月時点)品質マネジメントの国際規格「ISO9001:2008」の認証を取得し、2017年9月には規格改定後の「ISO9001:2015」の認証も受けています。国際規格ISO9001認証とは、品質管理の仕組みが国際基準を満たしていることを示す認証です。

さくら事務所のホームインスペクションは、年間5,500件以上、累計8万組以上(2026年8月時点)の方にご利用いただき、豊富な経験があります。過去の膨大な実績から、見落としがちな問題点もしっかりと把握できる体制が整っている点はさくら事務所の大きな強みです。

3. 関係者全員を大切にする「五方良し」の行動指針

「三方良し」という考え方をご存知でしょうか。さくら事務所は「三方良し」をさらに発展させた「五方良し」を大切にしています。

ご依頼者様、自分、会社、業界、社会全体の5つすべてがよくなるように仕事をするという考え方です。

そのため、住宅に問題があっても関係者と対立するのではなく、建設的に解決策を見つける姿勢で臨みます。実際に「さくら事務所にチェックしてもらうなら、最初から完璧な工事を目指そう」と言ってくださる施工会社もあるほどです。

4. 永年アフターフォローの安心感

さくら事務所では「永年アフターフォロー」として、半永久的に電話やメールでの相談が可能です。

「入居から5年たって雨漏りが発生したが、これは心配ないか」「近隣の工事による影響はないか」といった疑問にも丁寧に対応しています。住まいの「かかりつけ医」として末永くお付き合いください。

もっと詳しく知りたい方へ

プロだけが知っている住宅のリアルをLINEでお届け!
  • 今すぐ受け取れる4つの無料特典アリ!

さくら事務所のホームインスペクションで発覚した不具合事例

さくら事務所が行ったホームインスペクションで実際に見つかった不具合の一部を紹介します。

構造金物のビスの閉め忘れ

ハンガーパイプ
ビス(ねじ)
留め忘れ

上記は新築戸建てホームインスペクションで見つかった、金物を留めるビスが不足している写真です。写真のようにビスが不足していることは珍しくありません。

金物のビスは、指定された本数や位置を守ることを前提として構造計算されています。写真のようにビスが足りていない状況だと設計通りの強度を確保できません。

このまま気が付かずに改善されなかった場合、耐震性能の低下や建物全体のバランス悪化といったリスクがあります。

天井断熱材の設置不良

断熱材 隙間 施工不良

上記は新築工事中ホームインスペクションで見つかった天井裏断熱の設置不良の写真です。

本来は均一に敷き詰められているはずのものですが、一部の断熱材が浮いています。断熱材は隙間なく連続して施工されていることが重要です。ズレや隙間が生じるとその部分から熱が移動し、十分な断熱効果が得られません。

また局所的に温度差が発生することで、結露の原因となります。結露すると、断熱材自体の性能低下・カビの発生・木材の腐朽につながるため、見逃せない不具合です。

床下の水たまり

床下 水たまり

上記も新築一戸建てホームインスペクションで見つかった不具合です。床下に水たまりができています

床に水たまりができる原因として考えられるのは、基礎工事中に入り込んだ雨の乾燥不足や配管の接続ミスなどです。

気が付かずに放置していると、木材の腐朽やカビ、湿った場所を好むシロアリ被害といったリスクがあります。

本事例は、床下点検口付近ではなく、点検口から覗いただけでは目視できない奥の方に水が溜まっていました。床下進入調査の重要性がわかる事例です。

シロアリ被害

中古一戸建て シロアリ被害

本事例は、中古一戸建てホームインスペクションで見つかった、シロアリ被害の事例です。床下の束柱(つかばしら)がシロアリ被害に遭い、一部が空洞化しています。

束柱は建物を支える重要な部材です。劣化すると床が沈んだり、最悪の場合は床が抜け落ちたりするリスクがあります。

写真の箇所以外にも被害が出ている可能性が高いため、入念な調査が必要な状態です。

ユニットバスの換気扇ダクト外れ

換気扇 ダクト 外れ

上記は中古マンションのホームインスペクションで見つかった、ユニットバスの換気ダクトが外れている事例です。

ユニットバスの換気ダクトは、本来、浴室の失敬を屋外に排出するための設備のため、ダクトが外れていると湿気が天井裏や壁内に放出されます。

普段見ない場所のため、ホームインスペクションを実施しないと気が付きにくく、長期間放置してしまうケースも少なくありません。

対処が遅れると湿気によるカビや木材の腐朽といった劣化が進行し、健康被害や住宅性能の低下を引き起こす危険性があります。

下記動画では、さくら事務所のホームインスペクターに密着した中古戸建てのホームインスペクションの様子をお届けしています。チェック箇所や流れなどイメージできるためぜひ参考にしてください。

ホームインスペクションに関するよくある質問(FAQ)

最後にホームインスペクションに関するよくある質問をまとめました。事前に確認しておき、後悔のない住宅購入を実現しましょう。

Q: どのタイミングで依頼すればよいですか?

A: ベストは「申し込み後~契約前」です。

ただし契約後だからといって手遅れというわけではありません。契約後だからこそ得られるメリットもあるため、契約前に間に合わない場合もまずは相談してみましょう。下記記事ではホームインスペクションを依頼するタイミング別のメリットとデメリットを紹介しているため参考にしてください。

契約前にホームインスペクションできない!対処法や契約後に行うメリットとは

Q: 調査にはどのくらい時間がかかりますか?

A: 戸建てかマンションか、調査内容の充実度合いによっても異なりますが、平均所要時間は2~3時間です。

戸建てで床下や屋根裏の進入調査まで行う場合には、4~5時間前後かかることもあります。なお報告書は数日から1週間程度で送られてくるのが一般的です。当日の流れについては下記記事で紹介しています。

ホームインスペクションの診断項目と当日の流れ

Q: 調査時は立ち会うべきですか?

A: 可能であれば、立ち会いをおすすめします。

現地でインスペクターと直接やり取りすることで、報告書では伝わりにくい細かな説明を受けられます。気になる部分を直接相談できるほか、住まいに対する理解も深まる貴重な機会となるでしょう。購入後の満足度にも影響するため、時間の都合が合えば立ち会いするのがおすすめです。

納得できる住宅購入には第三者の「プロの目」が不可欠

住宅購入は人生のなかでも大きな決断の一つです。

だからこそ、外観だけでは見抜けないリスクや将来の修繕費が高くなるリスクを軽減するためにも、第三者によるホームインスペクションが強力な味方となりますプロの目で確認してもらうことで、見逃されがちな問題点を事前に把握でき、安心して購入の可否を判断できるでしょう。


売主や仲介会社と利害関係のない中立なインスペクターによる診断は信頼性が高く、購入後の後悔を避ける重要な手段です。会社選びで迷った際は、徹底した第三者性と業界トップクラスの実績を誇るさくら事務所への依頼をご検討ください。一度きりの診断ではなく、住まいの「かかりつけ医」として、安心・納得のマイホーム購入およびその後の暮らしをサポートいたします。

もっと詳しく知りたい方へ10秒で完結個人情報の入力なし

チェックシート・動画など
豪華特典を無料でGET!
  • 限定動画「戸建てにまつわる小さい声でなら言える話」
  • プロ監修!内覧会・施主検査チェックシート
  • 注文住宅トラブル防止ブック
  • 中古戸建てのコスパを見抜くポイントまとめ

ご相談・お見積りは完全無料

迷ったままにしないために。
現場のリアルをあなたに
届けます。

シェアする

友田 雄俊

監修者友田 雄俊

さくら事務所 執行役員CCO/プロホームインスペクター

大手リフォーム会社にて、木造戸建て住宅リフォームの営業・設計・工事監理に従事。外壁塗装などのメンテナンス工事から、フルリノベーションまで幅広く手掛ける。その後、株式会社さくら事務所に参画。テレビ出演にて専門家解説や各種メディア取材協力多数。

この人が監修したその他の記事

お役立ちコラム 関連記事

お役立ちカテゴリ