戸建て・保証終了前のインスペクションで100万円の節約も!

  新築戸建て住宅のアフターサービスを無償で受けられる保証期間は、2年(*)としているケースが大半です。この期間中に保証の対象箇所に不具合が生じた場合は、売り主に申し出れば無償で修理・修繕をしてもらえます。対象箇所には住宅の内装(室内建具・サッシ・玄関ドア・フローリング)や外装、屋根のほか給排水設備、電気設備や各種設備機器などが含まれることが多いのですが、売り主によって異なります。引き渡し後には、箇所と内容をしっかり確認しておきましょう。

(*)構造や雨漏りに関する瑕疵(欠陥)は法律により、10年間保証されます。

 保証期間を過ぎると当然のことながら、修理・修繕は有償になります。不具合が相次いで見つかると、修理・修繕の費用はばかになりません。期間内に生じていた不具合が悪化してから見つかり、ことのほか費用がかさんでしまった…という話も聞かれます。

 たとえば、給排水管からの漏水などがあった場合、被害範囲によっては数十万円かかるケースも。床暖房のフローリングの床鳴りを補修する際、床材だけでなくその下の温水マットまで交換するケースでは、リビングの広さや床材のランクによっては100万円程度かかることもあります。しかし、無償で修理していただける期間内であればこうした費用の発生も防げます。

 そんな困った事態の予防策としておすすめなのは、保証期限の前にプロのホームインスペクター(住宅診断士)の目で対象箇所について、不具合の有無を点検してもらうことです。

  なぜ、ホームインスペクターの目で見てもらうことが、予防策につながるのでしょうか?

 保証期間が終わるまでに、売り主主導で住宅全体にわたる点検が行われるわけではありません。住まい手自身で見ていく手もありますが、慣れていないと不具合が見つかりにくかったり、見つかってもそれが売り主負担で直してくれる範囲内なのか判断が難しいのです。

  ホームインスペクターの点検の場合、対象箇所だけでなく住宅全体にわたります。短時間で不具合を的確に見つけるだけでなく、保証の範囲かどうか迅速に見極め報告します。

 さらに、売り主から提示された不具合の修繕方法の妥当性や、適切な修繕がなされたかどうかアドバイスを受けられるのも大きなメリット。希望すれば、売り主への不具合の内容や理由の適切な伝え方を教えてもらえます。万が一、「使い方が悪いからこうなった。修理の範囲でない」などと回答されても、きちんと理由を示しながら修繕の交渉できますね。

 インスペクション・データの書類を作成してもらい、売り主に提示してもいいでしょう(弊社では料金別途)。これは、後々、住宅資産価値を維持するための「住宅履歴書」としても有効活用できます。

 こうして考えてみると、インスペクション費用を数万円程度支払ったとしても、不具合が後で見つかり有償で補修するよりも費用対効果が高いということがわかりますね。

  住宅を長く快適に使い続けるには、早め早めの点検と修繕がカギ。ひいては、トータルの維持費用を抑えることにもつながります。新築住宅を購入してから2年目を迎える皆さん、ホームインスペクターによる点検とアドバイスを検討してはいかがでしょうか。

サッシに傾きが生じている例。売り主に修繕を依頼可能

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下駄箱の天板が当初から固定されておらず持ち上がってしまう状態に

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排水管の固定が不十分で、漏水が生じている

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配管の金具の固定不良。後に配管の外れや勾配不良を引き起こしかねない

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