施主検査を前に「何をチェックすればよいかわからない」「確認漏れしそうで不安」と感じている方も多いのではないでしょうか。
施主検査では、限られた時間のなかで建物全体を確認しなければいけないため「確認したかった場所を見忘れた」「気になる箇所があったのに指摘し損ねた」といった失敗も少なくありません。
施主検査を終えて引き渡しを受けると「工事完了を認めている」と解釈され、後から不具合を指摘しても、修理対応してもらえないことがあります。
本記事では、施主検査で活用できるチェックリスト(PDF)を無料で配布します。チェックリストの使い方に加えて、見落としを防ぐための効率的な回り方も解説するため、施主検査を控えている方はぜひ参考にしてください。
無料で施主検査のチェックリスト(PDF)を入手する
✔ 32項目収録
✔ 印刷してそのまま使える
✔ 現役ホームインスペクター監修
施主検査の「全体の流れ」や「当日の持ち物」を詳しく知りたい方は、下記の完全ガイドを併せてご覧ください。
施主(竣工)検査を完全ガイド|新築の欠陥を防ぐ準備・チェック項目・不具合事例を紹介
内覧会・竣工前の方へ新築戸建てホームインスペクション
大切なマイホームを
プロの目で最終チェックしておきませんか?
内覧会・竣工検査に立会い。引き渡し後でもOK
中立・第三者の経験豊富な建築士が対応
報告書で安心して引き渡しを迎えられる

24時間受付中
ご相談・お見積りは
完全無料です!
【ダウンロード可】施主検査のチェックリスト(PDF)で確認できること
見落とし防止に役立つチェックリスト(PDF)をダウンロードする
上記のチェックリストでは、引き渡し前の施主検査における32項目のチェックポイントを以下に分類し、リスト化しています。
- ドアの開閉方向
- 壁や窓、収納の位置
- 照明器具の位置と数
- 屋外(外回り)のチェック
- 室内のチェック
- 天井裏(屋根裏/小屋裏)のチェック
- 各設備のチェック
施主検査では、一つの点検箇所に対して、あらゆる視点でチェックしなければいけません。例えば、窓を例に挙げると「種類があっているか」「位置が間違っていないか」「開閉はスムーズか」など、確認すべきポイントが複数あります。
本チェックリストは、点検箇所だけでなく確認すべきポイントも網羅されているため、活用することで、見落としを防ぎながら効率的な点検が可能です。
施主検査チェックリスト(PDF)の活用方法
ここからは、施主検査でチェックリストを活用する方法を5つ紹介します。
- 書き込めるように印刷する
- 図面と実際の仕上がりを照らし合わせる
- マスキングテープで指摘箇所にしるしを付ける
- 指摘箇所の完了確認時にも持参する
- 居住後に問題が発生した際に見返す
順に見ていきましょう。
1.書き込めるように印刷する
チェックリストは、書き込めるように印刷して、施主検査に持参しましょう。見やすく、書き込みやすい、A3サイズがおすすめです。クリップボード型の下敷きに挟んでおくと、机などの台がなくても、その場で書き込みやすくなります。
複数人で施主検査に臨む場合は、人数分のチェックリストを用意しておくと、手分けしながらチェックできるため時間短縮が可能です。
2.図面と実際の仕上がりを照らし合わせる
チェックリストには、図面と実際の仕上がりとの整合性を確認する項目も含まれています。平面図と立面図を持参して、図面と現状を照らし合わせて点検しながら、チェックリストへの「✓」を進めましょう。
図面も人数分を印刷し、チェックリストと同様にクリップボード型の下敷きに挟んでおくと確認しやすくなります。
ドアの開閉方法や窓の位置など、図面の内容を可能な限り頭に入れておくと、スムーズに点検できるでしょう。
3.マスキングテープで指摘箇所にしるしを付ける
不具合が見つかった場合は、該当箇所にマスキングテープを貼り、テープとチェックリストに同じ番号をふっておきましょう。
チェックリストには、番号に加えて、具体的な指摘箇所や状況もメモしておきます。図面との相違があった場合は、図面にも同じ番号をふっておきましょう。
チェックリスト・マスキングテープ・図面を照らし合わせることで、誰がいつ見ても指摘内容が分かりやすくなります。
4.指摘箇所の完了確認時にも持参する
指摘箇所を直してもらえたか確認する再検査の際にも、施主検査で使用した書き込み済みのチェックリストを持参すると「指摘したのに直っていない箇所」の見落としを防げます。
なお、施主検査で指摘箇所があった際は、施工会社に「いつまでに直るのか明記された指摘箇所リスト」を作成してもらい、共有してもらいましょう。
5.居住後に問題が発生した際に見返す
チェックリストは、不具合の指摘だけでなく「問題ないことを確認した」ことの証明にもなります。
例えば居住後に漏水が発覚した場合、チェックリストに問題がなかったことを示す「✓」が記載されていれば、施主検査時には漏水していなかったと判断でき、原因追究の助けになる可能性があります。
同様に、壁紙に傷を見つけた場合も、居住後に付いた傷だと判断できます。
チェックリストは、施主検査を実施した時点での状況を残しておける貴重な資料です。
プロ直伝|チェックリストを活用した効率的な点検ルート
施主検査は「外回り」→「室内・設備」→「床下・屋根裏」の順で点検するのがおすすめです。
この順番で進めると、明るいうちに外回りを確認しやすく、室内と屋外を何度も行き来する必要もありません。また、水回り設備を確認した後に、床下を点検することで、漏水の有無も確認しやすくなります。
チェックリストは点検箇所や内容別に分類されているため、あらかじめ点検ルートをメモしておくと、効率よく進められるでしょう。
以下で点検ルートを決める際のポイントについて、詳しく紹介します。
基本は「外回り」から点検する
基本的には、建物の外回りから点検することをおすすめします。外壁や基礎、屋外設備などは、外が明るい時間帯の方がひび割れや仕上がりの不具合を確認しやすいためです。また、最初に外回りの点検を済ませておくと、室内と屋外を何度も行き来せずに済み、効率よく点検できます。
ただし、雨や曇りで視界が悪い日や足元が滑りやすい日は、無理に外回りから始める必要はありません。その場合は「室内・設備」から点検し、天候が回復したタイミングで外回りを確認するなど、当日の状況に応じて順番を変更しましょう。
「室内・設備」より後に「床下・屋根裏」を点検する
点検ルートを決める上でポイントになるのが、「室内・設備」より後に「床下・屋根裏」を点検することです。
床下には、給排水管が通っているため、先にキッチンや浴室、トイレなどの水回り設備の動作を確認しておくことで、その後の床下点検の際に、配管からの漏水や接続部の異常などを発見しやすくなります。
屋根裏は、最初に点検しても問題ありませんが、床下と同様の隠ぺい部分になることから、他とは異なる視点でのチェックが必要です。そのため、床下と同じタイミングで点検した方が集中して確認できるでしょう。
ただし、床下・屋根裏の点検は危険が伴うこともあるため、インスペクターなどプロに任せることをおすすめします。
【注意】チェックリストに基づく点検だけだと安心はできない
チェックリストを活用することで、確認漏れを減らし、施主検査を効率的に進められます。
しかし、実際に起きている不具合の中には、専門的な知識や経験がなければ判断が難しいものも少なくありません。そのため、チェックリストで確認したからといって、全ての不具合を発見できるとは限らない点に注意が必要です。
ここでは、チェックリストを活用する施主検査の注意点について解説します。
一般の方が点検できない箇所もある

施主検査では、一般の方が点検できない箇所で不具合が見つかるケースも少なくありません。
例えば、床下や屋根裏への進入調査は、危険が伴うことから推奨していませんが、実際の現場では、点検口から進入しないとわからない不具合が起きているケースも多々あります。
また、建物の仕様によって、チェックリストには記載されていない重要な点検項目が存在することもあり、チェックリストだけでは、重要な不具合を見逃してしまう可能性も否定できません。
不具合の程度や対処法の妥当性を判断するのが難しい

チェックリストを使うことで、基本的なチェック項目は把握できます。しかし、気になる点があっても「改善が必要な施工不良なのか」もしくは「許容範囲なのか」は、判断が難しいところです。
また、明らかに改善が必要な不具合を発見した場合でも、その不具合が生じた原因を推測するのが難しく、施工会社から伝えられた対処法や直し方で本当によいのかも判断できません。
例えば、基礎のひび割れの中には、構造的な欠陥の可能性があるものと、通常起こり得る乾燥収縮によるものがあります。同じ「ひび割れ」でも、重要度や対処法が異なります。
一般の方が見落としやすい具体的な不具合事例については、下記の「施主検査完全ガイド」で写真付きで解説しているため、参考にしてください。
施主(竣工)検査の完全ガイド|新築の欠陥を防ぐ準備・チェック項目・不具合事例を紹介
専門家の同行で施主検査の精度を高められる

施主検査の時間を最大限有効に使いたい場合は、ホームインスペクターなどの専門家に同行してもらうことをおすすめします。
チェックリストは、確認漏れを防ぐための心強いツールです。しかし、施主検査の本来の目的は、チェック項目を埋めることではなく「欠陥や不具合を見逃さず、安心して暮らせる住まいを手に入れること」にあります。
施主検査では、発見した不具合がどの程度重要なのか、補修が必要なのか、施工会社から提案された対処法が適切なのか、といった判断が求められる場面も少なくありません。こうした判断には、建築に関する専門知識や豊富な経験が必要です。
専門家に同行してもらえれば、一般の方では気が付きにくい施工不良や将来的なリスクもチェックできるため、安心感が高まります。
また、専門的な判断が必要な部分はプロに任せることで、施主自身は仕様やオプションが注文通りに施工されているかをチェックしたり、設備の使用方法やメンテナンス方法の説明を受けたりと、暮らしに直結する部分の確認に時間を使えるという利点もあります。
その結果、施主検査を単なる不具合探しではなく、新生活を安心して迎えるための有意義な機会にできるでしょう。
「一生に一度の大きな買い物で絶対に後悔したくない」と感じたら、プロの同行をご検討ください。
もっと詳しく知りたい方へ
プロだけが知っている住宅のリアルをLINEでお届け!
- 今すぐ受け取れる4つの無料特典アリ!

「チェックリストの活用」+「専門家の同行」で後悔のない施主検査に
施主検査は、引き渡し前に住宅の状態を確認でき、不具合があれば補修してもらえる重要な機会です。チェックリスト(PDF)を活用すれば、確認漏れを減らしながら効率的に点検を進められます。
一方で、チェックリストに基づいた点検だけでは安心できないことも事実です。
住まいの品質や安全性に妥協したくない方は、チェックリストの活用に加えて、ホームインスペクターなどの専門家への同行依頼を検討しましょう。
さくら事務所は、年間5,500件以上、累計8万組以上(2026年8月時点)のホームインスペクション(施主検査への同行含む)の豊富な実績があり、不具合が生じやすい箇所を熟知しています。また、単なる調査にとどまらない、長期的な資産価値やリスク回避など踏み込んだアドバイスも可能です。
安心して暮らせる住まいを手に入れるための施主検査をサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。
内覧会・竣工前の方へ新築戸建てホームインスペクション
大切なマイホームを
プロの目で最終チェックしておきませんか?
内覧会・竣工検査に立会い。引き渡し後でもOK
中立・第三者の経験豊富な建築士が対応
報告書で安心して引き渡しを迎えられる

24時間受付中
ご相談・お見積りは
完全無料です!

























